チャーハンをパラパラに仕上げる方法は?IHでもできる簡単なコツ!

ご飯がたくさん余ったとか、わざわざ外に食べにでかけたくない時など、お店で食べるようなパラパラのチャーハンを失敗せずにご自宅で作ってみませんか?シンプルだからこそ難しく感じることもありますが、何度か作ってみれば簡単にコツがつかめます。そして一度コツがわかれば具材を変えてレパートリーが広がるレシピと献立を考えてみましょう。ここではガスコンロでなくてもIHで出来る簡単なパラパラにするコツとレシピ、合わせてチャーハンに合う献立を紹介します。

チャーハンをパラパラに仕上げる方法は?IHでもできる簡単なコツ!のイメージ

目次

  1. 1IHでチャーハンをパラパラに仕上げることができる?
  2. 2ご飯は冷たいものではなく温かいものを使う
  3. 3具材はシンプルに!
  4. 4卵の特性を活用する
  5. 5油は少なめでパラパラに仕上がる
  6. 6IHで失敗しないチャーハンのための道具選び
  7. 7チャーハンをパラパラに仕上げるためのお米選び
  8. 8失敗しないパラパラしたチャーハンのレシピ
  9. 9チャーハンをパラパラに仕上げる裏技!
  10. 10チャーハンに合うおすすめの献立を考えてみよう!
  11. 11IHでも失敗しない!チャーハンをパラパラに仕上げるコツのまとめ

IHでチャーハンをパラパラに仕上げることができる?

街のお店で食べるパラパラのチャーハン。自宅で作っても仕上がりがベタベタしてしまったり、脂が多くてベッチャリしてしまうことはありませんか?ガスコンロで中華鍋を使う場合は、油を多めに使い強火で鍋を動かしながら作るイメージがありますが、同じ様にIHで作るとチャーハンがベッタリと仕上がってしまいます。

IHで作るチャーハンは鍋を動かさずに作りますので、腕力の少ない女性でも無理なく簡単にチャーハンを作ることができます。さっそく、失敗せずに簡単に作ることができるパラパラのチャーハン作りの4つのコツを紹介していきます。

ご飯は冷たいものではなく温かいものを使う

チャーハンのメインはご飯です。パラパラのチャーハンを作る方法は、ダマにしないことと水分を飛ばすことです。フライパンの中で冷たいご飯をほぐしていると、時間がかかりすぎて逆にベタベタに仕上がってしまいます。

IHでチャーハンをパラパラに仕上げるためのコツ①

余ったご飯が冷たくなったのでとか、冷凍ご飯があるのでという理由でチャーハンを作ろうと思う方も多いはずです。でも、ご飯は必ず温かいものを使って下さい。できれば熱々が好ましいのです。冷たいまま炒めるとダマの原因になりますし、ほぐすために調理時間がかかってしまいます。まず、ダマを作らないというのがコツです。

冷たくなったご飯を電子レンジでの温める場合はラップをかけずに温めます。冷凍のご飯もラップを掛けずに解凍したものが良いのですが、ぴったりとラップに包れたものを外すのも面倒ですね。その場合はラップのまま温め終わったらすぐにラップを外してほぐします。ラップの内側についた水分を逃がすようにして下さい。

具材はシンプルに!

パラパラのチャーハンを作るための方法として、水分を少なくするために野菜の種類と量を考えてみてください。水分の多い野菜をたくさん使うとベタついてしまう結果になります。

IHでチャーハンをパラパラに仕上げるためのコツ②

具材は種類も量も少な目に準備します。チャーハンに使う野菜は、玉葱など水分の多いものは量を少しにしてください。玉葱よりキャベツなど水分の少ない野菜を選ぶと失敗がありません。街の中華屋さんを見習って、チャーハンも卵・長ネギ・焼き豚などのシンプルな具材もよいです。

小さく刻んで準備する

作り始める前に材料を刻んで準備することが大事です。加熱時間を短くするために小さく刻んだり、生のものはあらかじめ加熱しておきます。調味料を含めて全ての材料を揃えてからチャーハンを作り始めましょう。

卵の特性を活用する

チャーハンにはずせないのが卵です。卵のたんぱく質でご飯の一粒一粒を包み、水分を外に出さないという働きを利用します。お店では予め卵だけを炒めておく方法が多いのですが、ご家庭ではご飯と卵を一緒に炒めて作るのが一般的です。

IHでチャーハンをパラパラに仕上げるためのコツ③

ご飯を卵でコーティングし水分を出さないように閉じ込めてしまう方法が有効です。卵は3~4回に分けて加えるのが良いと言われています。その他に、ご飯に卵を混ぜて卵かけご飯の状態にしたものを炒めるという方法が人気があります。どちらの方法でも卵がご飯の一粒ずつを包み、ふんわりと仕上げてくれます。

卵はご飯とよく混ぜて卵かけご飯にしてから炒めるのがコツ!

