2020年05月28日公開
2024年10月23日更新
ベーコンを使った離乳食レシピまとめ!食べさせる時期についても解説!
ベーコンを使用した人気離乳食レシピを紹介します。ベーコンを使用するときに注意する事や安心して食べさせられる時期など、離乳食を作る時に役立つ情報をお届けします。簡単に作れるベーコンを使ったおすすめ離乳食レシピも必見です!
目次
ベーコンを使った離乳食のおすすめレシピを紹介
豚肉を燻製にしたベーコンは、おつまみなどで人気がある食材です。大人が食べるのは問題のない食材ですが、食事を覚えたての赤ちゃんには与えて良い物なのでしょうか?そのような不安を感じる方は、本記事を参考にしてください。
本記事では、離乳食で使えるベーコンレシピを紹介します。ベーコンを食べさせる時期や注意する点など、知っておきたい情報が満載です。
ベーコンを離乳食に使うポイント
安心してベーコンを食べさるには、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?ベーコンを食べさせる上で、覚えておきたポイントをまとめました。
ベーコンを使い始める時期
脂質が多い豚肉を塩漬けして作るベーコンは、100g当たり約gもの食塩が含まれています。赤ちゃんの塩分摂取目安は、離乳食後期で1食0.3g、完了期は一食0.4g~0.6gとなっています。油や脂肪分の量も後期で1食2g、完了期で1食3gまでが適切です。
この数字を見ると、塩分・脂肪分が多いベーコンは赤ちゃんにおすすめできる食材ではありません。食べることに慣れていく初期や味付けに慣れていく中期は、赤ちゃんにベーコンを与えないでください。ベーコンの味に慣らしていくのなら、9~11カ月ほどの離乳食後期に入ってから少量づつにしましょう。
ベーコンを離乳食に使うメリット
今週はベーコンチーズ蒸しパン
— bataco (@ymkwchi3) April 4, 2020
蒸しパン大好きで最近よく食べるからMサイズのカップに変更!#離乳食 pic.twitter.com/ldQk7CWOF0
体に良くないイメージが強いベーコンの脂肪分・塩分ですが、実はメリットもあります。それはベーコンから良い出汁がとれることです。スープなどに使用する場合は、他の味付けをしなくてもベーコンから出る出汁と塩分だけで美味しくなることもあります。
離乳食の味付けを簡単にしたい方に、ベーコンはおすすめの食材です。ベーコンを使用した料理は必ず味見をして、塩分が強いようであれば薄めて食べさせるようにしてください。
無添加のベーコンがおすすめ
スーパーで販売している一般的なベーコンには、保存料や発色剤などの添加物が含まれているものが多いです。成長してくると添加物を気にしすぎる必要はないですが、消化器官が未熟な1歳前後の赤ちゃんはうまく体で消化できない可能性もあります。過度に食べ過ぎると、発がん性物質が体に蓄積されたり栄養吸収を妨げてしまうのです。
その為、赤ちゃんには安全に食べさせることができる無添加の食品を使ってください。ベーコンを購入する際に、成分表示をチェックして無添加であることを確認しましょう。無添加のものは開封後、なるべく早めに使い切るようにしてください。
下処理で塩分や脂肪分を取り除く
かなりしょっぱかったから塩抜き#燻製#ベーコン pic.twitter.com/NI62FN7Nke
— Chris@魔魚 (@Chris_magyo) May 29, 2018
塩分・脂肪分が多いベーコンは、食べさせる前に下処理をするようにしましょう。カットするときに脂肪分の白い部分は切り落とし、水に漬けるなどして塩分を抜きます。そうすることで、ある程度の塩分・脂肪分は抑えることができます。
ベーコンを使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】
注意する点を踏まえて、ベーコンを使った離乳食を作っていきましょう。後期(9~11カ月頃)に食べさせる人気料理を紹介します。
ケークサレ
朝食に人気のあるケーキサクレの具材に、ベーコンを使用してみてはいかがでしょうか?ベーコンの他にも、人参やトマトなど好きな野菜を加えてアレンジできます。
