2019年04月30日公開
2024年09月13日更新
キャプテンモルガンとは?特徴や飲み方は?10種類の評判を調査
キャプテンモルガンはスピリッツに分類されるラム酒の一つです。サトウキビを原料としたラム酒は甘みがあるのが特徴でカクテルの主材料として使ったりロックやストレートで飲んだりと飲み方はいろいろあります。またラム酒はお酒として楽しむだけではなく、お菓子つくりや料理にも幅広く使われるのが特徴です。キャプテンモルガンには多くの種類があり、それぞれ個性も違うので今回はキャプ連モルガンの魅力を紹介していきます!
キャプテンモルガンとは?
キャプテンモルガンは日本ではキリンが販売元となるラム酒の銘柄でスピリッツに分類されます。
キャプテンモルガンは17世紀にカリブ海で活躍したイギリス出身の海賊「ヘンリー・モーガン」にちなんで命名されていて、キャプテンモルガンのボトルのラベルにはヘンリー・モーガンを描いた絵とスローガンである「ToLife.LoveandLoot」(人生とは、愛と略奪)が描かれています。
ラム酒の原産国は多くがジャマイカですが当時はイギリス領であったためにカリブ海で活躍したイギリス出身の海賊をモチーフとしたキャプテンモルガンを1944年に製造を開始しました。
キャプテンモルガンの特徴
キャプテンモルガンは多くの種類が販売されておりますがここからはキャプテンモルガンのベースとなるラム酒の特徴を紹介していきますのでまだキャプテンモルガンを飲んだことのない人も参考にしてください。
キャプテンモルガンはラム酒
キャプテンモルガンはラム酒の銘柄の一つで日本の酒税法でラム酒はスピリッツに分類されます。スピリッツとは焼酎・ウィスキー・ブランデー原料用アルコール以外の蒸留酒でエキス分(果実成分などの添加物)が2%未満のものをいいます。
日本でスピリッツと呼ばれるものはジン・ラム・ウォッカ・テキーラの4種類でキャプテンモルガンはラム酒になります。
ラム酒は西インド諸島が原産地といわれておりサトウキビの絞り汁を原料として作られる蒸留酒でサトウキビに含まれるショ糖を酵母でアルコール発酵させてエタノールに変えた後蒸留することで作られるお酒です。
ラム酒は製造方法・色・醸造原料の違いでホワイトラム・ゴールドラム・ダークラムに分かれていてそれぞれ特徴が違ってきます。
香りの特徴
ラム酒の香りの特徴ですが基本的には甘い香りとして知られています。その中でもホワイトラムの特徴は香りが弱くダークラムは甘い香りが強くなります。ゴールドラムはホワイトラムとダークラムのちょうど中間でカラメルのような程よい甘い香りが特徴的です。
味の特徴
ラム酒のあじの特徴はサトウキビを原材料として使っていることからも想像できると思いますが、基本的に甘い味が特徴です。その中でもホワイトラムは味があまり強くなくクセも少ないのでカクテルの主材料としてよく使われます。
ゴールドラムは樽で3年熟成して作られているのでホワイトラムに比べて甘い味が特徴ですがそこまで甘みが強くないのでお酒として楽しむほかにお菓子作りの材料としても使われることがあります。
ダークラムは甘い味がしっかり効いているのでロックやストレートで飲まれることが多くあります。一般的にラム酒らしいという表現が用いられることがありますがこれはダークラムのことを表現しています。
値段
ラム酒は大きく分けてホワイトラム・ゴールドラム・ダークラムの3種類がありますがそれぞれ価格も違ってきます。銘柄によっても価格に差が生まれてきますが一般的にホワイトラムが一番安く、その次にゴールドラム、そしてダークラムと高い価格になっていくのが特徴です。
キャプテンモルガンの飲み方
ここまでラム酒について説明してきましたがここからはいよいよキャプテンモルガンについて紹介していきます。まずはキャプテンモルガンのいろいろな飲み方を紹介していきます。
ストレート
キャプテンモルガンの飲み方でまず最初に紹介するのは「ストレート」です。ストレートとはお酒を水などで割らずにそのまま飲む飲み方でキャプテンモルガンのもつ風味や味をダイレクトに楽しめる飲み方です。
氷も入れていないので最後まで味の変化がないまま楽しむことができる飲み方ですが基本的にスピリッツはアルコール度数が40度以上の物がほとんどなのでお酒が弱い人には向かない飲み方になります。ストレートで飲む際にはお水(チェイサー)を一緒に飲むことをお勧めします。
ロック
ロックとはグラスに氷をたくさん入れキャプテンモルガンを注いで飲む飲み方で氷以外のものは入れないで飲みます。
