かぼちゃを使った離乳食人気レシピ!時期別の安心簡単おすすめメニュー
かぼちゃを使った人気の離乳食のレシピについて紹介します。基本のかぼちゃペーストから本格的なコロッケまで、バラエティ豊かな離乳食のレシピを月齢毎にまとめました。簡単に作れるものを中心に集めたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピを紹介!
かぼちゃは甘みもあり柔らかいので、離乳食にぴったりの食材です。簡単にペースト状にできるので、離乳食を食べ始めたばかりの子どもでも食べやすいと人気の食材となっています。
この記事では、かぼちゃを使った人気の離乳食のレシピについて紹介します。いつからどのような形状のものを食べられるのか時期毎にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピ【初期】
かぼちゃペースト
【材料】
- かぼちゃ 180g
- 水 小さじ1
- 白湯 大さじ4
【手順】
- かぼちゃの種を取り除き、角切りにします。
- 耐熱容器にカットした1を入れて、水小さじ1を振りかけてふんわりラップをします。
- 2をレンジで4分程加熱し、粗熱が取れるまで置いておきます。
- 3の粗熱が取れたら、緑の皮の部分を切り落とします。
- 4をマッシュし、白湯大さじ4を足しながら伸ばしていきます。
- 5を裏ごししなめらかになったら、完成です。
かぼちゃペーストは、離乳食初期の子どもでも食べやすいレシピです。レンジのみで調理できるので、誰でも簡単にできるのも魅力となっています。ペーストを多めに作って冷凍しておくと、サラダなどの他のレシピにアレンジできて便利です。
ただし、月齢に合わせてかぼちゃの柔らかさを変えるようにしてください。離乳食初期では水分量を多めにし、ポタージュくらいの柔らかさにするのがおすすめです。
かぼちゃとバナナのとろとろ
【材料】
- バナナ 1/2本(50g)
- かぼちゃ 20g
【手順】
- バナナを1㎝の厚さに切り、電子レンジで1分ほど加熱します。
- かぼちゃの皮を剥き、柔らかくなるまで加熱します。
- 裏ごし器に1と2を順に入れ、滑らかにします。
- 3の硬さを水を加えて調整します。
- 器に盛り付けたら完成です。
かぼちゃとバナナのとろとろは、甘みが強く食べさせやすいと人気のレシピです。他の野菜は嫌がっても、このメニューはパクパクと口に運ぶという子ども多いと評判になっています。簡単に作れ甘みが強い一品ですので、おやつとしてもおすすめです。
ただし、離乳食初期にはバナナを加熱してから与えるように注意するようにしましょう。また、余ったら密閉容器に入れて冷凍保存が可能です。その場合は、1〜2週間以内に使い切るようにしてください。
かぼちゃと玉ねぎのトロトロ煮
かぼちゃと玉ねぎのトロトロ煮は、素材の甘みが引き出され食べやすいと評判の一品です。調理工程は野菜を茹でてすりつぶすだけですので、意外に簡単に出来上がります。
また、牛乳で伸ばすとポタージュのような味わいになり旨味が強くなるので、おすすめです。このレシピではすり鉢を使っていますが、自宅にある場合はブレンダーを使うとより短時間で簡単に仕上がります。
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピ【中期】
鶏とかぼちゃのそぼろ煮
【材料】
- 鶏ひき肉 15g
- かぼちゃ 30g
- 水溶き片栗粉 適量
【手順】
- かぼちゃの皮を薄く剥き、1cm角に切ります。
- 1を鍋に移し、ひたひたになるくらいの水を入れます。
- 2に蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして15分ほど煮ます。
- 3のかぼちゃが竹串で皮まで柔らかくなっているか確認したら、一度鍋から出します。
- 4の煮汁の中に鶏ひき肉を入れます。
- 5の鶏ひき肉をある程度ほぐしたら、蓋をして中火でじっくりと煮込みます。
- 4の一旦取り出したかぼちゃを再度加えます。
- 7に水溶き片栗粉でとろみをつけます。
- 8のかぼちゃを少しつぶしたら、完成です。
鶏とかぼちゃのそぼろ煮は、鶏の旨味が全体に染み渡った食べ応え充分の離乳食です。このメニューに使われている鶏ひき肉は豚肉や牛肉と比べて脂身が少なくさっぱりとしているので、離乳食初期の頃でも食べやすい食材となっています。
中でも離乳食を始めたばかりの頃は、より脂身が少なく胃腸への負担が少ない鶏胸肉のミンチを使うのがおすすめです。このレシピはタンパク質もたっぷりと含まれているので、主食にもぴったりの一品となっています。
