2019年05月14日公開
2024年09月15日更新
レードルとおたまの違いとは?種類別の使い方とおすすめレードルを紹介
レードルにはいろいろな種類のものがありますが、どのような種類のものがあるのかを知っていますか?レードルにはサイズや形にいろいろな種類のものがあり、使い分けすることで便利に使用することができるのでおすすめです。今回の記事では、レードルにはどのような種類があるのかやレードルとよく似ている、おたまとの違いなどについて紹介していきます。どのような素材が使用されているのかについても紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。
レードルとは?
調理器具にもいろいろなものがありますが、レードルも普段から使用する調理器具の一つかと思います。レードルというとサイズや素材などでいくつかの種類があるのですが、どのようなものがあるのかを知っていますか?
今回の記事では、レードルの特徴や、似ているイメージのあるおたまとの違い、レードルの素材や種類の特徴におすすめのレードルなどを紹介していきます。レードルの種類や使い方について知りたいという方は是非今回の記事をチェックしてみて下さい。
レードルの特徴
まず最初に、レードルとはどのようなものなのか、特徴について紹介していきます。レードルとは長い柄の先におたまなどが付いているというのが特徴で、料理をすくったりよそったりするときに使用する調理器具となっています。
レードルに使用されている素材にもいろいろなものがあり、特徴も様々です。どのような素材の種類があるのかについては後程紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。
レードルとおたまの違い
続いては、レードルとおたまとの違いについて見ていきましょう。よく似ているイメージのあるおたまとレードルですが、どのような特徴があるのか、違いはどうなのかについて紹介していきます。
おたまの特徴
おたまとレードルはよく似ており、基本的には似たようなものである様ですがおたまとは、「おたまじゃくし」の名前の略であり主に和食で使用されています。料理をよそったり、スープをすくい分けたりするのにも使用されていますので、普段から使用しているという方も多いかと思います。
おたまはすくったりするだけではなく、中華料理で炒め物に使用されたりもしています。レードルに比べてカップの部分の形がレードルに比べて浅いのが特徴となっています。
レードルの方が種類が豊富
上記のように、おたまとレードルとはよく似ているのですがレードルの方が種類が豊富となっています。スープレードルや穴あきレードルなどいろいろなものがあり、用途もそれぞれ異なっています。
また、レードルの素材もステンレス製のものやシリコン製のレードルなどいろいろなものがあり、用途やそれらの特徴に合わせて使い分けできるというのがレードルの特徴となっています。
サイズの違い
そして、先ほど少し紹介した通り、おたまとレードルとはサイズも異なっています。おたまはレードルに比べてカップの部分の形が浅くなっているのが特徴となっていますし、レードルにはいろいろな種類のものがありますのでサイズもいろいろなものが揃っています。
小さいサイズのカンロレードルや大きいサイズの中華レードルなどいろいろなものがありますので、次の項目からの紹介をチェックしてみて下さい。
レードルの種類と使い方
レードルの種類やおたまとのサイズの違いについて紹介してきたところで、続いてはレードルの種類や、使い方について見ていきましょう。レードルにはいろいろな種類のものがありますので、それぞれの種類と特徴について紹介していきます。
スープレードル
まず最初に紹介するレードルの種類は、「スープレードル」です。スープレードルはおたまとも呼ばれているもので柄の先には丸くて深い形のおたまが付いています。たっぷり注げるサイズとなっていますので大きいお椀にそのまま注ぎたいという時にもおすすめです。
また、こちらは通常のおたまになっていますので、小さいサイズの器に入れる時には少し入れずらい場合があります。その時には、後ほど紹介する「横口レードル」の方をおすすめします。
穴あきレードル