飲み始めはストレートのようにキャプテンモルガンの風味や味を楽しむことができ、徐々に氷が解けてきて水割りのようにアルコール度数が下がっていくのが特徴の飲み方です。時間の経過とともにキャプテンモルガンの味の変化を楽しむことができます。
コーラ割り
キャプテンモルガンに限らずラム酒のコーラ割はとても相性のいい飲み方の一つです。カクテル名ではラムコークやキューバリバー、またはキューバリブレと呼べれます。
これはキューバ独立戦争の合言葉として使われたキューバ万歳=キューバリブレにちなんでつけられたカクテルでキューバ独立の際にその独立を祝って飲まれたカクテルといわれています。
牛乳割り
出典: http://schwan.jp
以外かもしれませんがキャプテンモルガンのダークラムは甘みがしっかり効いているので牛乳との相性も抜群です。おすすめは温めた牛乳にバターを溶かしたホットバタードラムカウというカクテルです。
お好みでシナモンなどのスパイスを加えてのむと寒い冬に体の芯から温まることができます。キャプテンモルガンは甘みと香りがしっかり効いているので温めることによってより一層キャプテンモルガンの個性が際立ちます。
ジンジャエール割り
キャプテンモルガンをジンジャーエールで割るとボストンクーラーと呼ばれるカクテルが出来上がります。おすすめのキャプテンモルガンはホワイトのキャプテンモルガンでレモンを絞っていれるとより一層爽快感が味わえるのでお勧めです。
オレンジジュース割り
有名なカクテルでスクリュードライバーというカクテルがありますがスクリュードライバーはウォッカをオレンジジュースで割ったカクテルですがこれをラムに変えるとキューバンスクリューというカクテルになります。オレンジの酸味とキャプテンモルガンの甘みが見事にマッチするカクテルです。
モヒートで飲む
最後に紹介する飲み方は夏に大人気のカクテルモヒートです。新鮮なミントをつぶしてカクテルモヒートですがモヒートのベースはラムで作られます。キャプテンモルガンには多くの種類がありますがどのキャプテンモルガンでモヒートを作っても個性が違うのでいろいろなモヒートが手軽に楽しめるのでおすすめです。
キャプテンモルガン10種類と評判
キャプテンモルガンのいろいろな楽しみ方を紹介してきましたがここからはキャプテンモルガンのいろいろな種類について説明していきます。
キャプテンモルガン スパイストラム
まず最初に紹介するのはキャプテンモルガンの「スパイストラム」です。スパイストラムはキャプテンモルガンの中で定番のゴールドラムで多くのファンがいます。ほとんどのバーには置いてある定番のキャプテンモルガンといっても過言ではありません。
味はバニラやアプリコットといった香辛料が加えられた甘いまろやかな口当たりのキャプテンモルガンです。バニラの甘い香りが広がるので女性にも人気があります。
スパイストラムの評判
キャプテンモルガンスパイストラムの評判ですがやはりバニラの香りが際立つという声が圧倒的に多く炭酸で割ってもバニラの香りが消えないので飲みやすいといった高い評判を得ています。
キャプテンモルガン ブラックラム
キャプテンモルガンのブラックラムは名前の通り黒い色をしています。しかし正確には濃い赤褐色という表現がぴったりなやや赤みががった色をしています。
ブラックラムにはスパイストラムのようなバニラなどのフレーバーは添加されていません。それによってサトウキビ由来のラム独特の甘さを味わうことができます。度数は40度ですがロックやストレートで味わうと度数の高さを感じさせない舌触りが特徴です。
ブラックラムの評判
ブラックラムの評判はラム酒の評判としては非常に高くヘタなウィスキーは顔色を無くす。といった表現が用いられるぐらい完成度が高いです。なぜウィスキーが引き合いに出されるかというとウィスキーのようなスモーキーさがブラックラムにはあるからです。
キャプテンモルガン タトゥー
キャプテンモルガンの「タトゥー」は最初に紹介したスパイストラムの上級品という位置づけのキャプテンモルガンで色は一見するとブラックラムと同じに見えますがタトゥーは茶褐色をしています。
名前からは想像できませんが味は甘美がありキャップを開けるだけでバニラの甘い香りが広がります。バニラの香りはスパイストラムより強いのが特徴です。ストレートで飲んでもアルコールのきつさを感じることなく飲めますが後味はメンソールのような爽快感が感じられます。
タトゥーの評判
タトゥーの評判ですがスパイストラムを飲んだことのない人は不思議な味わいと表現する人が多いです。これは飲んだ時はバニラの香りが前面にでて飲んだ後は気持ちの良い爽快感が得られるという評判が多いことの裏付けです。そんな新鮮な経験をさせてくれるのがタトゥーの特徴です。
キャプテンモルガン パロットベイ