ほうれん草とかぼちゃの白和え
【材料】
- ほうれん草 適量
- かぼちゃ 適量
- 絹ごし豆腐 50g
【手順】
- 豆腐を茹でておきます。
- ほうれん草とかぼちゃは柔らかくなるまで茹で、細かく刻みます。
- ボウルに1の豆腐を入れ、綿棒などで潰します。
- 3の中に2の野菜を加え、よく混ぜます。
- 器に盛ったら完成です。
ほうれん草とかぼちゃの白和えは、彩りもよく栄養豊富な離乳食のレシピです。すりつぶした豆腐で和えることで、小さな子供でも食べやすい食感になっています。ただし、離乳食中期では豆腐は生のままではなく、茹でておくようにしましょう。
また、すりごまを加えるとコクが加わり栄養価が上がるので、おすすめです。この食材以外にも、人参やひじきなどで作っても美味しく食べられます。
かぼちゃのパン粥
【材料】
- 水 60ml
- サンドイッチ用食パン 1枚
- かぼちゃ 一口大(30g)
【手順】
- かぼちゃの皮を剥き角切りにし、レンジなどで柔らかくしておきます。
- 鍋に水を入れ、その中にサンドイッチ用食パンをちぎりながら加えます。
- 2を弱火にかけ、スプーンでつぶしながら煮ます。
- 2に1を加え、つぶしながら混ぜます。
- とろりとするまで加熱したら、完成です。
かぼちゃのパン粥はトロトロとした食感が食べやすい人気の離乳食です。柔らかく茹でたかぼちゃの甘みが、月齢の低い子どもでも食べやすいと評判になっています。
材料としてはサンドイッチ用の食パンを使うのがおすすめですが、耳のある食パンの場合は耳を切り落としてから使うようにしましょう。簡単に作れて満足感のあるメニューですので、ランチや朝食にぴったりです。
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピ【後期】
かぼちゃのキッシュ
【材料】
- ほうれん草 30g
- プレーンヨーグルト 50g
- 卵 1個
- かぼちゃ 100g
- ツナ水煮缶 20g
【手順】
- ほうれん草を茹で、5㎜幅に刻みます。茹でた後は水にさらしてアクを抜きます。
- ボウルにヨーグルト、卵を入れてよく混ぜます。
- かぼちゃの皮を剥き、5mm角に切っておきます。柔らかくなるまで加熱します。
- 2のボウルに3と1のほうれん草、水気を切ったツナを入れて混ぜます。
- 4をココットに分け入れ、トースターで10分ほど焼きます。
- 全体にしっかりと火が通ったら、完成です。
かぼちゃのキッシュは卵を使ったボリューム満点のレシピです。材料にかぼちゃを使うことで甘みが強くなるので、小さな子どもでも食べやすくなります。また、ほうれん草はアクが強い野菜ですので、離乳食に使う際は茹でた後に水にさらすようにしましょう。
さらに、ヨーグルトはタンパク質の粒子が細かいため、牛乳を試してみる前の乳製品としておすすめです。少量から試してみるようにしてください。
かぼちゃと豆腐のおやき
【材料】
- 絹豆腐 10g
- かぼちゃマッシュ 小さじ2
- 焼き麩 2個
- 片栗粉 小さじ1〜3
- サラダ油 適量
【手順】
- 焼き麩をおろし金ですり下ろします。
- ボウルに絹豆腐を入れて、スプーン等で潰します。
- 2に1の麩とかぼちゃマッシュ、片栗粉を加えよく混ぜます。
- クッキングシートを敷いたまな板の上で、3の生地を厚さ3〜4mm程度に伸ばします。
- 4をクッキー型等で型抜きします。
- フライパンにサラダ油をひき、中火で熱します。
- 温まったフライパンに5の生地を入れ、両面をこんがりとなるまで焼きます。
- 器に盛ったら完成です。
かぼちゃと豆腐のおやきは、手づかみ食べを始めた赤ちゃんにぴったりな離乳食のレシピです。材料に焼き麩を加えることでおやきに適度な水分が加わり、食べやすくなります。また、絹豆腐を使うことでふんわりと柔らかな食感になり、栄養価も高まります。
離乳食の進み具合によっては、砂糖やはちみつなどを入れるのもおすすめです。おやつにもぴったりの簡単なレシピですので、一度試してみて下さい。
かぼちゃ味噌煮込みうどん
【材料】
- Aかぼちゃ 20g
- A白菜 20g
- A人参 10g
- A出汁 180g
- A鶏ひき肉 15g
- 小ねぎ 適量大さじ1程度
- ゆでうどん 80g
- 味噌 小さじ1/4
【手順】
- かぼちゃを1cm程度の角切りと白菜を1cm程度の色紙切り、人参を1cm程度の角切りにします。
- 冷凍うどんを5cm程度の食べやすい長さに切ります。
