ゴキブリに熱湯は効果あり?駆除できる理由は?瞬殺する正しいやり方

ゴキブリは熱湯をかけると駆除することが出来ることを知っていますか?ゴキブリ本体だけでなく、卵にも効果を発揮するので簡単に駆除することが出来ます。本記事では駆除する際に熱湯をどのように使うかなど、詳しい方法を紹介します。

ゴキブリに熱湯は効果あり?駆除できる理由は?瞬殺する正しいやり方のイメージ

目次

  1. 1ゴキブリに熱湯は効果があるのか徹底解説!
  2. 2ゴキブリは熱湯で即死する?卵の駆除にも効果的?
  3. 3ゴキブリに熱湯をかけて駆除する方法
  4. 4熱湯以外でゴキブリを駆除する方法
  5. 5ゴキブリを寄せつけないためには?
  6. 6ゴキブリは熱湯で瞬殺!

ゴキブリに熱湯は効果があるのか徹底解説!

私達が生活する上で天敵となるゴキブリは、名前を聞くのも嫌という方も多いのではないでしょうか?殺虫剤を使いたくない人や潰して駆除するのは嫌だという方にオススメの駆除方法が、熱湯をかける事です。

本記事ではそのやり方を詳しく説明していきます。産卵する時期にも使える簡単な方法で、ゴキブリを根こそぎ駆除を目指しましょう!

ゴキブリは熱湯で即死する?卵の駆除にも効果的?

ゴキブリは生命力がすごい

2億5千万年以上前には存在していたと言われているゴキブリは生命力が驚異的! チャバネゴキブリは世代交代のスピードが速く、致命的であるはずの薬剤量に耐えうる「抵抗性チャバネゴキブリ」が増加し、問題になっています。

敵を退治する前には敵をよく知ることも大切な事なので、まずはゴキブリがどのような生物なのかを紹介していきます。ゴキブリは人間よりも遥か昔から存在している私達人間の大先輩で、形や生態系などもほぼ変わらないまま現代まで生きています。

なぜこんなにも長い間生き続けていられるのでしょうか?それはゴキブリの繁殖力と餌を選ばない雑食性などが大きな要因で、たくさんの卵を産んでどんな環境でも餌を探して生き続けられるから地球の環境変化などにも対応が出来たと言われています。

また近年は殺虫剤への耐性が、恐ろしいスピードで進化しています。ゴキブリは一代で進化するため、家庭用の殺虫剤では死なない種類も現れているという情報もあります。

ゴキブリに熱湯をかけるとどうなる?

家庭に赤ちゃんがペットがいるなど、有害な殺虫剤スプレーを使いたくないという場合には熱湯をかけるのがおすすめです。特別な道具を使わずにかなりの効果が見込めるとネットで話題になっています。なぜ熱湯がゴキブリに効くのかには2つの理由があります。

一つめは地球の生命体全てに言える事で、この地球上に住む生物はタンパク質で構成されており、これらは熱によって変化をします。なので熱湯をかける事によってゴキブリのタンパク質が変化してしまい、結果として死んでしまいのです

もう一つはゴキブリが変温動物だからです。普段ゴキブリは外気温と同じ体温を保っていますが、熱湯をかけられる事によって急激な体温の変化に内臓が耐えられず死んでしまいます。

ゴキブリはシャワーでも駆除できる?

人気YouTuberのヒカキンさんも、シャワーでゴキブリと対決する動画を上げています。(動画には実際のゴキブリが出てきますので、苦手な方は再生の時注意してください)ゴキブリは排水溝などを辿って、水場によく現れる傾向があります。

一般的に普段お風呂の時に使用しているシャワーの温度は40度程度です。その温度では死滅せずに逃げられてしまう可能性が高いので、駆除の時に使うお湯は60度以上に沸かした熱湯を使うか、シャワーを使いたいかたは給湯器の温度設定を最大にして使う必要があります。

ゴキブリの卵への効果は?

夏場によく出るゴキブリは寒くなった時期に繁殖して、多くの子孫を残します。湿気が多い場所で産卵し、一つの卵の束から10から20匹、多い種類では20から40匹のゴキブリが孵化します。

もし卵を見つけたら駆除しておくと良いでしょう。これによってゴキブリが出る確率をかなり減らす事ができます。ただし卵の状態では殺虫剤スプレーなどの効果はありません。

潰して死滅させるのが1番確実ですが、触りたくない方にオススメなのが熱湯をかける方法です。お腹に卵がいる母ゴキブリにも熱湯が有効なので、見つけたら熱湯で駆除してみてください。

熱湯でゴキブリを退治するメリット

熱湯を使ってゴキブリ駆除を行う最大のメリットは、殺虫剤などの特別な道具を使わないことです。熱湯を沸かすだけですぐに対処が可能ですし、潰して駆除するよりも掃除が簡単で、確実に死滅させることもできます。

 

熱湯でゴキブリを退治するデメリット

確実に熱湯をかけるにはかなり至近距離まで近づく必要があるので、ゴキブリを見たくもない方には精神的な負担が大きいです。またかなり素早いゴキブリに60度以上の熱湯をかけるため、誤って自分に熱湯がかかってしまうと火傷の可能性があります。充分注意して行うようにしてください。

