2020年02月27日公開
2024年10月11日更新
自然薯を使ったおすすめレシピ一覧!とろろ以外の食べ方も絶品!
自然薯を使った人気のレシピについて詳しく紹介します。自然薯は強いねばりが特徴の山芋の一種で、とろろ汁で食べるのが一般的です。この記事では、定番の他に自然薯を使った揚げ物や和え物、お菓子のレシピをまとめました。
自然薯の人気レシピを紹介!
自然薯は山芋の種類の一つです。とろとろとした食感が非常に美味しく栄養価も高いので、人気の食材です。山に自生する自然薯は粘りが非常に強いことが特徴で、古くから人々に親しまれてきました。
最近では畑で栽培されているため流通量も増えており、以前に比べると入手しやすくなってきました。この記事では、自然薯の人気レシピについてまとめました。ぜひチェックしてみてください。
長芋をはじめとする芋類すべてをヤマイモと呼ぶ人も多いですが、自然薯を含む山芋(ヤマノイモ)と長芋は別種です。山に自生する野生種である自然薯は粘りが非常に強いことが特徴で、古くから親しまれてきた山菜。
自然薯を使った人気レシピ【とろろ】
とろろご飯
【材料】
- A水 適量
- A出汁 適量
- A醤油 適量
- A砂糖または羅漢果 適量
- Aみりん 適量
- 山芋 1本
- 卵 1個
- 海苔 適量
- ネギ 適量
【手順】
- 鍋にだしの材料Aを加え、加熱します。
- 山芋の皮を剥き、おろし器を使ってすり鉢の中へすりおろしていきます。
- 卵を加え、すり鉢で手早くすり混ぜます。
- 2に1で作っただしを少量ずつ加えて、さらにすり鉢とすりこぎで混ぜていきます。
- 3に手でちぎった海苔を加え、粘りが出るまですり混ぜたら完成です。
- お好みでネギを散らして食べてください。
とろろご飯は自然薯のレシピの中でも人気第1位です。とろろご飯に使う芋は、水っぽい長芋ではなく、自然薯などの粘りの強いものを使うのがおすすめです。自然薯は元々細いものが多く皮ごとすりおろしてもさらに風味よく仕上がるため、とろろ汁を作りやすい食材です。
このレシピではみりん、砂糖を使って甘めの出汁にしているので、子供でも食べやすい味わいになっています。さらに、ご飯はもちろん、うどんやそばに合わせても非常に美味しく食べられます。また、とろろ汁を麦飯を合わせると麦とろと呼ばれ、麦のぷちぷちとした食感ととろろの滑らかさが絶妙に合い非常に人気です。
山芋の磯辺揚げ
【材料】
- 山芋 1本
- 卵 1つ
- 塩 少々
- 味付け海苔 適量
【手順】
- 山芋の皮を剥き、山芋をすります。
- 山芋をボウルに移し、卵1つと塩少々を加えてよく混ぜます。
- フライパンに油を注いで火をつけます。味付け海苔に山芋を包んでいきます。
- 海苔を巻いた山芋をフライパンに入れ、油の温度が高くなってきたら中火にします。
- きつね色になったら、海苔を巻いた山芋をひっくり返していきます。
- 両面こんがり焼けたら、バットに取り出します。油が切れたら、塩少々で味付けをし完成です。
山芋を使った磯辺揚げのレシピです。少ない材料でできるので、もう1品欲しい時にぴったりです。子どものおやつやおつまみにもおすすめですので、幅広い世代の人に好まれるレシピとなっています。食べる際は、好みに合わせて醤油、ポン酢、塩につけて食べるとさらに美味しいです。
味噌を使ったとろろ汁
【材料】
- 自然薯 適量
- 生卵 1個
- 酒 適量
- 醤油 適量
- 味噌 適量
- サバ水煮缶 1缶
- しいたけ 適量
- ねぎ 適量
- 焼き海苔 適量
- 刺身 好みのものを
【手順】
- サバ水煮缶とカットしたしいたけを鍋に入れ、だし汁を注ぎます。
- 温まってきたら、味噌を溶き味噌汁を作ります。
- 自然薯をミキサーかおろし金でですります。
- すり鉢の中に自然薯を入れ、すりこぎで混ぜていきます。
- 大きな塊を潰しつつなめらかになるまですり混ぜます。
- 卵1個と酒、醤油を適量加えます。さらにすりこぎを使って、混ぜていきます。
- よく混ざったら、1で作った味噌汁をダマにならないように少量ずつ入れていきます。
- とろろがサラサラとした感触になってきたら、完成です。
味噌汁を使った自然薯のとろろ汁のレシピです。サバ水煮缶を使った味噌汁を出汁に使うことで、魚から出た旨味も合わさり非常に美味しいと評判です。味噌汁を使ってのばすので、よりまろやかな味わいになります。ご飯の上に自然薯のとろろ、ネギ、海苔をかけて刺身を乗せながら食べると非常に美味しいので、ぜひ試してみてください。
