とうもろこしの離乳食の作り方と下ごしらえ!初期・中期・後期のレシピ集

とうもろこしは甘くて赤ちゃんの離乳食にもよく使われる野菜。しかしとうもろこしの一粒一粒には薄皮があり、離乳食初期の赤ちゃんには下ごしらえが必要です。そのまま生のとうもろこしで作る場合、コーン缶で作る場合はどうしたらいいのでしょうか?あると便利なブレンダーなどおすすめの道具、とうもろこしペーストやとうもろこしフレーク等おすすめのベビーフードとともに、とうもろこしのおすすめ離乳食レシピを初期、中期、後期に分けて紹介します。

とうもろこしの離乳食の作り方と下ごしらえ!初期・中期・後期のレシピ集のイメージ

目次

  1. 1離乳食におすすめのとうもろこし
  2. 2離乳食初期のとうもろこしの下ごしらえとは?
  3. 3離乳食中期のとうもろこしの下ごしらえとは?
  4. 4離乳食後期のとうもろこしの下ごしらえとは?
  5. 5意外と知らない?とうもろこしが離乳食に最適な理由とは
  6. 6とうもろこしの離乳食!初期のおすすめレシピ
  7. 7とうもろこしの離乳食!中期のおすすめレシピ
  8. 8とうもろこしの離乳食!後期のおすすめレシピ
  9. 9とうもろこしの離乳食づくりに大活躍!先輩ママのおすすめアイテム
  10. 10離乳食の味方!市販のとうもろこしペースト
  11. 11離乳食の味方!市販のとうもろこしフレーク
  12. 12離乳食が劇的に楽になる!コーンクリームはママのヘビロテ食材
  13. 13離乳食をパクパク食べる!とうもろこしでママも赤ちゃんも笑顔に

離乳食におすすめのとうもろこし

離乳食でよく使われる食材のひとつでもあるとうもろこしですが、赤ちゃんに合わせた調理法を行わないといけないのが離乳食の特徴になっています。そのため、一概にとうもろこしの離乳食といっても初期、中期、後期と分けたレシピの考案が必要になってきます。今回は、栄養も満点なとうもろこしを使った赤ちゃんにおすすめの離乳食レシピを紹介します。

離乳食初期のとうもろこしの下ごしらえとは?

とうもろこしは離乳食に使うときの制限は特になく、初期の5~6ヶ月頃からOKです。しかし最初はどろどろのミルクに近い状態であげるのがベターですので、薄皮は裏ごしして取り除きましょう。甘いとうもろこしは赤ちゃんも大好きで離乳食初期の最初の一口におすすめです。

そのままのとうもろこしは生のすりおろしがおすすめ!

そのままとうもろこしを使う場合は生のままですりおろす下ごしらえがおすすめです。そのままを無塩無添加で安心ですし、甘さが際立ちますので初期の離乳食に最適です。作り方は生のとうもろこしをおろし金などですりおろしてから裏ごしして火にかけます。通常ですと、茹でる→実をそぎ落とす→つぶす→こす、という4つの行程になりますが、すりおろす→こす→鍋に入れ火にかけるの3工程だけで済みます。

おろし金などで生のとうもろこしをすりおろすと、ゆでたものよりも液体状になるため裏ごししやすいです。火にかけるととろとろになり、次第にペースト状になります。このとき焦がさないように注意が必要です。

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離乳食中期のとうもろこしの下ごしらえとは?

7か月~9か月の中期からは多少薄皮が入っていてもOKです。薄皮は不溶性の食物繊維で、大人でも消化できない部分ですが、腸内清掃に一役買ってくれる大切な役割をしてくれますので、赤ちゃんが食べてくれるようなら気にすることはないです。

コーン缶にはブレンダーが活躍!

コーン缶は汁ごと容器に入れ、ブレンダーで粉砕します。ペースト状になったものをそのまま製氷機に入れ凍らせて保存し、食べるときに一食分をあたためます。手間がかかないコーン缶は、薄皮OKになる中期~後期の離乳食おすすめです。コーン缶にも無添加無塩の商品があり、低価格なら「いなばの食塩無添加コーン缶」、国産で無添加なら「国産スイートコーンホール」がおすすめです。

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離乳食後期のとうもろこしの下ごしらえとは?

