2018年09月08日公開
2024年08月01日更新
透明なミルクティーはどうやって作られている?成分やカロリーも調査!
透明なミルクティーはどうやって作られているのでしょうか?最近、色のついた飲料水が透明になって発売されています。味はもともとの飲料水と変わらないのに見た目が水の飲料水。特にミルクティーなどの乳製品を含む飲み物も透明になっているとどうやって作られているのか、なにか怪しい薬品などが使われているのではないか、見た目が水なのでカロリーは0カロリーなのかなど気になります。今回は透明なミルクティーの成分やカロリーについて調査しました。
透明なミルクティーが大人気
ミルクティーと聞いて思い浮かべる色は何色ですか?薄い茶色やキャラメル色の飲み物をみなさん思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、今までの認識を覆す透明なミルクティーが発売されました。最近では、透明な飲料水がたくさん発売されています。どの飲料水も注目が集まっていますが、この透明なミルクティーも発売当初から人気の飲料水です。
ミルクティーが透明になったのはかなり世間から注目されています。ミルクティーには乳製品が混ざっています。いったいどうやって乳製品が入っているミルクティーを無色透明な飲料水にすることができるのか、なにか怪しい成分で無色透明な液体にしているのではないかと気になります。
今回は、ミルクティーの薄い茶色の飲料水をどうやって透明にしているのか?透明にするために何か怪しい成分が混入されていないか。そして透明なだけにカロリーは0カロリーなのか?などの気になる疑問をいろいろ調べてみました。
透明なミルクティーがどうやって作られているか解説!
透明なミルクティーはどうやって作らているのでしょうか?そもそも、ミルクティーは紅茶には赤茶色でミルクには白色の色が付いています。普通に紅茶の葉をお湯に浸けると赤色っぽい茶色い色になります。もしかして、お湯に浸けた後に、化学反応のようになにか添加物などで、透明になる成分を混ぜるのでしょうか?怪しい成分が混ざっていたとしたら体にいいものなのかも気になります。
透明なミルクティーの販売元は?
この透明なミルクティーの販売元はどこなのでしょうか?数々のフレーバーウォーターなどを販売している、「サントリー」から透明なミルクティーを販売しています。サントリーは透明なミルクティーを出す前に、透明なレモンティーを販売しています。この、透明なミルクティーも大人気の商品です。
透明なミルクティーの味は?
透明なミルクティーの味はどんな味がするのでしょうか?実際に飲んだ人の感想や口コミなどを読んでみると、「しっかりとしたミルクティーの味がする」「キャップを開けた瞬間ミルクティーの匂いが広がる」「想像以上にミルクティーの味」とほとんどの感想がミルクティーの味と絶賛しています。
しかし、中には「味が薄い」「不味い」「後味がスッキリしすぎている」と言う意見もあります。ただ、後味がスッキリしているとのことで、あまり口の中に味が残るのが苦手な人には調度いいミルクティーの味です。透明な液体に先入観があり飲んでミルクティーの味と言うのが、けっこう飲む人によって意見が分かれる感じです。
透明なミルクティーはなぜ作られた?
なぜ、ミルクティーを透明にする必要があったのか気になります。しかし、詳しいことはあまり書いてありませんでした。一部のサイトには、仕事中にお茶やジュースが飲めない社会人向けに作られたと書いてあるサイトもあります。たしかに、仕事中に甘い飲み物やジュースなどを飲むのに気がひける社会人の人たちには透明な飲料水はいいかもしれません。
ペットボトルのラベルを剥がしておけば、普通のミネラルウォーターにしか見えないので会議中や商談中などには飲みやすいです。なんとなくですが、大人の為、社会人の為に作られた感じがします。
透明なミルクティーはどうやって作られている?
透明なミルクティーはどうやって作られているのでしょうか?販売元のサントリーの商品サイトを見てみると、透明にする方法が記載されていました。サントリーの商品サイトによると「高濃度アロマ抽出製法」で無色透明な紅茶を作っているとのことです。
実は、この高濃度アロマ抽出製法と言うのは、紅茶の葉を高温の水蒸気にあててその蒸気を集める製法のことです。蒸気を集めるのでもちろん色が付いておらず無色透明な紅茶になります。この方法を使うと香りや味は紅茶なのに色が透明という不思議な液体が出来上がります。詳しい説明をサントリーが動画と一緒に説明していました。
紅茶を透明に抽出する方法はこの高濃度アロマ抽出製法だとわかりましたが、ではミルクティーのミルクはどうやって透明にしているのでしょうか?
ミルクは乳清を使用してミルクの香りと風味を作っています。この乳清ですが、ホエーとも呼ばれています。わかりやすく言うと、一般的にプレーンヨーグルトなどの表面にできる半透明な液体のことを言います。透明にした乳清を透明な紅茶に混ぜています。
透明なドリンク類の種類にはどんなものがある?