まずご飯をフライパンに入れ、その上に卵を加える場合は3~4回に分けていれるのがよいと言われています。でも卵をご飯に混ぜて卵かけご飯を作り、それをフライパンに入れて炒める作り方があります。後者のほうが失敗なくパラパラになりやすいのでお勧めです。

その卵かけご飯で作るチャーハンをパラパラに仕上げるコツがもう一つあります。それはフライパンに卵かけご飯を入れたらすぐに混ぜない事です。かき混ぜないでそのまま加熱します。フライパンに接している部分にじっくり火が通りよく焼けるまで、そのまま動かさずに待ちます。充分に焼けたらフライ返しや木べらをご飯の下に差し入れて、ご飯の天地をひっくり返します。

油は少なめでパラパラに仕上がる

IHでチャーハンをパラパラに仕上げるためのコツ④

強火で手早く仕上げるには油を多めに使うのが従来のやり方でした。しかし、IHでは中火で充分作れることと、IHで使うフライパンは焦げ付かないようにテフロン加工などをしているものが多く、油が少なくてすむようになっています。油少な目でも焦げ付く心配がないので、IHで理想のパラパラのチャーハンを作ることができます。

火加減は中火でフライパンをよく熱してから材料を入れる

IHで作る場合の火加減は強火ではなく中火にしてください。まずフライパンを中火でよく熱してから材料を入れます。そのまま中火で慌てずにゆっくりと木ベラなどでご飯を下からひっくり返すようにしながら混ぜ合わせるように炒めると、パラパラのチャーハンが出来上がります。

IHで失敗しないチャーハンのための道具選び

チャーハンを作るとき、お店ではガスコンロを使うので中華鍋を使いますが、ご家庭のIHでは接地面積の少ない中華鍋ではなくIHに向いたフライパンを使います。フライパンはIH用と記載のあるものを購入してください。海外や国産のお洒落なブランドのものがたくさんありますので、楽しく選んで下さい。

IHに向いたフライパンを使う

フライパンは底が平らでIH用と表示のあるものを買いましょう。底が平らになっていてIHのクッキングヒーターへの接地面が多い設計になっています。内側はダイヤモンド加工・マーブル加工等、何らかの加工が施されて、材料を炒めるうえで滑りが良く焦げ防止など扱い易くなっています。

IHで作るチャーハンは、フライパンのなかでお箸を使って炒めるというより、ご飯をひっくり返すという作業が伴いますから、少し高さのあるものが適しています。高さの部分が浅く外側に角度がついているより、垂直に近いもので内側に丸みのあるものがご飯をまとめ易いのでお勧めです。

フライパンを傷つけない道具を選ぶ

フライパンを傷つけすにご飯や野菜を炒めることができる道具を用意しましょう。木ベラやシリコン素材のものが適しています。フライ返しも金属ではなくシリコン等柔らかい素材のものを選んで下さい。カラフルな色もたくさんありますからキッチンの色に合わせて選ぶと楽しいものです。

チャーハンをパラパラに仕上げるためのお米選び

水分の少ないお米というと、タイ米や中国米、カリフォルニア米などが挙げられますが、お米は日常で使っているもので大丈夫です。少し硬めに炊いたものがチャーハンに適しています。ただ、タイ米などアジアのお米を使うといつもと違う風味がありますので、アジアンCafe風に使ってみるものお勧めです。

玄米ご飯を使うとパラパラのチャーハンが出来上がります。玄米は白米の5倍の食物繊維が含まれ、噛み応えがあるので満腹感が得られます。チャーハンには野菜を少なめにとお勧めしましたので、玄米で食物繊維を補ってみてはいかがでしょうか?手軽に入手でき、ヘルシー感たっぷりの玄米は、水分が少ないためにチャーハンにしてもパラパラになります。

失敗しないパラパラしたチャーハンのレシピ

ご飯・具・卵・油の4つのコツは役に立ったでしょうか?次に、お家にある材料で簡単に作れるレシピを紹介します。具材を替えてレパートリーを広げてください。

鮭チャーハンのレシピ

冷蔵庫に常備の鮭で作るチャーハンです。塩鮭でも作れますが、その場合は塩を加えなくても大丈夫です。また、鮭皮を刻んで入れると香ばしくて美味しい鮭チャーハンが完成です。

あんかけチャーハンのレシピ

とろとろのとろみのついた餡かけチャーハンは、パラパラの米粒を優しく包んで口に運んでくれます。するすると入って行くので食べ易く、レタスと卵で彩りもよいのでお子様からお年寄りまで万人向けのチャーハンです。

海老チャーハンのレシピ

お弁当にも喜ばれる、冷めても美味しいえびチャーハンのレシピです。冷凍小エビはそのままフライパンに投入できます。料理酒を少し加えるのと臭みを消すだけではなく、防腐の役割もありますので暑い時期でも安心です。