続いてのレードルの種類は、「穴あきレードル」です。その名の通り、穴が空いたレードルになっており「スキンマー」という名前でも呼ばれています。穴が空いていますので水分をしっかりと切ることが出来、使用するシーンも多いレードルの種類になっています。
また、水気を切りたいという時以外でも鍋から具材を取り出したいという時にも便利に使用することが出来るレードルとなっています。
横口レードル
続いて紹介するレードルの種類は、「横口レードル」です。こちらのレードルは横に広がった形になっており、注ぎ口は細長い形となっています。ですので、他のレードルに比べて小さいお椀に入れやすいレードルになっています。
横口レードルには内側にメモリが付いているものが多く、計量しなくても大体の重さがわかるというのがメリットになります。こちらは横の方に口が付いている横口レードルなのですが、縦型に注ぎ口が付いている、縦口レードルという種類のレードルもあります。
中華レードル
続いて紹介するレードルの種類は、「中華レードル」です。こちらのレードルはその名の通り、中華料理などで強火を使用する際などに使用されるレードルになります。中華レードルはほかのレードルに比べて持ち手がまっすぐになっているものが多く、中華鍋などで炒め物をしやすい形になっています。
ソースレードル
出典: https://zozo.jp
続いてのレードルの種類は「ソールレードル」です。こちらのソースレードルは小さめのおたまのレードルとなっており、フライパンに残ったソースなどをすくう時などにぴったりのレードルとなっています。ソールレードルは柄が長いタイプのレードルとなっていますので、大きい瓶の中のシロップなどをすくうのにもおすすめです。
カンロレードル
続いて紹介するレードルの種類は、「カンロレードル」という種類です。こちらのレードルはほかのレードルとは少し違ったものになっており、長い柄に小さいカップ状の容器が付いているというものになっています。こちらのレードルは果実酒やシロップなどをすくう時に使用されており、かき氷を食べる時に見たことがあるという方もいるかと思います。
ほかのレードルに比べてすくう箇所のサイズが小さくなっており、たれなど少量が欲しい時に重宝するレードルとなっています。
パスタレードル
最後に紹介するレードルの種類は、「パスタレードル」です。ほかの種類は液体などをすくうために使用する種類のレードルとなっていたのですが、こちらのパスタレードルはその名の通りパスタなどの麺類をすくうために使用するレードルとなっています。
レードルの先にはいくつかの突起が付いたような形となっており、パスタなどの麺類をそれに引っ掛けてすくいやすいレードルとなっています。麺類は菜箸などでも取り分けることができますが、こちらのパスタレードルを使用すると簡単に麺を取り分けることができます。
レードルの素材と特徴
一口にレードルといっても、その素材にはいろいろなものがあります。レードルに使用されている素材にはどのようなものがあるのか、そしてそれぞれの特徴はどのようなものであるのかを順番に紹介していきます。
ステンレス
まず最初に紹介するレードルの素材は、「ステンレス」です。ステンレスは名前の通りさびにくい素材となっており、熱などで変形してしまう心配も少ない物となっていますので調理する際には使用しやすいレードルの素材であるといえます。
また、調理器具は使用しているとにおい移りが心配だという場合もあるかと思いますが、ステンレスはにおい移りもしにくいですので、他の素材のものと比べて長く使用することができるかと思います。
そんなステンレス素材のレードルにも少し弱点があり、ステンレス製のレードルはほかの素材のものと比べると少し重くなっていますので、軽い調理器具を探している方は注意しましょう。そして、ステンレスは硬いのでテフロン加工のフライパンですと傷つきが少しやすくなっているようです。
シリコン
続いて紹介するレードルの素材は「シリコン」です。色々な場面でおなじみのシリコンは、柔らかさが特徴となっていますので、ステンレス素材のレードルでは少し心配だった「フライパンの傷つき」という心配点をカバーしてくれます。
