レモンのレシピ・料理の活用術!お菓子はもちろん簡単おかずまで!
レモンは、疲労回復や風邪予防にもよいといわれる非常に魅力的な食材です。身体のためにも日頃から摂取を心がけたいですが、レシピがマンネリ化することもあるのではないでしょうか?そこで、レモンを使った簡単な料理から人気のお菓子まで、あらゆるレシピを詳しく紹介します。肉や魚を使った食卓のメインになるような料理もあるので、日頃のレシピ選びに迷ったときはぜひ参考にしてください。
目次
レモンの料理レシピで色々作ってみたい!
レモンは、料理に少量加えるだけで香りをつけたり旨みをアップさせてくれる万能食材です。ここでは、レモンを使ったあらゆる料理やデザートのレシピを紹介します。簡単に作れるお手軽レシピや人気のお菓子も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
レモンを料理に使いやすくするおすすめ簡単レシピ
ホットレモンなどの飲み物や料理に使える「レモンの砂糖漬け」
酸味の強いレモンは、砂糖と一緒に漬け込むと美味しく保存ができます。そのまま食べるだけでなく、いろんな飲み物や料理にもアレンジがきくので多めに作っておくのもおすすめです。グラニュー糖で作ると、さっぱりした味わいのレモンの砂糖漬けが作れます。また、上白糖だとまったりとした後味、黒糖やハチミツを使うとコクのある砂糖漬けになります。砂糖の種類を変えて作ってもよいでしょう。レモン1個分レシピは下記の通りです。
- レモン(国産無農薬)1個
- グラニュー糖大さじ5
- レモンはしっかり洗って水気を拭き取り、2~3mm幅の輪切りにします。種は取り除いておきましょう。
- 煮沸などを行った清潔な蓋つき容器にレモン、グラニュー糖を交互に入れていきます。蓋をして冷蔵庫で1~2晩寝かせたらレモンの砂糖漬けレシピの完成です。
料理の幅が広がると人気「塩レモン」
塩レモンは、簡単に作れて料理に使いやすいと人気のある調味料です。塩にレモンを漬け込んで熟成させることで、料理に爽やかな香りと旨みを加えることができます。肉や魚料理などいろんな料理に使えるため、まとめて作り置きしておくと便利でしょう。レモンは皮ごと料理するので、国産無農薬レモンを用意すると安心です。作り方も簡単でレシピにも活用しやすいので、ぜひ手作りしてみてください。レモン3個分のレシピは下記の通りです。
- レモン(国産無農薬)大3個
- 粗塩500g
- 蓋つきの密閉容器を煮沸消毒して乾かしておきましょう。レモンはよく水洗いし、しっかり水気を拭き取ります。レモン半量は7~8mm幅の輪切り、もう半量は乱切りにします。レモンの種は見える範囲で取り除きます。
- 密閉容器の底に塩をひとつかみ入れます。レモンの1/3量、塩の残り1/3量を交互に入れていき、蓋をして上下にふって全体をなじませます。密閉した状態で冷暗所や冷蔵庫で保管しましょう。
- 4日ほどで水分が出てくるので、2~3日ごとに容器を上下にふって塩がレモン全体に行き渡るようにします。1~2週間経ち、塩の上にエキスが上がってきたら料理への使い時です。
濃厚でリッチな味わいのクリーム「レモンカード」
レモンカードとは、卵、レモン、バターを使って作るイギリスのスプレッドのことです。高級料理のイメージが強いですが、意外と簡単に家庭で作ることもできます。レシピも簡単でデザートなどの料理にも使いまわせるので、ぜひ自家製のレモンカード作りに挑戦してみるとよいでしょう。最近はパンやスコーンに塗る食べ方も人気のようです。作りやすい1回分のレモンカードの人気レシピは下記の通りです。
- レモンのしぼり汁80ml
- レモンの皮1個分
- 卵2個
- 卵黄2個分
- グラニュー糖110g
- 無塩バター50g
