電子レンジのワット数の調べ方や違いは?上手く切り替えて電気代削減!

電子レンジのワット数は使い分けて使うことで電気代の節約などのメリットがあります。今回はワット数の調べ方や、電子レンジのワット数を切替したときの電気代の違いなどを紹介します!適切な加熱時間の調べ方もあるので、参考にしてみてください。

電子レンジのワット数の調べ方や違いは?上手く切り替えて電気代削減!のイメージ

目次

  1. 1電子レンジのワット数を徹底解説
  2. 2電子レンジのワット数の調べ方
  3. 3電子レンジのワット数の切替方法
  4. 4電子レンジのワット数の使い分け
  5. 5電子レンジのワット数と電気代の関係
  6. 6電子レンジの電気代を節約する方法
  7. 7電子レンジのワット数まとめ

電子レンジのワット数を徹底解説

家庭料理では欠かせない電子レンジは、毎シーズンごとに新製品が発売されて年々高性能になっています。その中でも用途によって使い分けが出来るワット数切替可能な種類や、お家でも高温のレシピが可能になるワット数が高い種類が人気です。

今回は電子レンジで設定するワット数の違いでどのような変化があるのか、ワット数の調べ方からどのように節約出来るのかなどを徹底解説します!

電子レンジのワット数の調べ方

家電量販店で電子レンジを見ていても数字ばかり書かれていて、どれが必要な情報かわからないという方はいませんか?電子レンジを見る時に記載されているワット数の違いや、知りたいワット数の調べ方が分かっていると製品の比較もしやすいです。

電子レンジのワット数とは?

現在家庭用の電子レンジで販売されている商品は500wのものや、800wまで選択出来るものなど種類が様々です。このワット数は消費電力量と思われがちですが、実は高周波出力を示す数値です。

ワット数で記される高周波出力は、電子レンジで食品を温める為に使われる電力を数値化したものです。数値が大きいほど電力が強くなります。電気代の節約で気になる消費電力は高周波出力の電力にプラスして、電子レンジを動かすために使われる全ての電力を数値化したものを言います。

高周波出力も消費電力も電子レンジの製品表示に並べて記載されていますのので、どちらの数字か迷った時はワット数が少ない方が高周波出力と覚えておくとわかりやすいです。

電子レンジのワット数はどこに記載されている?

電子レンジのワット数を知りたい時は、説明書に記載されている商品情報を見ればすぐわかります。自宅に説明書がない場合は、本体の側面などにもワット数が書かれているのですぐに調べることができます。

購入する時に電気代節約をメインに考えるなら消費電力のワット数を、温めの強さを参考にするなら高周波出力のワット数を見るようにしてください。

電子レンジのワット数の違いについて

食品の温め時間の目安は、高周波出力の数値で違ってきます。最近の冷凍食品はワット数別に温め時間の目安が記載されていて、家庭用でメジャーな500wと600wでの温め時間が書かれていることが多いです。また、コンビニ弁当などにはお店に置かれている1000wのレンジに対応する温め時間も記載されています。

なぜいろいろなワット数の電子レンジが存在するのでしょうか?それは温める食品の水分量に違いがあることが、大きな要因です。レンジの温めは食品に含まれる水分を温めて、食品全体を温かくするという仕組みです。水分量が多い食品の方が温まりやすく、ワット数が大きいレンジだとより早く仕上がります。

水分量が少ない食材は温めに時間がかかるので、ずっと高い温度で温めてしまうと焦げたりする可能性もあります。水分量の違いによってワット数を使い分けると、上手に温めることが出来て仕上がりも綺麗です。

電子レンジのワット数の切替方法

たくさんの機種が販売されているレンジは、メーカーや種類によってワットの切替方法が異なります。自宅の電子レンジがワット数の切り替えが可能な機種なのか、よくわからないという方は持っているレンジを見ながら参考にしてみてください。

一般的な電子レンジのワット数の切替方法

メーカーや種類によって様々な使い方がある家庭用電子レンジは、機種によっては使用するワット数を切替出来るものもあります。お弁当の種類や食品の水分量によって、使い分けが出来て便利です。

切替方法は機種によって違いますが、電子レンジの操作パネルに切替ボタンやつまみがついている場合が多いです。お好みのワット数に合わせてスタートボタンを押せば、好きな温度で温めが出来ます。牛乳など温め時間に工夫が必要なものは専用のボタンを押すと適切な温度と時間で仕上げてくれる機種もあるので、機能を上手に使うのもうまく温めるコツです。

電子レンジのワット数を調整したい場合は?

