モヒートとは?ミント以外で味を楽しむ簡単おすすめアレンジは?
モヒートとは、一体どんな飲み物なのでしょうか?モヒートは、ここ数年で日本でブームになっている少し甘い味のカクテルです。ミントをたっぷり使い、ラムをベースに、ライムでさらに香りと酸味がプラスされた、味も見た目もとてもシンプルで涼しげな夏に大人気のモヒート。材料もそろえやすいので、自宅で簡単にアレンジが楽しめるのも人気の理由のひとつ。今回は、モヒートとはどんなお酒なのか、その歴史や、ミント以外のもので作るおすすめのアレンジモヒートなどをたっぷりと紹介します。
目次
モヒートとはどんなお酒?
モヒートとは、キューバのハバナで生まれたラムベースの、冷たいカクテルです。すっきりとした爽やかな爽快感のあるモヒートは、特に夏場になると人気が高まります。高級なバーでお洒落に飲むイメージのあるモヒートですが、実は簡単に家で作ることが出来ます。家で作れば、自分好みにアレンジもできてとてもおすすめです。今回は、モヒートの味についてや、美味しく飲むおすすめアレンジなど、モヒートのことをたっぷり紹介します。
モヒートとはどうやって作る?
モヒートの基本的な材料は、ホワイトラム、ライム、ミント、砂糖、ソーダ水、氷です。ミント、ライム、砂糖を押し潰したところに、たっぷりの氷とラムとソーダ水を加えます。氷はあらかじめ細かく砕いておきます。ミントもたっぷりと使います。
モヒートとはどんな味?
モヒートとは、ずばり飲みやすくて爽快感があり、ほんのり甘い味です。基本的に砂糖を加えますが、砂糖を入れずにフルーツを加え、フルーツの甘みで仕上げたものもあります。また、ミントの香りとライムの酸味とクリアな炭酸水で、とても清涼感があります。
モヒートとは自分で簡単に作れる
モヒートとは、材料が用意しやすく、自宅で簡単につくれるという親しみやすさが人気のカクテルです。カクテルといったら、手が込んでいたり手間がかかりそうなイメージがありますが、モヒートはとても簡単に作れます。基本のモヒートの作り方も後ほど紹介しますので、ぜひ作ってみましょう。
モヒートとはミントで爽やか夏に人気の味
モヒートとは、たっぷりのミントとライムを使ったカクテルです。ミントのすっきりと鼻に抜ける香りと、ライムのきりっとした酸味が、汗をかいて疲れた体にすっきり爽快でピッタリです。シュワシュワと泡立つソーダに緑のミントが加わると、見た目にも涼しげです。きっとそうしたことから、特に夏場に人気のカクテルとなったのでしょう。
モヒートとは味のアレンジが自在にきくカクテル
モヒートとは、ミントとライム、炭酸水の清涼感が魅力ですが、このシンプルさは、アレンジの幅も広がります。フルーツをたっぷり入れて彩り鮮やかなモヒートも増えています。また、フローズンタイプのものなどもあり、デザート感覚で飲めるのも人気の秘密でしょう。アレンジがきくということは、自分好みのモヒートを簡単に作れるということ。このあとモヒートのアレンジレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
モヒートとは本場と日本で味が違う
最初にも紹介したように、モヒートの本場はキューバです。実はこのモヒート、本場であるキューバと日本では味が違うというのです。まずは、本場モヒートと日本モヒートの味の違いから探ってみましょう。
日本のモヒートとは:甘い味ですっきり
日本で飲むモヒートとは、甘みがあってすっきりとした味わい、ミントの爽やかな香りとライムの酸味で、クリアに飲めるカクテルです。あまりクセもないので、女性でも、カクテル初心者でも飲みやすいです。親しみを持てる清涼感のある味わいで、夏になると思わず飲みたくなるカクテルです。
本場のモヒートとは:ミントを入れない
モヒートといえば、シンプルな見た目に、緑のミントがお洒落なアクセントになっています。モヒートは、ミントのすっきりした味わいと爽やかな香りが最大の特徴です。おそらく、モヒートと効いて頭に浮かぶのはミントではないでしょうか?しかし、本場キューバでは、モヒートにミントを入れないのです。では何を入れているのかというと、イエルバ・ブエナというハーブです。
ミントの一種ではあるそうですが、ミントの定義があいまいなため、同じ、とは言いづらいようです。しかし、どちらもハーブですので、香りをつける点では日本と同じです。イエルバ・ブエナを使った本場のモヒートの味は、自然味、野生味があって、とても個性的な味です。
本場のモヒートとは:日本でも飲める?