- できれば国産無農薬のレモンを使って料理しましょう。レモンは、よく洗い黄色い表面の皮をすりおろします。白い部分は苦みが出るので混ぜないようように注意してください。無塩バターは料理しやすいよう1cm角にカットします。
- ボウルに卵、卵黄を入れて混ぜ合わせ、グラニュー糖を入れて泡立て器でかき混ぜます。レモンのしぼり汁半量を加えて混ぜ、ザルで漉しながら鍋に移します。
- 鍋を弱火にかけ、木べらなどで焦げないように煮詰めます。とろみがついたら火からおろし、無塩バター、レモンの皮を加えて混ぜます。バターが溶けたら残りのレモン汁を加えて混ぜ合わせます。
- バットなどに移し、乾燥しないよう表面にラップを密着させます。氷水にあてながら冷やせばレモンカードレシピの完成です。
保存食としても人気「レモンジャム」
甘みと酸味のバランスがちょうどよいレモンジャムは、鮮やかな色合いが人気の保存食です。そのまま食べたり料理にアレンジしたりと、料理方法もさまざまで簡単に作れるのもポイントです。こちらのレモンジャムのレシピは、長く煮詰めないことで綺麗な色と爽やかな香りを出しています。レシピのグラニュー糖を減らして作ると、保存に向かなくなるので注意しましょう。レモン5個分の人気レシピは下記の通りです。
- レモン(国産無農薬がよい)5個
- グラニュー糖250g(レモンの重量と同量)
- 密閉容器は事前に煮沸消毒しておきます。レモンはよく水洗いしたものをキッチンペーパーなどで水気を取り、ピーラーを使ってレモンの皮をむきます。白い部分は削らず、できるだけレモンの黄色い皮部分だけをはがしましょう。
- 1のレモンの皮を千切りにし、水につけます。2~3回水を変えながら、濁りがなくなるまで作業を繰り返します。
- レモンの白い部分を包丁でむきます。薄皮に沿って包丁を入れ、果実を取り出します。レモンの種は取り除き、ボウルに実だけを入れます。薄皮と種は一緒に煮込むので捨てないようにしましょう。
- 鍋にレモンの実と皮を入れ、レモンと同量のグラニュー糖、薄皮、種も加えて強火にかけます。煮立ったらアクを取り除きます。
- 沸騰してから8分ほど煮込み、レモンの薄皮と種を取り出します。さらに10分煮込んだらレモンジャムのレシピの出来上がりです。密閉容器に移して保存しましょう。作りたてのレモンジャムはサラッとしていますが、冷めるとジャム状に固まります。
レモンを使った魚のおかずレシピ
タンパク質豊富「鯖缶でアボカドのレモン炒め」
栄養がたっぷりつまった鯖缶を、レモンでさっぱり炒めた簡単料理です。ハーブとにんにくがアクセントになった食べ応えのある料理で、タンパク質を摂取したいときにもおすすめです。アボカドでコクを出しているので満足感も感じられます。ヘルシーなのでダイエット中や糖質制限中の方でも気軽に食べられるでしょう。缶詰を1缶まるごと使って料理するため、1人暮らしの方でも気軽に料理できます。1人分のレシピは下記の通りです。
- 鯖缶(水煮)1缶
- アボカド1/2個
- レモンのしぼり汁大さじ1
- ハーブソルト適量
- こしょう適量
- にんにくのすりおろし(チューブ)1.5cm分
- オリーブ油大さじ1
- アボカドは皮をむいて種を取り、ひと口大に角切りします。
- フライパンにオリーブ油を弱火で熱し、にんにくを入れて香りが出るまで炒めます。水気を切った鯖缶を加え、ハーブソルト、こしょうをふります。
- アボカドを入れてさらに炒め、レモン汁を加えて軽く混ぜたらレシピの完成です。
レモンの香りが爽やか「白身魚のエスカベッシュ」
エスカベッシュは、白ワインビネガーとレモンで爽やかに仕上げた地中海料理をいいます。白身魚は淡白なため、酸味のあるレモンとも相性抜群です。油で揚げますが、マリネ液がさっぱりしているのでクセもなく非常に食べやすい味に仕上がっています。野菜も1度にたっぷり摂れるので、レシピの材料以外にもピーマンやパプリカを入れて料理してもよいでしょう。4人分の料理レシピは下記の通りです。