自然薯のステーキ
【材料】
- 自然薯 1本
- 卵 1個
- 顆粒だし 5g
- 醤油 小さじ1
- きざみネギ 適量
- 鰹節 適量
- きざみのり 適量
- わさび 適量
- 醤油 適量
- 塩 適量
【手順】
- 自然薯のヒゲをコンロで焼きます。自然薯をくるくると回しながら焼くようにしましょう。
- 自然薯を扱いやすい大きさに切り、洗います。皮を包丁の背で剥いていきます。
- おろし金を使って、自然薯をすりおろしていきます。
- 3の自然薯をすり鉢に入れ、すりこぎを使って混ぜていきます。
- 卵1個に顆粒だし、醤油を入れさらにすりこぎで混ぜていきます。
- よく混ざったら、5を焼きます。フライパンにサラダ油を入れ、加熱します。
- フライパンが温まったら、5を加えます。
- 蓋をして3分ほど焼きます。
- こんがり焼き色がついたら、裏返します。裏を2分ほど焼いたら、器に盛ります。
- トッピングとしてねぎ、鰹節、刻み海苔をかけたら、完成です。
満足感のある自然薯のステーキの作り方について紹介します。自然薯のとろろをフライパンで焼くことで、香ばしい風味になり人気のレシピです。中がトロッとして非常に美味しいので、ぜひ熱々の状態で食べてください。
自然薯とおからのお好み焼き
【材料】
- 自然薯 1本
- おから 適量
- キャベツ 適量
- 卵 2個
- 紅生姜 適量
- 小エビ 適量
- 水 適量
- 顆粒だし 適量
- 豚肉 適量
【手順】
- 自然薯をすりおろします。
- ボウルに1と千切りにしたキャベツ、おから、卵、紅生姜、小エビを入れ、よく混ぜます。
- お好み焼きのタネが柔らかくなる程度に水を加え、顆粒だしで味付けします。
- フライパンに油を加え、お好み焼きを流し入れます。
- 上に豚肉を載せ、蓋をして蒸し焼きにします。
- 焼き色がついたら、ひっくり返し、火が通るまで焼きます。
- お好みでソース、マヨネーズ、鰹節、青海苔をトッピングしたら完成です。
グルテンフリーのお好み焼きのレシピです。生地をおからと自然薯のみで作っているため、非常にヘルシーです。ダイエット中にもぴったりな人気レシピとなっています。よりカロリーを減らしたいという人はソースやマヨネーズでなく、だし醤油をかけて食べるのもおすすめです。
自然薯と納豆の巾着揚げ
【材料】
- 油揚げ 適量
- 自然薯 適量
- 納豆 適量
- 醤油
【手順】
- 油揚げを半分に切ります。
- 自然薯をすりおろして、納豆と醤油を加えよく混ぜます。
- 半分に切った油揚げの中に2を入れて、爪楊枝で蓋をします。
- 鍋に油を入れ温まったら、3を入れます。焼き色がついたら。ひっくり返します。
- 両面が焼けたら、クッキングパーパーを敷いたバットにとり完成です。
自然薯と納豆を使った揚げ物のレシピを紹介します。油揚げの中に自然薯を入れることによって、外側はカリッ中身はモチっとした食感が絶妙に美味しいと評判です。また、おつまみにも非常に人気のレシピです。お好みで塩や醤油をつけて食べるのがおすすめです。
山芋の落とし揚げ
【材料】
- 山芋 300g
- 酢 少々
- 粉チーズ 大さじ2
- 青のり 小さじ1
- ゆかり 小さじ1
【手順】
- 山芋を酢水に10分ほど浸けアク抜きをします。山芋は皮を剥きます。
- アク抜きが終わったら、山芋の水気と粘りをクッキングペーパーで拭き取ります。
- 山芋をすりおろし、三等分します。それぞれに、粉チーズ、青のり、ゆかりを加え混ぜます。
- 鍋に油を入れ、180度に加熱します。
- スプーンを温まった油の中に入れ、油でコーティングします。
- カラッと揚がったら、ひっくり返して反対側を揚げます。
- クッキングペーパーで油をきったら、完成です。
子どもも喜ぶ自然薯の三色揚げのレシピです。この材料の他にもゴマや塩、醤油のみで味つけをしても美味しく出来上がります。ただし、すりおろした山芋は長く置くと色が変わってしまうので、手早く作業を行いましょう。高温で揚げることで、カリッとした食感になり非常に美味しいです。団子のような見た目ですので、子どものおやつにもぴったりです。
自然薯と豆腐のグラタン
