お好み焼きソースの人気レシピ！簡単手作りプロの味！代用の変わり種も

お好み焼きは、関西を中心に日本全国で食べられています。発祥はもんじゃ焼きから派生されたものとされ、自分で焼くスタイルは大阪のお店が初めとされています。今では関西風お好み焼きやモダン焼き、広島風お好み焼きなど地域によって様々に変化していますが、どのお好み焼きもお好み焼きソースが味の決め手になります。

お好み焼きソースと言えば、有名なのがオタフクソースです。広島県に本社をおく調味料メーカーで、お好み焼きに特化したソースを開発しました。自宅でお好み焼きを作った時、このお好み焼きソースをかけて食べるという家庭も多いのではないでしょうか？

実は、簡単なレシピひとつでオタフクソースのような濃厚なお好み焼きソースが作れます。本記事では、自宅にある調味料で美味しいお好み焼きソースを作るレシピを詳しく紹介します。また、かわってるけれど作って食べてみると美味しい変わり種のお好み焼きソースのレシピも詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にして作ってみてください！

お好み焼きソースは、誰の家でも必ず常備してある調味料で簡単に作ることができます。市販のソースは苦手だという人は、手作りのお好み焼きソースのレシピを覚えておけば、いつでも美味しくお好み焼きを食べる事ができるでしょう。まずは、基本の材料と作り方を紹介します。

お好み焼きソースの材料は、基本的に3つです。中濃ソース・オイスターソース・ケチャップがあれば、お好み焼きソースに近い味を出す事ができます。その他、とんかつソースやウスターソースを使う人もいます。しかし、どのソースがお好み焼きソースに近い味が出せるか違いが難しいでしょう。下表で特徴を解説していますので、参考にして下さい。
 

【材料】

• 醤油大さじ1
• ウスターソース大さじ2
• 水大さじ1
• 果汁大さじ1
• トマトケチャップ大さじ4
• 砂糖大さじ3

1. 材料を全部混ぜ合わせれば完成。

お好み焼きソースのレシピは沢山あります。レシピを作った人が住んでいる地域によっても味が変わりますので、一概にどれが本当のお好み焼きソースのレシピかということは断言できません。しかし、色々なレシピを見ると、調味料を3種類混ぜ合わせて作っています。そのため、お好み焼きソースは味が複雑に混ぜあったソースだと言えます。

お好み焼きソースを手作りするときのポイントは、調味料の配分率と隠し味です。基本のレシピは1:1:1と紹介しましたが、酸味が強いソースが好みであればケチャップを多めにするとフルーティな酸味が出ます。逆に辛口なソースが作りたいときは、ウスターソースを加えてください。

そして、隠し味で砂糖や醤油を加えれば、まろやかさが出て市販のお好み焼きソースに近い味が作りだせるでしょう。お好み焼きソースを作る時は、少しずつソースの配分を変え、隠し味を色々試しながら作ると自分だけのオリジナルレシピが完成します。

基本のお好み焼きソースを紹介しましたが、必ずその調味料でなければお好み焼きソースが作れないということはありません。手作りのお好み焼きソースでも、人気のアレンジレシピはたくさんあります。調味料の配分率にもよりますが、たったこれだけで作れるという簡単なお好み焼きソースのレシピを紹介します。

【材料】

• BBQソース70g
• 醤油15g
• はちみつ15g
• ケチャップ15g
• オイスターソース5g

1. ボウルにすべての材料を混ぜ合わせたら完成。

このレシピでは、海外でも作れるレシピですので中濃ソースやウスターソースではなく、バーベキューソースを使用しています。このソースは肉を美味しく食べるために作られるソースで、野菜や果物の甘みがある濃厚なソースです。チキンナゲットに使うソースを想像してください。

バーベキューソースに醤油を加えることによって、少し和風テイストの風味になり隠し味のオイスターソースで味を引き締めます。これはたこ焼きやお好み焼きソースだけではなく、焼きそばやハンバーグにかけるデミグラスソースの代用にもなります。このレシピを覚えておけば、海外でも簡単にお好み焼きソースが作ることができるのです。

お好み焼きソースは、ウスターソースとケチャップだけでも作る事ができます。ハンバーグソースのレシピで使われることが多いですが、お好み焼きソースをハンバーグソースの代用として使うこともありますので、問題ありません。

ハンバーグソースで使う時は、ハンバーグを焼いた油が入ったフライパンで混ぜると美味しい肉汁がソースに染み込みます。お好み焼きソースで使う時は、少し甘辛いですのではちみつなどを隠し味として加えるとまろやかな味になります。

洋風なソースを一切使わずにソースを作ると、和風なお好み焼きソースができます。醤油・酒・砂糖は和食を作る時に使う定番の調味料です。これを使う料理によって比率を変えると、素材の味をより引き出してくれるのです。

他の料理で考えると肉じゃがは醤油1:酒1:砂糖1、親子丼は醤油1:酒1:砂糖2、きんぴらごぼうは醤油2:酒（もしくはみりん）1:砂糖1というような比率にします。同じ調味料でも料理によって比率を変えることによって、完成したときの味や旨味が全く変わるのです。

お好み焼きの場合は、この3つを使うとかなりサラサラしたソースになってしまいます。しかし、鰹節を加えかぼすなどの酸味を足すと、あっさりとした和風お好み焼きの完成です。ここでみりんを使わないのは、素材を柔らかくする必要がないからです。甘さは砂糖で充分ですので、好みの黄金比率を導き出してください。