- 白身魚(タラなど)4切れ
- 強力粉適量
- セロリ(葉もまるごと)1本
- 人参1/2本
- 玉ねぎ1/2個
- ミニトマト8個
- 揚げ油適量
- 塩こしょう適量
- Aオリーブ油100ml
- A白ワインビネガー大さじ2
- Aレモンのしぼり汁大さじ2
- A塩小さじ1と1/2
- Aこしょう少々
- セロリは筋を取って斜め薄切り、人参は細切り、ミニトマトは半分にカットします。玉ねぎは薄切りして水にさらし、水気をしっかり切っておきます。
- 白身魚は食べやすい大きさにカットし、塩こしょうをふって10分ほど置いておきます。水分が出てきたら、キッチンペーパーなどでよく拭き取りましょう。
- 揚げ油を中温まで熱し、白身魚に強力粉を薄くまぶして揚げます。油を切ったら熱いうちに野菜と一緒に混ぜ合わせます。
- 鍋にAを全て入れて火にかけます。熱くなったら火からおろし、3の魚、野菜にまわしかけます。さっと全体を合わせたら冷まし、冷蔵庫で数時間冷やせば完成です。冷蔵庫に入れた状態で3~4日保管が可能です。
バターでコクうま料理「サーモンのレモンバターソテー」
子供から大人まで大人気のサーモンを、レモンをたっぷり使って簡単に料理しています。バターでコクを出しているので、あっさりしつつも満足感のある仕上がりになっています。サーモンの旨みを閉じ込めるため、薄力粉をまぶしてソテーしているのがレシピのポイントです。人気のサーモンもレモンを使って料理すると、レストランで食べるようなひと味違った美味しさが楽しめるでしょう。2人分の料理レシピは下記の通りです。
- 生鮭2切れ
- レモンのしぼり汁1個分
- バター20g
- 薄力粉適量
- オリーブ油大さじ1
- 白ワイン1/2カップ
- 塩こしょう少々
- 生鮭の両面に塩こしょうをふり、薄力粉を薄くまぶします。
- フライパンにオリーブ油を中火で熱し、生鮭をこんがり焼き目がつくまで焼いたら別皿にとっておきます。
- フライパンの油をさっと拭き取り、白ワインを入れて半量になるまで煮詰めます。バターを加えて溶かし、レモン汁を入れたら火を止めます。
- サーモンに3のソースをかけたらレシピの完成です。彩りで刻みパセリを散らすと綺麗に仕上がります。
味つけはレモンでシンプルに「白身魚のレモン蒸し」
白身魚をレモンと塩こしょうでシンプルに味付けした、レモン蒸しのレシピを紹介します。こちらのレシピではさわらを使っていますが、サーモンや鯛などでも美味しく料理することができます。魚に小麦粉をまぶすことで旨みを閉じこめ、ふっくらとした仕上がりになります。塩こしょうがレシピの味の決め手になるので、しっかりめにふるように心がけましょう。2人分のレシピは下記の通りです。
- 白身魚(さわら、鯛、サーモンなど)2切れ
- 塩適量
- こしょう適量
- 小麦粉大さじ1/2
- 玉ねぎ1/4個
- 人参5cm
- レモン1個
- オリーブ油大さじ1
- 白ワイン1/2カップ
- 白身魚に塩をふり、15分ほど置いておきます。魚から水分が出てきたらキッチンペーパーなどでよく拭き取って、小麦粉を薄くまぶします。
- 玉ねぎ、人参は細切り、レモンは仕上げ用に2枚薄切り、それ以外は果汁をしぼります。
- フライパンにオリーブ油を半量入れて熱し、1の魚を両面に焼き色がつくまで焼いて別皿に取り出しておきます。
- 同じフライパンに残りのオリーブ油を熱し、玉ねぎと人参をしんなりするまで炒めます。塩、こしょうで味つけしたら、野菜の上に3の魚を戻し入れます。
- レモンのしぼり汁、白ワインを加えて蓋をし、弱火で8分ほど蒸し煮にしたらレシピの完成です。器に彩りよく盛りつけ、仕上げにレモンの薄切りをのせましょう。あれば刻みパセリを添えると、見ためが綺麗に仕上がります。
レモンを使った肉のおかずレシピ
