干し柿を使った人気レシピ！お菓子やおつまみ・料理まで！大量消費も！

干し柿は渋柿の果実を乾燥させたもので、そのままでも十分美味しい果物です。また、昔からなます料理に良く用いられてきた食材でもあるようです。現代ではスイーツなどにアレンジされたレシピも多く公開され、人気の高いお菓子やおつまみとして活躍の場を広げています。

干し柿は一度にたくさん作ったりもらったりするため、冷凍庫に保存したままという人も多いでしょう。美味しく消費する方法として、自然の甘みを生かしたスイーツやおかず、おつまみなどのアレンジレシピを紹介します。

干し柿が持つ自然の優しい甘さはお菓子やケーキなどスイーツに利用しやすく、一味違った美味しさを演出してくれます。しかも食物繊維やカリウム・マンガンなど豊富なミネラルも含んでいるため、子供のおやつにぴったりな食材といえるでしょう。この項目では、人気の高いお菓子やケーキなどにアレンジしたレシピを紹介します。

【材料】

• 干し柿…4個
• すりおろした柚子の皮…少々
• こしあん…適量

1. ヘタを取り除いた干し柿を、縦半分にカットし広げていきます。
2. まきすを広げ、手前に縦2列横2列に少し重ねて並べます。
3. 2の上からすりおろした柚子の皮をふりかけます。
4. 広げた干し柿の上にこしあんをお好みで入れ、まきすで巻いていきましょう。
5. 食べやすい大きさにカットしたら完成です。

そのまま食べても美味しい干し柿に、こしあんの甘さと柚子の香りをきかせたアレンジレシピです。柚子がない季節に作る場合は、代わりにゆずジャムを使うとよいでしょう。お昼のゆっくりしたひと時に、抹茶と一緒に味わうことをおすすめするスイーツです。

【材料】

• 干し柿…10個
• ゼラチン…15g
• 水…750cc
• 砂糖…60g

1. ヘタを切り落とし、細かく切ります。
2. 鍋に分量の水とゼラチンを加え火にかけ、砂糖を加えます。
3. 良くかき回し砂糖が溶けた時点で、1を入れてください。
4. 沸騰前に火を止め、容器に入れて冷やします。
5. 固まったら完成です。

冷凍している自家製の干し柿で作った美味しい羊羹です。フードプロセッサーを使って滑らかにするよりも、細かく切って少し粒粒感を残した方が美味しいでしょう。冷凍保存されているものを使ったアレンジスイーツのため、作る季節は問われません。いつでもおもてなしお菓子として利用できるレシピといえるでしょう。

【材料】

• 干し柿…1個
• 板チョコレート…1枚

1. 干し柿のヘタを取り、縦半分にカットして種を取り除きます。
2. 1.5～2cmほどの大きさに細かくカットします。
3. アルミホイルをかぶせたお皿を準備します。
4. 別の器に板チョコレートを小さく砕いて入れ、電子レンジで加熱します。
5. 30秒ごとにかき混ぜる行為を繰り返しましょう。
6. 板チョコが完全に溶けたら、電子レンジの過熱をストップします。
7. 2の細かくカットした干し柿につまようじを刺して、6のチョコレートに浸します。
8. チョコレートでコーティングされた7を3のお皿の上に並べ、冷やしてください。
9. 冷えて固まり、表面のツヤがなくなったらお菓子の完成です。

板チョコは電子レンジで加熱し過ぎると固くなる性質があるため、様子を見ながら加熱を繰り返してください。お友達とのティータイムやバレンタインデーにおすすめのアレンジお菓子です。急ぐ場合は、冷蔵庫で冷やすとできあがり時間が早いようです。

餃子の皮を使いオーブンで焼いただけの簡単アレンジお菓子です。干し柿の自然な甘さとカリっと揚がった餃子の皮が、粒マスタードとはちみつを合わせたソースと美味しく絡み合います。米粉入りの餃子の皮を用いると、カリっとした食感と同時にもちもち感も味わうことができます。餃子の皮が残ったときに便利なアレンジレシピといえるでしょう。