柔らかい素材なので料理もすくいやすいですし、いろいろなデザインやカラーのものから選ぶことができるというのも嬉しいポイントですが、やはりステンレス素材のレードルに比べると劣化が早めなので、定期的な買い替えが必要になってきます。また、シリコン素材のレードルですと色やにおい移りがしやすいという点がデメリットです。
樹脂
レードルの素材には、樹脂製のものもあります。樹脂製のレードルは軽さが魅力となっており、こちらも柔らかめの素材となっているためフライパンなどの傷つきの心配も少ないです。また、シリコン素材のレードルと同じように、樹脂素材のレードルでも色々なカラーやデザインのものを楽しむことができそうです。
しかし、樹脂素材のレードルでは少し高温に弱く、高温の調理に使用すると変形などの恐れがあります。高温調理に樹脂素材のレードルを使用する際には、あらかじめ耐熱温度を確認しておいた方が良いかもしれません。また、シリコン素材のレードルの場合と同じように臭いや色移りの心配があるという点もデメリットに上げられます。
木製
ナチュラルでおしゃれな印象を与えてくれる木製のものは、もちろんレードルにも揃っています。木製の素材はいろいろな商品で使用されていますので、木製の素材でそろえているという方も多いかもしれません。そんな木製のレードルでは、やわり柔らかいので、テフロン加工のフライパンやお鍋が傷つきにくいというメリットがあります。
お洒落で調理器具に傷をつけにくい木製素材のレードルなのですが、こちらにもやはり弱点があります。木製のレードルは色が付きやすいというデメリットがあり、水分によってカビが発生してしまう可能性があるという点もあります。使った後の木製レードルを収納する際には、しっかりと水気を切ってから収納することをおすすめします。
レードルのおすすめ商品10選
レードルの大きさや特徴、素材などを紹介してきたところで、最後にレードルのおすすめ商品10選を紹介していきます。いろいろな種類のレードルを紹介していきますので、購入する際の参考にしてみて下さい。
マーナ トライアングリップシリコーンお玉
まず最初に紹介する、おすすめのレードルは「マーナトライアングリップシリコーンお玉」です。こちらのレードルは持ち手の柄の部分が三角形となっていますので、丸い物と比較して握りやすくなっています。また、おたまの部分はすくいやすいような形になっていますので、使い勝手も良いです。
ブラックのカラーはすっきりとした印象となっており、デザイン性も高いレードルとなっていますのでお洒落なレードルが欲しいという方にもおすすめです。
ですが、先ほども紹介した通りシリコン素材のレードルですとにおい移りが気になってしまうというデメリットがあります。浸け置きなどをする手間がかかってしまいますので、手早く片づけを済ませたいという方には少し不向きなレードルかもしれません。
ティファール ビタミンKレードル
続いて紹介するおすすめのれードルは、「ティファール ビタミンKレードル」です。こちらのレードルはシリコン製となっており、つなぎ目がないタイプになっていますので洗いやすく、片付けも簡単だという事で人気となっているレードルとなっています。
また、カラーもパッと明るい物となっており、シリーズでそろえても可愛くて気分が上がりそうな雰囲気となっています。しかし、大きなサイズであるとの口コミもあり、コンパクトに収納したい方にとっては少し邪魔に感じてしまうかもしれません。
柳宗理 ステンレス製レードル
続いて紹介するおすすめのレードルは、「柳宗理 ステンレス製レードル」です。こちらの柳宗理 ステンレス製レードルはステンレス製になっていますので、丈夫な一本が欲しいという方にもおすすめです。また、こちらのレードルも柄の部分とすくう部分が一体型となっていますので、つなぎ目などのぐらつきの心配も少なくて済みます。
一体型となっていることで、便利なだけではなくスタイリッシュでお洒落な雰囲気を楽しむこともできます。すくう部分はキレイにすくえる形になっていますから、使いやすさの面でもおすすめしたいレードルとなっています。
柄の部分の上部には穴が空いていますので、おいて収納するのはもちろん、フックなどにかけて収納するのにも便利です。丈夫で長持ちするレードルを探しているという方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか?