さっぱりと食べられる「小松菜と鶏ももの塩麹レモン鍋」
冬にうれしいレモンを使った鍋料理のレシピを紹介します。ジューシーな鶏肉から出る旨みと小松菜の色味が非常に綺麗で、もてなし料理としてもおすすめです。レモンと塩麹は非常に相性がよく、鶏や野菜がさっぱり食べられるでしょう。大根おろしは汁にも栄養が含まれているので、汁ごと鍋に入れてください。レモンは輸入品など農薬が気になる場合は、皮をむいてからレシピ通りに作りましょう。3~4人分のレシピは下記の通りです。
- 鶏もも肉400g
- 小松菜1袋
- レモン1個
- 大根1/4本
- 水1500ml
- 中華スープの素大匙1
- 塩麹大さじ3
- 鶏もも肉は大きめのひと口大、小松菜は食べやすいサイズにカットします。レモンはよく水洗いし、水分を拭き取ってから3㎜幅の薄切りにします。大根はすりおろしておきましょう。
- 鍋に水、中華スープの素、塩麹を入れて煮立たせ、鶏もも肉を加えます。肉に火が通ったら小松菜、レモンを綺麗に敷きつめ、大根おろしも加えます。蓋をして3分程加熱すればレシピの完成です。
ビールが進むレシピ「豚肉のネギ塩レモン」
いつものネギ塩だれをレモンで爽やかに仕上げたレシピです。ゴマ油とレモンが意外にも相性抜群で、ネギの香りが食欲をそそります。こちらのレシピは、豚肉のほか鶏肉でも美味しく料理することができます。ビールがどんどん進むガツンとした味つけもレシピの魅力です。簡単に手早く作れる人気レシピなので、もう1品ほしいというときにもおすすめです。2人分のレシピは下記の通りです。
- 豚肩薄切りロース肉200g
- 白ネギ1/2本
- 片栗粉大さじ1
- サラダ油小さじ1
- レモンのしぼり汁大さじ1と1/2
- ゴマ油大さじ2弱
- 塩小さじ1/2
- 黒こしょう適量
- 白ネギはみじん切りにします。ボウルに白ネギ、レモン汁、ゴマ油、塩、黒こしょうを入れて混ぜ合わせておきましょう。
- 豚肉に片栗粉をまぶします。フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を焼いていきます。
- 肉が焼けたら皿に盛り、上から1のたれをかけたら完成です。あれば、レモンのくし切りを添えましょう。
炒めるだけの簡単レシピ「牛肉のレモン炒め」
牛肉と野菜をレモンでさっぱり炒めた簡単レシピを紹介します。事前に下味をつけるので、しっかりレモンの香りも楽しむことができます。牛肉は火を通しすぎると硬くなるので気をつけましょう。材料に下味をつけたあとは、時間をおいて味をなじませることが大切です。こちらのレシピは、下ごしらえにレモンを使うことで、牛肉のくさみが気になる方でも食べやすくなっています。2人分のレシピは下記の通りです。
- 牛バラ薄切り肉150g
- レモン1/2個
- 玉ねぎ1/2個
- ピーマン2個
- Aサラダ油大さじ1
- Aレモンのしぼり汁1/2個分
- Aこしょう少々
- 塩小さじ1/2
- サラダ油小さじ1
- レモンはくし切り、玉ねぎは薄切り、ピーマンはヘタと種を取り除き5mm幅にカットします。牛肉は食べやすい大きさに切りましょう。
- ボウルに玉ねぎ、ピーマン、牛肉を入れ、Aを加えたら混ぜ合わせます。15分ほど置いて味をなじませたあと、塩を入れてよく混ぜます。
- フライパンにサラダ油を強火で熱し、2を入れて炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら火を止め、皿に盛りつけてくし切りレモンを飾ればレシピの完成です。
レモンを使った麺類のおすすめレシピ
暑い夏でも食べやすい「レモンラーメン」