甘いジャムなどを加えて食べる人気の高いプレーンヨーグルトを、干し柿を使ってアレンジしたレシピです。自然な甘みだけでは物足りない人は、はちみつや黒砂糖など甘味料を入れて食べるとよいでしょう。さらにバナナなどを加えてボリュームを持たせると、子供のおやつとしてもぴったりのスイーツといえます。

強力粉ときな粉、豆乳を合わせて生地にし、オーブンで焼いたお菓子風のアレンジレシピです。サクサクとした生地に弾力のある干し柿が加わり、癖になる食感です。しっかり焼くことが美味しくできあがるポイントで、食べるときは完全に冷ましてください。棒状に形成すると食べやすいですが、形にこだわりはありません。

星形など子供が喜びそうな形にすると、おやつとして喜んで食べてくれるでしょう。また、レーズンや干し芋などでもアレンジしやすいレシピといえます。

人気の高い牛乳かんに干し柿と柚子の皮を加えた、簡単アレンジスイーツです。牛乳の白色に柿の茶色や柚子の黄色が見た目におしゃれで、おもてなしにぴったりのアイデアスイーツといえるでしょう。干し柿と柚子の量はお好みで調節してください。

米粉に干し柿とさつまいも、バターを入れてベーキングパウダーで膨らませた、ヘルシーで簡単にできるアレンジケーキです。米粉とさつまいも使っているので、お菓子としてだけではなく朝食や昼食としても食べることができます。また小麦粉を使っていないため、小麦粉アレルギーの子供のおやつとしても重宝でしょう。

優しい甘さを持つ干し柿は、おつまみや料理にも利用しやすい食材といえるでしょう。この項目では、短時間で調理できる人気の高いおつまみや料理のアレンジレシピを紹介します。

【材料】

• 大根…500g
• 人参…1/2本
• 塩…少々
• 干し柿…1個
• 酢…100cc
• 砂糖…大さじ3杯
• 塩…少々

1. 大根を4cmの長さの千切りにします。
2. 人参も大根と同じように、4cmの長さの千切りにします。
3. ボウルに細長く切った大根と人参を入れ、塩を絡めて少し時間をおいてください。
4. しんなりしてきたら水気を絞り、別の器へ移し軽くほぐしておきます。
5. 干し柿は粗いみじん切りにします。
6. 5をボウルに入れ、分量の酢と砂糖、塩少々を加えてよく混ぜ合わせてください。
7. ６の柿甘酢に4の大根・人参を入れて、全体に混ぜ合わせれば完成です。

干し柿を使った紅白なますは、正月料理としてよく登場する人気の高いレシピです。自然の甘みを利用した、さっぱりとした味にまろやかさを感じさせてくれる料理といえるでしょう。固い干し柿であっても、なますと混ぜることでやわらかく食べることができます。

干し柿が乾燥して固くなってしまったら、なますなど水分を含んでいる料理に加えると美味しく食べることができるでしょう。

材料】

• 干し柿…4個
• バーボン…15ml
• くるみ…5～8個

1. 干し柿を半分に切り、ヘタと種を取り除き細かく切ります。
2. 1をボウルに入れ、くるみを砕いてその中に加えます。
3. 2の中に汁が出てこない程度のバーボンを加えます。
4. スプーンでかき混ぜて、全体に馴染ませましょう。
5. ラップを広げその中に4を入れて巻き、サイドをねじって結びます。
6. 冷蔵庫で数時間寝かせて固まったら完成です。

干し柿の甘みとくるみの香ばしさが美味しい、大人のおつまみとしておすすめできる簡単レシピです。このレシピのポイントは、ラップで巻くとき空気をしっかり抜くことです。また一口大に切るときは、ラップの上から切るときれいに切ることができます。保存のききやすいおつまみのため、常備すると急なおもてなしにも助かるでしょう。