とんかつソースは、先ほど紹介した通り果実のフルーティな味わいが特徴で、とろみがウスターソースと中濃ソースの中間です。そのため、ケチャップと混ぜ合わせることによって基本のソースに近い味が作りだされます。

このレシピは他の料理でも代用できます。とんかつソースは、名前にもなっている通り肉料理と相性が抜群ですので、ハンバーグはもちろん唐揚げやカレーライスにも合います。ミートソースやミートドリアのソースにも最適です。

砂糖やはちみつを加えなくてもとんかつソースの甘さがありますので、家に常備しておけば万能に使う事ができる人気の調味料です。あとはケチャップの量を変えて酸味を調整しましょう。

めんつゆは、出汁と醤油・みりん・砂糖をベースの調味料です。お好み焼きの材料で出汁を加えるレシピもあるほどですので、めんつゆをお好み焼きソース代わりに使ってもおかしくはありません。ただ、とろみが一切ありませんので、中濃ソースを混ぜ合わせると丁度良いとろみができます。めんつゆも家に常備する調味料として人気が高いです。

お好み焼きソースとして使う他に、焼うどんやパスタなどソースと絡めて作る料理に向いている調味料です。めんつゆのだしの味が、中濃ソースのとろみによって他の具材とうまく混ざり合います。親子丼や牛丼のちょい足しにも使うことができます。

最後に基本のお好み焼きソースの材料を一切使わない変わり種のソースを5つ紹介します。一見、お好み焼きに合うのか不安になりますが、実際作って食べてみると新しい発見したと思うくらい美味しくなる調味料ばかりです。この変わり種の調味料を参考に、自分で新しい味を生み出してください。

ザ・和風お好み焼きを食べたいときは、醤油マヨという簡単レシピのお好み焼きソースで食べましょう。お好み焼きに使う具材も長いもやお餅を使うなどして和風にこだわったレシピだと、醤油マヨの風味が際立ちます。

最後に鰹節ではなく刻みネギ、しょうがとのり・かぼすなどをのせるとさっぱりとした和風テイストのお好み焼きが完成します。また、通常のお好み焼きソースよりカロリーが低いですので、糖質やカロリーが気になる人は、さらに小麦粉をおからに変えればダイエット料理として食べることができます。

お好み焼きを食べる時、ソースが濃いので食べるのが苦手な人やカロリーが高そうですので食べるのを控えたいという人もいます。そういう時は、お好み焼きソースをポン酢にするだけでチヂミやたこ焼き感覚で食べる事ができます。

どうしても味が今一つはっきりしないと思ったら、コチュジャンやキムチなどをのせれば中華風のお好み焼きになります。しかし、キムチはカロリーが高いですのでダイエット中に人は注意してください。

わさびとマヨネーズを混ぜて様々な料理に使うのが、ひそかに人気だということをご存じでしたか？マヨネーズだけでは油っこくて酸っぱいと感じていても、わさびを加えれば大人の味になって食欲が増すのです。お好み焼きソースの代用として使うことができますので、だまされたと思ってぜひ一度挑戦してください。

ワサビマヨを他の料理に使うとしたら、野菜の和え物やサラダを想像します。しかし、変わり種としてはパスタに和えたり、肉料理のソースとして使えばいつもと違う風味を感じる事ができます。もちろん、焼きそばやたこ焼きに使っても美味しいです。

白だしをお好み焼きの材料と一緒に混ぜるレシピは存在します。しかし、それだと白出汁の風味をそれほど感じることはできません。そこで、白だしを片栗粉と混ぜてお好み焼きソースとして上にかければ、だしの効いたお好み焼きが完成します。

さらにヘルシーにお好み焼きを仕上げるのでしたら、小麦粉を通常の半分にします。そしてその分豆腐を加えれば、タンパク質を豊富に摂れるダイエット向きのお好み焼きになります。具材も海鮮や脂の少ない肉を使えば糖質制限にもなるでしょう。

ちなみにお好み焼きのカロリーは平均で約500Kcalあると言われています。このカロリーを抑えるために小麦粉をおからや豆腐、つなぎに長いも、具材を海鮮、ソースを白だしのみにすると約300Kcal台に抑えることが可能です。

お好み焼きソースの変わり種で、一番簡単で人気なのが焼肉のたれです。焼き肉のたれはバーベキューソースと同じ意味合いですので、にんにくや唐辛子などの香辛料、野菜や果実・香味野菜などが配合された調味料です。書き込みなどでは、市販のお好み焼きソースより焼肉のたれをかけて食べた方が美味しいという人もいるほど癖になる味です。

焼き肉のたれは、色々な会社が味に変化を付けて販売していますので、自分好みの味を見つけてお好み焼きにかけるのも良いでしょう。しかし、さらにマヨネーズや他の調味料をかけてしまうとかなりくどくなり、お好み焼き本来の味を失うことになります。

お好み焼きソースは、手作りすると誰でも簡単に自分の食べたいお好み焼きソースを作る事ができる調味料です。もしかして、自分好みの比率ひとつでプロに負けないくらい美味しいお好み焼きソースを作る事ができるでしょう。また、手作りをしなくてもお好み焼きソースという名前ではない調味料でも相性が良いものが沢山あります。

お好み焼きは、大人数の食事やパーティなどで簡単に作れますので人気があります。そこで、様々な種類のお好み焼きソースを作っておけば、お好み焼きひとつで色々な味を試す事ができて喜ばれるでしょう。お好み焼きを食べるときは、ソースという味にこだわらず自分の好きな調味料と配合でぜひ美味しく食べてください！