暑い夏でもラーメンが食べたいときにおすすめの、爽やかなラーメンのレシピです。中華麺を使った本格的なレシピなので、もてなし料理にも自信を持って出せるでしょう。チャーシューの代わりに鶏肉を使っているので、さっぱり食べられて夏でも食欲が進みます。スープのベースは塩とレモンですが、ダシもしっかりきいているため飽きのこない味つけに仕上がっています。2人分のレシピは下記の通りです。
- 鶏ささみ肉(むね肉でも可)1枚
- 中華麺2袋
- レモン1/2
- レモンのしぼり汁大さじ1
- 水600ml
- 塩適量
- 中華スープの素小さじ1
- カツオだし大さじ1
- にんにくのすりおろし適量
- 刻みネギ3本分
- レモンは薄切りにします。鶏ささみ肉は筋を取り除きます。鍋に水をわかし、塩を入れて鶏肉を茹でます。火が通ったら冷水に取り、食べやすく身をさいておきます。
- 鍋の湯はアクを取り除き、1の鶏肉を戻し入れて中華スープの素、カツオだし、にんにくで味つけします。
- 別の鍋で中華麺を茹で、水分を切って器に盛ります。上に鶏肉、レモンの輪切りをのせ、スープを注ぎます。刻みネギを仕上げにふったらレシピの完成です。好みに合わせて、ナンプラー、ゴマ油などをかけていただきましょう。
まったりソースが人気の秘訣「簡単レモンクリームパスタ」
フライパン1つで簡単に作れる、濃厚なクリームパスタのレシピです。レモンを加えることでクリームソースが軽めに仕上がり、最後まで美味しくいただくことができます。レシピの材料以外に、エビやブロッコリーなどを追加すると彩りよく作れます。具だくさんにしてボリュームのあるパスタにしてもよいでしょう。ソースが足りなければ、レシピの生クリームやレモン汁をプラスしましょう。2人分のレシピは下記の通りです。
- スパゲッティ160g
- レモンのしぼり汁大さじ1
- 生クリーム150ml
- 粉チーズ大さじ1
- バター10g
- 塩こしょう適量
- 刻みパセリ少々
- フライパンに湯を沸かし、多めの塩(分量外)を加えます。半分に折ったスパゲッティを入れて袋の調理時間より1分短く茹でます。
- スパゲッティが茹で上がったらフライパンにフタをして少しずらし、湯切りします。火傷しないように注意して作業してください。
- フライパンを再度火にかけ、バターを入れて溶かします。レモン汁、生クリーム、粉チーズを入れて混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えます。器に盛りつけ、刻みパセリを散らせばレシピの完成です。
レモンで爽やかな味わいに「豚肉の塩レモン焼きそば」
大人気の塩焼きそばを、レモンで爽やかな後味に仕上げたレシピです。材料を用意したら、あとはさっと炒めるだけの簡単レシピなので、急いでいても短時間で作ることができます。キャベツは、加熱しすぎず歯ごたえを残すのが食感ををよくするコツです。にんにくとレモンの風味がきいていて、あっさり食べやすいレシピになっています。レシピの豚肉以外に、エビや牛肉で作ってもよいでしょう。2人分のレシピは下記の通りです。
- 豚肉こま切れ肉100g
- キャベツ100g
- 中華麺2玉
- 水菜40g
- にんにくのすりおろし少々
- サラダ油小さじ2
- レモンのしぼり汁大さじ1
- 中華スープの素大匙1
- 水大さじ1
- 黒こしょう少々
- 豚肉、キャベツはひと口大にカットします。水菜はよく洗い、食べやすい大きさにざく切りにします。
- フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを炒めて香りを出します。豚肉、キャベツを加えてさらに炒めます。
- 豚肉、キャベツに火が通ったら中華麺、中華スープの素、水、黒こしょうを入れて炒め合わせます。仕上げにレモン汁を加え、全体を混ぜたら火を止めます。皿に盛りつけ、水菜をバランスよくのせればレシピの完成です。
レモンを使ったおすすめのお菓子レシピ
楽天レシピ人気1位!「さわやかレモンタルト」