イエルバ・ブエナを使った本場のモヒートは、日本でも飲むことはできるのでしょうか?これはなかなか難しいです。しかし、ラム専門などの本格的なバーに行けば、お目にかかれるかもしれません。イエルバ・ブエナの種はネットなどでも簡単に購入できるので、モヒートにこだわりたい方は自宅で栽培して、モヒートを作ってみるのも良いかもしれません。
本場のモヒートとは:バカルディを使わない
よくみかけるバカルディは、世界最大のラムメーカーです。1度は目にしたり、飲んだことがある人が多いでしょう。モヒートいえばバカルディ、というイメージがあるほど、日本では当たり前の存在です。しかし、本場キューバではバカルディを使いません。キューバのラムではないからです。バカルディはキューバ革命を機にキューバから撤退してしまい、キューバでは売ることができなくなってしまった、という歴史的理由のためです。
こうしたことから、本場キューバではモヒートにバカルディを使いませんが、もしもこだわりの本場モヒートを飲んでみたい方は、キューバ産のラムでぜひ試してみましょう。日本で1番手軽に手に入るのは、ハバナクラブです。ハバナクラブで作ったモヒートは、より個性が強くなり、少しクセを感じやすくなるため、好みがわかれるかもしれません。
モヒートとはその歴史を知ると面白い
19世紀後半、スペインからキューバへ移住してきたワイン商の、ドン・ファクンド・バカルディによって、ホワイトラムが生み出されました。これがバカルディラムとしてキューバ国内で大人気となり、モヒートの完成へとつながりました。モヒートという名前の由来は、「軽く魔法をかける」という意味のアフリカ語からきているそうです。気になる相手がいる人は、お洒落なバーで女性にモヒートをプレゼントしてみてはいかがですか?
キューバ激動の革命時代
キューバはもともとスペインの植民地でしたが、1868年の独立闘争から1898年のスペイン・アメリカ戦争によるアメリカの勝利で、スペインからの独立を勝ち取ります。しかしこのキューバの独立は形式的なもので、ここからアメリカの支配がはじまります。そして激動の時代が過ぎ、1959年にキューバ革命がおこります。
バカルディ社は、革命後の固有化政策によって国からバカルディ社を取り上げられてしまうことを恐れ、事前にバカルディラムの知的財産を、キューバ国外へ移すという策を練っていました。この対策のおかげで、キューバ革命政府がキューバの主要産業を固有化し、民間の企業を禁止する法律を承認した際には、すでにバカルディの国外移転の手続きは完了していました。
これ以降、キューバ国内からバカルディは消え去り、ハバナクラブがモヒートの主要な材料として現在も使われています。大切なものを守るために、母国での生産を諦め、そのすべてを国外に移すという、バカルディラムに対する深い愛情が伝わってきます。
最初はニューヨークでブーム
ここ数年で日本で大ブームとなり、頻繁にお目にかかれるようになったモヒートですが、最初はニューヨークで流行しました。ニューヨークでのブームを経て日本に上陸し、基本的、本格的なモヒートから、日本独自のアレンジが加わり、よりモヒートは親しみやすくなりました。フルーツやリキュールを加えるなど、色鮮やかな見た目も人気に更に拍車をかけました。
モヒートとはあの有名作家が愛したカクテル
今でも、ハバナの観光名所として知られるのが、ハバナ旧市街地にあるバー「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」です。ノーベル賞作家であるヘミングウェイは、22年間ハバナに住み、この店にもよく通っていたそうです。ヘミングウェイの残した「わがダイキリはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて」という言葉は大変有名です。それほどに、この地のモヒートを愛していた証拠です。
