薄型テレビのおすすめランキング！壁掛けタイプなどの価格も紹介！

テレビは今や家庭になくてはならない存在になっています。戦後間もないことに登場した白黒のブラウン管テレビは登場したての頃はとても高価なものでした。やがて一般家庭に普及するようになり、白黒からカラーへ、そしてブラウン管から液晶やプラズマテレビへ、そして時代は有機ELテレビへと進化しています。設計もブラウン管の頃と比較にならないほど薄型設計になり、同時に大画面化しています。

ブラウン管テレビの時代には32インチクラスが最大でしたが、今やテレビのサイズは100インチを超えるものまで登場しています。有機ELテレビが最も最新ですが、主流は液晶テレビです。同じ液晶テレビでも解像度が様々でフルHD画質から4K画質、そして8K画質も登場しています。家電量販店のテレビ売り場にはたくさんのテレビが展示しており、どれが良いのか迷ってしまいます。価格の差の説明も難しいのが現状です。

今、人気の薄型テレビについて紹介します。各メーカーが製造、販売していますが、特徴とともにおすすめの薄型テレビをランキング形式で10商品紹介します。また話題の有機ELテレビとは何か？そして正しいテレビの選び方なども併せて紹介します。テレビの買い替え需要は約10年から15年と言われています。そろそろ買い替えの時期を迎える人は、テレビ選びの参考にしてみてください。

今テレビの主流は薄型テレビです。メーカーも機能を損なわずに設計を工夫して薄型にしています。薄型にすると家電製品がリビングなどを圧迫しない為、部屋を広いまま利用できます。特にテレビの場合には、大型化も同時に進んでいます。壁を上手に利用するとリビングのスペースを損なわずに大画面のテレビを設置できるメリットがあります。壁の材質などによっては壁掛けとして利用することもできます。

リビングに置くメインのテレビの売れ筋価格帯は10万円台のテレビです。大型化したり解像度を高めると当然価格も比例して高くなります。100万円近くするテレビも堂々と販売されており、価格帯も範囲が広くなっているのが特徴です。しかし一番売れ筋なのは10万円台のテレビで予算をこの程度に考えている人が多いことがわかります。新機能を搭載したテレビは価格が高いのですが、サイズで手の届く範囲にすることもできます。

画質がフルHDか4Kが販売されている主流です。以前は50インチ以上の4Kが多かったのですが、最近は50インチ以下の4Kが登場しています。4Kを探しているのであれば、50インチ以下であれば、予算内に収めることができます。逆に大型テレビを希望するのであれば、フルHDが人気です。50インチ以上で4Kになると20万円台以上の価格になってしまうため、サイズと解像度でバランスが保たれています。

リビングの広さにもよりますが、50インチ以上のテレビは人気上昇中です。家庭での壁掛けは重過ぎるため難しいことが多いのですが、やはり大画面化は時代の流れです。また二台目以降のテレビとして32型以下のモデルも売れ筋です。セカンドテレビとして寝室や自分の部屋用に購入する人が増えています。画質はあまりこだわる人が少なく、サイズが小さめであるため4万円を下回る価格で購入できるケースもあります。

ブラウン管テレビはテレビの内部に真空管が設置されており、光をそこから画面いっぱいに当てて画像を出力する方法です。画面が大きくなれば真空管も同時に大きくなるため奥行きの長さも必要になります。またその分重くなるため大きさには限度がありました。これに対して液晶テレビは縦横に並んだ細かい点が発光色となり、映像の後ろから光源を当てる仕組みです。奥行きのスペースが必要なる事と、大きさも自由度が増します。

画面サイズに関わらず奥行きはほとんど変わらないことと、省電力が利点となりテレビは液晶の薄型テレビが主流となりました。同時期に発売されているプラズマテレビはプラズマ放電を利用して発光させる点が液晶テレビと異なります。価格も高く耐用年数も短い為、液晶テレビに押されていつしか製造しなくなっています。液晶テレビの耐用年数は約20年といままでのテレビの歴史の中で最も長いのが特徴です。