レモンといえば、肉や魚を使った料理のほかデザートでも大人気のフレーバーです。まず紹介するのは、楽天レシピで人気1位に輝いた、レモンタルトのレシピです。レモンの皮としぼり汁をぜいたくに使ったタルトは、ぜひ国産無農薬レモンを使って作ってください。手順の多いレシピですが、ケーキ屋さんで購入するような仕上がりです。お呼ばれのときに持って行っても喜ばれるでしょう。4人分のレシピは下記の通りです。
- 薄力粉120g
- 卵黄1個分
- 麺バター60g
- 砂糖大さじ1と1/2
- 塩小さじ1/4
- 冷水大さじ1~2
- 卵2個
- 砂糖50g
- 生クリーム90cc
- レモンの皮1個分
- レモンのしぼり汁大さじ2
- 薄力粉(フィリング用)10g
- ボウルに薄力粉をふるい入れ、砂糖、塩を加えて混ぜ合わせます。5mm角に切った冷たいバターを入れて、手でバターをつぶすようにしながら粉と混ぜます。
- サラサラのパン粉状になれば、溶きほぐした卵黄を加えて混ぜていきます。生地の様子を見ながら冷水を加えつつ、まとめていきましょう。
- 粉っぽさが少し残る程度で、ひとまとめにしたらビニール袋に入れて1時間ほど寝かせます。
- 時間が経ったら、袋から生地を取り出して塊を崩しながらまとめなおします。ラップで上下を挟んで麺棒で18cmの型よりひとまわり大きくなるまで伸ばします。
- 型にバターを塗って生地をかぶせ、型の側面にもぴったりと生地をはりつけていきます。麺棒を転がして余分な生地をカットし、底にフォークで穴をあけます。
- 冷蔵庫で1時間以上休ませたあと、重石をのせて180℃に予熱したオーブンで15分焼きます。重石をはずし、さらに10分焼きましょう。
- ボウルに卵を割りほぐし、薄力粉10gをふるい入れます。砂糖、すりおろしたレモンの皮、生クリームを順に入れながら、その都度泡立て器で混ぜ合わせます。
- ザルなどで7を濾しながらタルトに流し入れ、170℃n予熱したオーブンで25分ほど焼きます。竹串をさして何もつかなければタルトの完成です。
さっぱりとした味「簡単しっとりのレモンパウンドケーキ」
口の中に爽やかなレモンの香りが広がる、しっとり食感のパウンドケーキレシピです。ワンボウルで作れる手軽さが人気で、バターを使わずに作れるレシピを探している方には特におすすめです。国産無農薬のレモンが手に入れば、レシピに皮のすりおろしを加え、さらに香りよく仕上げてもよいでしょう。作った当日はもちろん、次の日も美味しく食べられるレシピです。18cmパウンド型1個分のレシピは下記の通りです。
- 薄力粉100g
- コーンスターチ(片栗粉でも可)大さじ2
- ベーキングパウダー小さじ2
- サラダ油120cc(100g)
- 砂糖100g
- 卵2個
- レモンのしぼり汁1個分(30cc)
- 水大さじ2
- 砂糖(シロップ用)30g
- レモンのしぼり汁(シロップ用)大さじ1
- 薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーはふるっておきます。オーブンは180℃に予熱し始めましょう。
- 大きめのボウルにサラダ油を入れ、砂糖を加えて混ぜます。卵を1つ入れて練り合わせ、なめらかな状態になったら残りの卵も加えてよく混ぜます。
- 2のボウルに1の粉類を2回にわけて入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。レモン汁を加えてもう1度全体を混ぜましょう
- パウンド型に3を流し込み、予熱したオーブンで35~40ほど焼きます。竹串を刺して何もついてこなければOKです。
- 4の作業中に、パウンドケーキに塗るシロップを作ります。鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させます。火を止めて砂糖を加えて溶かし、粗熱が取れたらレモン汁を入れて混ぜます。