醤油味チャーハンのレシピ

味付けの調味料は醤油だけのレシピです。お料理の不慣れな人でも本格派の味に仕上がることでしょう。お酒を飲んだ後にも食べたくなるチャーハンです。

明太高菜チャーハンのレシピ

もうすっかりお馴染みになった高菜チャーハンに明太子が加わった豪華版です。プチプチとした明太子の食感と高菜の個性がマッチした大人のチャーハンになりました。

蟹チャーハンのレシピ

あんかけチャーハンのレシピをもう1つ紹介します。蟹缶を使ってチャーハンだけでも豪華な食卓になること間違いないしです。実は、パラパラのチャーハンはあんかけととても相性が良く、是非お勧めしたいレシピです。

玄米キムチチャーハンのレシピ

白米と同じくらいの糖質量ですが、食物繊維が多いのでたくさん食べてもヘルシーな玄米を使ったキムチチャーハンのレシピです。玄米を使うので水分の多いキムチを使っても、失敗することなくパラパラのチャーハンに仕上がります。

チャーハンをパラパラに仕上げる裏技!

ひと手間かかりますが、この裏技で簡単に失敗せずにパラパラのチャーハンが出来上がります。是非試してみてください。

卵は白身と黄身にわけて使う

卵かけご飯を炒める方法の裏技です。卵を白身と黄身に分け、まずご飯に白身を加え良く混ぜてフライパンで加熱します。卵白の持つたんぱく質がご飯を一粒ずつコーティングしてパラパラに仕上げてくれます。焼けたと思ったら黄身を追加で投入し、よく混ぜながら炒めて下さい。

油のかわりにマヨネーズを使う

油がべたつきの原因になりますのでIHでのチャーハン作りは油を控えめにと説明しましたが、油を使わず代わりにマヨネーズを使う方法があります。卵かけご飯にマヨネーズを加えてよく混ぜます。熱したフライパンにそのご飯を入れて焼き付けるようにするとパラパラに仕上がります。マヨネーズは鯵にコクをつけますので美味しく仕上がります。

チャーハンに合うおすすめの献立を考えてみよう!

チャーハンだけでは食卓が寂しいと思われるときは、副菜を添えて華やかな食卓にしてください。例えばスープを付けただけでも定食になりますし、おかずを付ければ豪華になります。

チャーハンに合うおすすめの献立①

チャーハンとラーメンの組み合わせはがっつり食べたい方に最適です。チャーハンはご飯がメインですからスープたっぷりのラーメンは黄金のコンビです。今はカップラーメンでもインスタントラーメンでも家庭で簡単に本格派のラーメンを作って食べることができるので、手作りのチャーハンにはぴったりの献立です。

チャーハンに合うおすすめの献立②

パラパラに仕上がった手作りチャーハンに、春巻き・スープ・お漬物などをつけボリュームたっぷりの定食はいかがですか?おうち中華で暑い夏に負けないスタミナをつけて乗りきって下さい。

チャーハンに合うおすすめの献立③

スープにとろみをつけてあんかけチャーハンはいかがですか?実はパラパラのチャーハンにとろみのある餡はとてもよく合います。旨味を効かせたスープを掛けるも良し、シンプルなチャーハンんは海老や蟹などの豪華な餡をたっぷりかけるも良し。是非お勧めできる献立です。

チャーハンに合うおすすめの献立④

人気のチャーハン弁当はいかがでしょうか?油少なめのパラパラしたチャーハンは冷めても美味しく食べることができます。彩りの良いおかずを詰めると豪華なお弁当になり、ご家族にもたいへん喜ばれます。探知タイムが待ち遠しいことでしょう。

チャーハンに合うおすすめの献立⑤

作り置きのお惣菜をお気に入りの小鉢に入れて、バランスの良い定食にしませんか?スープや新鮮な野菜を付ければ豪華な献立になります。

チャーハンに合うおすすめの献立⑥

ケチャップライスをチャーハンに換えて、可愛いフラッグを立てて下さい。いつもと違うお子様ランチに、暑さで食欲のないお子様も喜んで食べてくれることでしょう。お家ならお子様だけでなく大人も食べたいお子様ランチです。

チャーハンに合うおすすめの献立⑦

小さなおかずを同じお皿に乗せて、ワンプレートランチはいかがですか?チャーハンに胡麻油を垂らせばチャイニーズプレート、ナンプラーを少し垂らせばアジアンプレートになります。冷蔵庫にある材料で簡単にカフェ風ランチが楽しめます。

IHでも失敗しない!チャーハンをパラパラに仕上げるコツのまとめ

いかがでしたか?少しのコツがわかれば失敗なしにチャーハンをパラパラに仕上げることができます。まとめてみると次のようになります。

ご飯は熱々のものを用意する、野菜は少なめに、材料を全部準備してから作り始める、油は少なめにして火力は中火で行う、卵とご飯はすぐに動かさない。が挙げられます。

最初はIHに慣れていない方でも、簡単に作る事ができます。慣れたら材料を変えてアレンジを楽しんでくださいね。

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