さらに企業の努力により軽量化も進んでいます。スピーカーや部品の軽量化により壁掛けできるほどの重さにまで軽量化できています。家庭で薄型テレビを壁掛けするには壁の材質の問題や壁掛けの専用金具を必要とするためあまり一般的にはなっていません。しかし企業の会議室などでは壁掛けテレビを設置することで省スペースを実現させています。大画面でも壁掛けにすれば、スペースを犠牲にせずに設置可能です。

薄型テレビが主流ですが、液晶テレビの次世代のテレビとして注目を集めているのが有機ELテレビです。液晶テレビの技術が高いことかた満足できますが、それでも欠点があります。それは光をバックライトとして当てているためコントラストに限界があるのです。特に黒の表現が苦手です。少ない光量でも光があるため薄明るくなってしまいます。また視野角による違いも液晶の欠点です。見る角度によってはコントラスト変化があります。

この欠点を解消させた技術が有機ELです。素子の反応が早い自発光システムを取り入れることで色の三原色をきちんと表現できるようになったのです。黒は黒らしく美しく表現できるようになったのが有機ELテレビです。コントラスト高めることにより、はっきりと映像を表現できるほか、残像が出てしまう現象を解消、そして視野角が変化しても同じ映像を見ることができるのも有機ELテレビの特徴です。

まだまだ市場では価格が高く、一般市民が簡単に買える金額ではありません。その点からしても液晶テレビが主流です。有機ELテレビは発光に関する改善でありますが、自発光システムにより薄型をさらに進めることが可能です。1センチ以下の超薄型のテレビも登場しています。液晶では重すぎてできなかった壁掛けも有機ELが普及することによって、ますます一般的になる可能性もあります。

薄型テレビを選ぶ際にはいくつかのポイントがあります。当然第一に予算である価格がありますが、選ぶ基準は価格だけではありません。まず大きさです。大画面のテレビが主流で同じ価格であれば、大きいテレビを選びがちですが部屋サイズにマッチするサイズ基準があります。6畳以下の部屋であれば、29インチ以下がおすすめです。12畳クラスまで広がると32インチから49インチまでがおすすめサイズになります。

50インチ以上のテレビは12畳以上のリビングなどに適しています。狭い部屋に大きい薄型テレビは逆に見にくく疲れてしまうため、部屋のサイズに合った薄型テレビサイズを選ぶのがポイントです。次に解像度です。フルHDと4Kが主流ですが、4KはフルHDの縦横の解像度がそれぞれ2倍あります。その分繊細な映像を見ることができますが、映像が4Kに対応していないと意味がありません。4K映像を見る機会があるかで判断しましょう。

LEDバックライトの違いも考慮すべき点です。同じ液晶テレビでも直下型とエッジ型の二種類があります。直下型はムラができにくい敷き詰められた形です。中上位機種に採用されていることが多くなっています。エッジ型は消費電力も抑えつつ本体価格もリーズナブルです。また、テレビのオプション機能も見逃さないようにします。チューナー数や録画有無、無線LAN対応などテレビは進化しています。これらも比較対象となります。

おすすめ薄型テレビをランキング形式で紹介します。おすすめの10機種を厳選して紹介します。ランキング10位はLGエレクトロニクスの55UJ6100です。コストパフォーマンスに優れているのがLGエレクトロニクスの商品です。有機ELテレビを最初に発売したのもLGエレクトロニクスで話題になっています。何といっても55型で80000円台の価格です。LGエレクトロニクスはパネルメーカーであり液晶には絶対的な自信があります。

液晶テレビであるにも関わらず、視野角を変更してもコントラストの差が出ないように工夫されています。HDR対応で、一コマ一コマの再現力を向上させているのが特徴です。明るさや色をきれいに表現できるとともに大画面を実現させているおすすめ製品です。スマートなデザインもおすすめポイントです。枠ギリギリまで迫る液晶画面で、55型以上の大きさを感じさせてくれます。

ランキング9位はパナソニックビエラのTH43FX600です。薄型設計で省スペースを実現したテレビです。43型でも4K対応です。パナソニックのビエラには上位モデルがたくさんありますが、大きさと価格、薄さのどれをとっても納得できるテレビです。ダブルチューナー搭載で2チャンネルを同時に見ることもできます。コンパクトさが売りで、専用の部品や金具を購入することで自宅での壁掛け設定も可能です。