中期から後期にかけて粒を包丁で細かいみじん切りにし、だんだんと粗くしていって、慣れてきたら粒の状態でそのまま与えても大丈夫です。ちゃんと噛んで消化できているか、赤ちゃんのうんちを確認しながらとうもろこしの大きさを調整していきましょう。

離乳食後期も終わりに差し掛かりしっかり歯が生えそろっていれば、小さい輪切りにして、そのままかぶりついて食べられます。つかみ食べやかじる練習にもなります。

意外と知らない?とうもろこしが離乳食に最適な理由とは

離乳食を始めるころになると、ママのお腹の中で貯めた鉄分の貯金が減り、貧血になる赤ちゃんが増えます。離乳食で積極的に鉄分を取るために、穀物の中でも鉄分が多く、甘くて食べやすいとうもろこしは赤ちゃんの鉄分補給に最適です。またとうもろこしの主成分は糖質で、母乳に代わって赤ちゃんの大事なエネルギー補給源になります。

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とうもろこしの離乳食!初期のおすすめレシピ

とうもろこしのペーストをベースに、初期の離乳食を紹介します。ペーストとペーストを合わせたり、粉ミルクを加えたりすることで、味のバリエーションが増えます。普段食べてくれない食材でもとうもろこしのペーストをかけたら食べてくれたという声もあり、色んな食材と合わせてみるのがおすすめです。

パクパク食べる初期の離乳食!とうもろこしペースト&豆腐のレシピ

とうもろこしペーストさえあれば、包丁やまな板、鍋もいらない簡単時短料理です。豆腐を1分レンジで加熱し、とうもろこしペーストをかけるだけでOKです。離乳食のごく初期のころは、絹ごし豆腐を小さい泡だて器などで混ぜ、豆腐もペースト状にして与えましょう。

パクパク食べる初期の離乳食!とうもろこしペースト&主食のレシピ

とうもろこしの甘さは初期の離乳食には欠かせません。おかゆやパンで離乳食を始める方も多いと思いますが、時には食べてくれないこともあります。そんなときにとうもろこしペーストをプラスすれば、食欲UP効果が期待できます。

パクパク食べる初期の離乳食!とうもろこしペースト&魚のレシピ

魚の生臭さが嫌いで食べられないという赤ちゃんも、とうもろこしペーストを加えれば食欲UP!にんじんやかぼちゃなどの甘みの強い野菜や粉ミルクなどを混ぜて、さらに赤ちゃん好みの味にすることで美味しさが倍増します。

とうもろこしのポタージュ離乳食初期のレシピ

鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを中火~弱火で炒めてからとうもろこし、ミルクを入れ、一緒にブレンダーで粉砕することで、より甘くコクのある美味しいポタージュになります。玉ねぎは炒めることで辛み成分がシクロアリインという物質になり、甘みが増します。とうもろこしに含まれるグルタミン酸と混ざると、こくが出てさらにおいしくなります。

初期の場合は粉ミルクで、後期になり1歳を過ぎたら牛乳や豆乳を混ぜて伸ばしましょう。鍋底に直接ブレンダーを当てて混ぜとろとろの状態にし、裏ごしをし薄皮を取り除けば完成です。

ビタミン鉄分補給に!ほうれん草ととうもろこしのポタージュ

野菜たっぷりのポタージュです。ほうれん草の代わりに小松菜を使えば鉄分がさらにアップし、赤ちゃんの丈夫な身体づくりに良い影響を与えてくれます。苦手な野菜もブレンダーで粉砕したり、甘いとうもろこしやミルクと合わせたりすることで食べてくれることもあります。

栄養たっぷり初期の離乳食!とうもろこしと枝豆のポタージュ

枝豆は葉酸やベータカロチンが豊富で、タンパク質も多く含まれているため、糖質を多く含むとうもろこしとのバランスがいいです。とうもろこしと枝豆のペーストを1対1の割合で混ぜ、粉ミルクなどを加えるとさらに栄養価が高くなります。

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とうもろこしの離乳食!中期のおすすめレシピ

中期の離乳食はペースト状のものから、食べられるバリエーションが増える時期です。とうもろこしは粗めにきり、他の野菜や穀物などと一緒に混ぜると食べやすいです。じゃがいもや、にんじん、ブロッコリーなど煮ると柔らかく舌でつぶせる固さになるような野菜を細かく切ったものに、とうもろこしペーストをかけるだけでも美味しくなります。