出典: https://buyee.jp
キャプテンモルガン「パロットベイ」はホワイトラムで今までの3種類と大きく違いとてもさわやかなラベルが特徴です。パロットベイはキャプテンモルガンが持つバニラの風味に加えてココナッツフレーバーをつけたまろやかなキャプテンモルガンです。
パロットベイの評判
パロットベイの評判ですがココナッツのフレーバーがコーラとの相性抜群!という声が圧倒的に多いです。度数も低くカクテルのベースとしても万能。といった声もおおくやはりバニラの甘い香りに加えたココナッツのフレーバーが爽快感を一層強くしてくれています。
キャプテンモルガン プライベートストック
キャプテンモルガン「プライベートストック」はもともと自家消費用にとっておいたものといわれています。少し前ではあまり目にする機会がないぐらい貴重でしたが最近では物流も発達してきて目にできることが多くなってきました。
サトウキビの甘さが感じられるのですがドスンとくるコクが特徴的なキャプテンモルガンなのでロックやストレートで楽しむのがおすすめです。
プライベートストックの評判
プライベートストックの評判ですが以前はなかなか流通していなかったことから贈り物として購入する人がほとんどでした。最近ではガツンと来る特徴が癖になり年間を通してプライベートストックを楽しみたい人から支持を得ています。
キャプテンモルガン キャノンブラスト
キャプテンモルガン「キャノンブラスト」は大砲の球をかたどったボトルが特徴的ですが見た目とは違い味はスィートな柑橘系のフレーバーと心地よいスパイス感が融合した非常においしいキャプテンモルガンです。
キャノンブラストの評判
キャノンブラストの評判ですが見た目とは裏腹にデザートラムのような味わい。という評判が多く度数は35度ど低くはないですが度数を感じさせないぐらいの味わいなので女性からの支持も強いです。
キャプテンモルガン ロングアイランド・アイスティー
キャプテンモルガン「ロングアイランド・アイスティー」はその名の通りロングアイランドアイスティー用のキャプテンモルガンで紅茶を使わずにラム・ウォッカ・ジン・テキーラをホワイトキュラソーとコーラなどで紅茶に知近づけるカクテルを作る際にぴったりなキャプテンモルガンです。そのままこーらで割ってもおすすめです。
ロングアイランド・アイスティーの評判
ロングアイランドアイスティーの評判ですが、本来このキャプテンモルガンはカクテルを作る際の材料としてぴったりなラムですがその完成度の高さからロックで飲むのにぴったり!やそのままコーラで割るとおいしいといった評判が多いキャプテンモルガンです。
キャプテンモルガン ライムバイト
キャプテンモルガン「ライムバイト」はホワイトのキャプテンモルガンにライムフレーバーをつけたものでロックやソーダ割に最適なキャプテンモルガンです。
ライムバイトの評判
ライムバイトの評判ですがライムのフレーバーが強いことから那智の暑い日にロックやソーダ割でさわやかに飲むのにぴったり!というこえが圧倒的評判になっています。
キャプテンモルガン ブラックスパイス
キャプテンモルガン「ブラックスパイス」は厳選したクローブやシナモンなどのスパイスを加えてダブルチャードという製法で仕上げたキャプテンモルガンです。シナモンとクローブのエキゾチックな味わいがありながらしっかりとキャプテンモルガンの持つバニラのフレーバーは残してあるキャプテンモルガンです。
ブラックスパイスの評判
ブラックスパイスの評判ですが、やはりスパイスフレーバーの効いた香りの中にバニラの風味が感じられるので最初は戸惑いを感じる人が多いようです。しかし飲みなれてしまえばそれが癖になってしまいます。そんな経験ができるのもキャプテンモルガンならではです。
キャプテンモルガン デラックス
キャプテンモルガン「デラックス」はホワイトオーク樽で最低2年以上熟成させたラムをブレンドしたキャプテンモルガンで、ダークラムでありながらユニークな味わいをもったキャプテンモルガンです。
デラックスの評判
デラックスの評判ですが、2年以上熟成させたラムをブレンドしたダークラムなのでアルコールのとがった感じの中に熟成された香りが際立つといった評判があります。ブラックに近い評価ですがブラックよりも上質なキャプテンモルガンです。
キャプテンモルガンを美味しく飲もう
今回はラム酒の銘柄であるキャプテンモルガンを紹介してきました。とても多くの個性のあるキャプテンモルガンですがそれぞれが主役のようなまったく違う味があります。飲み方もそれぞれのキャプテンモルガンの個性によって違うので是非いろいろ試して自分好みのキャプテンモルガンを見つけてください!