ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機にかけられる?縮ませるには?

ジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類を、乾燥機にかけられるのか解説します。コインランドリーや自宅の洗濯機でジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類を乾燥機にかける際の注意点を説明!敢えて縮ませる方法も紹介します。

ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機にかけられる?縮ませるには?のイメージ

目次

  1. 1ジーンズ・ジーパン・デニムを乾燥機で乾かしたい!
  2. 2ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機で縮む?
  3. 3ジーンズ・ジーパン・デニムの乾燥器のかけ方
  4. 4ジーンズ・ジーパン・デニムを敢えて縮ませる方法
  5. 5ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機で好みの仕上がりに

ジーンズ・ジーパン・デニムを乾燥機で乾かしたい!

ジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類は、天気の良い日でない限りなかなか乾きません。ジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類を、乾燥機にかけることはできるのでしょうか?乾燥機は名前の通り衣類を乾燥させることができるので、大変便利です。

ですが、ジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類は、縮んでしまうのでは?という疑問もあるでしょう。この記事では、ジーンズやジーパンのようなデニム素材が乾燥機にかけられるのか?かける際のポイントは?という点に着目します。また、乾燥機で敢えて縮ませる方法もあるので、その際のやり方とポイントも抑えましょう。

ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機で縮む?

ジーンズやジーパンのようなデニム素材は、乾燥機の使用ができます。元々丈夫にできている素材になるので、乾燥機に入れても問題はないでしょう。ですが、縮むという噂があるのも事実です。ジーンズやジーパンを乾燥機にかける際に、縮むのかを解説します。

熱風が生地を縮ませる可能性

洗濯機についている乾燥機は、熱風を送ることで衣類の乾燥を行ないます。洗濯機にもよりますが、その温度は高低差があります。温風で乾かすタイプの洗濯機であればデニム生地が縮むことは滅多にありませんが、熱風で乾かすタイプの洗濯機の場合は縮む可能性があると考えられるでしょう。

綿100%の一般的なジーンズやジーパンの場合は、熱風にかけるだけで1~2cmほど縮ませるとされています。その点を考慮した上で、乾燥機にかけるようにしましょう。

素材によって縮みやすい

ジーンズやジーパンの素材は主に綿100%ですが、中には他の素材の混じっている場合があります。その場合に縮みやすい素材が使用されていると、乾燥機にかけた際に縮む可能性が考えられるでしょう。綿100%の場合であっても、多少の縮みは覚悟しなければなりません。

素材が記載されているタグを確認して、どのような素材が使用されているのかを覚えておきましょう。中でも最近流行っているストレッチ素材のタイプは、乾燥機には不向きとされています。

未加工の生デニムは縮みやすい

未加工の生デニムの中には、糊が付いている可能性があります。糊がついた状態で乾燥機にかけることで、大幅に縮まることが予想されます。特に注意したいのが、生デニムを裾上げした状態で乾燥機にかけることです。

裾上げは多くが丁度良い長さに合わせるでしょう。その際に乾燥機にかけてしまうと、大きく縮むために裾が短くなってしまいます。現在では、多くのお店で販売前に糊を落としていることが多いですが、糊がついている状態の場合は注意しましょう。

一回の乾燥でどれくらい縮む?

綿100%のジーンズやジーパンであれば、一度乾燥機にかけることで1~2cmほど縮む可能性が考えられます。糊のついている未使用の場合は、更に縮む率は高くなるといえるでしょう。ジーンズやジーパンが縮むのが心配な場合には、乾燥機にかけるのはやめた方が賢明です。

ジーンズ・ジーパン・デニムの乾燥器のかけ方

ジーンズやジーパンのようなデニム素材の衣類を乾燥機にかける際には、ポイントを抑えておくのがベストです。他の衣類よりも少々手間はかかりますが、実践することにより長く着ることができます。ジーンズやジーパンの乾燥機でのかけ方を見ていきましょう。

乾燥機のかけ方①裏返して入れる

ジーンズやジーパンを乾燥機にかける際のポイントとして、裏返しにした状態で行なうのが良いとされています。裏返しにするのは乾燥機のみならず、洗濯をする際にも裏返しにすることで色落ちや色移りを抑える効果が期待できます。ジーンズやジーパンは縮むだけではなく、色落ちも洗濯時の悩みの一つに挙げられます。

多少の色落ちは覚悟していても、色落ちのスピードが速いと少々ショックを受けるでしょう。色落ちを抑えるためにも、洗濯や乾燥機にかける際には裏返しにして行ないましょう。自然乾燥の際も裏返しの状態で干すと、早く乾くのでおすすめです。

乾燥機のかけ方②乾燥時間を調節

洗濯機には元々の乾燥機の指定時間が決められていることが多いですが、乾燥時間を自身で調節するのもポイントの一つです。自宅のみならずコインランドリーでも時間の指定が自らできるので、調節をしてみるのも良いでしょう。

