冷凍うどん1玉のカロリーと糖質は?丸亀製麺や乾麺と比較!
冷凍うどんは常に常備しているというご家庭も多いかと思いますが、冷凍うどん1玉のカロリーはどれくらいなのでしょうか?麺類なのでカロリーが高そうに思われがちですが、意外にも炭水化物の量が少なく、ダイエットにも効果を発揮する主食なのです。今回は冷凍うどん1玉のカロリーと糖質、栄養成分、丸亀製麺・はなまるうどん・乾麺でのカロリーの比較、ダイエット効果がアップする食べ方や注意点などを詳しく紹介していきます。
目次
冷凍うどんのカロリーを見てみよう!
冷凍うどん1玉のカロリー
うどんの原料となる小麦は、お米に比べるとカロリーが高いイメージがあり、一般的に麺類は太りやすいと思われがちです。冷凍うどんのカロリーは、100gあたり129kcal、1人前に換算すると200gで258kcalとなります。ご飯お茶碗一杯で235kcalなので、ご飯と比べると一食当たりのカロリーは少し高めです。
100gあたりで換算すると、ご飯は168kcal、ゆでたそばは132kcal、食パンは264kcalとなり、冷凍うどんは同じ分量で比較すると、主食の中では最も低カロリーということになります。
冷凍うどん1玉の糖質
冷凍うどんは炭水化物でできているので糖質が多いと思われがちですが、ゆでたうどん1玉の糖質量は100gあたり21.6gになります。最近では糖質制限ブームにのって、糖質をカットしたうどんも販売されています。冷凍うどんを他の主食と比較すると、ゆでたそばの糖質量は100gあたり26g、そうめん24.7g、ご飯は37.1g、食パンは46.7gとなり、冷凍うどんは主食の中で最も糖質が低いことがわかります。
冷凍うどんは炭水化物の含有量が少なく低カロリー
以上のように、冷凍うどんは同じ主食の中で最も炭水化物の含有量が少なく、低カロリーで糖質の低い食品です。冷凍うどんは、主食を摂りつつカロリーや糖質を抑えたい場合だけでなく、ダイエットにも効果的なおすすめの主食です。
うどんの栄養成分
うどんの原料である小麦粉には、豊富な炭水化物の栄養成分が含まれています。3大栄養素として不可欠な炭水化物は、生命維持に必要なエネルギー源としての役割を果たしている大切な栄養素です。また同じく重要な栄養素であるたんぱく質を6~14%含んでおり、筋肉など体を作るためのエネルギー源であり、1gのたんぱく質で約4kcalのエネルギーを作り出しています。
また冷凍うどんには、ナトリウムやカリウム、カルシウム、ビタミンB6、ナイアシン、セレンなどといったビタミンやミネラルの栄養素も含まれています。これらはエネルギーの生産や体の機能を調整する働きがあり、健康を維持するためには必須の成分です。ただし、冷凍うどんに含まれるこれらの栄養成分は微量なので、他の食事でしっかり栄養を補う必要があります。
うどんのカロリーを比較!【丸亀製麺・はなまるうどん・乾麺】
丸亀製麺1玉分のカロリーと糖質
丸亀製麺は、讃岐うどんを主流にした全国で展開しているうどんのチェーン店で、主に郊外型の立地を選んで展開しています。丸亀製麺の定番メニューで見ると、釜揚げうどん(並)のカロリーは303kcalで糖質量60.3g、ぶっかけうどん(並)が303kcalで糖質量60.3g、かけうどん(並)が306kcalで65.9gとなっています。平均してカロリーは300kcalほど、糖質量は60~65gくらいです。並盛のうどんの量は260~280gです。
はなまるうどんのカロリーと糖質
はなまるうどんも讃岐うどんを提供する全国チェーン店で、香川で創業し関西風のだしを使用して優しい味わいの出汁に仕上げ、女性でも利用しやすい配慮がされているお店です。はなまるうどんの定番メニューを見ると、釜揚げ(小)のカロリーは284kcalで糖質量が61.5g、ぶっかけ(小)が286kcalで糖質量62.1g、かけ(小)が273kcalで糖質量58.7gとなっています。小盛のうどんの量は200gほどで、中盛だと420gになります。
丸亀製麺とはなまるうどんを比較すると、はなまるうどんの方がカロリーも糖質量も低いです。しかしはなまるうどんはうどんの量が60gほど少ないので、カロリーと糖質量は丸亀製麺と同じくらいだといえます。冷凍うどんは200gで258kcalなので、カロリーを抑えるならお店で食べるよりも自分で作ったほうがダイエットにも効果的です。
乾麺1玉分のカロリーと糖質
乾麺1玉分のうどんは、100gあたり348kcalあります。ゆでたうどん1玉と比べるとカロリーが高くなっていますが、乾麺は水分が少ないのでうどんの固形分が凝縮されています。乾麺をゆでれば水分を含んで2.4~2.9倍の重さになります。なので100gの乾麺をゆでれば240~290gのうどんが出来るというわけです。乾麺をゆでたうどんは、100gあたり126kcalとなり、冷凍うどんとほぼ同じカロリーとなります。
他の麺と比べてみると、そば100gあたりでは乾麺が344kcal(ゆでたそば100gで114kcal)、そうめんの場合乾麺が356kcal(ゆでたそうめんは127kcal)、パスタなら379kcal(ゆでたパスタは165kcal)、中華麺なら365kcal(ゆでた中華麺は140kcal)となります。
うどんはパスタや中華麺よりもカロリーが低いことがわかります。調理方法次第ではさらにカロリーに差が出るので、うどんのほうがダイエット向きだとわかります。
また、100gあたりの糖質量で比較すると、うどんは25.1g、そばは20.6g、そうめん24.7g、パスタ30.3g、中華麺26.6gとなります。パスタは少し糖質が高めですが、それ以外はさほど変わりがないようです。
冷凍うどんのダイエットへの効果
主食の中では炭水化物の含有量が少なく、カロリーも低い冷凍うどんですが、1日1食をうどんに置き換えるといううどんダイエット方法があります。毎食うどんを食べる必要はなく、そもそも低カロリーなうどんと1食を置き換えるだけです。ではそんな冷凍うどんは、どんなダイエット効果があるのでしょうか?
