朝食にシリアルは体にいい?毎日食べることの注意点や栄養素など!
朝食に食べるものの定番の1つにシリアルがあります。栄養価もあり血糖値を下げる効果があると言われているので、毎日食べる方も多いです。朝食にお手軽に食べる事ができるのも魅力です。そこでシリアルの事についてまとめてみました。シリアルを食べる事で得られる健康状態やカロリー・食べるときに注意する事などをまとめています。またフルグラとコーンフレークの違いについても紹介します。
目次
朝食の定番「シリアル」について
シリアルは朝食の定番として親しまれています。毎日食べる人も多いです。しかしシリアルの詳しい事を知っている人は少ないです。そこで、シリアルの歴史や種類など紹介します。
シリアルとは?
まずシリアルとは穀物の事を言います。トウモロコシや麦食品の総称として使われています。麦食品とは、小麦や米や大麦も含まれています。朝食で食べるシリアルはこのような穀物をフレーク状に加工して、そのまま食べる事ができるようにしたものの事を言います。日本では加熱調理をせずに、牛乳やヨーグルトをそのまま使用して食べるコールドシリアルが定番となっています。
またシリアルは朝食の定番としてよく食べられています。ほかにも定番の朝食にジャムをたくさん使用したトーストや、デニッシュパンや甘い飲み物を摂る方が多いです。しかしこれらは朝食に適していません。シリアルも朝食に適していない食べ物の1つです。朝食にカロリーの高いものや、炭水化物がたくさん含まれているもの・甘いものを摂取する方が多いですがよくない事だと言われています。
適していない理由は朝食は起きてから最初に摂取するので、体に蓄積されやすいからです。また朝は血糖値も大幅に上昇しやすいので、高カロリーな食事をすると簡単に血糖値が上がってしまいます。そして朝食は1日のエネルギーを蓄えるタイミングでもあります。その為、腹持ちのいい食事をした方がいいとも言われています。
誕生秘話
シリアルの誕生には、アメリカで起こった禁酒運動が発端だと言われています。当時のアメリカではアルコールの量を減らす事で、健康への意識を高めたほうがいい!という風潮がありました。しかし、アルコールを減らすだけではなく肉料理から菜食への意識も高まっていました。そこで開発されたのがシリアルです。
当時は全粒穀物が生み出されて、この穀物がシリアルの原型と言われています。そこから開発を重ねてシリアルが誕生しました。またシリアルを最初に開発したのは、ケロッグ社とも言われています。ケロッグ社は、トウモロコシを使用したコーンフレークを開発するなどシリアル業界でどんどん成功していきました。
種類は?
実はシリアルの中にも種類があります。それぞれのシリアルによって特徴が変わってきます。特にシリアルによっては栄養価や食感やカロリーが違います。毎日シリアルを食べている方の中には、種類を変えてシリアルを食べている方も多いです。
朝食の定番「シリアル」も種類ごとの特徴
ではいくつかあるシリアルの種類を紹介します。シリアルは加工方法や原料によって種類が変わります。またメーカーがつける名称でも変わってきます。その為、種類分けが少し曖昧です。そこで定番のシリアルの種類をそれぞれの特徴や、健康面での効果などまとめてみました。
コーンフレーク
まずはコーンフレークです。原料はトウモロコシを使用しています。コーンフレークの作り方はトウモロコシを粗く砕いて加熱する方法で作っています。また見た目は平につぶしてあるような形をしています。基本的にはる甘味料を使用しているので甘いものが多いです。しかし中には、甘味料を使用していないものもあります。
またコーンフレークは牛乳をかける食べ方が一般的ですが、ドライフルーツを入れたりとアレンジもしやすい事が特徴です。甘味料を使用しているので味も甘めにできています。その為朝食に食べると血糖値が上がりやすいです。またトウモロコシを使用しているので、炭水化物の成分も多くダイエットなどには向いていません。
フルグラ
次にフルグラです。フルグラとはフルーツグラノーラの事を言います。フルグラの原料はライ麦やオーツ麦を使用しています。フルグラはライ麦やオーツ麦にシロップをかけ、焼き上げています。更にそこにドライフルーツを混ぜ合わせたものをフルグラと言います。主に袋タイプで販売しています。
フルグラの特徴は甘みがあって食べやすい事です。またミネラル・食物繊維・ビタミンがバランスよく配合されています。
オールブラン
次にオールブランです。オールブランの原料は小麦の外側の皮を使用しています。様々な味がついているものが多い事が特徴です。またシリアルの中では1番健康に効果があります。何故ならオールブランには、食物繊維がたっぷりと含まれているからです。
特に便秘に悩んでいる方は、便秘解消の効果があります。便秘が解消された!という声がとても多く上がっています。また血糖値が気になる方にもおすすめです。オールブランの食物繊維の効果で、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。その為、朝食に食べるのもおすすめです。また最近ではスティックタイプのものも多いので気軽に摂取する事ができます。
朝食の定番「シリアル」の栄養やカロリーは?
