シリコンオフの代用品を徹底解説!パーツクリーナーとの違いも紹介

車の脱脂に便利なシリコンオフの使い方や、代用で使えるものを紹介します。シリコンオフは車を塗装する前に必須ですが、身近にあるものでも代用できます。またパーツクリーナーとの違いや、代用できるかについても、詳しく解説します。

シリコンオフの代用品を徹底解説!パーツクリーナーとの違いも紹介のイメージ

目次

  1. 1シリコンオフの代用品には何が使える?
  2. 2シリコンオフの基礎知識
  3. 3シリコンオフの代用品一覧
  4. 4シリコンオフとパーツクリーナーの違い
  5. 5シリコンオフを使う時の注意点
  6. 6シリコンオフの代用品まとめ

シリコンオフの代用品には何が使える?

シリコンオフは車体の塗装やステッカーを貼ったりする際の必需品です。シリコンオフでの前処理があるかないかで、塗装の仕上がりや持続に大きく差が出ます。せっかく自分でメンテナンスをしたのにすぐ剥がれてしまった、ということがないようにするためにも、前処理は必ずしておくべきです。

しかし、シリコンオフが手元にない時や、代用となるもので少しでも安く済ませたい、ということもあるでしょう。そんな時のために、シリコンオフの代用になるものを調査しました。

シリコンオフの基礎知識

シリコンオフとは?

シリコンオフは油分を分解して落とす有機溶剤です。シリコンオフを使わずに車を塗装したり、ステッカーを貼ろうとすると、すぐに剥がれてしまいます。これは車の油分によるものです。

車には目に見えなくても、様々な汚れがついています。特に油分の汚れは水を弾いてしまうため、通常の洗車では落とすことができません。シリコンオフは、そのような油分の汚れを落としてくれる道具です。

シリコンオフの効果

車の塗装をする前にシリコンオフで前処理をしておくと、塗装が剥がれにくくなり長持ちします。車の塗装やステッカーを貼る以外にも、パーツを接着する前の下処理としても使えます。接着を妨げる油分を綺麗に除去することができるので、しっかりと貼り付けられるのです。

車だけでなく、ヘルメットや看板など様々な素材に使えます。樹脂や金属の素材を傷めずに脱脂ができるため、非常に便利です。

シリコンオフの使い方は種類によって異なる

シリコンオフには様々なタイプのものがあり、よく使われるのはスプレータイプとシートタイプの二種類です。それぞれ特徴や使うポイントが異なるため、使う場面によって選ぶと良いでしょう。

スプレータイプ

車用品店などで最もよく見かけるのは、スプレータイプのシリコンオフです。塗装したい箇所にシリコンオフを吹きかけ、布で拭き取って油分を落とします。ティッシュやタオルだと繊維が残ってしまう場合があるため、この時使う布は繊維の残らないマイクロクロスがおすすめです。

スプレータイプのシリコンオフのメリットとしては、狭い範囲から広範囲まで幅広く使えることです。すぐ使える手軽さも便利です。しかし、ピンポイントな部分に散布する場合は、マスキングが必要となるため向きません。

また、風が強いと上手く吹きかけられなかったり、シリコンオフを吸い込んでしまう可能性もあります。スプレータイプのシリコンオフを使う場合は、マスクを着用するようにしましょう。

シートタイプ

スプレータイプの他に、シートタイプのシリコンオフもあります。サッと拭くだけで油分の除去とふき取りができ、スプレータイプのように別の布でふき取りする必要がありません。複数の箇所に使うときは、同じ面で拭くと油分を広げてしまうことになるため、別の面を使いましょう。

シートタイプのシリコンオフはスプレータイプのように散布力がないため、広範囲に使うことは不向きです。ステッカーを貼る時や、一部の塗装を補修する時のような、狭い範囲を拭くことに使うのがおすすめです。

また、シートタイプのシリコンオフを使う時は、必ずゴム手袋を着用しましょう。シートに染み込んだシリコンオフの成分が手の油を落としてしまい、肌荒れの原因となってしまいます。