モヒートとはノンアルコールでも美味しく飲める
モヒートとは、実はノンアルコールでも美味しく飲めるカクテルなのです。お酒が飲めない人でも、モヒートの風味や香りをぜひ楽しんでみてください。ミントと砂糖を押し潰して、ライム果汁、氷をたっぷり入れたグラスに、炭酸水を注ぐだけです。ミント、砂糖、ライム果汁の量はお好みで調整して、酸味と香り強めや、砂糖を多めにして甘めの炭酸ジュースのようにするのも良いでしょう。
簡単3ステップでミントたっぷりモヒートの作り方
モヒートとは、自分でも簡単に作れるお手軽カクテルです。家で簡単にできる、おすすめの基本のモヒートの作り方を紹介します。この基本のモヒートができたら、どんどん自分好みのアレンジを加えていきましょう。今日はどんな味にするか、考えるのも楽しそうです。モヒートを作る際には、大きめのタンブラーかグラス、すりこぎ、マドラーを用意しておきましょう。
ミントたっぷりモヒート作り方①材料を用意
材料は、ホワイトラム 45cc、ライム 1/4個、スペアミント 20枚程度、砂糖 お好み、炭酸水 適量です。ライムは潰しやすい大きさにカットします。ライムと砂糖をグラスに入れて、すりこぎで潰します。ライムの果汁と砂糖がしっかりなじむように混ぜましょう。
ミントたっぷりモヒート作り方②ミントを潰す
続いて、ミントを軽く洗ってグラスに入れ、ライムと同じようにすりこぎで潰していきます。潰しすぎてしまうと香りが薄くなり、えぐみも出てきてしまうので、軽く潰すようにしましょう。
ミントたっぷりモヒート作り方③ラムとソーダを入れる
グラスにたっぷりの氷を入れ、ラムを注ぎます。よく混ぜ合わせたらソーダを加え、軽く混ぜて完成です。ミントが好きな人はもう少し入れても良いですし、お店のようにカットしたライムをグラスの淵に飾るのもお洒落です。
美味しいモヒートとはその味と香りが決め手
せっかくなら、より美味しいモヒートを作りたいものです。美味しいモヒートとは、ほんのちょっとの手間をかけることで簡単にできあがります。自宅でより美味しいモヒートを作るために、いくつかのポイントを紹介します。
材料にひと手間深い味
まずは、材料をしっかり冷やすことです。ライムやソーダはもちろん、ラム、グラスも冷やしておくと、水っぽくならないのでおすすめです。氷は砕いたものを使うと、よりバーのモヒートの味わいに近づきます。砂糖はブラウンシュガーを使うと、味に深みとコクが出ます。
ミント選びが重要
モヒートで1番重要なのがミントです。ミントには様々な種類がありますが、1番おすすめなのはスペアミントです。香りも味も馴染みやすいです。モヒートで使う定番のミントです。他にも、アップルミントやペパーミントなどもあります。ミントにもそれぞれに個性があるので、使うミントを変えると味も香りも変わります。いくつかのミントで試してみて、自分好みのモヒートを作りましょう。
また、ミントは摘みたて新鮮なものを使うとより香りが良いので、より美味しいモヒートが作れます。モヒート通になったら、ぜひ自宅でミントを作ってみましょう。いつでもモヒートが飲めておすすめです。
ミントリキュールでさらに簡単モヒート
ミントが手に入らない場合は、ミントのリキュールを使ってモヒートを作ることもできます。ミントを洗ってすり潰す手間がなく作れるので、とても簡単でおすすめです。
モヒートとはミント以外でもアレンジが可能
モヒートといえばミントですが、ミントを使わないモヒートもとても美味しいのです。ここからは、ミントを使わず、アレンジ無限大のモヒートのおすすめレシピを紹介します。どれも簡単に作れるので、基本のモヒートに飽きたらぜひ試してみてください。また、バカルディモヒートを使えば更に簡単にアレンジを試せます。
大ブームのパクチーを使ったモヒート