複数のワット数で調理が出来る電子レンジは、食材や用途に合わせてワット数を調整することが出来ます。レシピ本などでワット数と加熱時間の指定がある場合にも、レシピ通りの仕上がりになるので役立ちます。

水分量が少ない芋類などを加熱する時は500wでじっくり長時間加熱しお弁当など早く温めたいものは600wで短時間加熱するなど、用途に合わせて切替が出来ます。ワット数が調整出来ない機種の場合は、加熱時間を調整すると違うワット数でも同じ仕上がりに近付きます。

電子レンジのワット数の使い分け

色々な機能が付いている電子レンジですが、ワット数の違いによって変わる特性を知っておくとより効率的に使いこなせるようになります。一般的に販売されているレンジを中心に、ワット数を使い分けて上手にレンジを利用してください。

一般的な電子レンジのワット数はどれくらい?

業務用の電子レンジは1000wなどの高いワット数のものもありますが、家庭用の機種で現在販売されているものは500wや600wが多く販売されています。

500wと600wの切替が出来る機種や、100wから800wまで切替が出来て使い分けが多彩なワット数の機種も販売されています。ワット数毎に食材や用途を使い分ければ、時短で調理出来るだけでなくレパートリーが増えます。

電子レンジのワット数の使い分け【100~400W】

家庭用電子レンジでもワット数が少ない100w〜400wは、ガスコンロで例えると弱火から中火ほどの加熱になります。吹きこぼれをさせたくない煮物料理や、水分量が少ない食材・冷凍食品の解凍などに重宝します。

すべての調理過程を電子レンジで行う時は、低いワット数でじっくり温めると時間はかかりますが美味しくなります。さつまいもなどの芋類を調理する時は、低いワット数でじっくり温めると焦げ付くこともなくふっくら仕上がるのでオススメです。

電子レンジのワット数の使い分け【500~800W】

家庭用で一般な500w・600wの電子レンジから800wの高いワット数を使う場合は、すでに調理済みの食材を温める時に便利です。高温の加熱が短時間で可能になるため、効率よく全体を温めることが出来ます。冷凍食品のパッケージにも、500wや600wに対応した加熱時間が記載されています。

ワット数を記載されている数値より高くすると早く温まりますが、温まりすぎて焦げ付く可能性があるので記載されている時間を守るようにしてください。ワット数が記載されているものと違う場合は、適切な加熱時間を変換して温めるようにしてください。

電子レンジのワット数と電気代の関係

家電を利用する時、どうしても気になるのが電気代です。電子レンジを購入するときにも参考にしたい、ワット数の違いと電気代の違いを徹底解説します。電気代の節約にも利用できる適切な加熱時間の調べ方もあるので、日々の家事で参考にしてください。

電子レンジの電気代はワット数で変わる?

家電を買う時に気になる電気代ですが、電子レンジの電気代は温めに必要な高周波出力のワット数よりレンジを動かすための消費電力が大きく関わってきます。電気代を気にする場合は高周波出力のワット数ではなく、消費電力のワット数をみて購入してください。

消費電力の調べ方は高周波出力と同じところに記載があるので、電子レンジの側面や説明書などを参考にしてみてください。

電子レンジのワット数によって消費電力はどのくらい違う?

 

消費電力1分あたりの電気料金目安600W(消費電力1180W~1200W)0.38円

1000W(消費電力1240W~1310W」0.46円

ワット数が高いとかなりの電気代を使うイメージがありますが、実際には家庭用の600wのレンジとコンビニなどの業務用のレンジで1分間に0.08円ほどの違いしかありません

節約のために低いワット数で加熱して長く電子レンジを使うよりも、高いワット数で短時間加熱するほうが電気代が安く済む可能性が高いです。ちなみに電子レンジとオーブンレンジでも大きく電気代の違いはなく、どちらも使用時間を節約することで電気代が変わってきます。

ワット数を気にするよりも、加熱時間を適切に守ることや電子レンジの使い方を工夫することで電気代節約が出来ます。冷凍食品などはパッケージに記載されている加熱時間や温め方を守って調理することが節約の近道になります。

電子レンジのワット数で調理時間を換算する方法

W数の計算の仕方

レシピの調理時間×(レシピのW数÷自宅のW数)=調理時間

冷凍食品などに書かれている電子レンジの加熱時間が自宅の電子レンジのワット数と異なる場合、加熱時間が分からなくて調理ミスをしてしまったという方はいませんか?火力の違いで短時間の加熱でも調理の仕上がりが大幅に変わってしまう可能性があります。自宅の電子レンジに対応する正しい加熱時間を調べる必要があります。

加熱時間の調べ方は、上記の計算式を覚えておけば簡単に調べることが出来ます。冷凍食品はもちろんのこと、レシピに記載されている加熱時間もこの調べ方で適正な加熱時間がわかるので調理の幅が広がります。

計算が面倒な方は、加熱時間の計算サイトでの調べ方がおすすめです。必要な数字を入れるだけで過熱時間を自動変換してくれるので、時間がない時にも重宝します。

電子レンジワット数と加熱時間 - 高精度計算サイト

電子レンジの電気代を節約する方法

少しでも電気代を安くしたい方のために、電子レンジを使う時に出来る節約術をいくつか紹介します。少しの工夫で毎月の電気代が変わってくるので、毎日意識して電子レンジを使用するように心がけてみてください。

