香水の捨て方を徹底解説!中身・瓶を捨てるには?処分前の活用法も!

香水の捨て方を解説していきます。香水の中身と瓶は別々に処分しなければいけません。香水の中身の捨て方や注意点、容器のゴミ分別について詳しくみていきましょう。また、処分前に香水をおしゃれにアレンジできる活用法も紹介します。

香水の捨て方を徹底解説!中身・瓶を捨てるには?処分前の活用法も!のイメージ

目次

  1. 1香水の間違った捨て方をしてない!?
  2. 2香水の捨て方の手順
  3. 3香水の捨て方で注意すること
  4. 4香水を処分をする前にできる活用法
  5. 5香水の捨て方まとめ

香水の間違った捨て方をしてない!?

可愛い香水の瓶が置かれている

香水を捨てる時は地域の分別ルールによって瓶とスプレー部分、中身に分ける必要があります。容器をどのように分けて、どのように処分するのかチェックしていきましょう。捨て方の注意点や、余った香水のアレンジ活用法も紹介します。

香水の捨て方の手順

まずは、香水の捨て方の手順を紹介します。香水の中身を捨てて、容器をゴミ箱に捨てるだけでは完璧とはいえません。どんな手順で香水を捨てるのが正解なのか、チェックしてみましょう。

捨て方の手順①香水の瓶を開ける

香水を捨てる時には燃えるゴミと燃えないゴミ、その他に分別する必要があります。そのため、香水の瓶を分解するところから始めていきましょう。容器の開け方は、瓶の部分とスプレーの部分から分けていきます。香水ボトルの蓋を取って、スプレーを引っ張り出す必要があります。

容器にスプレーがしっかりと付いている場合には、容器とスプレーのつなぎ目部分にニッパーを挟み込んで、つなぎ目部分を剥がし取るように分解しなくてはいけません。つなぎ目を縦にカットするように、筋を入れながら分解していくといいでしょう。つなぎ目をカットしたら、留め金やスポイト部分を引き抜きます。

容器が小瓶の場合には指が入らない事もあるため、マイナスドライバーや先が細いペンチがあるといいでしょう。マイナスドライバーでスプレー部分を引っ張り上げるか、ペンチでつまみ上げます。香水を処分する時には、この分解の作業がとても大変です。

どうしても容器のつなぎ目が固くて外れないという場合は、お湯につけると外れやすくなるでしょう。容器がガラス製の場合は熱湯では割れる事があるため、ぬるま湯を使います。容器によってはスプレーの部分がスクリュータイプになっていて、くるくると蓋のように簡単に外す事ができるものもあるので、ニッパーを使う前にチェックしましょう。

捨て方の手順②香水の中身を捨てる

香水の容器とスプレー部分を分解する事ができたら、容器の中身を捨てます。中身を捨てる時に、トイレや排水口に流すという方法はNGです。スーパーのレジ袋などの捨ててもいい少し大きめの袋と、新聞紙かキッチンペーパーを用意します。袋の中に新聞紙かキッチンペーパーを入れて、紙に染みこませるように捨てる香水を流し込んでいきましょう。

容器の中身を袋の中に流す事ができたら、しっかりと袋に封をします。さらに、ジップロックなどの密封できる袋に入れて香りが漏れないようにするといいでしょう。大量の香水は鼻が曲がるほどキツい香りがする場合もあります。捨ててもいい密封袋がない場合は袋が破損して香りが漏れないように、袋を二重にして処分するといいでしょう。

香水の中身は燃えるゴミです。大量の香水を捨てる場合には、アレンジする活用法もチェックしてみましょう。部屋のフレグランスに使う事ができる場合もあります。

捨て方の手順③ゴミを分別して捨てる

香水の中身は燃えるゴミでの捨て方になり、その他の部分の捨て方も分別ルールに従って捨てるようにします。捨て方は地域によって異なりますが、基本的には香水のボトルはガラスや瓶、プラスチックのキャップやスプレー部分はプラスチックです。金属部分や留め金は少量であれば、燃えないゴミに分別されます。

プラスチックの捨て方は少量であれば、燃えるゴミとして分別される地域もあります。分別が細かい地域もあれば、そこまで分別しなくてもいい地域もあるようです。分別の仕方で分からない場合には、地域のゴミの分別の担当部署に確認しましょう。市役所や区役所で「ゴミの分別について聞きたい」と伝えると担当部署を教えてくれます。

自治体のゴミの分別例

自治体によって分別の仕方は異なりますが、横浜市の場合はどういう分別になるのかチェックしてみましょう。まずは、香水の容器です。香水の容器が瓶の場合は燃えないゴミで、プラスチック製の場合はプラスチックに分別されます。