時間がある時に作り置きして冷凍しておくと、忙しい朝にもすぐ食べさせることができます。大人が食べても美味しく食べられるので、たくさん作って家族全員で味わってください。
トマトリゾット
ビタミンたっぷりのトマトリゾットも、ベーコンを加えるとより美味しくなります。紹介しているレシピは大人も食べられるように味付けがしっかりしたものですが、味付けを薄くすると赤ちゃんが食べても安心な料理にアレンジ可能です。
チーズを型抜きして乗せると、おしゃれなリゾットになります。赤ちゃん連れが集まるホームパーティーメニューとしてもおすすめしたい人気料理です。
野菜たっぷり中華丼
トロトロした食べ物が好きな赤ちゃんには、いろいろな野菜とベーコンが摂れる中華丼を試してみてください。冷凍のミックス野菜やコーン缶などを利用すると、簡単に作ることができます。出汁が効いていて、大人が食べても美味しく感じられる味付けです。
野菜以外にも、赤ちゃんの好みに合わせていろいろな具材でアレンジしてみてください。ヒジキを入れると、食物繊維と鉄分がたっぷり摂れるのでおすすめです。
白菜とベーコンのホワイトソース
塩コショウの味付けをしていない、シンプルなホワイトソースを使用した離乳食です。味付けは、ベーコンの塩気のみでも美味しく仕上がります。ベーコンの塩気が強すぎる場合は、事前に塩抜きをして作りましょう。
白菜は下茹でしておくと、短時間で調理可能です。食感も柔らかくなって、赤ちゃんも噛みきりやすくなります。塩コショウなどで味付けをすると、高齢者向けのご飯としてもおすすめです。
ベーコンお好み焼き
手づかみで食べられる料理を作りたい時には、ベーコンが入ったお好み焼きはいかがでしょうか?豆腐を混ぜて生地を作るので、普通のお好み焼きよりもフワフワした食感が楽しめます。お好みで山芋などを一緒に擦り入れると、より食感が良くなるのでおすすめです。
カボチャが好きな赤ちゃんには、カボチャを入れた甘めのお好み焼きにアレンジしてみてください。ベーコンの旨味と野菜の甘みが活きたレシピになっているので、大人の方もソースなしで美味しく食べられます。
かぼちゃマカロニパスタ
スプーンで食べられるマカロニパスタは、食べる練習用に人気のある食材です。小麦アレルギーの赤ちゃんでも、グルテンフリーのマカロニを使用すると美味しく食べられます。カボチャの甘みとベーコンのコクを活かしたパスタ料理にして食べさせてあげてください。
カボチャは崩れるくらい柔らかく煮ることが、美味しく作るコツです。カボチャがマカロニに絡みやすくなり、赤ちゃんも食べやすくなります。カボチャペーストを作り置きしておくと、より簡単に作れるのでおすすめです。
ポトフ
ベーコンを使うポトフも、赤ちゃんの栄養補給に人気のある料理です。炊飯器に具材を入れるだけで作れるポトフは、家族全員分のおかずを一気に作りたい時に重宝するレシピになっています。
赤ちゃん用には、炊飯器で炊き上げた直後に取り分けてください。取り分けをした後、コンソメや醤油などを加えて大人用の味付けをしましょう。具材が大きすぎる場合は、赤ちゃんの一口サイズに切り分けてあげるようにしてください。
ベーコンと野菜のクリームうどん
離乳食の定番でもあるうどんは、後期に入ったらベーコンを加えて具沢山にしてみましょう。うどんは、必ず短くカットしてあげるようにしてください。野菜などをたくさん入れて作ると、うどん1玉で大人と赤ちゃん2人分量になるので余分に作りすぎる心配もありません。
同じ味付けや具材で、うどんをそうめんに変えても美味しく食べられます。暑い時期には、そうめんでさっぱりと食べるのもおすすめです。
ベーコンを使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
いろいろな食材が味わえるようになる離乳食完了期では、どのようなベーコンレシピが人気なのでしょうか?ベーコンを使った完了期におすすめの料理を集めました。
ナポリタン
味付けが濃いイメージのあるナポリタンも、完了期になると食べられるようになります。ベーコンやキノコなど、食感がある具材を加えて作ってあげましょう。同じ味付けで大人も美味しく味わえるので、家族みんなで同じものが食べられます。