材料は、ラム酒 45cc、パクチー(葉の部分) 2グラム程度、レモン・ライム 1/4個ずつ、ブラウンシュガー 小さじ1、炭酸水・クラッシュアイス 適量です。レモンとライムは輪切りに薄く切ります。大きめのグラスにパクチー、レモン、ライム、ブラウンシュガーを入れてすりこぎなどで潰しながら混ぜます。ラム酒を注いでさらに軽く混ぜます。冷えたグラスに、クラッシュアイスをたっぷり入れ、ソーダを注いで混ぜたら完成です。
ミントの変わりに使ったのは、パクチーです。大ブームのおかげで、パクチー好きの女性はたくさんいらっしゃると思います。ぜひ、パクチー好きの方は、このパクチーモヒートをお試しください。ミントとは違ったクセのある香りで、個性的なモヒートになります。
大葉の香り際立つ爽やか簡単モヒート
材料は、大葉 4枚、ライム 1/4個、ラム酒 大さじ1、甘みのあるソーダ水 適量です。大葉はしっかり洗って、キッチンペーパーなどで水気を取っておきます。ライムは飾り用に1枚薄い輪切りにしてとっておきます。残りは小さめにカットします。大葉は4等分に切り、半分は飾り用にとっておきます。大き目のグラスかボウルなどに、カットしたレモン、大葉を入れ、すりこぎで軽く潰します。
大葉の香りがたってきたら、冷やしたグラスにうつします。ラム酒、たっぷりの氷、甘いソーダ水を入れ、軽く混ぜます。飾り用のライムと大葉を乗せて完成です。こちらはミントの変わりに大葉を使っています。少し和風な雰囲気がありながら、爽やかでクセになる味わいのモヒートです。甘い味のついたソーダ水を使うことで、砂糖を加える必要がなく簡単です。
ピリッと辛味が効いたジンジャーモヒート
材料は、ラム酒 40cc、生姜汁 小さじ1/3、ガムシロップ 1個、炭酸水 適量です。グラスに生姜汁とガムシロップを入れ、軽く混ぜます。たっぷりの氷を入れたら、ラム酒、炭酸水を入れて混ぜて完成です。薄切りの生姜を1~2枚加えるとさらに風味がたち、おすすめです。生姜のピリリっとした辛味がクセになる、とても簡単にできる1杯です。
柚子が香る和風モヒート
材料は、バカルディモヒート グラス半分、乾燥ゆず 3個、炭酸水 グラス8分目 です。グラスにたっぷり氷を入れ、バカルディモヒートを加えます。炭酸水を入れ、乾燥ゆずをのせてあっという間に完成です。ゆずは果実があれば1/4個程度を絞り、ほんの少し皮を削っていれると更に香りがよくなって美味しいです。
パインとオレンジで元気なトロピカル風味モヒート
材料は、バカルディモヒート 60cc、パインジュース 50cc、オレンジ果汁 10cc、オレンジスライス お好みです。グラスに氷たっぷりとオレンジスライスを入れます。水筒などに、氷、バカルディモヒート、パインジュース、オレンジ果汁を入れて、軽く泡立つ程度に水筒を振ってシェイクします。これを氷とオレンジスライスの入ったグラスに注いで完成です。夏を思わせる元気なオレンジ色のトロピカルモヒートです。
日本ならでは抹茶味のグリーンモヒート
材料は、ラム酒 大さじ2~3、濃い目にいれた抹茶 グラス半分、輪切りゆず 1枚、炭酸水 適量 です。グラスにラム酒と抹茶を入れて軽く混ぜ合わせ、氷をたっぷり注ぎます。炭酸水を加え、輪切りゆずをグラスの淵に飾って完成です。オールグリーンで抹茶と柚子の和の香りが楽しめる、見た目にも楽しいアレンジモヒートです。甘みが欲しい方は、砂糖小さじ半分くらい入れても良いでしょう。
モヒートとはミントとフルーツで更に美味しい
モヒートを作るなら、やっぱりミントをたっぷり使ってもらいたいです。ミントを使い分けて味の違いを見つけたり、味の幅を出したりと、楽しみ方も様々です。また、ミントと相性の良いフルーツなどを使って、フルーツの甘みを引き出した、よりお洒落なモヒートカクテルを作るのもおすすめです。
