まな板は木製を使いたい!おすすめ人気ランキングTOP15!

キッチンに必需品の「まな板」。素材は、木製・プラスチック製(樹脂製)・ゴム製などがあります。今回は、それらの商品のメリット・デメリットだけでなく、木製まな板のすべてを一挙大公開。木の種類によって違うまな板の特徴!木が持つ不思議なパワーの謎。同じ板でも安い高いがある、木製まな板の値段の秘密。素材がスッと切れて、楽しくなる包丁の使い方まで!あなたはこれを見ると、木製まな板の目利きになれるはずです。

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目次

  1. 1まな板の種類
  2. 2プラスチック製(樹脂製)のまな板
  3. 3ゴム製のまな板
  4. 4まな板のサイズの基準はシンクの大きさで選ぶのが重要!
  5. 5切る姿勢も考える!正しい姿勢で切ることが大事
  6. 6木製まな板の種類
  7. 7木製まな板ベスト15
  8. 8木製まな板は種類も様々
  9. 9木のまな板で素敵なキッチンに

まな板の種類

まな板の種類はいろいろです。素材でいえば、プラスチック製(樹脂製)、ゴム製、木製があります。形いえば長方形が主ですが、最近は丸形の物、動物柄もあります。また、木製であれば材質も多種多様です。一体どれを選んだらいいのかわからなくなります。それではまず、まな板を選ぶ際のポイントについて説明します。それぞれのメリット・デメリットについて解説しますので、あなたのニーズに合うのはどれか比べてみましょう。

まな板の選ぶ基準は「サイズ」「厚さ」「抗菌加工」「食洗機や漂白剤が使えるかどうか」「食材の滑りにくさ」「値段」を、基準としているのですが、多くのサイトは「楽」という基準で、まな板の種類は、プラスチック製(樹脂製)のまな板やゴム製をおすすめしているようです。特に、料理初心者やあまり料理をしない人は、カビ黒ずみ対策で「手入れをしなくていい」という点からおすすめするサイトも多数見かけます。

プラスチック製(樹脂製)のまな板

確かに、素材がプラスチック製(樹脂製)のまな板は、素材が木製に比べ、カラーの種類やデザインの種類やサイズの種類が豊富です。厚さのあるものは、まな板スタンドに立てたりできて、見える場所に置くには、インスタ映えするし、美しいデザインが多いプラスチック製(樹脂製)のまな板がおすすめされている理由もわかります。

では、実用性ではどうしょう。プラスチック製(樹脂製)のまな板が、見た目だけなく実用性として本当におすすめなのでしょうか。木のまな板の手入れが大変といっても、「食洗機に入れられない」「厚みがあって乾きが遅い」というだけで、毎回、使うたびに洗わないというズボラな人でない限り、カビ黒ずみがつかないように、毎回洗なければなりません。そう考えると、手入れに関しては、何製であっても気にならないと思います。

プラスチック製(樹脂製)のまな板は、あまり料理をしない人や、忙しくて手入れを簡単にすませたい人におすすめされているので、多量に食材をカットする等で利用する業務用の長くて大きい物以外は、プロの料理人は使いません。食材が滑りやすい点と、木製に比べて、硬いので包丁の当たりが悪く、刃こぼれしやすいという点や、腕への負担も大きいデメリットがあります。また、カビ黒ずみで、定期的な漂白のお手入れは欠かせません。

また、食材が硬い物を切るのであれば、重量感のあるまな板のほうが動きません。例えば、お吸い物やあら炊きにする際には、鯛の頭のぶつ切りを入れますが、あれも、鯛の歯先という部位にキチンとあたれば、スッと切れますが、いくら包丁が良くても、素人ではなかなか切れません。そうなると、叩いて切るので、プラスチック製(樹脂製)のまな板で薄い物や、重量の軽いまな板は、動くため危険です。

さらにプラスチック製(樹脂製)まな板の最大のデメリットとしては、熱湯消毒が出来ない点です。最近は100℃の物も出来ていますが、ポリエチレン抗菌力試験JIS規格適合品耐熱温度が70℃なので、70℃の耐熱のまな板が多く、熱湯消毒、食洗機利用できません。揚げたてのものを切るときなどは注意が必要になります。また、プラスチック製(樹脂製)なので、ささくれだって、それを切ってしまい、食品に混ざってしまうことがあります。