ビエラは、上位機種で採用された機能をどんどん下位機種にも採用しています。そのため、数年前の最新機能を下位機種のリーズナブルな価格で購入することができます。43型ですが価格は約80000万円で販売しています。話題の4K薄型テレビですので、高画質な映像を楽しむことができます。次々と新しい薄型テレビが登場する中でお買い得の商品の一つです。ぜひおすすめです。

とにかく大型の薄型テレビを安い価格で購入したいと考えている人におすすめの製品がシャープのアクオスLC60U45です。サイズは60インチです。100インチを超えるテレビが出ているのと比較すると小さいと考えがちですが、一般的な大型のテレビサイズが50インチ以上と考えれば、60インチは十分大型です。大迫力の映像を楽しむことができます。4Kですので、よりきれいな映像を楽しむことができます。

価格は何と12万円程度です。60インチの薄型テレビは20万円以上する製品が多い中での10万円台前半の価格はお買い得です。トリプルチューナー搭載で外付けのHDDを取り付けて録画も可能です。液晶のシャープですので品質も安心です。エッジ型を採用していることが安くできる理由ですが、液晶の技術力が高いシャープですので、コントラストなど不満を持つことなく大型の薄型テレビを満喫することが可能です。

大手家電メーカーの一角に位置する東芝からもレグザを販売しています。テレビコマーシャルでも有名ですが、その58M510Xがおすすめです。サイズは58インチ型でとても大型の薄型テレビです。しかも4Kの解像度です。これで価格は11万円台です。テレビを買い替える予算内の価格に十分おさまります。エッジ型の液晶を採用していることが価格が安く設定できる要因です。レグザは高解像度エンジンにこだわりを持っています。

東芝レグザの上位機種と比較すると機能面や性能面で物足りなさを感じることがありますが、高解像度エンジンの工夫により、ストレスなく大画面を楽しむことができる製品です。チューナーはトリプルチューナーを搭載しています。レグザはテレビの各種製品の中でも耐久性や使いやすさ、コストパフォーマンスどれをとってもユーザー評価が高い製品ですので、安心して使うことができる薄型テレビです。

シャープのアクオスの中でハイグレードモデルに位置するのがLC55US5です。話題のアクオススマートエンジンを搭載した製品です。液晶ですが、自社開発の液晶技術により黒色の表現時に光の映り込みを最小限にとどめることができるなど最新の技術を駆使した製品でもあります。プラスアルファ音質にも拘っており、サブウーファー搭載するなど映像の次に大事な音にもぬかりなく対応しています。チューナーはトリプルです。

これで価格は14万円台だから驚きです。サイズは55インチで申し分ありません。大画面の薄型テレビに加えて4K映像、そして低価格と三拍子そろった製品です。またOSにアンドロイドを搭載しており、アプリによる拡張機能やインターネット活用も簡単に楽しむことができます。さらにシャープおすすめのAIoT機能も搭載しており、家族など利用している人の状況を上手に学習して活用してくれる優れものの薄型テレビです。

パナソニックの4Kビエラの中でハイスペックモデルに位置しているのがTH55FX800です。サイズは55インチ型です。エントリーモデルと比較して様々な機能や性能を搭載しています。ヘキサクロマドライブは色の表現力を向上させたパナソニックの技術です。中核技術として採用されている3次元カラーマネジメント回路をさらに進化させて採用しています。ハイコントラスト表現も問題なく表現できるように進化しています。

液晶で苦手分野である視野角を変更することによる見え方についてもIPSパネルを採用することで解消させています。さらに高輝度に対応し、日中の明るい時間帯でも見やすい画面構成になっていることもエントリーモデルとの違いです。直下型の液晶でトリプルチューナーを搭載しています。価格はハイスペックモデルだけあって約20万円しますが、高いだけの価値がある製品です。