シリコンオフは様々な掃除にも使える

シリコンオフの役割は、素材に付着した油分を除去することにあります。主に車の塗装前の油分除去に使われますが、家庭の掃除でも使えます。特に、台所回りや換気扇など、油汚れのしつこい部分に効果的です。台所用洗剤で取りにくい汚れも簡単に落とせます。年末の大掃除などにシリコンオフが一本あると、掃除がより楽になるでしょう。

またシリコンオフは油分以外にも、ガムテープの粘着を落とす時や、シールはがしにも使えます。シリコンオフは臭いがきついため、使用する際には換気をしっかり行いましょう。

シリコンオフの代用品一覧

シリコンオフの主な使用用途は、車体などについた油分の汚れを落とすことです。では、同じように油を落とす成分を含んでいれば、シリコンオフでなくとも代用は可能なのでしょうか?ここからは、身近にあるものや手に入りやすいものの中から、シリコンオフの代用として使えるものを紹介します。

シリコンオフの代用品【エタノール】

エタノールは、アルコールの一種です。薬局などで簡単に手に入り、脱脂力にも優れているため、シリコンオフの代用品として使えます。シリコンオフのように臭いも気にならず、皮膚についても安全です。そのため、シリコンオフの臭いが気になる人には、代用品としてエタノールがおすすめです。

ただし、エタノールを代用品として使用する場合は、無水という記載のあるものにしましょう。通常の殺菌用として使われるエタノールは、濃度が低いため脱脂力が落ちています。無水のエタノールなら濃度100%で使用できます。

シリコンオフの代用品【シンナー】

シンナーは、主に塗料薄め液やラッカー薄め液として使われます。ホームセンターの塗料売り場などで購入することができます。シンナーは乾いた塗料や落ちにくい塗料も溶かします。汚れを落とす力が非常に強いことから、シリコンオフの代用として使うことができます。

しかし、シンナーは使用するにあたって注意が必要です。まず、ゴムやプラスチックといった素材を溶かしてしまいます。そのため使う場所によっては、汚れと一緒に素材も溶かしてしまうこともあるため、注意が必要です。

また、皮膚につくとかなりの痛みがあったり、吸い込み過ぎると体調不良になるといった危険性があります。シンナーをシリコンオフの代用として使用する場合は、換気をしっかりして、皮膚につかないよう注意しましょう。引火性もあるため、火気を近づけることも厳禁です。

シリコンオフの代用品【除光液】

除光液は主にマニキュアを落とす溶剤として使われますが、シールの跡や油性ペンの跡を落とすなど、掃除用品としても活躍します。油分も落とすため、除光液もシリコンオフの代用として使うことができます。しかし除光液の主成分であるアセトンは、プラスチックを溶かしてしまうため注意が必要です。

プラスチックの素材が使われていない部分に使用しましょう。また、油分を落とすために皮膚につくと乾燥してしまい、肌荒れの原因となります。除光液をシリコンオフの代用として使用する際は、ゴム手袋を着用することがおすすめです。

シリコンオフの代用品【アルコール】

先に紹介したエタノールと同じようにアルコールも脱脂力があるため、シリコンオフの代用となります。一番身近なものでは消毒液があり、薬局でも買えるためすぐに手に入ります。

ただ、医療用のものや飲めるアルコールは度数が低めである上に価格が高めです。さらに、ピンポイントな箇所へは手軽に使えますが、広範囲を塗装する前の脱脂に使うには量が足りません。安く手に入れるのであれば、工業用アルコールの方がおすすめです。

工業用アルコールであるメタノールは毒性が強いため、誤飲すると失明する可能性があります。シリコンオフの代用として使用する際は、充分に注意しましょう。

医療用のほうは基本的に飲めるアルコール(エタノール)のため酒税がかかりますので意外と値段は高くなります。工業用アルコールは飲めないアルコールを使用していますので酒税がかからない分、安く買えます。

シリコンオフの代用品【洗剤】

毎日のキッチンの掃除や皿洗いなどで、洗剤は油汚れを落とすために活躍します。食器用洗剤は油を落とす効果がかなり強力であるため、シリコンオフの代用としての役割を充分に果たせます薬局やスーパーなど、様々な場所で手に入る上に安価で、すぐ使いたい時には便利な代用品です。