ゴキブリに熱湯をかけて駆除する方法

かなり効果がある熱湯をかける方法でも、やり方を間違うとゴキブリを逃してしまう可能性もあります。熱湯の温度やかけ方など、覚えておきたいポイントをまとめてました。

ゴキブリに60℃以上の熱湯をかける

タンパク質が変化し始めるのは42度から45度と言われており、ゴキブリのタンパク質を確実に変化させて死滅させるためには60度以上の熱湯が必要になります。沸騰している熱湯をかけるのが1番確実ですが、より早く退治したいときは沸騰までいかない熱湯でも構いません。60度以上になっているかを確認して使ってください。

お風呂のお湯は通常40度前後なので、かけてもあまり効果がありません。もしお風呂場で駆除したい場合は、給湯器の温度設定を最大にしてシャワーを使うと熱湯と同じ効果が得られる可能性があります。

ゴキブリにかける熱湯量の目安

昔は電気ポットを使っていたのでそれを使っていましたが、今はそれがないので給湯器の温度を最大にして(60度くらい)それをマグカップに入れて一気に奴にかけます。

体全体に熱湯をかけるには、ある程度の量が必要です。ポットなどがある場合は沸かしてそのままかけるのが1番やりやすい方法ですが、マグカップ一杯分ほどの熱湯が有れば退治することができます。

ですがゴキブリはかなりの速さで逃げるので、一度狙いを外してしまうと再び熱湯をかけるまでの時間に見失ってしまう可能性もあります。ある程度余裕をもって熱湯を用意しておくと、連続攻撃が可能になるのでカップ一杯分以上の熱湯を用意しておくようにしましょう。

ゴキブリの真上から熱湯をかける

Twitterではゴキブリと熱湯で格闘した様子を上げている方もいます。(実際のゴキブリが出てくる動画なので、苦手な方は再生の時注意してください)動画ではカップ一杯分の熱湯を真上から直接ゴキブリにかけていて、その後悶えながらだんだん動かなくなる様子が分かります。

真上からかける事によってゴキブリと目線が合わず、気づかれないうちに攻撃することができます。逃げられる危険性も少なく、体全体に熱湯がかけられるので確実に死滅させられます。

熱湯をかけてもゴキブリが即死しない理由

体のタンパク質変化と体温変化を利用しする方法なので、体の変化が表れるまで時間がかかり、熱湯をかけたあとも即死せずにしばらくは生きている可能性が高いです。ですが他の駆除方法よりも確実に早く撃退できるので、時間がない時にも熱湯を使った方法が最適です。

ゴキブリは死んだフリがうまいので、稀に熱湯をかけて死んだと思われたゴキブリが生き返るというケースがあります。ただ、それは熱湯の温度が低かったり、体全体に熱湯がかかってなかった場合が多いですので、60度以上の熱湯を真上から確実にかけるようにしてください。

ゴキブリに熱湯をかける時の注意点

メリットが多いように見える熱湯の駆除方法ですが、やり方を間違えると逃してしまったり怪我をする可能性もあります。

必ず60度以上の熱湯を使って、真上から確実にかける事が大切です。かける時は、誤って自分にかけて火傷をしないように注意が必要です。もし火傷をしてしまった場合はすぐに流水などで冷やす必要があります。

熱湯以外でゴキブリを駆除する方法

時間がなくてお湯を沸かす時間がないなど、熱湯を使えない時でも出来る駆除方法は他にもあります。家にあるもので出来るお手軽な方法を紹介します。

洗剤を使う

お家にある液体洗剤を使うと熱湯より時間がかかりますが、撃退することができます。ゴキブリの体には空気を体内に取り込む気門があり、そこを液体洗剤に含まる界面活性剤で塞ぐ事によって窒息させます。

使う洗剤は界面活性剤入りかを確認して、体全体を覆えるようにたっぷりとかけるのがポイントです。ペットや子供がいる家庭でも安全で衛生的に駆除することができますが、熱湯とは違い卵には効果がないので母ゴキブリの駆除には注意が必要です。

ドライヤーを使う

変温動物のゴキブリには、高温の風を発生させるドライヤーも効きます。ゴキブリを袋や箱に閉じ込めた状態で、しっかり熱が当たるようにドライヤーを掛けてください。この急激な体温の変化に耐えきれず、ゴキブリは死んでしまいます。

退治した後の死骸処理はとても楽ですが、生きているゴキブリを捕まえなければいけないデメリットもあります。しかも電源が確保できる場所でしかできない方法なので、少し手間がかかるやり方です。

新聞やスリッパを使う

最も原始的で確実な駆除方法は、ゴキブリを潰して退治する方法です。手元にある新聞やスリッパなどを使って、思いっきり叩く事で潰して殺す事ができます。力も勇気もいるやり方ですが、見た目でも退治した事が確実にわかって生き返る可能性も低いです。