家庭用品品質表示法には、「スチロール樹脂製の種類ものに限りますが、レモン等柑橘類の皮に含まれるテルペン又は油脂によって変質するまな板があり、また、冷凍庫用に耐冷設計されていないものは、冷凍庫に入れて使用すると破裂するおそれがあります」と書かれています。冷凍庫に入れる人はいないでしょうが、柑橘系の物を切ることによって、変質する場合もあるので、柑橘系をよく使う人は注意してください。

ゴム製のまな板

他にも素材がゴム製のまな板があります。素材が木製と素材がプラスチックのいい点を合わせ持っているといわれおすすめされてるのが素材がゴム製のまな板です。切る時に腕への負担も少ないといわれています。傷やカビや黒ずみがつきにくいのが特徴です。種類にもよりますが、水を弾くので、簡単に汚れが落ち、乾きも早く、食材の色も移りにくいといったメリットもあり、カビ黒ずみ等も少なく、手入れもしやすい点がおすすめです。

ただ、軽いと、硬い物や大きな物を切る時に動きます。大きくなると、重量があります。また使い始めなどは、ゴム特有の匂いが気になるという声もあるようです。木製に比べて素材によってはやや滑りやすい種類のものあります。傷がつきにくいといっても傷がつかないわけではないので「合成ゴムまな板専用まな板削り」という、まな板削りを使い、削るため、木製まな板とあまりメリットは変わりません。

まな板のサイズの基準はシンクの大きさで選ぶのが重要!

まな板が、ご家庭のシンクで洗いやすい範囲内で、なるべく大きい種類の物を選ぶのがおすすめです。小さい種類を選ぶ人がいますが、メインに使うまな板はできるだけ大きい種類を選ぶことが重要です。例えばキャベツの千切りですが、細かく刻むときに広さがあると、こぼれません。きゅうりなども、切っていく時に、横に転がってまな板の外にいくことを経験した人もあると思います。

また、シンク入らない場合、洗いにくく水が跳ねたりして、台所の下の部分まで汚れることがあります。毎回のことですからここは重要です。シンクに入る程度のまな板で、適度の厚さ(15mm)があるまな板がおすすめです。まな板は、厚くなる分だけ重さも増しますが、厚いほど弾力性があり、滑りにくく、切る作業に安定感が出るからです。
 

木のまな板は、カビ黒ずみ対策にも乾燥が大事です。洗った後に、立てて乾かしますが、30分もすると、表面は乾いた感じになりますが、下の木口に水分が染みでてきます。まっすぐな木目にしたがって水分が下に降りていくからです。ひっくり返してみると真っ直ぐな木目部分から水分がでています。これが、カビ黒ずみの原因になります。

切る姿勢も考える!正しい姿勢で切ることが大事

調理台の高さや身長にもよりますが、前傾姿勢になりますので、力の入り方が極端だと、まな板が動くこともままあります。シート状や薄いまな板だと、硬いものを切る時に、動いてしまって、大怪我をすることもあります。まな板を紹介する記事で、包丁との相性を紹介する記事はあるでしょうが、切る姿勢まで紹介する記事はありません。料理は、疲れにくいだけでなく、危なくないを最大に考える必要もあります。

包丁ですが、人差し指と親指で包丁の付け根を持ち、残りの指を柄に添えます。切る姿勢ですが、テーブルから握りこぶし一つ分離します。利き足を斜め45度ほど開き、軽く前傾姿勢を取ります。こうすると食材が真上から見えます。また、食材を切る時は前に包丁押して切る人もいますが、引くように切るのが正しいです。

引くということは、肘が、自分の体よりも後ろに行きます。走るときに腕を引きますが、その腕の動きと同じだと思ったらわかりやすいでしょう。左手は右脇腹に手をやり、そのままスライドさせ、まな板の上まで持ってくるとちょうどいい位置になるでしょう。それが一番切りやすい、ベストポジションです。