少量で満腹になる
うどんのダイエットへの効果は、何といっても満腹感です。他の主食と比べてもコシが強く噛み応えのあるうどんを食べて噛む回数を増やせば、少量でも満腹感を得ることが出来ます。またうどんは水分量が多いので、出汁をベースとしたうどんならカロリーを低く抑えることが出来ます。
出汁で栄養が補える
出汁に含まれているかつお節や煮干しなどの栄養は、体に重要な役割を果たすたんぱく質や、不飽和脂肪酸などの良質な脂質など豊富な栄養素が含まれています。また食品から摂取する必要がある必須アミノ酸も含まれており、煮干しからはカルシウムも摂取することができます。煮干しは出汁として使用したら、そのまま具として食べると栄養があっておすすめです。
冷凍うどんのダイエット時の食べ方や注意点
サラダなど先に食べて食べ過ぎ防止
ただ冷凍うどんを食べる食べ方ではなく、より低カロリーなサラダなどを先に食べることでお腹をふくらませる食べ方をすれば、食べ過ぎを防止できます。うどんダイエットの方法での注意点として、冷凍うどんだけでは栄養バランスが悪い食事になってしまうことが挙げられます。サラダや副菜など、カロリーが低く栄養価の高いたんぱく質や食物繊維を意識して、冷凍うどんと一緒に食べるようにしましょう。
よく噛むことでダイエット効果アップ
冷凍うどんダイエット方法でより効果をアップさせる注意点として、とにかくよく噛んで食べる食べ方が大切です。咀嚼回数は一口につき30回を目標とした食べ方をおすすめします。慣れるまでは面倒に感じるかもしれませんが、実践していくことでダイエット効果がよりアップしやすくなります。またコシの強いうどんを選ぶようにすれば、自然と噛む回数が増えて十分な満腹感が得られるでしょう。
昼か夜に置き換えると効果的
冷凍うどんダイエット方法では、1日3食のうち昼か夜に冷凍うどんと置き換える食べ方をすると、より効果を発揮します。お昼ならカロリーを摂取しても日中の活動で消費することができます。夕食はカロリーオーバーになりがちなので、夜に比較的カロリーの低いうどんと置き換えると、低カロリーの夜ご飯にすることができます。できれば寝る3時間前、遅くても10時までには食事を終えるようにしましょう。
ダイエットに取り入れるときの注意点
冷凍うどんをダイエットに取り入れる際の注意点として、まずは食べ過ぎないことです。うどんが低カロリーだといっても、量をたくさん食べてしまうと摂取カロリーが高くなります。またネギや卵などいろいろな具材を入れればより満腹感を得ることができますが、入れすぎればやはり摂取カロリーが増えてしまいます。
卵や天ぷらなどの揚げ物もできれば控えたいですが、あまり控えすぎるとストレスも溜まり、長く続けられなくなるという注意点もあります。また、揚げ物を入れれば腹持ちが良くなるメリットもあります。冷凍うどん全体のカロリー、また1日の総カロリー量を考えて量を調整するといいでしょう。
冷凍うどんは低カロリーで炭水化物も少ない嬉しい食品!
いかがでしたか?冷凍うどんのカロリーや糖質量、栄養成分、丸亀製麺やはなまるうどんなどのカロリー比較、冷凍うどんのダイエット方法や効果的な食べ方、注意点などについて紹介してきました。冷凍うどんは主食の中では炭水化物が少なく、カロリーや糖質も少ない食品でした。今回紹介したダイエット方法や注意点を参考にしながら、1日1回冷凍うどんを食事に取り入れて、美味しく低カロリーにダイエットを成功させましょう!