最近では、さまざまな透明な飲料水が発売されています。いったいどんな種類のドリンク類があるのか調べてみました。
まずは、天然水などのミネラルウォーターにさまざまな味を加えたものです。フレーバーウォーターと呼ばれています。一番初めに、日本コカ・コーラ社から発売された「いろはす」シリーズです。いろはすシリーズからは約9種類発売されています。サントリーからも天然水シリーズでミルクティーを含め8種類のフレーバーウォーターが発売されています。
アサヒ飲料から、透明なコーヒーが発売されています。日本コカ・コーラー社は、フレーバーウォーターの他にコカ・コーラーのクリアも発売しています。このように、透明なドリンクは色々な飲料会社からたくさん販売されています。
透明なミルクティーの成分やカロリー
透明なミルクティーの成分はどのようなものが含まれているのでしょうか?また、見た目が透明でミネラルウォーターに見える分カロリーも気になります。
透明なミルクティーに添加物は使われている?
ミルクティーが透明になったと聞いただけで、何か怪しい添加物などで化学反応を起こして透明にしたのかと考えてしみます。しかし、透明なミルクティーの作り方を見ると化学反応などっで透明にしたわけではありません。また、添加物が大量に入っているといった感じもないです。
透明なミルクティーの原料
原材料もサントリーのサイトに記載されてありました。原材料を見ても、特に添加物が大量に使われている感じはありません。また、紅茶はパッケージに記載されている香りのいいアッサム茶を使用しています。
ナチュラルミネラルウォーター、糖類(砂糖、高果糖液糖、マルトオリゴ糖、乳糖)、紅茶、乳清ミネラル、食塩、ミントエキス、香料、塩化Mg、カフェイン、酸化防止剤(ビタミンC)、酸味料
一般的なミルクティーの成分と比較してみよう
一般的に販売されているミルクティーと成分に違いがあるのか調べてみました。今回はペットボトルの紅茶で人気のキリンの「午後の紅茶」と比較してみます。
牛乳、砂糖、紅茶、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、食塩/乳化剤、香料、ビタミンC
特にこれと言って違いがあるようには思いません。透明なミルクティーは成分として、ミルクティーとなんら変わらないということがわかりました。
透明なミルクティーのカロリーも知っておこう!
カロリーについてですが、見た目がミネラルウォーターに近いため0カロリーを期待してしまいますが、こちらもサイトを見ると21カロリーとの記載がありました。こちらは通常のミルクティーより少しカロリーが低いようですが、さほど変わらないカロリーになります。
エネルギー(100mlあたり)21kcalたんぱく質(100mlあたり)0g脂質(100mlあたり)0g炭水化物(100mlあたり)5.2gナトリウム(100mlあたり)14mgカフェイン(100mlあたり)約20mgカリウム(100mlあたり)10mg未満リン(100mlあたり)1mg未満
透明なミルクティーを飲んでみよう
みなさんもぜひ、一度透明なミルクティーを飲んでみてください。透明なミルクティーは、特に怪しい成分が入っているわけではありません。キャップを開けた瞬間からミルクティーの香りが広がり、飲めばミルクティーの風味と味が口に広がります。
味については「しっかりとしたミルクティーの味」と感じる人や、「薄いミルクティーの味」と感じる人など好みが分かれるところがあります。ぜひ、ご自身の舌で確認してみてください。
透明なミルクティーはおすすめ
透明なミルクティーのおすすめの点は、仕事などで水以外が飲みづらい職場でも気軽に飲めるということ。なんとなく糖類が含まれている飲料水は仕事などで飲むのに気が引けてしまいますが、無色透明のミルクティーであればラベルを剥がせば、ミネラルウォーターと変わらない見た目になり、気兼ねなく飲むことができます。そんな職場や社会人にとってはおすすめの飲料水です。
ミネラルウォーターと変わらない見た目になり、気兼ねなく飲むことができます。また、お茶やジュースよりもミネラルウォーターを飲んでいる社会人は洗礼されておしゃれだと言う意見もあります。たしかに、ジュースやお茶を持ち歩いている社会人より、ミネラルウォーターを持ち歩いてる社会人の方がおしゃれに見えます。
出典: https://tenki.jp
また、無色透明なので、歯のステインが汚れる心配がありません。日頃、コーヒーや紅茶をよく飲む人、歯に気を使う人などにおすすめです。
以上のことから、仕事中に水やお茶以外の飲料水を気兼ねなく飲みたい人、歯のステインケアに気を使う人、甘いものを飲みたいけど後味を引きづりたくない人などにおすすめの飲料水になります。ぜひ、スーパーやコンビニなどで見かけた際は一度試してみてください。