包丁は柄の部分から、刃先まで使って刃の全部を使って引いて切ります。そうすると形も崩れません。トマトスライスなどには有効です。食材を切るのも、少ない力で切れるようになれば、過度に力を入れて、まな板が動いて危なくなる可能性が少なくなります。参考になる姿勢ですが、力を入れるそば打ちが参考になります。そばの場合は、力を入れる必要があるため前傾姿勢の角度や位置などにこだわるからです。

自分の体重のかけ方、切り方がわかれば、さらに楽になり、料理がもっと好きになるかもしれません。たくさん料理をつくることが苦にならなければ、美味しいものがたくさん並び、家族の喜ぶ顔が見れると思います。

木製まな板の種類

木製まな板の基本手入れ

一般的なまな板の場合のお手入れ方法です。 木材にカビが生える条件は、温度、湿気、養分なので、先に養分の元を洗い流します。使用後はすぐに、洗剤で洗います。汚れが気になる場合は、研磨剤を。臭いなどは、塩をまな板にすりこんで、タワシを使ってよく洗います。その後に、やかん一杯程度の熱湯をかけます。先に熱湯をかけると、汚れたまま、タンパク質が熱で固まりますので、最後に熱湯消毒します。

漂白剤は、つけおきのタイプを使います。泡状のものは木口(側面)に生えたカビの場合、木口は水分を吸うので、しっかりつけおきをするか、塗るタイプであれば多めに塗りこんでください。なお、漂白後は入念にすすぎます。すすぎが不充分の場合、変色が目立つ場合があります。カビ黒ずみは、市販の紙やすりである程度は、削り取ることも可能です。また、購入したのが専門店の場合、無料でまな板の削り直しをしている所もあります。
 

水気を拭き取ったうえでよく湿気を取るために乾燥させてください。温度が高いと過乾燥による割れ反りがありますので、直射日光に長時間当てたり、食器洗い乾燥機等は使用しないようにします。まな板を乾かす時は、なるべく風通しのよい場所で日陰干しをして下さい。他にもまな板ごとに特徴があり、一般的なお手入れ方法です。

木製まな板ベスト15

おすすめのまな板を下位から見ていきましょう。多くのおすすめサイトでは、木製のまな板の良さの基準は一枚板といわれています。ですが、食洗機等対応や、使い勝手、値段から加味しました。物は良いが家庭では使いにくい物は、下位になっています。

ベスト15合板のまな板(チーク材×メープル材)

チーク材とメープル材を組み合わせてボーダーにして作った合板のまな板です。油物等を直接おきますと、シミになります。自然素材の食器用のコーティング材ですで無害です。一枚板のまな板なら、何十年と使うことが可能ですが、合板のまな板は、木と木のつなぎ目から割れてきたりしやすいです。また、1枚板よりも、カビ、黒ずみが発生しやすいということがあります。この手はカッテングボードとして、器の様に使いましょう。

ベスト14オリーブウッドのまな板

使っていない時は、ただ立てかけておくだけでキッチンのインテリアになります。天然素材のため、形、木目、サイズがオリジナル。世界でひとつだけのハンドメイドのカッティングボードになります。その材質は強固で、ナイフなどの傷も付きにくく、何年も使うことによって味わいが増してきます。全体的、部分的に白くなっている場合、オリーブオイルを乾いたタオルにふくませ、木の表面を拭くようにします。手入れが面倒です。

ベスト13アカシアのまな板

近年東南アジア製のアカシアの食器が安価で入ってきています。サラダボールなどでの利用も多く、一枚板でくり抜かれて作られています。まな板の場合は、硬い素材で耐久性があるので、カッテングボードとして使っており、腐りにくい素材です。木目が深みのある茶色で高級感を醸し出しています。

ベスト12メープルのまな板

2000本に1本程度しか取れない大変希少な木材「バーズアイ」と呼ばれる鳥の目状のカナダ産ハードメープルです。メープルは密度が高く、強度を持ち、耐久性も高く、まな板にすると傷がつきにくいです。硬さゆえに、カッティングボードとしての利用が多いですが、「アメリカ版料理の鉄人」でメープルのまな板が映ったという情報もあり、プロの愛用者もいるようです。