しかし、中性洗剤は問題ありませんが、より洗浄力のあるアルカリ性の洗剤は要注意です。アルカリ性の洗剤は、プラスチックを傷めてしまう可能性があります。プラスチック製のパーツなどには、アルカリ性の洗剤を使用しないようにしましょう。

車用の洗剤も販売されています。それらの洗剤は、車に使われているプラスチック製部品や、ゴム製品を痛めない成分が使われています。もし洗剤を使う場合は、そういった車専用の洗剤を使うのがおすすめです

シリコンオフの代用品【ホワイトガソリン】

少し前にはシリコンオフなどが有りませんでした。よって私は、キャンプに使うホワイトガソリン使ってます。→量が多くて安い

ホワイトガソリンという商品は、あまり馴染みがないかもしれません。これは、ガソリンの中でも不純物の含まれていないガソリンで、主にキャンプで使うランプの燃料などに使われます。ホワイトガソリンは石油燃料ですが、乾燥性に優れており、部品の洗浄などにも使われています。そういった洗浄力から、シリコンオフとしての代用にも使えます。

ホワイトガソリンはシリコンオフより安価で買えるものがありますが、あまり見かけることがなく入手しにくいです。そのため、シリコンオフの代用品として購入するには、アルコール類より手間がかかるもしれません。キャンプ用品の燃料として買ったものの余りをシリコンオフの代用として使うと、処分の手間も省けます。

ホワイトガソリンは脱脂を目的として販売されているものではありません。そのため、ゴムやプラスチックなど、脱脂するものの素材にダメージを与えてしまうことがあります。使用する場合は注意が必要です。

灯油はシリコンオフの代用になる?

「油は油で落とす」という言葉を聞いたことはありませんか?灯油にも洗浄力があり、シリコンオフなどがない昔は、車用品の洗浄を灯油で行っていました。しかし灯油自体にも油分が多く、アルコールやホワイトガソリンに比べて揮発性や乾燥性が弱いため、乾きにくいのが難点です。よって、灯油で洗浄しても灯油の油分が落ちず、脱脂できていないこともあります。

油分が残るという問題や廃油の扱いなどの問題から、シリコンオフの代用品として灯油を使っている人は少ないようです。

車のシリコンオフを代用する塗装方法はある?

塗装方法でシリコンオフの代用にできるものというものは、残念ながらありません。なぜなら、脱脂は車の塗装を行う前にする段階で、必須の作業だからです。脱脂をして塗装をするのと脱脂をしないのとでは、塗装の仕上がりや持ちが全く異なります。結果的に塗り直しや磨き直しとなり、余計にコストと時間がかかるということになりかねません。

そういった車の塗装でのトラブルを避けるためにも、塗装前の脱脂は必要です。シリコンオフの代用としてアルコール類や中性洗剤でも使えますので、塗装方法に関わらず脱脂は必ず行いましょう。

シリコンオフとパーツクリーナーの違い

車の脱脂や洗浄を目的とした商品には、シリコンオフの他にパーツクリーナーというものがあります。一見同じ役割を持つ商品のように思えますが、それぞれ違った側面を持っています。シリコンオフとパーツクリーナーはどう使い分ければよいのか?また、パーツクリーナーはシリコンオフの代用として使えるのか?について解説します。

シリコンオフとパーツクリーナーの成分の違い

シリコンオフとパーツクリーナーは、含まれる成分が異なっています。シリコンオフの成分はほとんどが有機溶剤です。一方、パーツクリーナーは石油系溶剤が主成分となっています。どちらも油を溶かすという要素は同じですが、使用目的が異なるため、それぞれの用途に合った溶剤が使われています。

シリコンオフとパーツクリーナーの用途の違い

パーツクリーナーは金属パーツの脱脂洗浄がおもな使用用途になるので、塗装面、プラスチック樹脂などへの影響は考慮していない製品が多いと思われます。

シリコンオフとパーツクリーナーの最も大きな違いは使用用途です。これまで解説したように、シリコンオフは塗装前の車のボディの脱脂に使われますパーツクリーナーの主な使用用途は、金属パーツの洗浄や脱脂です。そのため、パーツクリーナーをプラスチック部分の洗浄に使おうとすると、プラスチックが溶けてしまう可能性があります。

パーツクリーナーはシリコンオフの代用になる?