- パウンドケーキが焼けたら、すぐに型から出して表面に5のレモンシロップを塗り、粗熱を取ったら完成です。
プレゼントに「レモン香るマドレーヌ」
バターをたっぷり使った、レモンの香りが漂うマドレーヌのレシピを紹介します。コロンとした形が可愛いマドレーヌは、手土産やプレゼントにも人気のお菓子です。レモンの皮をたっぷり入れるレシピなので、時間が経ってもレモンの爽やかな香りを楽しむことができるでしょう。しっとりしていて甘さもほどよいマドレーヌレシピなので、紅茶やコーヒーにも非常によく合います。シェル型6個分のレシピは下記の通りです。
- 薄力粉50g
- ベーキングパウダー小さじ1/2
- 卵1個
- 砂糖40g
- 無塩バター50g
- レモンのしぼり汁大さじ1
- レモンの皮のすりおろし1/2個分
- 強力粉(方用)大さじ1
- 耐熱ボウルにバターを入れ、600Wの電子レンジで30秒ほど加熱して溶かしバターを作ります。シェル型に溶かしバターを塗り、マドレーヌを取り外しやすくするため型一面に強力粉をふります。オーブンは180℃に予熱しておきましょう。鍋に湯煎用の湯を沸かし始めます。
- ボウルに卵、砂糖を入れてボウルの底にお湯をあて、湯煎しながら泡だて器で白っぽくふんわりするまで混ぜ合わせます。
- 薄力粉、ベーキングパウダーをふるいながら2回にわけて2のボウルに加え、その都度泡立て器で底から持ち上げるように混ぜます。さらに溶かしバター、レモン汁、皮を入れて混ぜ合わせましょう。
- 型に8分目ほどずつ流し入れ、予熱したオーブンで12~15分ほど焼き色がつくまで焼きます。粗熱を取ったらマドレーヌの完成です。
軽やかな口当たり「レモンジャムのレアチーズケーキ」
クリームチーズの酸味とレモンが相性抜群の、レアチーズケーキレシピを紹介します。オーブンを使わず簡単に作ることができるので、お菓子作りが苦手な方も挑戦しやすいでしょう。レモンの爽やかさを全面に出したレシピで、暑い夏でもさっぱり食べやすい口当たりとなっています。上の記事で紹介したレモンジャムのレシピと合わせて作ってみてください。プリンカップ6個分のレシピは下記の通りです。
- クリームチーズ200g
- 生クリーム200ml
- 砂糖30g
- レモンジャム30g
- レモンのしぼり汁小さじ1
- 牛乳100ml
- 粉ゼラチン10g
- クッキー6枚
- レモンジャム(仕上げ用)100g
- レモンの薄切り6枚
- プリンカップの底にクッキーを入れます。サイズが合わない場合は、細かく砕いて敷きつめましょう。カップの側面にレモンの薄切りを貼りつけます。
- 電子レンジで牛乳を温め、粉ゼラチンを加えて溶かしておきます。
- ボウルに生クリーム、砂糖を入れて泡立て器かハンドミキサーで角が立つまで泡立てます。使うタイミングまで冷蔵庫で冷やしましょう。
- 室温に戻したクリームチーズを練り混ぜ、クリーム状になればレモンジャム、レモン汁を加えてさらに混ぜていきます。2の牛乳を少しずつ加えて全体を合わせます。3の生クリームをさらに加えてよく混ぜ合わせたらプリンカップに流し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
- 固まったら仕上げにレモンジャムをのせ、好みでミントを飾ればレシピの完成です。
レモンを使ったレシピを参考に料理に活用してみよう!
レモンは、酸味が強いからと敬遠している方もいるかもしれません。しかし、砂糖や塩などを加えて調味料にしたり、料理の風味づけに加えたりと使い方次第で料理を食べやすくすることも可能です。魚や肉とも相性抜群で、甘みを足せば極上のデザートを作ることもできます。ぜひ、食べ方を工夫して爽やかなレモンの香りを楽しみましょう。