ジーンズやジーパンなどのデニム素材の衣類を乾燥機にかける際の時間は、20~30分ほどで終わらせましょう。半乾きの状態にはなりますが、後は自然乾燥で乾かすようにすると縮む確率を下げることができます。どうしても完璧に乾かしたい場合には、縮むのを覚悟して乾燥完了まで行ないます。

乾燥機のかけ方③乾燥温度を調節

乾燥をかける際の温度が調節できるタイプの洗濯機であれば、高温になりすぎないように温度の調節をするのもおすすめです。洗濯機には縦型とドラム式がありますが、ドラム式の方が温風で乾かすことができます。縦型は熱風で乾かすため、縮む確率が高くなります。

ドラム式の洗濯機を使用していないのであれば、コインランドリーを使用するのもおすすめです。コインランドリーは乾燥機が大きいので、しわになる心配もなく乾燥させることができます。

ジーンズ・ジーパン・デニムを敢えて縮ませる方法

ジーンズやジーパンは敢えて縮ませることにより、ユーズドデニムを作る方も多いといいます。ユーズドデニムは縮みや色落ちをお洒落と捉えることで、個性のあるジーンズやジーパンを作り出すことができます。敢えて縮ませることにより、ユーズド感を出すことができるでしょう。乾燥機を使用して敢えて縮める方法を紹介します。

縮ませる方法①コインランドリーの乾燥機を使う

ジーンズやジーパンなどのデニム素材を縮ませることを目的としているのであれば、コインランドリーの乾燥機を使用するのがおすすめです。家庭用の洗濯機に備えられている乾燥機よりも、威力が強いことが理由として挙げられます。一刻も早く縮めたいのであれば、コインランドリーの乾燥機を使用しましょう。

また、コインランドリーの乾燥機は大きく作られているため、家庭用の乾燥機を使用するよりも傷つきにくいというメリットもあります。ユーズドデニムを作る上で、縮めるだけで傷つけたくない方にも好まれている手法です。

縮ませる方法②家庭用の乾燥機を使う

ジーンズやジーパンをわざわざコインランドリーに持っていくのが面倒くさいという方は、自宅の洗濯機についている乾燥機能でも縮めることが可能です。その際には少々手間がかかりますが、まずは洗いモードでジーンズを洗いましょう。

このときに色落ちをさせてユーズドデニムにしたい方は、長く洗うようにするのがおすすめです。ただし、色落ちを考えている場合には他の衣類とは別にしてください。ジーンズやジーパンから、他の衣類に色移りするのを防ぐためです。洗い終わったら、そのまま乾燥機能を使用していきます。

洗濯はぬるま湯がおすすめ

洗濯をする際には、ぬるま湯に設定するようにしましょう。ぬるま湯で洗うことにより、一層ジーンズやジーパンが縮みやすくなります。ぬるま湯のまま脱水等を行なって、高温に設定した乾燥機で乾燥させていきましょう。

乾燥機に入れる時間

乾燥機に入れる際は通常であれば20~30分ですが、縮めることが目的であれば40~50分ほどを目安に乾燥させていきます。これは洗濯機の機能によって異なるため、自宅の洗濯機に合わせて時間を決めるのが最適でしょう。

縮ませる方法③乾燥機を使わない場合

ジーパンやジーンズなどのデニム素材の衣類は、乾燥機を使用しないで縮ませることも可能です。中には自宅の洗濯機には乾燥機がついていない方も居ることでしょう。

乾燥機を使わない方法は、縮む率は下がります。ですが、大幅に縮めたくない場合には丁度良いといえるでしょう。ユーズドデニムを手軽に自分で作りたい場合には、おすすめの方法といえます。

デニムの糊を落とす

購入したデニムがパリパリとしている場合は、糊がついている可能性があります。糊は予め落としておきましょう。45度以上のお湯に1時間ほど浸すと、糊を落とすことができます。縮める場合には、高温のお湯で落とすのが理想です。その後、洗濯機で脱水を行ないましょう。

デニムを氷水につける

脱水をしたデニムはすぐに氷水を張った容器などに入れます。温かいところから冷たいところへ移動することで、デニムを縮める効果が期待できます。水分を吸ったジーンズやジーパンは重たくなっているので、一枚づつ行なうのがおすすめです。

デニムを濯いで脱水する

氷水に1時間ほど浸けた後は、再度洗濯機にて脱水を行ないましょう。1回転だけでも少し縮んだのが分かるので、縮みが足りない場合には何度が繰り返してみてください。

縮ませる方法④縮みやすい材質のデニムを選ぶ

縮ませる方法の一つに、デニムの材質で見極める方法があります。縮みやすい材質は、綿100%のデニムです。他の素材が入っていると、縮めるのに失敗をする可能性があるので注意しましょう。

ジーンズ・ジーパン・デニムは乾燥機で好みの仕上がりに

ジーンズやジーパンなどのデニム素材の衣類は、乾燥機を使用することで好みの仕上がりにできます。乾燥のみに使用するのも良いですが、ユーズドデニム風に縮めてみたり、色落ちをさせてみるのも良いでしょう。縮んでほしくない場合には、乾燥機にかける時間と温度を調節するようにしましょう。

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