洋風レシピを紹介します。自然薯と豆腐のグラタンは、だし汁と豆腐を使ったヘルシーなレシピです。カリッと焼けたチーズととろろのふんわりとした食感が非常に人気の一品です。簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
自然薯を使った人気レシピ【カット】
山芋のキムチ和え
【材料】
- 山芋 1個
- 塩 大さじ1/2
- キムチの素 大さじ1
【手順】
- ピーラーで山芋の皮をむいていきます。皮を剥いたら、一度汚れを洗い流します。
- 山芋を食べやすい大きさに切っていきます。短冊切りにするのがおすすめです。
- 2をボウルに入れ、塩を加えてよく混ぜます。
- 3に発酵済のヤンニョムかキムチの素を加え、混ぜていきます。
- 20〜30分ほど室温で熟成した後、冷蔵庫に入れます。
- 味が馴染んだら、完成です。
カットした山芋を使ったキムチ和えのレシピを紹介します。山芋のシャキシャキとした食感が非常に美味しい一品です。また、山芋の生の食感が苦手な人は、一度山芋を茹でてから調理してください。さらに、納豆を加えたり、きゅうりと一緒に漬けて食べるのもおすすめです。
たたき山芋の梅肉和え
【材料】
- 山芋 適量
- 酢 少々
- A梅干し 2個
- Aみりん 小さじ1
- A醤油 小さじ1
【手順】
- 水に酢を少量加え、酢水を用意します。
- 山芋の皮を剥いて適度な大きさに切り、袋に入れてすりこぎなどで叩きます。
- 2を酢水に短時間漬けます。
- 梅干2個の種を取り細かく刻みすりつぶし、Aと合わせます。
- 山芋を4で和えたら完成です。
さっぱりとした山芋梅肉和えのレシピです。シンプルな材料で作れるので、忙しい日の小鉢におすすめです。さっぱりとした味わいですので、箸休めにもぴったりのレシピです。梅雨時や夏におすすめの爽やかな一品です。
自然薯の味噌和え
ご飯が進む味噌漬けのレシピを紹介します。調味料を保存袋に入れて、一晩置くだけで非常に美味しい副菜が出来上がります。また、切った味噌漬けを素揚げするとおつまみにぴったりの一品になるので、ぜひ試してみてください。
自然薯のバター醤油焼き
自然薯のバター醤油焼きは自然薯のホクホクとした食感が絶妙です。また、コクのあるバター醤油が非常に美味しいと人気のレシピです。さらに、材料も少なくシンプルな工程ですので、忙しい時の副菜にもぴったりです。お弁当のおかずとしてもおすすめです。
自然薯と白味魚の炊き込みご飯
自然薯を使った炊き込みご飯のレシピです。すりおろしにくい自然薯はカットして炊き込みご飯にすることで、栄養を余すことなく取り入れることができます。ツナなどの缶詰を使うと簡単に出来上がるので、おすすめです。また、炊飯器で炊くことで自然薯がほっこりと柔らかい食感になり、非常に美味しいです。ぜひ試してみてください。
自然薯を使ったお菓子レシピ
かるかん
自然薯はお菓子にも使うことができます。鹿児島名物のかるかんはねっとりとした食感が絶妙な一品で、強火で蒸すことでしっとりと仕上がります。かるかんは、冷めてから常温で食べるのがおすすめです。また、このレシピは餡なしで作られていますが、中に餡子を加えても非常に美味しいです。
自然薯スフレパンケーキ
プロ考案の自然薯を使ったスフレパンケーキのレシピです。メレンゲをしっかりと泡立てることで、ふわっとした食感のパンケーキができあがります。また、自然薯を加えることで、しっとりと柔らかい生地になります。枝豆を使った餡を加えているため、栄養価も高く子どものおやつにもぴったりの一品です。
山芋とバナナのシフォンケーキ
山芋はシフォンケーキの材料としても使うことができます。山芋とバナナのシフォンケーキは、ふわふわとした食感が人気のヘルシーなケーキです。材料を手早く混ぜることがポイントですが、卵白は混ぜすぎないように注意してください。また、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘気味の人にもおすすめのレシピです。
自然薯のレシピまとめ
自然薯のレシピについて詳しく紹介しました。自然薯はとろろ汁だけでなく、揚げ物やお菓子にも使えるということがわかりました。また、調理法によって食感も変化するので、食べ飽きることがない食材です。この記事を参考に、人気レシピを試してみてください。