ベスト11朴(ほう)のまな板

朴(ほお)という漢字から連想されるのは朴葉味噌ですが、その葉は芳香があり、殺菌作用があります。木のまな板としても利用され、最も歴史が古く、1500年以上前から使用されていたそうです。すき間の少ない中身のつまった、つまり比重が高い、硬い木ですが、適度の硬さで、刃当たりがよい一般的なまな板です。ピックなどを刺して、鰻をさばくまな板としては定番です。特に魚を多く扱う方に好まれるようです。

ベスト10ひのきのまな板

国産の檜の中で最も多くの檜オイルを含んでいるのが、南国土佐四万十の檜のまな板です。油分を豊富に含んでいるため、水分が染み込みにくく、そのためカビや黒ずみが少ない、一般的には、耐水性、防虫効果、抗菌作用にも優れているまな板であると評されます。「檜の香りが好き」という方も多いですが、臭いが嫌な方は、気をつけたほうがいいでしょう。ちなみに自然の抗菌剤、ヒノキチオールは檜よりも、ひばのほうが多いです。

ベスト9いちょうのまな板

いちょうの木は一番使用されている材質です。弾力性があり、包丁の傷が残りにくく板面も長持ちし、包丁が長持ちします。中華の料理では、木を横に切った感じで丸い木のまま使います。九州地方では、いちょうの木が最良とされ、香りが少なく、木肌が白くて水切れが非常にいいです。いちょうの葉には細胞を活性化する養分が含まれており、その為、木にも抗菌成分等と紹介しているサイトもありますが、木には含まれていません。

ベスト8ケヤキのまな板

出刃の叩きや中華包丁での使用に向いた材質であるといわれる。一般的に木目が美しいとされ、建材として最も優れた材料とされていますが、硬く摩耗に強いケヤキなので、硬いと包丁の刃先も悪くなりやすく、使うと腕が疲れます。伐採してから狂いや反りが落ち着くまで、乾時間がかかる材料です。

ベスト7青森ひばのまな板

ヒバは全国に分布しているそうですが、特に青森のヒバが有名だそうです。別名あすなろ。独特の強い香りがあり抗菌性のあるヒノキチオールを含みます。刃あたりもよく、水はけもいいです。この強い香りを好む人が使うようです。ヒノキチオールは国産の檜よりも多いです。

ベスト6桐のまな板

木製まな板の重さが気になるという方におすすめしたいのが、圧倒的な軽さを誇る桐のまな板です。桐は、抗菌作用にも優れており、乾燥も早いことも特徴です。刃当たりが非常に軽く、乾きが早いこと、復元力があることから黒ずみなどが起きにくいです。湿気を通さず発火しづらいという特徴から箪笥や、衣装箱などの高級家具などにも使用されます。ただ、軽いため、安定感に欠けるというデメリットがあります。

ベスト5竹のまな板

天然竹には優れた抗菌・防臭効果あります。木製のまな板より菌が繁殖しずらいです。また、とても軽量で、水切れが良く、乾きが早いのでカビ、黒ずみも発生しにくいです。適度な硬さがあって、刃当たりがとてもスムーズなので、肉、魚類を切っても色、臭いが残りづらいです。まれに商品によって、竹の繊維が全体的に毛羽立つ、割れることがあるようです。

ベスト4榧(かや)のまな板

榧の年輪は間隔が狭く、磨けば磨くほどに緻密で美しい木目が淡黄色の木肌に浮かび上がります。やさしく広がる特有のシナモンのような榧ならではの癒しの香りがやさしく広がります。食材に香りが移るということはありません。プロの料理人の方から、「包丁の当たりがよい」「切れ味がよい」「跳ね返りを抑え、腕にやさしく疲れない」「包丁の刃を傷めにくい」と好評です。手入れも一般的なもので大丈夫です。
 