電子レンジに物を入れ過ぎない

一度にたくさんの食材を温めたら時間がかからず効率がいいと思われがちですが、電気代節約には逆効果になる可能性があります。中にものを入れすぎると容器が重なっているところの熱伝導率が下がってしまうので、うまく全体が温まりません。

重ねて加熱して中まで温まっていなかった場合、再度加熱する時間も電気代ももったいないです。少量ずつ短時間の加熱を繰り返すことで、二度手間を防ぎます。どうしても複数のものを温める場合は複数の容器を温められる台座などを使って、温めるものが重ならないように工夫するとうまく温まります。

電子レンジ内を綺麗にする

電子レンジの中に汚れがたまっていると電子レンジがうまく稼働せず、温めに時間がかかってしまう可能性があります。電子レンジ内の壁、ファンの周り、ターンテーブルなどは特に汚れがつきやすい場所でもあり、ひどい汚れが付いていると電子レンジの性能が落ちやすい箇所です。

使うたびに拭き掃除をしたり定期的に大掃除をしてあげると、温め効率もよくなり節電に繋がります。電子レンジ専用のお掃除グッズを使ったり自宅にあるクエン酸などで清掃すると、臭いもとれて綺麗になるのでおすすめです。

温めるものを置く場所

ターンテーブル式の電子レンジは温まり方にムラがある可能性があるので、食品を置く場所を工夫する必要があります。中央に置いた方が温まりやすく思われがちですが、実は外側の方が早く温まります。温まりやすい場所以外に置くと適正な時間で過熱しても中まで温まっていなくて、再度温めなおす必要がある可能性もあります。

機種によって温まりやすい場所は異なります。温まりやすい場所の調べ方は電子レンジの説明書などに書いてある場合が多いので、そちらを読んでみるのが1番確実です。自宅の電子レンジの特性を知って、効率よく加熱するようにするのが節約のポイントです。

温める時間を工夫する

電力会社の自由化により、電気料金は現在様々な料金プランの契約があります。その中でも時間帯によって電気代が安くなるプランは、うまく使えばかなりの電気代節約になります。例えば夜の電気代が安くなるプランは電気代の高い昼にはガスコンロなど電気をあまり使わない調理がメイン、安くなる夜には電子レンジを使う料理を作るなどの工夫をします。

一回の使用電力は微々たるものでも、電気代の安い時間に毎日使うと月々の電子レンジの電気代はかなり変わってきます。電気代が高い時間にガスを使ってたくさん料理を作り置きしておいて、安い時間に電子レンジで温めるだけで食事ができるように家事スケジュールを組むなど工夫をしてみてください。

ラップを使う

電子レンジを使わずに料理をする場合、例えば鍋で料理すれば蓋を使いますよね?蓋の役割は、鍋の中の熱を逃がさないことです。鍋の中の熱を逃がさないことでより加熱効率を上げることができるようになります。

電子レンジを使った調理でも同様です。ラップをかけることで加熱効率を上げることができるようになります。

温めの時に使うラップも、電気代節約にはとても役立つアイテムです。温めの時に水分が飛ばないようにかけるラップですが、ラップで蓋をすると中で熱が循環して隅々まで温まって短時間で食品を温めることが出来ます。

すでに調理してある料理を温める時にとても有効な時短テクニックです。あまりぴっちりラップをかけるのではなく、余計な熱を逃しやすいように少しふんわりかけるのがコツです。ラップがもったいない方は電子レンジで加熱する用のシリコンカバーなどを使うと、ラップと同じ効果が得られて繰り返し使えるので経済的です。

解凍機能はなるべく使わない

電子レンジの解凍機能は短時間で食材を解凍出来るので便利なのですが、3分〜4分ほどの加熱時間が必要です。通常の食品温めよりは長時間になるので、電気代も高くなってしまいます

急ぎで温めなくてもいい場合は冷凍庫から冷蔵庫に移し替えて解凍したり、フライパンの弱火でじっくり解凍する方法もあります。流水で解凍すると、電子レンジで解凍する時間とそれほど変わらず解凍できるのでおすすめです。



 

電子レンジのワット数まとめ

ご家庭の電子レンジを有効利用できる情報をお届けしました。様々な種類が販売されている電子レンジは、ワット数の使い分けで料理の幅が広がる家庭料理には欠かせない家電です。新しく電子レンジを買い替える方も、対応できるワット数を比べてより使いやすいものを選んでみてください。

ワット数の切替をして使い分けしたり食品の置き方などを工夫することによって、かなりの電気代節約も出来ます。電子レンジのワット数を上手く利用して、お得に時短料理を楽しんでみてください!

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