無香料の柔軟剤おすすめランキングTOP10！香りが苦手な人も使える！

柔軟剤は洗濯した衣類をふわふわに仕上げ、静電気を防止するためことを目的とした衣料用洗剤です。しかし、近年では香りづけの部分がフォーカスされ、洗濯後に良い香りが続くことをウリにした商品も少なくありません。

自分が好きな香りのする商品を選ぶ人がいる一方で、今注目されているのは香りのないタイプの柔軟剤です。本記事では人工的な香りが苦手な人や、肌が弱い人におすすめしたい無香料の柔軟剤について解説していきます。

無香料の柔軟剤は製造過程で合成香料を使用していないため、肌に優しいのが特徴です。人工的な香りが苦手な人やペット、赤ちゃんがいる家庭でも気兼ねなく使える点もメリットです。衣類をふんわりと仕上げるという本来の役割もしっかりこなす無香料の柔軟剤に注目です。

柔軟剤には洗濯後の衣類をふんわりと柔らかに仕上げる効果があります。繊維をコーティングし、摩擦を防ぐ効果のある成分が含まれています。その結果、静電気を予防したり衣類の表面をなめらかな仕上がりにしてくれます。特にタオルやシーツ、下着など直接肌に当たる衣類への使用がおすすめです。

無香料の柔軟剤は肌の弱い人にもおすすめです。香料がついた商品の多くに使われている合成香料は、肌の弱い人にとってアレルギー反応を起こす原因となり得ます。その点、無香料の柔軟剤には科学的な香り成分は含まれていませんから、肌が弱い人やアレルギー体質の人も安心して使うことができます。

香りが持続する市販の柔軟剤が人気となる一方で、近年注目されているのは「香害」の問題です。昨今では洗濯洗剤の人工的で過剰な香りに苦しむ人が増えていると言われています。香りの成分に含まれる化学物質に起因して、めまいや吐き気、頭痛を引き起こすのです。

無香料の柔軟剤はそういった人工的な香りに敏感な人でも使うことができます。使う本人だけでなく、職場や学校など多くの人がいる場所でも安心して使えるのが無香料の柔軟剤です。

香りがついた柔軟剤にはフローラル系の香りや、スパイシーな香りなど性別によって好みが分かれる商品も多くあります。家族それぞれの好みに合わせて洗剤を選び、個別に洗濯するのは大変面倒なものです。この点、無香料の柔軟剤なら性別による好みを気にすることなく使えて便利です。

香りがついている洗濯洗剤をすでに愛用している場合、香料入りの柔軟剤を使うと香りが混ざってしまい悪臭に感じることがあります。無香性の柔軟剤を使うことで洗濯洗剤の香りを引き立たせることができます。

これまで香りがついた商品を使用してきた人にとって、無香料の柔軟剤の正しい選び方は気になるところでしょう。香りつきに比べれば無香料の柔軟剤はまだまだ商品の種類も少なめです。本項では初めて無香性の柔軟剤を買う時に留意すべきポイントについて解説していきます。

衣料用の洗濯洗剤は毎日使う日用品です。毎日使うアイテムだからこそ、できるだけゴミが増えないよう環境に配慮している商品を選びたいものです。市販の無香料の柔軟剤のうち、詰替え用が用意されているブランドはまだそう多くありません。詰替え品があるのはエコの観点から、またストック収納を考えるうえでも大きなポイントになりそうです。

香りがついていない柔軟剤を使用する際に気になるのが、防臭効果が望めないのではないかという点でしょう。特に部屋干しをする時は香りでごまかせないため、洗濯物から嫌な臭いがしないか心配になるかもしれません。

無香料の柔軟剤を選ぶ際には防臭・抗菌作用があるものを選びましょう。強い香りでごまかさずとも洗濯物に雑菌が増殖するのを予防し、嫌な臭いが発生するのを防いでくれます。

柔軟剤を選ぶ以上、もっとも大切にしたいポイントは衣類の仕上がり具合です。繊維をコーティングして表面をなめらかにする成分が入ったものや、摩擦を抑えて静電気を防止する成分入りのものを選びましょう。また、実際に使った人のふんわりと仕上がるといった口コミが多い商品にも注目すると良いでしょう。