ワインとブルーベリーがミントに合う鮮やかモヒート
材料は、バカルディモヒート、白ワイン、ミント 2~3枚、ライム果肉 1/4個分、冷凍ブルーベリー 6粒、炭酸水 適量です。冷えたグラスに、冷凍ブルーベリー、砕いた氷、バカルディモヒート、白ワインを入れます。白ワインはグラスの2/3ほど入れます。刻んだライム果肉、炭酸水を入れ、輪切りライムとミントを添えて完成です。
下のほうがブルーベリーの鮮やかなパープル、上は透明でグラデーションが美しいモヒートです。軽く混ぜて飲んでも美味しいです。ブルーベリーの酸味とミントがよく合う、おすすめのお洒落モヒートです。
キウイとミントで爽快味ガラナモヒート
ガラナは、北海道で販売されている、コーラに似た味の炭酸飲料です。インターネットで購入したり、コーラで代用しても大丈夫です。独特の甘い風味が、キウイの酸味やミントの香りにぴったり合う、おすすめアレンジモヒートです。
材料は、ホワイトラム 45cc、ガラナ 適量、ミント 5~6枚、キウイスライス 1~2枚です。グラスにミント3枚とガムシロップを入れ、マドラーなどで軽く潰しながら混ぜます。ラム酒、キウイスライスを加えたら、ガラナを注ぎます。残りのミントを飾って完成です。
バナナの甘味とミントで最強フローズンモヒート
材料は、バカルディモヒート 60cc、パインジュース 40cc、冷凍バナナ 1本、ミント 8枚、飾り用ライム お好みです。ミキサーに、飾り用のミント2枚とライム以外の材料を入れて、滑らかになるまで撹拌します。グラスに注ぎ、ミントとライムを飾って完成です。バナナはスライスして凍らせておくと、ミキサーに入れる際にスムーズです。大人のデザート感覚のアレンジモヒートです。バナナとミントが優しい味わいを出してくれます。
甘味と酸味がきいた赤いいちごと緑のミントのモヒート
材料は、いちご 5粒、ミント 5~6枚、ホワイトラム 30cc、炭酸水 50cc、砂糖 大さじ1、レモン お好みです。グラスに、半分に切ったいちご、カットレモン、ミント、砂糖を入れて、めん棒などで押し潰して香りを出します。ホワイトラムと氷、炭酸水を入れて軽く混ぜたら完成です。炭酸水を甘いソーダに替え、砂糖を入れなくても、美味しく仕上がります。いちごはそのまま食べられて、デザート感覚で楽しめるおすすめモヒートです。
爽やかグレープフルーツ&ミントのシャンパンモヒート
材料は、ミント 4~5枚、ウォッカ 50cc、100%グレープフルーツジュース 55cc、ガムシロップ 大さじ1、ライム絞り汁 1/2個分、シャンパン 110ccです。背の高いグラスに、シャンパン以外の材料を加え、マドラーなどでミントを潰すように混ぜます。たっぷりの氷を加え、シャンパンを注いで完成です。グレープフルーツの爽やかさとミントの爽やかさがぴったりのモヒートです。
このモヒートは、ラムではなくウォッカを、炭酸水ではなくシャンパンを使うという、上級者向けのおすすめの1杯です。少し強めのモヒートも、たまには試してみると良いかもしれません。
まとめ・日本人にとってのモヒートとは
モヒートの歴史などを織り交ぜながら、おすすめのアレンジレシピを紹介してきました。日本人にとってのモヒートとは、飲みやすく親しみやすい、爽快感のある夏にピッタリのカクテルです。色々なフルーツとの相性も良く、アレンジのはばも無限にあります。その反面、基本のモヒート、本格的なモヒートが薄れてしまっている部分もあります。
アレンジが効くのは、飲んでいても作っていても楽しいですが、基本のモヒートもぜひ忘れずに、時折原点に返ってみるのも良いのではないでしょうか。そしてモヒートの歴史にも思いを馳せて、1人しっとりと飲むのも、たまには良いかもしれません。モヒートとは、色々な形で飲むことができ、私たちにとって夏に恋しくなる、身近なカクテルなのです。