芽キャベツの栄養と効能まとめ！優れた効果とは？栄養が摂れるレシピも！

キャベツをそのまま小さくした形で、手のひらに収まるほど小さな芽キャベツは、キャベツの変種で若芽ではありません。実は、キャベツよりも豊富に栄養を含んでいます。本記事では、芽キャベツに含まれる栄養成分にはどんな物があり、どのような効果や効能があるのか紹介します。芽キャベツの栄養を上手く取り入れましょう。

芽キャベツとキャベツの栄養素には、どのような違いがあるのでしょうか？成分ごとに比較したので、見てみましょう。

芽キャベツの栄養成分を見て分かる通り、ビタミンCやビタミンE、ビタミンK、食物繊維などが豊富に含まれています。では、キャベツの栄養成分と比較してみましょう。

芽キャベツとキャベツの栄養成分を比較してみると、どの栄養素もキャベツよりも芽キャベツの方が豊富に含まれていることがわかります。同じ葉っぱを食べる野菜の仲間になりますが、共通して多く含まれる栄養素は、ビタミンCと葉酸、カリウムです。

ビタミンCはキャベツの4倍あり、葉酸やカリウムはキャベツの3倍の栄養素が芽キャベツに含まれています。

芽キャベツの栄養素には、肌などに良い美容の効果がたくさんあります。成分ごとに効果を詳しく紹介しているので参考にしましょう。

芽キャベツの栄養成分の中で最も注目したい栄養素がビタミンCです。100gあたりのビタミンC含有量が160mgとキャベツの4倍の量が含まれており、コラーゲンの生成を助ける働きがあり美肌効果があります。

その他にも、日焼けを防ぐ効果もあるので美白効果に役立ちます。肌以外にも、風邪予防や疲労回復にも効果的な栄養素です。

緑黄色野菜の芽キャベツは茹でる、または炒めることでビタミンEがさらに多くなり、抗酸化作用が増えることからアンチエイジング効果に繋がり、毛細血管を広げる効果もあるので、血液を肌全体に行き渡してくれることで血流が良くなります。

芽キャベツ100gに含まれる食物繊維は、キャベツの3倍の量の5.5g含まれています。食物繊維には、善玉菌を増やして老廃物を排出し、腸内環境を整え便秘解消やダイエット効果、デトックス効果などにも繋がります。

芽キャベツの栄養価には、たんぱく質とビタミンB6がバランスよく含まれていて、どちらかが不足していても代謝がスムーズに行われないため、芽キャベツにはどちらも備わっているので代謝に効果的です。

体の健康面にも効果的な栄養を多く含んでいる芽キャベツの栄養成分ごとに効能について解説します。芽キャベツに含む栄養を上手く取り入れて、健康に役立てましょう。

体の中の老廃物や余分な水分が溜まることから起こるむくみは、カリウムを摂取することで解消されます。カリウムには、余分な塩分を体の外に排出する役割がありますが、芽キャベツには、むくみに効果的な栄養がカリウムだけでなく、ビタミンEやビタミンB6も含んでいるのでより効果的です。

緑黄色野菜でもある芽キャベツには、キャベツの14倍のカロテンが含まれています。加熱しても栄養素は損なわれないので、料理にも活用しやすくカロテンもしっかり摂ることができます。カロテンは体内でビタミンAに変換され、眼精疲労に効果的です。

芽キャベツの栄養素の１つ、イソチオシアネートにはガンを予防する効果があると言われていて、体内の解毒酵素の働きや抗酸化作用の働きも高まることから、ガン細胞が増えるのを阻止してくれる役割があります。

イソチオシアネートにはガンを予防する効果以外にも、動脈硬化の予防や殺菌作用効果、ダイエット効果、アンチエイジング効果も期待できます。

芽キャベツに含まれているビタミンKは、キャベツの約12倍の量が含まれています。ビタミンKには、骨の中にあるたんぱく質を活性化させて、形成を促進させる効果もあり、骨粗しょう症にも効果的です。

芽キャベツの栄養には、たんぱく質もビタミンB6もバランスよく含まれています。代謝を向上させるのには、たんぱく質やビタミンB6どちらかが含まれているだけではよくならず、バランスよく含まれていることで代謝アップにつながります。

妊活中の方や妊娠中の方に欠かせない栄養の葉酸を、芽キャベツに多く含んでいます。葉酸は別名、造血ビタミンとも言われていて、赤血球を作ったり、胎児の中枢神経系の元となる新しい細胞を作る際に、とても重要な栄養素です。

ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンが含まれていますが、芽キャベツにビタミンB群がたくさん含まれていて、その中のビタミンB1には疲れの解消、ビタミンB2にはストレスの緩和、ビタミンB6には倦怠感の緩和の効果があります。疲れや倦怠感が解消されることで、ストレス緩和に繋がります。

 

芽キャベツを使った簡単なレシピを紹介します。レシピの食べ方を参考に、美味しく芽キャベツの栄養を取り入れましょう。

• 芽キャベツ:適量
• 塩:少々
• Aマヨネーズ：お好みの量
• Aすりごま:お好みの量
• A醤油:お好みの量
• パプリカ:適量

1. 熱湯に塩少々加えて、芽キャベツを入れて3～4分茹でます。
2. 茹で上がったらザルにあげ、縦4つ割りにします。
3. ボウルにAの材料を加えよく混ぜ合わせます。
4. 3に芽キャベツを入れて良く合えて器に盛ります。
5. 最後にパプリカを振ったら出来上がりです。

• 芽キャベツ:適量
• バター:10g
• 塩:少々
• 粗びき黒こしょう:少々

1. 芽キャベツは熱湯で色よく茹でて、器に取ります。
2. 芽キャベツを縦半分に切ります。
3. フライパンにバターを溶かして、芽キャベツを入れて炒めます。
4. 粗びき黒こしょうと塩で味を調えたら完成です。

• オリーブ油:200ml
• にんにく:3片
• 塩こしょう:少々
• コンソメ:1個
• 牡蠣:お好みの量
• 芽キャベツ:好みの量
• しめじ:お好みの量
• エリンギ:お好みの量
• ピーマン:お好みの量
• レモン:1個
• フランスパン:お好みの量

1. にんにくを細かくみじん切りにします。
2. 鍋の中ににんにくとオリーブオイルを入れて中火で火を入れます。
3. しめじはほぐし、ピーマンは乱切り、レモンは櫛切りにします。
4. にんにくが色ついてきたら、きのこ類を入れ、塩コショウをします。
5. コンソメを加えてひと煮たちさせて、牡蠣、レモン、芽キャベツを入れます。
6. 火が通ったら、パンにつけて食べましょう。

本記事では、芽キャベツに含まれる栄養と効果効能を紹介してきました。芽キャベツは小さいながらも、身体に良い栄養を多く含んでいます。冷凍保存も可能なので、レシピを参考に食卓の一品として取り入れて、美味しくいただきましょう。