香りつきの柔軟剤が苦手な人は肌が敏感な人も多いと言われています。香料以外にも化学物質が含まれていると肌が敏感に反応してしまいがちです。無香料の柔軟剤を選ぶ際には、できるだけ肌に優しいものを選びましょう。合成香料以外にも、防腐剤や着色料が原料に含まれていないかチェックするのがおすすめです。

無香料の柔軟剤は香りつきの柔軟剤に比べまだそう数多く販売されていません。本項では市販で買える無香料の柔軟剤のおすすめ商品をランキング形式で発表していきます。Twitterでの口コミも交え紹介しているので購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

ランキング第10位は長崎の老舗クリーニング店スワンドライが開発したブランド、ツバキストの新・柔軟剤です。五島列島産椿オイル配合した洗濯洗剤シリーズで、おしゃれなパッケージが印象的な商品です。椿オイルを加えたことでデリケートな衣類も水洗いができ、洗いあがりの肌触りも心地よく仕上がります。

ツバキスト新・柔軟剤の価格は500ml入りのボトルが3000円です。同シリーズで洗濯洗剤、おしゃれ着用洗剤も販売されています。

ランキング第9位はP＆Gのウルトラダウニー柔軟剤フリー＆ジェントルです。ダウニーと聞くと強い香りの洗濯洗剤や柔軟剤という印象を持っている人も多いかもしれません。フリー＆ジェントルは従来のダウニーブランドとは異なる新コンセプトの洗濯シリーズです。皮膚科医テスト済みです。

シワ・毛玉防止のほか、衣類のあざやかな色を長く保つための色落ち防止効果が期待できます。静電気の発生を抑えることで花粉がつきにくくなる効果もあります。価格は大容量の3.83L入りボトルが2628円です。

ランキング第8位はベルギー生まれのブランドエコベールが出しているエコベールゼロファブリックコンディショナーです。エコベールゼロは香料や着色料が無添加のシリーズで、強い香りが苦手な人や赤ちゃんがいる家庭にもおすすめです。

アレルギーに悩む人たちをサポートする英国の国家的チャリティー団体「英国アレルギー協会」が認定する推奨商品で、敏感肌の人も安心して使えます。価格は750ml本体ボトルが2400円です。同シリーズの液体洗剤も販売されています。

ランキング第7位は無印良品が出している衣類用柔軟剤です。アブラヤシから採れるパーム油を中心に植物由来の柔軟に必要な成分だけで作った柔軟剤です。静電気の防止や、肌の摩擦軽減の効果が期待できます。香料、着色料、蛍光増白剤、漂白剤は使われていません。

シンプルでスマートなデザインと、無印良品のショップならどこでも手に入るという手軽さが好評です。価格は560mlのボトルが490円です。500mlの詰替え用パックも販売されています。

ランキング第6位はNSファーファ・ジャパンのファーファFree＆（フリーアンド）です。香料・着色料・抗菌剤・シリコンが無添加の肌にやさしい柔軟剤です。香料が無配合だけでなく、無臭の原料を採用してとことん無臭にこだわって作られています。

植物由来の柔軟成分を使用しており、皮膚刺激テスト済みの商品です。ファーファフリーアンド500mlの本体ボトルの価格は414円、詰替え用商品も販売されています。

ランキング第5位はカネヨ石鹸の無添加柔軟剤です。香料・着色料共に無添加であり、植物性由来の成分でできた柔軟剤です。抗菌・防臭・静電気防止成分が配合されており、梅雨時の室内干しでも嫌なにおいが部屋にこもる心配がありません。

カネヨ石鹸の無添加柔軟剤の価格は500mlの本体ボトルが327円です。450ml217円の詰替え用商品も販売されています。

おすすめランキング第4位はイオントップバリュの防臭柔軟仕上げ剤です。こちらは大手スーパーイオンのプライベートブランドの商品です。無香料の柔軟剤と言うと、香料つきの柔軟剤に比べ流通量はまだ少なく価格も高いことが多いのが一般的です。