香水のラベルはプラスチック製であっても燃えるゴミです。スプレーの金属部分は小さな金属類、スプレーのプラスチック部分は燃えるゴミに分別します。ただし、大きい香水の容器でスプレーのプラスチック部分も大きい場合には、プラスチックに分別します。

香水の捨て方で注意すること

香水を処分する時には地域の分別ルールで、どこまで香水の容器を分解しなければいけないのかが変わってきます。分別のルールを守る事はとても大切ですが、それ以外にも注意しなければいけない点を確認しておきましょう。

捨て方の注意点①換気の良いところで行う

換気がよさそうな部屋

香水を処分するために容器を分解する時は、換気の良いところで行う事が大切です。香水は、通常であれば1滴2滴しか使わないものです。瓶の中にまだ香水がたくさん残っている場合は蓋を開けるだけで、香りが充満する事になります。場合によっては、その香りで気分が悪くなる場合もあるでしょう。

香水にはアルコールが含まれているため、閉め切った部屋の中で作業をすると体調が悪くなる事もあります。また、香水のキツイ香りが部屋に染みついてしまう場合もあるため注意が必要です。

捨て方の注意点②新聞紙を敷いて作業を行う

香水の瓶を分解する時には、新聞紙を敷いて作業をするようにしましょう。香水の容器の開け方は色々ありますが、基本的にはニッパーやペンチを使います。固く締まっている容器もあるので、力を入れた時に瓶が転がって香水が零れたり、容器を刻んだクズが散乱したりする事があります。

力を入れて道具を使う場面もあるため、勢い余って床を傷つけてしまう事があるかもしれません。容器は滑りやすいので、ニッパーやペンチで怪我をする場合もあります。滑らないように加工された軍手があると、分解する時には安心でしょう。また、ニッパーやペンチを使う時には小さな子供がいる傍での作業はおすすめできません。

捨て方の注意点③中身をトイレなどに流すのはNG

香水の中身をトイレや排水口に流すという捨て方は、NGです。香水にはアルコールや油分が含まれています。アルコールは気化すると燃えやすくなるので、少量であっても何かの原因で火事になる可能性があります。また、香水に含まれる油分が冷えて固まると排水口が詰まる原因にもなるでしょう。

処分する香水が少量であったとしても、紙などにしっかりと染みこませて燃えるゴミとして捨てるようにします。捨て方が分からないという場合には、アレンジ活用する方法もチェックしてみましょう。

香水を処分をする前にできる活用法

香水の中身がたくさん残っていて勿体ないという場合には、香水をアレンジして使うのもおすすめです。好きな香りをもっと楽しみたいという時にも使える、アレンジ活用法を3つ紹介します。

アロマディフューザー

【材料】

  • 香水 5ml
  • 無水エタノール 50ml
  • 木の棒 数本
  • 容器 木の棒が倒れないサイズ

【作り方】
  1. 容器に無水エタノールと香水を入れて、木の棒を入れれば完成です。

部屋のインテリアにもピッタリの、香水を処分したい時の活用法です。部屋のフレグランスとして使う事ができます。無水エタノールは火がつきやすい液体なので、取り扱いには注意が必要です。香水の容器をそのまま使っても素敵なアレンジになるでしょう。

練り香水にアレンジ

【材料】

  • 香水 10滴
  • ワセリン 10g
  • 容器 ワセリンが入るサイズのもの

【作り方】
  1. 容器にワセリンを入れて、香水を垂らして混ぜ合わせれば完成です。

ワセリンを使った、お肌にも優しい香水の活用アレンジになります。ワセリン1gに対して香水1滴の割合で混ぜるのが基本ですが、香りを抑えたい時には香水を少なくするなど自由にアレンジできるところが人気です。ワセリンに混ぜる事で香りが優しくなり、蓋付きの容器に入れる事で持ち歩きもできます。

香り付け石鹸

【材料】

  • MPソープ 50g
  • 香水 5滴
  • 耐熱容器
  • カッター
  • ドライフラワー・ラメなど お好みで

【作り方】
  1. MPソープを細かくカットして耐熱容器に入れ、電子レンジで溶かします。
  2. 溶けたMPソープと香水、お好みでドライフラワーなどを型に流しこみましょう。
  3. 常温で放置して固まったら完成です。

MPソープとは電子レンジで溶ける、手作り石鹸用の石鹸です。自分で色を付ける事ができるクリアタイプから、カラフルなMPソープまで揃っています。おしゃれでプレゼントにも使える、オリジナルの香り付け石鹸を作って楽しむ事ができるでしょう。

香水の捨て方まとめ

香水を使ったルームフレグランスと花が置かれている

香水の捨て方について解説しました。香水の中身がたくさん残っている場合には、アレンジ活用して中身を減らしてから捨てるようにするのもいいでしょう。香水を捨てる時には分別を間違えない事と、強い香りで他の人に迷惑をかけない事が大切です。

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