榧は他の木に比べて極めてゆっくりと大きくなっていくため、材質は非常に緻密で、船舶や風呂桶の材料にも用いられるほど水や湿気に強いです。また、油分も豊富で水切れがよいため乾きが早く、天然の抗菌性や殺菌作用にも優れており、清潔に使うことができます。腐りにくい木で、10~15年ごとに削り直し、30~40年以上使うことができます。榧碁盤、将棋盤は、独特な上品な香りが、数十年経っても香気があり人気です。

ベスト3スプルスのまな板

アラスカやカナダに生育する木で、スプルスまな板といえば、カナダ檜のまな板のことです。スプルスは安価ということもあり、最近は、ホームセンターなどにおいてあり、檜に木目がやや大きく、多少やわらかい感じですが色は殆ど同じです。米唐檜(ベイトウヒ)と呼ばれていますが、ヒノキ科の檜とは違いマツ科の木なのです。当然、国産桧独特の芳香はありません。無難で安いことです。天然木として流通していています。
 

ベスト2ネコ柳のまな板

木のまな板では最高級の素材のねこ柳の天然木の柾目取の一枚板をまな板です。木が弾力性があり柔らかいため、包丁の刃があたった部分が一瞬へこみ、すぐに戻ります。そのため、包丁の刃を守ります。まな板への刃のあたりがソフトで、手への衝撃が少ないです。手入れも、表面が黒くなったときには、漂白剤を原液を2~3倍くらいに薄め、布か紙に染み込ませ一晩、黒くなった部分に貼っておきます。プロ仕様です。

水洗いが一番いいのですが、玉ねぎ等の野菜や、魚の臭いがつくようであれば塩をこすり付けて洗い流します。ぬるま湯をかけると野菜や、魚の臭いが染み付く原因となるので、かけるのであれば熱湯(80℃以上)がいいです。また、乾燥機に入れるのは問題ないようです。直射日光にあてても、殺菌効果はあまりないです。木のためには良くありませんので陰干しの方が良いです。

ベスト1エピキュリアン(セルロース繊維加工品)

エピキュリアン社製で、「エピキュリアン」の名称で売られているまな板。天然木の繊維を合成した素材(セルロース繊維加工品)を使用しているため耐久性に優れており、無空気孔性の表面がバクテリアをブロックしてくれます。厚みがなく、耐熱温度176℃で、食器洗浄機にも収納できる大きさです。 乾きが早くお手入れがしやすい表面です。現代のキッチンには一番使いやすいまな板だといえます。

木製まな板は種類も様々

木製まな板の木の種類お見てきましたが、ここでは、大きく4つにわけます。一枚の木材でできているものを「無垢材」といい、木目「柾目」「板目」によっても値段が違います。高いのは「柾目」です。また、接着剤などを用いて作り上げたものを「木質材料」(ハギ合せ)と呼びます。スライスした木材を何層にも重ねた合板がありますが、檜などは高いので、真ん中に別な板を入れた三層構造にしたものもあります。

木製まな板の木目の種類「柾目」

柾目とは、木は成長する上で夏場と冬場で成長が違うので、夏目(夏場は成長期の為、軟らかい)冬目(冬は成長せず寒さに耐える為硬い)が交互にきて年輪となります。木の中心部に対し樹皮側から直角に切り出すと、年輪の筋が板とが平行に並んで、縞模様になります。この部分が柾目といわれ、原木から取れる枚数が限られるので非常に高価です。

木製まな板の木目の種類「板目」

板目は冬目と夏目が幅広い曲線を描いており、硬度差の変化がゆるやかなので、柾目より刃にやさしいです。ランダムな木目の模様が、いろんな印象を与えます。木材の存在感を際立たせます。また、値段も手頃です。デメリットとしては、収縮により反りがでてしまうことがあるようです。その為、反り防止をしているまな板もあります。

木のまな板で素敵なキッチンに

ここまで、多くの種類のまな板をみてきました。個性の強い、香りの強いひばや、天然の木の良さを活かし、ひとつとして同じものはない、木目や色の濃淡に個体がでるメープル等、その人のシチュエーションによって変えていくことが出来ます。今、まな板の購入に悩んでいるのであれば、これを読んであなたのキッチンライフに、活かせるようになれば幸いです。

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