ランキング4位は東芝レグザの55M520Xです。液晶テレビとして業界初の4Kテレビチューナーを搭載しているのがこの薄型テレビです。地上デジタルなどの2Kチューナーをトリプル、そして4Kチューナーを一つ搭載しています。今後始まる4K放送を見るのに適している薄型テレビです。以前のレグザのプレミアムモデルに搭載されている機能を惜しみなく採用しているハイグレードモデルがこの薄型テレビです。

4Kに特化したレグザエンジンを搭載し、高画質を実現しています。2画面表示のダブルウィンドゥも搭載しています。音質面でも迫力あるサウンドを出せるようバスレフ型フルレンジスピーカーを搭載しています。画面サイズは55インチ、直下型の液晶画面です。価格は15万円台です。大きさだけでなく映像や音質にもこだわりを持っている人にはおすすめの製品です。東芝レグザの最新モデルです。

4Kブラビアのプレミアムモデルが20万円を下回る価格で登場しています。画面サイズも55インチあり申し分ありません。ソニーは音響の会社です。音質には他社を圧倒する機能が満載です。薄型テレビの弱点は音響です。これにメスを入れて改善させステレオスピーカーを搭載したのがこのモデルです。薄型テレビの中では最高クラスの音質を再現できると人気の商品です。高性能の3wayスピーカーで満足する音で楽しめます。

画質もこだわりがあります。4Kアップコンバート機能です。通常の2K映像を4K画像にアップコンバートしてくれる機能です。より美しい映像を楽しめるようになります。androidTVも使用しており、テレビでインターネットを通じて情報の収集や配信を行う事も可能です。チューナー数は2つですが、録画機などを別に保有しているのであれば、チューナー不足に悩まされることはありません。

ランキング第二位はテレビ買い替え予算内に十分おさまる最新の有機ELパネル採用の薄型テレビです。この価格で購入できる有機ELパネルのテレビはLG以外ありません。国内メーカーの価格とは比にならない価格で販売しており、最新の有機ELを欲しいと思っている人に注目されているテレビです。その映像の美しさはどんなに液晶の工夫や改善を行ってもたどり着くことができないものです。店頭で一度見てほしい画面の美しさです。

もちろんサウンド面も抜かりがありません。臨場感あふれるサラウンド効果を出せるように工夫されています。有機ELの薄型パネルを採用しているため、専用金具などを用いれば壁掛けにすることも可能です。大きさは55インチで申し分ありません。チューナーはダブルチューナーを搭載しています。今話題の有機ELテレビを20万円程度で購入できる唯一の製品です。一度有機ELの虜になればもう液晶テレビには戻れません。

テレビの買い替え予算である20万円を超過してしまいますが、ランキング堂々1位の製品はパナソニックビエラの有機ELテレビです。プラズマテレビと同じ自発光式を採用していることもあり、プラズマテレビの技術力を結集して作り上げた製品です。長年プラズマテレビで培った映像技術を有機ELテレビに採用していることもパナソニックの強みです。4K画像を楽しむための映像技術が惜しみなく採用されています。

有機ELテレビでは暗いシーンでの補正が注目されていますが、明るいシーンでの補正にもこだわり、どのような場面でも動的に補正する仕組みが採用されています。トリプルチューナーを搭載し、周辺の環境も妥協はしていません。予算が許すのであれば、最新の有機ELテレビを購入するのもおすすめです。安心と技術の日本メーカーの製品ですので、これから10年以上使う薄型テレビとしては最適です。

今、薄型テレビが主流です。液晶テレビがメインですが、最新の有機ELテレビもどんどん登場してきています。薄型テレビの特徴は画面サイズを大きくできることです。その分コントラストなどがシビアになりますが、技術革新により4Kや8Kの解像度の薄型テレビも登場しています。売れ筋は10万円台のテレビです。これだけの予算があれば、ハイグレードのテレビを購入することは十分可能です。

薄型ですので、壁掛けなどにも適用できるため部屋のスペースを損なうことなく大型のテレビを設置できます。壁掛けの場合には壁の強度や専用の壁掛け金具などが必要になりますが、インテリアとして一体化させることができるメリットがあります。大画面で見る映像は迫力が違います。最新の薄型テレビに買い替えてテレビライフをもっと楽しいものに変化させてみませんか？