では次に朝食の定番のシリアルの栄養やカロリーについて紹介します。健康やダイエットなど、体の事を気にしている方はカロリーが気になる方が多いです。また甘いものと甘くないものとのカロリーの違いが気になる!という方もいます。そこで健康的にもシリアルはいいのかまとめてみました。
カロリー
シリアルによってカロリーは変わってきます。しかし全体的にシリアルは高カロリーです。白米1杯と比較しても、シリアルの方が高カロリーと言われています。また白米に比べて腹持ちもあまりよくないので、ダイエットには不向きと言われています。腹持ちが悪いので量をたくさん食べる方が多いですが、カロリーの過剰摂取になる可能性があります。1食分の量を守ってカロリーを抑えたほうがいいでしょう。
栄養素
出典: https://tenki.jp
シリアルには色んな栄養素が含まれていますが、主にタンパク質・糖質・脂質・食物繊維が含まれています。しかもどの栄養素も白米よりもたくさん含まれていることがわかっています。特にタンパク質や食物繊維が多く含まれていることは、健康や美容につながります。しかし糖質や脂質が多い事は体を老化させる可能性があるので、健康的になるとは言えません。
特にコーンフレークとシリアルパフには白米の2,5倍の糖質が含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。また1番食物繊維が含まれているのがオールブランです。オールブランも糖質や脂質は比較的多めですが、食物繊維が豊富なので美容や健康にはとてもいいです。しかしオールブランも食べすぎには注意しましょう。
糖質量や血糖値に与える影響は?
シリアルは比較的糖質が多い食品です。その為、過剰摂取により血糖値が大幅に上昇する可能性があります。またシリアルは牛乳を加える方が多いので、より血糖値に影響が出ます。1日の糖質摂取量は成人した大人で260gと言われています。しかしシリアルによっては1食で90g近く糖質が入っているものもあります。1日の摂取量を超えた場合、糖質が溜まり血糖値に影響が出ます。
また空腹状態で糖質をたくさん摂取すると、体に蓄積されやすくなり肥満にもつながります。肥満から血糖値がどんどん高くなる可能性もあるので注意しましょう。
朝食シリアルのメリットやデメリット
メリット
シリアルの1番のメリット、栄養が豊富なところです。色んな栄養素が1食につまっているので、簡単に色んな栄養素を摂取する事ができます。特に食物繊維・ミネラル・ビタミンが多い事が魅力です。元々は病院での食事としても考えられていた為、シリアルやコーンフレークは体にいいとされています。
デメリット
シリアルのデメリットは、甘味料を使用している事です。ほとんどのシリアルやコーンフレークで甘味料を使用しています。子供も食べる事ができるように作られているので、他の健康食品と比べて砂糖の使用量が少し多いです。その為、シリアルやコーンフレークを選ぶ際は甘味料を注意して購入したほうがいいでしょう。甘いシリアルを食べたいときは、牛乳やはちみつで自分で調整するといいでしょう。
毎日食べる事の注意点
また毎日摂取すると糖質の摂りすぎになります。その為毎日食べると体が老化する原因となります。老化する事で肌がどんどん衰えて、しみやしわも出来やすくなります。出来るだけシリアルを毎日食べないように注意しましょう。
朝食にはシリアルに足りない栄養素をプラスして食べよう!
シリアルやコーンフレークには、たくさんの栄養が含まれています。1食に沢山の栄養素が入っているので、気軽に栄養を摂る事ができます。しかし糖質量の多さなどデメリットもあります。その為、他の料理やシリアルに加えるものを工夫しながら朝食に食べるようにしましょう。