忙しい朝食におすすめ!コーンパンがゆ

パンをちぎって入れ、お湯とコーンの冷凍保存したものを混ぜるだけでできますので、朝の忙しい時間にも簡単に作れます。中期の初めはパンをできるだけ細かくちぎり、離乳食が進んできたらだんだんと粗めにちぎっていきます。粉ミルクを加えれば栄養価もアップします。月齢が進んできたら牛乳や豆乳を加えてもOKです。

赤ちゃんの大好物!かぼちゃとコーンのツナサラダのレシピ

かぼちゃとコーンのサラダ。かぼちゃも甘く赤ちゃんが好んで食べてくれる野菜の一つです。中期ごろはとうもろこしを粗めに切り、かぼちゃは少しつぶしてからシーチキンなどと和えます。ブロッコリーなどの温野菜を加えて、見た目も可愛く仕上げましょう。

中期のおすすめ離乳食!コーンうどん

キューピーベビーフードを使った一品。ゆでうどんをさらにゆでて伸びたものを綿カッターなどで切り、ブロッコリーは柔らかく煮て先の部分の花蕾を使います。とうもろこしの甘さとコクが全体に混ざり、クリーミーなうどんになります。

赤ちゃんニコニコとうもろこし入りオムライス

オムライスにとうもろこしが入ったレシピ。とうもろこし、玉ねぎやニンジンを細かく刻み、柔らかく煮ておいたものを軟飯に混ぜてお皿に盛ります。卵にミルクを混ぜ、ふわふわに焼いたものをライスの上にのせれば出来上がり。少量のケチャップでかわいく仕上げましょう。

離乳食が作りやすい!とうもろこし入りポテトサラダ

赤ちゃんも大好きなポテトサラダにクリームコーン缶を加えてできる簡単レシピです。耐熱容器にすべての食材を入れて、つぶすだけでできあがり。ポテトサラダは離乳食の進み具合に合わせて、野菜の大きさを調整することで初期から後期を通して離乳食にしやすいレシピです。とうもろこしは、ペースト→みじん切り→粒状にして加えてあげると、よりいっそう甘く食べやすくなるでしょう。

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とうもろこしの離乳食!後期のおすすめレシピ

後期に入ってくると、だんだんととうもろこしの粒をそのまま与えられるようになります。とうもろこしを一粒一粒つまむ練習にもなるため、後期はテフロン加工の鍋やフライパンにほんの少しのバターをしき、炒めるだけでもOKです。散らばる可能性がありますので、下にいらない紙類などを置いて食べこぼし対策をしましょう。後期から始まる手づかみ食べにも、赤ちゃんの大好きなとうもろこしを利用してみてください。

パクパク食べる後期の離乳食レシピ!ほうれん草とコーンのバターソテー

コーンとバターというテッパンの組み合わせに、ホウレン草などの野菜やソーセージなどを加えて一緒に炒めます。ほうれん草は鉄分を多く含み、赤ちゃんの栄養補給に食べやすいコーンと与えるのがおすすめです。

パクパク食べる後期の離乳食レシピ!とうもろこしと野菜たっぷりおやき

おやきなどにして手づかみ食べの練習に。つぶをそのままで使うことができるため、下ごしらえの必要もほとんどなくなってきます。野菜類をたっぷり入れても食べてくれることが多い、離乳食後期の定番メニューです。

パクパク食べる後期の離乳食レシピ!とうもろこしのハンバーグ

鶏ひき肉、とうもろこし、パン粉で赤ちゃんが大好きなハンバーグができます。コーンの甘さがアクセントになって、赤ちゃんが食べやすい味になります。ビニール袋でもんで、レンジでチンするだけの簡単レシピですので、ママにも嬉しい後期の手づかみ食べ離乳食です。

パクパク食べる後期の離乳食レシピ!とうもろこしとマカロニのスープ

マカロニも軟らかく煮て冷凍保存しておけば、解凍して使うことができ、赤ちゃんもよく食べてくれる定番食材です。マカロニはリボン状のものや、ねじれているものなど、赤ちゃんの興味を引く形状のものが多く、手づかみ食べにも最適です。とうもろこしのほかに、赤ちゃんの食欲をそそるブロッコリーやニンジンなどの野菜を入れて、彩り良く与えてあげてもいいでしょう。

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とうもろこしの離乳食づくりに大活躍!先輩ママのおすすめアイテム

離乳食づくりは根気がいる作業ですので、家事に育児に忙しいママは少しでも時短で簡単になると嬉しいのではないでしょうか?ブレンダーや裏ごし器など、離乳食時に大活躍するおすすめのアイテムを紹介します。