マーナ きれいにすくえる計量お玉
続いて紹介するおすすめのレードルは、「マーナ きれいにすくえる計量お玉」です。こちらのレードルはその名の通り、おたまで計量できるタイプになっていますので、計量スプーンを使用しなくてもそのまま計量して使用することができます。
計量スプーンを使用する手間が無いだけでなく、洗い物も減らすことができるという便利なアイテムです。これだけでも便利なのですが、柄の途中の部分には段差が付いており、その段差を鍋などに引っ掛けて使用することができます。レードルが滑って中に入ってしまわないので便利に使用することができるでしょう。
また、ナイロン素材のレードルとなていますので、重量が軽いというのもおすすめポイントとなります。しかし、ナイロン素材のレードルですと色移りしやすいという特徴もありますので、少し注意も必要です。
遠藤商事 業務用 中華お玉
続いて紹介するおすすめのレードルは、「遠藤商事 業務用 中華お玉」です。こちらは使用する前に少しポイントがあり、光沢が出るまで炙っておく必要があるそうです。こちらのレードルはステンレス製ではなく、鉄製のものになっていますのでぬれたまま放置しておくと錆びる恐れがあるので注意しましょう。
さきほど紹介した通り、中華レードルは中華料理で炒め物をするときなどに使いやすい物となっており、使えば使うほど油がなじみますので使い込むほど使いやすくなるレードルなのだそうです。ただ、こちらのレードルはサイズが大きめのものとなっており、収納場所に困るという口コミもあります。
また、こちらのおたまでは柄の上の方に穴が空いていませんので、ひっかけて保存しておくという収納方法を取ることができません。収納場所を考えてから購入した方が良いかもしれません。
パール金属 カンロ 杓子 小 15cc
続いて紹介するおすすめのレードルは「パール金属 カンロ 杓子 小 15cc」です。こちらのレードルはステンレス製となっており、さびにくいというのも特徴となっています。持ち手の上部の箇所はカーブ状になっていますので、瓶の淵などに引っ掛けておくこともできます。
こちらの小サイズのカンロレードルでは400円ほどという値段になっており、お手頃価格で楽しむことができるレードルとしてもおすすめできます。かき氷のシロップをかけたり、梅酒を取り分けたりと幅広い用途で使うことができます。少量の液体をすくえるレードルを探している方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
パール金属 Colors パームナイロン 穴明き料理 スプーン
続いて紹介するおすすめのレードルは「パール金属 Colors パームナイロン 穴明き料理 スプーン」です。こちらのレードルはナイロン製のレードルとなっており、本体の重量も60gと軽めのレードルになっていますので重いのは嫌だという方におすすめのレードルとなっています。
カラーはオレンジ、グリーン、ブラックから選択することが出来、趣味や台所の雰囲気に合わせて購入することが出来るのも嬉しいところです。
ナイロン素材のレードルは柔らかいので、フッ素加工のフライパンを傷つけることもないですし食洗器でも使用することが可能です。穴あきタイプのレードルとなっていますので、湯切りや炒め物にも使用することができます。
ティファール おたま キッチンツール インジニオ
続いて紹介するおすすめのレードルは「ティファール おたま キッチンツール インジニオ」です。こちらのレードルもナイロン製となっており、重さは75gとなっています。ナイロン製となっていますが耐熱温度は220度と高くなっていますし、色移りしにくいというにもおすすめしたいポイントとなっています。
柄の途中の部分にはシリコン素材のストッパーとなっていますのでフライパンなどに引っ掛けても滑らずに使用することができます。持ち手にも滑り止めの樹脂が付いていますので、使いやすいレードルとなっています。
パール金属 お玉 自立式 計量機能付
続いてのおすすめのレードルは「パール金属 お玉 自立式 計量機能付」です。こちらのレードルは、何と言っても自立するというのが大きな特徴となっています。調理中おたまを置く場所に困ってしまうという事もあるかと思いますが、こちらのレードルならお皿の上にレードルを置いて、そのまま自立させることができますので場所を取りません。
カラーもブラックとレッドから選択することが出来、500円ほどとリーズナブルな価格になっているのも嬉しいところです。おたまには計量機能も付いていますので計量スプーンいらずで計量することが出来、便利に使用することができます。
ルクルーゼ メープルウッド スプーン
最後に紹介するおすすめのレードルは「ルクルーゼ メープルウッド スプーン」です。こちらのレードルは木製となっており、使えば使うほど味わいが出る天然素材が魅力となっています。素材には北米産のハードメープルが使用されており、耐久性と強度を兼ねそなえています。
こちらのレードルは木製ですがコーティングされているものとなっており、お手入れも簡単に済むというのも魅力です。木製の風合いは優しく、柔らかい素材となっていますのでお鍋やフライパンなどを傷つける心配も少なくて済みます。
レードルを種類ごとに使い分けると便利
今回の記事では、いろいろな種類があるレードルの種類や、サイズなどを紹介してきました。レードルにはいろいろな種類があり、用途によって使い分けすると便利に調理に使用することができます。同じ種類のレードルでもサイズは様々なので、是非色々なレードルをチェックしてみて下さい。