その点、イオントップバリュの柔軟剤は比較的お手頃価格であると口コミでも評判です。毎日使う日用品だからこそ価格にもこだわりたい人におすすめです。抗菌剤が配合されており防臭効果も期待できます。価格は580mlのボトルが228円で、詰替え用の商品もあります。

ランキング第3位のハミングリンネは、無香料の柔軟剤のなかでは2019年春に発売された新しいブランドです。衣料用洗剤を多く製造販売している花王の商品です。柔軟剤の原点に立ち返るというコンセプトのもと作られたハミングリンネは、無香性でありながら衣類を肌ざわりよく仕上げてくれます。

花王が50年以上かけて研究してきた柔軟成分を繊維に均一に付着させる技術が採用されています。赤ちゃんや敏感肌の人でも安心して使用できる優しい使い心地です。弾力ある仕上がりの「ふわり」と、吸水性よくしあがる「さらり」の2種類があります。ハミングリンネ570mlボトルの価格は699円で、詰替え用の商品もあります。

ランキング第2位はfabrush（ファブラッシュ）柔軟剤です。企画・販売しているのは株式会社あらた、製造元はロケット石鹸株式会社です。無香料でありながら消臭効果を強化するための銀イオンが配合され、抗菌・消臭効果が期待できる商品です。

衣類の毛玉や毛羽立ちを防ぎ、繊維の傷みを防ぐほか、ふんわりとやわらかく仕上げる成分も配合されています。ファブラッシュの600mlボトルは303円、詰替え用の商品も販売されています。

ランキング第1位はサラヤ株式会社のヤシノミ柔軟剤です。無香料・無着色で肌にも繊維にも優しい柔軟剤です。抗菌剤などの肌に刺激の恐れがある成分も含まれていません。植物系仕上がりふんわり成分と植物系しっかり吸水成分がバランスよく配合されており、ふんわりとした仕上がりとすぐれた吸水性が期待できます。

価格は600mlボトルが548円で、詰替え用も販売されています。また、同シリーズで洗濯洗剤もあり、どちらも口コミではふんわりと仕上がり、軽い仕上がりが良いと好評です。

本項では無香料の柔軟剤を使う時のポイントについて解説していきます。基本的に香料入りの柔軟剤を使う時と同じタイミングで柔軟剤を投入しましょう。また、洗濯機使用時だけでなく、手洗いの際の使い方についても紹介していきます。

全自動洗濯機を使っている場合、ドラム式洗濯機であれ縦型洗濯機であれ柔軟剤投入口が備わっているものがほとんどと思います。洗濯機のスイッチを入れて洗濯物の重量を計ってから、適切な量の洗濯洗剤と柔軟剤をそれぞれ専用の投入口に注ぎましょう。後はそのまま洗濯機にお任せすれば最適なタイミングで柔軟剤が使われます。

二層式洗濯機を使っている場合、柔軟剤を投入するタイミングは自分で調整しなくてはいけません。柔軟剤を入れるタイミングは最後のすすぎのときです。洗濯洗剤が残っている状態では柔軟剤の効果が薄れてしまいます。そのため、すすぎ水がきれいになった時に投入することが大切です。

ニットやおしゃれ着洗いなど、手洗いをする時にも柔軟剤は使えます。こちらも二層式洗濯機と同様に最後のすすぎの時に柔軟剤を加えてなじませます。洗剤が残っている状態では柔軟効果が薄れてしまうので注意しましょう。

近年香りつきの柔軟剤がヒットする一方で、人工的な香りが苦手な人から注目されているのが無香料の柔軟剤です。強い香りが苦手な人や、肌が敏感な人、赤ちゃんやペットが家族にいる人たちに支持されています。本記事では市販されている無香料の柔軟剤についてランキング形式でおすすめの商品を紹介しました。

また、無香料の柔軟剤を初めて選ぶ人にチェックしてもらいたい、選び方のポイントや使い方についても解説しています。合成香料の入っていない柔軟剤を使って、肌に優しく、環境にも優しい洗濯をしましょう。