とうもろこしの離乳食が楽々簡単!人気No.1ブレンダー

離乳食をつくるならブレンダーは必須アイテムです。こちらはamazonのランキング1位商品「TESCOM PureNatura スティックブレンダー ホワイト THM311-W」。ブレンダーは離乳食時にしか活躍しないため、低価格で鍋にもそのまま使えるハンディタイプは人気が高いです。

初期の生とうもろこしのすりおろしに!プロも絶賛おろし金

すりおろしが格段に楽になると評判のおろし金。横の長さが23㎝とかなり大きめですが、とうもろこしを一本丸ごとすりおろすのにはちょうどいいサイズです。中央部分が盛り上がっているので、とうもろこしを回転させながらすればあっという間にすりおろすことができます。

中期~後期にかけて活躍!100均のすり鉢&すりこぎセット

初期から中期にかけて、ちょっとだけつぶしたい時におすすめのアイテムといえばすり鉢。こちらのおしゃれなすり鉢&すりこぎセットは100均のセリアで販売されているものです。持ち手が握りやすく先端の部分がすりやすくなっています。

ミキサーで大量粉砕!離乳食が一気に楽々

容器に入れて粉砕するなら、大容量タイプがおすすめです。離乳食は大量に作って製氷機に入れ、冷凍保存するのがいちばん手っ取り早く、毎食の食材のバランスが取れるため、忙しいママにはうれしいアイテムです。離乳食が終わった後もスムージーやスープづくりにも最適です。チーズケーキやプリンなどのスイーツも材料全部入れてミキサーにかけるだけで作れます。邪魔にならず、すぐに取り出せる場所があればこちらがおすすめです。
 

油入らずで赤ちゃん安心!コーンポタージュづくりに大活躍のテフロン加工鍋

蓋つきの小鍋が一つあれば、赤ちゃん用に少しだけ調理したい時に大変重宝します。鍋一杯にとうもろこしのポタージュなどの離乳食を作って、製氷機で冷凍保存するにもちょうどいいサイズです。油を使わなくても済むテフロン加工が施されたタイプがおすすめです。

離乳食の味方!市販のとうもろこしペースト

離乳食で使ってぃるママも多いキューピーベビーフードのとうもろこしペーストです。裏ごししてあるので離乳食初期の5か月から与えられます。ビン詰めになっているので、外出時にも使えて便利です。

Thumbとうもろこしの美味しい食べ方は?簡単・きれいに食べるコツや裏ワザ | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

離乳食の味方!市販のとうもろこしフレーク

無香料、無着色フリーズドライのとうもろこしフレーク。北海道産のとうもろこしをゆでて裏ごしし、乾燥させたものです。お湯で戻すとペースト状になり、簡単に調理できます。加熱処理されており、そのままミルクと合わせたり、おかゆに入れたりとかけるだけでもとうもろこしの甘さが赤ちゃんの食欲をそそりますので、忙しいママにはとても便利な食材です。
 

Thumbさつまいもの離乳食レシピまとめ!初期・中期・後期での簡単な作り方 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

離乳食が劇的に楽になる!コーンクリームはママのヘビロテ食材

クリームタイプのとうもろこしは、薄皮があらかじめ取り除かれているため、離乳食に使うときに便利とママの間で大評判の食材です。

おすすめのコーンクリーム缶!もろこし畑

かさましのコーンスターチが入っておらず、粒は入っておらず裏ごしされているタイプのコーンクリームで、味付けは食塩のみの国産とうもろこしで作られているため、ママの支持が高い一品。食塩が入っているので、離乳食初期の使用は避け、中期~後期に少量ずつから与えていきましょう。

離乳食が超簡単に!コーンクリーム缶は冷凍保存OK

コーンクリーム缶は、冷凍保存がおすすめ。一食分を使ったら、残りを製氷機に入れ凍らせるだけです。缶詰類は離乳食に使うときに余ってしまうことがありますが、この方法ですと、解凍したものにミルクなどを加えるだけで、離乳食一食分のポタージュができあがります。

離乳食をパクパク食べる!とうもろこしでママも赤ちゃんも笑顔に

とうもろこしはブレンダーや調理法によって、美味しく手軽に調理することができます。とうもろこしには赤ちゃんにが喜ぶ栄養がたっぷりで、パクパク食べるわが子を見ればママも笑顔に。粉砕アイテムを賢く使って、毎日の離乳食作りが楽しくなりますように。

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