ですが、使った道具は廃棄するか徹底的に消毒する必要があります。死骸の処理も大変で、衛生的にもあまりオススメはしない駆除方法です。

アルコールをかけるのもOK

アルコールには呼吸器の麻痺効果があるだけでなく、気化熱によって対象を冷却し、動きを鈍らせる効果があります。アルコール度数が50%以上あるものであれば、かけた瞬間に退治することができます。

殺菌効果のあるアルコールも、駆除に効果を発揮します。アルコールで呼吸を麻痺させて動きを鈍らせてその間に他の方法で潰すやり方もありますが、50度以上のアルコール数値が高いものをかけて即死させる方法もあります。

退治出来る速さは熱湯と変わらず、熱湯と同じく有害な菌にも有効なので衛生面でもオススメです。アルコールでかぶれたりする方は、充分に注意して行う可能性があります。ただ自宅にアルコール度数の高いお酒などがない場合は、熱湯を使ったほうが早く駆除出来ておすすめです。

ジンやウォッカなどアルコール度数が高いお酒を使うのも効果的ですが、無水エタノールや消毒用アルコールを使うと低価格で掃除も楽です。

ゴキブリ駆除に掃除機は効果的?

見たくも触りたくもないゴキブリを掃除機で吸い取ってしまう方がいますが、掃除機内のゴミも餌になってしまいます。ゴミ収集車の中でも生きられるゴキブリは、掃除機で吸い取っただけでは撃退できません。

熱湯などで確実に退治した後に掃除機で吸い取るのはオススメですが、掃除機だけでは勝てませんので注意してください。

ベイト剤などの駆除グッズを使う

ゴキブリを撃退するのにもっとも効果的なのはベイト型トラップ

絶対にゴキブリを家に出したくないという方にオススメなのは、ベイト剤が入った置き型トラップを仕込む事です。ベイト剤とは市販されているゴキブリ駆除クリームで、ブラックキャップなどの商品が有名です。家に潜んでいるゴキブリが食べると死んでしまい、さらに巣にいる他のゴキブリや卵にも有効です。

表には出てこない潜んでいるゴキブリにはかなり効率よく駆除できるので、自宅の水回りなどに設置しておくと安心です。商品の説明書に従って、定期的に新しいものと交換してください。

ゴキブリを寄せつけないためには?

そもそも家にゴキブリが出なければ自分で駆除する必要がなく、害虫からのストレスもありません。日々の心がけや行動でゴキブリを生活から遠ざけることも出来るので、習慣にしたいオススメのゴキブリ防止策を紹介します。

日々の掃除を怠らない

絶対にゴキブリに遭遇したくない方は、いつもお家の清潔を保つ必要があります。特に水回りや家電の隙間などは湿気も多く、ゴキブリ達には最適な住処になってしまいます。そこに埃などがたまっていたり、生ゴミなどがあるとゴキブリを自分で飼っていると言っても過言ではない状態になってしまいます。

毎日こまめに掃除をして、生ゴミなども溜めないようにするとゴキブリが住処を失い出て行く可能性も高くなります。さらにブラックキャップなどの駆除剤を置いておくのもオススメです。

隙間を作らない

どんな小さな隙間でも、ゴキブリにとっては散歩道になります。特にエアコンの室外機ホースなどの屋外の隙間は外にいるゴキブリを家の中に誘導する玄関になってしまう可能性があるので、しっかりガードしておく必要があります。

100均でも販売されている室外機ホース用のキャップなどを使って、しっかりと隙間を埋めてゴキブリの侵入を防ぎましょう。他にもちょっとした隙間が空いている場合は、接着剤などを使って侵入通路を塞ぐようにしてください。

ハーブやアロマオイルも効果的

生命力が強いゴキブリにも実は天敵がいます。それは人間がよくアロマオイルなどで利用するハーブです。体を動かして身を守ることが出来ない植物たちは、害虫対策のために自らの体から虫が嫌う香り成分を放てるように進化してきました。ハーブの香りが好きな人間は、実は珍しい生命体なので。

特にミントやハッカ、ローズマリー、レモングラスなどのハーブはゴキブリが嫌いな香りを放ちます。人間にはストレス軽減になる人気の爽やかな香りでも、ゴキブリ対策ができてしまいます。

あまり日本では知られていませんが、キャラウェイというカレーに使われる事が多いハーブはゴキブリが最も嫌うハーブです。10mlで1000円ほどのアロマオイルも販売されているので、水回りなどに使うと効果的です。

最近ではハーブの香りを利用したゴキブリ除けも販売されているので、お子さんやペットがいるお家でも安心して利用することができます。

ゴキブリは熱湯で瞬殺!

日々進化を続ける殺虫剤もゴキブリの進化に追いつかず、市販の殺虫剤では死なないゴキブリが出てきました。生命力が強いゴキブリを撃退するには、ゴキブリの生態などを利用した熱湯をかけて退治するやり方は簡単で確実に効くのでオススメです。

小さな子供やペットがいる家庭でも使えるので、ゴキブリを見かけたらぜひチャレンジしてみてください!

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