そのままでも十分美味しいですが、チーズや生ハムと一緒に食べるとまた違った味わいを楽しめます。

【材料】

• 大根…500g
• 干し柿…3～5個
• 柚子…1個
• 塩…小さじ1杯
• 酢…50～70cc
• 砂糖…小さじ2杯
• 唐辛子…お好みで

1. 大根を薄くスライスして塩を振りかけ、押し蓋をして重しをし1時間ほど待ちます。
2. しんなりとなった1の大根をざるに移し、水気を切ります。
3. 柚子を半分にカットし、果肉をスプーンでくり抜きましょう。
4. 柚子の皮をなるべく薄く千切りにします。
5. 果肉は網などに入れてよく絞ってください。
6. 干し柿のヘタや種を取り除き、薄くスライスします。
7. 2の大根の水分をキッチンペーパーでよくふき取りましょう。
8. 7の大根を広げ、4と6を適量のせてギュッと押さえるように巻いてください。
9. 深い容器に8を並べ、1段ごとに酢と砂糖を配分しながらかけていきます。
10. 詰め終わったら、最後に柚子のしぼり汁を全体に振りかけます。
11. 蓋をして1日置いた完成です。

できあがりまでの期間は、はおよそ2日間です。日常の食事だけでなく、お正月のお節料理としてもおすすめの一品です。干し柿の自然の甘さと柚子の香り、大根のシャキシャキ感が、美味しさを引き立ててくれます。大根は等太りで、なるべく同じ大きさのものを選びましょう。大根が長い場合は、やわらかい中央の部分を使います。

このレシピのポイントは、味が染み込みやすくまた痛みにくくするために大根の水分をよく切ることです。

【材料】

• コンテチーズ…20g
• あんぽ柿…20g
• 金柑…1個
• くるみ…適量
• 蜂蜜…適量
• ハーブ…適量
• 黒コショウ…少々

1. コンテチーズを棒状にカットします。
2. あんぽ柿をスライスします。
3. お皿に1と2を盛り付け、上から蜂蜜を適量かけます。
4. その上からくるみの粉をふりかけ、スライスした金柑を盛り付けましょう。
5. 仕上げにお好みのハーブを盛り付けて完成です。

1. スライスしたあんぽ柿をお皿にのせ、その上から細かくしたコンテチーズをふりかけます。
2. 1の上から細かくしたくるみをふりかけ、スライスした金柑を盛り付けます。
3. アクセントに黒コショウをかけたら完成です。

同じ食材で2種類の違った美味しい食べ方を提案している、フランス料理のレシピです。あんぽ柿と相性の良いコンテチーズをふんだんに使い、素材の味を生かした自然食料理といえます。簡単で目に美しく、おもてなしにぴったりのレシピといえるでしょう。

干し柿に人気の高いクリームチーズを挟んで食べやすい大きさにカットするだけの、非常に簡単な美味しいレシピです。ワインなどお酒のおつまみや前菜におすすめです。輪切りにするときクリームチーズがはみ出して切りにくい場合は、冷凍庫で少し固めて切るとよいでしょう。
 

干し柿を卵に巻いてソテーにした、朝食にぴったりのレシピです。茹で卵をスライスして上にのせるだけでも美味しく、簡単にできて立派なおつまみとなります。小さめの柿であれば、Sサイズの卵またはうずらの卵を用いるとよいでしょう。

妊娠中や授乳期におすすめできる、簡単な食物繊維たっぷりのおやつです。また、材料にパンが加えられフルフルと柔らかい仕上げになっているため、小さな子供の昼食としてもおすすめです。干し柿の代わりにプルーンやレーズンなどでも美味しく、お好みにアレンジしやすいレシピといえるでしょう。

白菜のシャキシャキ感に干し柿の優しい甘さとリンゴの甘酸っぱさがとてもマッチしたサラダです。リンゴは皮をむかずに利用した方が、美しいできあがりになります。また、切ってすぐにフレンチブルドッグと和えれば、塩水につけなくても変色しません。人気が高い白菜とレーズンサラダをアレンジしたレシピです。

干し柿はそのまま食べても甘く美味しい果物です。そのためこれまでおつまみやスイーツとしてアレンジする考えは、それほど広まっていなかったようです。実は干し柿の優しい甘さは他の食材と相性が良く、人気があるレシピに加えるだけでおもてなしのおつまみやスイーツになります。

また、固くなってしまったりそのまま食べるのを飽きてしまった場合にも、少しの工夫で美味しく変身させることができます。お手元に干し柿がある人は、楽しくアレンジしてみてください。