- 鍋にAの材料を入れ、蓋をして野菜が柔らかくなるまで弱火で加熱します。
- 3の鍋に味噌を入れて、かぼちゃを軽く潰しながら混ぜます。
- 4に小ねぎとゆでうどんを加えて混ぜ、火を通したら完成です。
かぼちゃ味噌煮込みうどんは、鶏肉と野菜がたっぷり入った栄養満点の離乳食です。野菜を出汁でじっくりと煮込むことで、野菜の旨味が存分に味わえる一品となっています。
また、子どもでも食べやすく消化が良くなるように、うどんもしっかりと煮込むようにしてください。離乳食後期になると少しずつ調味料を使えるので、醤油や味噌を少量ずつ使ってみるようにしましょう。
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピ【完了期】
かぼちゃロール
【材料】
- サンドイッチ用食パン 1枚
- 冷凍かぼちゃ 50g
- 牛乳 小さじ2
【手順】
- 冷凍かぼちゃを解凍し、皮を取り除き潰します。
- 牛乳を700w20秒ほどレンジで加熱します。
- 1に2の加熱した牛乳を加え、よく混ぜます。
- ラップの上に食パンを乗せ、3のペーストを塗っていきます。
- 4の食パンを端からくるくると巻いていきます。
- ラップでキャンディ状に巻きます。この時、きつめに巻くようにしてください。
- 6をラップをした状態で2〜3分ほど置いて、なじませます。
- 7を食べやすい大きさにカットしたら、完成です。
かぼちゃロールは、完了期の朝食におすすめの簡単メニューです。かぼちゃのペーストがほんのりと甘いので、小さな子どもが残さず食べてくれると人気のレシピとなっています。
また、食パンをくるくると巻くことで、見た目が可愛らしくなり子どもの食いつきが良くなります。さらに、一口サイズに切ることで手づかみでも食べやすいと評判の一品です。
かぼちゃ蒸しパン
【材料】
- かぼちゃ 30g
- 小麦粉 50g
- 砂糖 10g
- 牛乳 50ml
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
【手順】
- 小麦粉とベーキングパウダーを泡立て器などで混ぜ合わせます。
- 耐熱皿に、皮を剥いてサイコロ状に切ったかぼちゃとかぶるくらいの水を入れます。
- 2にラップをして、500wで5分ほど加熱します。
- 3の柔らかくなったかぼちゃをスプーンなどで潰します。
- ボウルに4を入れ、砂糖を入れて混ぜます。
- 5に小麦粉と牛乳を加え、だまがなくなるまで混ぜます。
- シリコンカップやアルミカップに6の生地を入れていきます。
- フライパンに浅めに湯を沸かし、布巾を敷きます。
- 布巾の上に7のカップを乗せ、10〜15分ほど蓋をして蒸します。
- 竹串を刺して、生地がついてこなければ完成です。
かぼちゃ蒸しパンは、ランチやおやつに最適な離乳食のレシピです。蒸したてのふわふわとした食感の生地は、小さな子どもでも食べやすいと評判になっています。また、卵を使っていないので、卵アレルギーの子どもでも安心して食べられると人気です。ただし、生地が膨らむため、カップの中に生地を入れすぎないように注意しましょう。
揚げないかぼちゃコロッケ
【材料】
- 玉ねぎ 1/4個
- かぼちゃ 1/5個
- 粉チーズ 大さじ1
- パン粉 大さじ4
【手順】
- 耐熱容器にみじん切りにした玉ねぎを入れ、ラップをして電子レンジ600Wで1分ほど加熱します。
- ボウルに加熱した皮つきのかぼちゃを入れ、フォークの背で粗くつぶします。
- 2のボウルに1と粉チーズを加え混ぜ、ボール型に丸めます。
- フライパンを熱しパン粉を入れ、きつね色になるまで炒ります。
- 4の中に3のボール状にした生地を入れて、転がすようにして全体にパン粉をまぶします。
- 器に盛り付けたら完成です。
1歳を過ぎたら、かぼちゃコロッケを作るのもおすすめです。揚げずに作れるので、短時間で簡単に出来上がるのも魅力のレシピとなっています。調理の際のポイントとしては、パン粉を細かくするように木べらで刻むように炒るようにしましょう。
また、このコロッケは冷凍保存もできるので、ラップに一つずつ包み保存しておくと非常に便利です。ただし、冷凍する際は1〜2週間程度で食べるようにしてください。
かぼちゃを使った離乳食の人気レシピを作ってみよう!
かぼちゃを使った離乳食のレシピについて紹介しました。かぼちゃは甘みが強く簡単にペースト状になるので、離乳食にぴったりの食材であることがわかりました。この記事を参考にして、ぜひかぼちゃを使った離乳食のレシピを作ってみてください。