シリコンオフとパーツクリーナーはどちらも脱脂のために使うものですが、パーツクリーナーは果たして代用になるのでしょうか?パーツクリーナーは金属部分の脱脂に適し、プラスチックや樹脂の脱脂には向きません。

そのためパーツクリーナーは、金属パーツの接着をする時にはシリコンオフの代用として使えます。一方、素材やものによっては、代用として使えない場合もあります。パーツクリーナーの中には、プラスチックを溶かさないタイプのものもあるため、シリコンオフの代用として使いたい場合は、成分や注意書きを読んで選ぶと良いでしょう。

シリコンオフを使う時の注意点

シリコンオフは様々な用途で使える便利なものですが、有機溶剤であるため、取り扱いも気をつけなければなりません。使い方を誤ると、ケガや病気の原因となってしまうこともあります。シリコンオフを使用する場合の注意事項を紹介します。

火の気のある場所での使用はNG

シリコンオフは有機溶剤であり、高い引火性があります。そのため、絶対に火気の近くで使用してはいけません。特にスプレータイプのものは揮発性が高く、有機溶剤の成分が気化して充満しやすいため、シートタイプより引火しやすくなっています。火花やタバコの小さな火でも引火し、火災だけでなく爆発が起こる可能性があるため、非常に危険です。

また、スプレー缶自体にもガスが充満しており、高温状態になると破裂する可能性があります。使用時だけでなく保存状態も気をつけるようにしましょう。

肌荒れの原因になる

シリコンオフはを素手で使用すると肌荒れの原因となるため、使用する時は必ずゴム手袋をしましょう。シリコンオフの油を落とす働きが、手の油分まで落としてしまうことになるからです。また気化しやすいため、水分も蒸発してしまいます。その結果、肌を保湿する油分や水分が奪われてしまい、肌荒れの原因となります。

シリコンオフの濃度が低い場合はビニール手袋でも使えますが、濃度が濃いとビニール袋が溶けてしまう可能性もあります。そのため、ゴム手袋を使う方が安全です。もし皮膚についたり目に入ったりした場合は、すぐに大量の流水で洗い流し、医療機関の診断を受けるようにましょう。

室内での使用は厳禁

シリコンオフを、締め切った室内で使用することは危険です。理由としては二つあり、一つは先にも述べた引火のしやすさです。締め切った室内では、気化した有機溶剤が充満しやすく、コンセントの火花やキッチンの火で引火する危険性があります。もう一つの理由は、気化した有機溶剤を吸い込んでしまい、体調不良の原因となってしまうためです。

シリコンオフを使用する場合は、なるべく屋外でしようすることがおすすめです。室内の掃除をするために使用する必要がある場合は、しっかりと換気し、気化した有機溶剤が室内に溜まらないようにしましょう。

シリコンオフの代用品まとめ

シリコンオフは、車の塗装や補修、またステッカーを貼る前の脱脂で必須となるものです。シリコンオフは油を溶かす有機溶剤が主成分ですので、同じ油を落とす成分の入ったアルコールや洗剤などでも代用がききます。

代用品は、シリコンオフがない時やコストを抑えたい時に便利ですが、ものによっては塗装を剥がしてしまったり素材を傷めることがあります。代用品を使う場合は、使う場所などに注意が必要です。

塗装前にシリコンオフでの前処理があるかないかで、塗装の持ちが全く違います。シリコンオフを使わない状態での塗装は剥がれやすく、塗装し直しが必要になったりと、時間とコストが余計かかってしまうことになりかねません。

車の補修などを行う際は、シリコンオフを使って綺麗に仕上げましょう。掃除にも使えて便利ですので、是非一つ持っておくことをおすすめします。

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