同じ味付けで、マカロニパスタにもアレンジ可能です。お好みで、無添加の粉チーズをかけて味わってみてください。
ベーコンサンド
休日のお出かけ弁当には、手づかみで食べられるベーコンサンドがおすすめです。味付けはほどんどする必要なく、チーズやベーコンの味のみで美味しく仕上がります。
2枚のパンを使用するサンドイッチとは違い、1枚のパンに穴をあけて作るベーコンサンドです。そうすることで具材が外にはみ出ることが少なくなり、赤ちゃんでも食べやすくなります。ちょっとした工夫を真似して、ベーコン以外にもいろいろな具材のサンドを作ってみてください。
ベーコン野菜炒め
野菜をたっぷり食べさせたい時には、シンプルな味付けのベーコン野菜炒めはいかがでしょうか?ビタミン・ミネラルが豊富なほうれん草とタンパク質豊富なきのこは、赤ちゃんの体作りに欠かせない食材です。
オリーブオイルや塩コショウを使用して調理していますが、心配な方はベーコンの塩気だけで調理してみてください。大人用には、ポン酢や醤油で味を整えると美味しく食べられます。
具沢山キャラ弁
特別な日のお弁当には、ベーコンが入ったチャーハンでキャラ弁を作ってみてください。いろいろな具材が入ったチャーハンは色どりも良く、見た目も楽しく味わえます。好きなキャラクターの形に模ってあげるだけで、キャラ弁にアレンジ可能です。
紹介したキャラ弁は、ウインナーやミートボールなどのお肉料理が多めになっています。赤ちゃんのお好みで、野菜のおかず多めにもアレンジ可能です。ぜひいろいろなアレンジで楽しんでください。
揚げないコロッケ
ヘルシーなおかずを食べさせたい時には、里芋とベーコンを混ぜて作るコロッケはいかがでしょうか?腹持ちも良いヘルシーおかずになっているので、ダイエット中の方にも人気があります。少ない油で揚げ焼きにすることで、脂質も低く作ることが可能です。
無添加のコンソメを使用すると、味付けも簡単に決まります。塩分の摂り過ぎが心配な方は、ベーコンの塩気だけで作っても大丈夫です。一緒に食べるおかずなどの塩分量に合わせて調節してください。
ベーコンとカブの蒸し焼き
焼いたり揚げたりする料理は油の摂り過ぎが心配という方は、簡単な蒸し焼き料理にしてみてはいかがでしょうか?カブとベーコンを、人気調理器具ルクエに入れて調理するだけの手抜きレシピです。味付けはだしの素とコショウのみで、シンプルに味わいます。
ベーコンの脂肪分が気になる方は、白い部分を丁寧に取り除いて調理してください。大人の方も美味しく味わえる優しい味のおかずになっています。
ミネストローネ
たっぷりの野菜とベーコンで味わうミネストローネは、離乳食初期から大人用までアレンジできる万能レシピです。ベーコンを抜いて具材を細かくし、味付けをする前に取り分けると初期から中期の離乳食になります。
味付けを少し濃くすると、大人が食べても美味しいミネストローネにアレンジ可能です。味付けする前に、野菜スープを製氷皿などで冷凍してストック食材としても使えます。いろいろな料理に活用して、毎日の料理時間を時短で済ませましょう。
ベーコン入りホットケーキ
ベーコンが入ったホットケーキは、ご飯にもおやつにもなるレシピです。ウインナーやベーコンを細かく刻んで、ホットケーキミックスと一緒に焼き上げるだけで簡単に作れます。お好みで、野菜を細かく刻んで入れるのもおすすめです。
たくさん作って冷凍保存しておくと、作り置きおやつとしても重宝します。お好みで、ケチャップなどをかけて食べさせてあげてください。
ベーコンを使った離乳食のおすすめレシピまとめ
タイムラインが桜で楽しいですありがとう。今夜の離乳食、ベーコンケチャップご飯と野菜スープ。 pic.twitter.com/Sdch7FRepV
— ナオ (@nao_paddy) April 6, 2019
ベーコンは脂肪分・塩分が高い食材ですが、使い方を工夫すると赤ちゃんでも安心して食べられます。スーパーで販売している無添加ベーコンを利用して、美味しいご飯を作ってあげましょう!
後期から完了期になってくると、ベーコンの他にもいろいろな食材が食べられるようになります。美味しい食材を少しづつ覚えさせて、食べることの楽しさを教えてあげてください。