塩レモンの使い方は?ソースやドレッシング以外に鍋にも使える!

塩レモンがあればさまざまな料理に活用できるので便利だと話題になっていますが、具体的にはどのような使い方ができるのでしょうか?塩レモンを活用すればソースやドレッシングとしてさまざまな具材と組み合わせることができますし、パスタや鍋などでも楽しむことができるようです。今回は、そんな主婦の強い味方である塩レモンに関して、気になる作り方・使い方や効果、賞味期限なども含めてみていきます。

塩レモンの使い方は?ソースやドレッシング以外に鍋にも使える!のイメージ

目次

  1. 1塩レモンは使い方が豊富!
  2. 2塩レモンとは?
  3. 3塩レモンの作り方
  4. 4塩レモンの使い方とレシピ
  5. 5塩レモンの使い方をマスターしていろんなものに活用しよう!

塩レモンは使い方が豊富!

日々の食生活の中で重宝すること間違いなしの調味料には実にさまざまなものがありますが、最近特に話題になっているもののひとついは塩レモンが挙げられます。塩レモンは万能調味料と言われることも多く、その塩気とレモン由来の酸味は、どのようなジャンルの料理にもよく合うために簡単に美味しい料理を作れると評判になっているのです。

今回は、そんな塩レモンの使い方・作り方を掘り下げていきます。最近料理の味がイマイチ決まらずに困っているという人も多いかもしれませんが、そんなときこそぜひ塩レモンを他のソースやドレッシング代わりに使ってみるべきでしょう。塩レモンは、メインの料理にもちょっとした一品料理にもマッチすること間違いなしのようです。

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塩レモンとは?

塩レモンをドレッシングやソース代わりに使用する際には、他の食材との兼ね合いが重要となるため、塩レモン自体の作り方やその具体的な料理での使い方をしっかりと覚えておきたいものです。そんな塩レモンに関してまだ馴染みがないという人もいるかもしれませんが、そもそも塩レモンとはどのような調味料かをまずはみていきましょう。

塩レモンの魅力や効果

塩レモンは実にさまざまな使い方ができるとして話題になっているのですが、何がそこまで多くの人々を惹きつけているのでしょうか?やはり塩レモンの魅力としては、その味の絶妙なバランス感にあると言えます。塩レモンは料理に塩気をしっかりと加えることができる調味料ですが、レモンの酸味によって料理を爽やかにもできます。

塩レモンがあることでお肉料理や魚料理などであれば臭みをとることもでき、クセのない状態に仕上げることができます。その上で素材に隠された旨味はしっかりと引き出すことができるのでバランスがよく、滋味深い味わいではあるもののあくまで食べやすい料理になるのです。また、塩レモンはその汎用性の高さもかなり高く評価されています。

塩レモンは和食の鍋や魚料理などに対してゆずのような感覚の使い方で加えることができますが、やはりオリーブオイルやトマトなどとの相性もよいために、アクアパッツァやパスタなどのイタリアンにもぴったりの調味料となっています。また、サラダなどを楽しむためのドレッシング作りにも活用できるなど、使い方の幅がかなり広いのです。

また、塩レモンを加えることでビタミンCが豊富で抗酸化作用が期待できるレモンの栄養の恩恵も受けることができます。そのため美容効果を料理に添えるのにも塩レモンはぴったりですが、そんな塩レモンはぜひ賞味期限や具体的な作り方・使い方をチェックし、自分で楽しみながら作って色々な料理に活用しましょう。

塩レモンの作り方

お伝えしたように塩レモンとは本来はモロッコ料理などで使われいた調味料ですが、その圧倒的なバランス感からどのような料理にも合う上に、臭みとりの効果もある上にレモンの栄養もとれるのが嬉しいものです。そんな塩レモンはぜひドレッシング・ソースとして広く活用したいですが、作り方をマスターし美味しいものを自分で作りたいものです。

塩レモンの基本の作り方

塩レモンはもともとモロッコ料理などに使われる調味料ですが、その使い方の幅が広いことから実にさまざまな料理に活用したいものです。そんな塩レモンの作り方はさまざまですが、基本の作り方さえ覚えておけばあとは塩加減を自分流に調整したり、時短のためのレシピを実践したりと、応用をきかせてオリジナリティを出すことも可能です。

塩レモンを作るときにはまず、塩レモンを保存しておくガラス瓶の容器をしっかりと消毒した上で乾かしておきます。それからレモンはできるだけ無農薬の安全性の高いものを選び、皮をたわしでこすって綺麗にするか、軽く洗いましょう。それから、レモンのヘタ側を下にした状態で4等分の切り込みを入れておき、そこに粗塩を詰めていきます。

塩はできるだけ添加物のないピュアなものを使いたいものですが、ボウルに塩を大量に入れて、そこからレモンの切り込みに塩を詰めていくとよいです。その作業を複数個のレモンに施し、順番に瓶に詰めていきます。できるだけ隙間なく詰め、レモンから水分が出たら瓶を振ってその水分にレモンを浸透させるようにし、2〜3日ほど冷暗所に置きます。

あとは、塩の状態をみながら瓶をひっくり返すなどしてしっかり全体に塩水を浸透させていき、塩が完全に溶けるまで保存しておくだけです。大体3週間から1ヶ月ほどで料理に活用できるような状態まで塩がしっかりと溶けるでしょう。また、汁が足りないとうまく塩レモンができあがらないので、途中でレモンの果汁を瓶に加えるのもアリです。

塩レモンを作るのは慣れてしまえば案外簡単ですから、動画も参考にぜひ美味しい塩レモンを作ってみてください。もちろん切り込みを入れて丸々瓶に詰める方法だけでなく、くし切りなどにして塩と交互に瓶に入れるという方法もあるようです。こうしておけば、のちにパスタなどに入れる場合に使いやすい状態になっていると言えます。

また、レモンをみじん切りにして塩レモンをするのも、おすすめの方法のひとつだと言えます。塩レモンの適切な作り方はのちに作る料理によっても異なりますから、ぜひ料理を作るときに使いやすいような方法で塩レモンを作り、さまざまな使い方で楽しみましょう。慣れてくれば、塩レモン自体の作り方を変えてみるのも面白いかもしれません。

塩レモンの賞味期限

お伝えしたような基本となる作り方を参考に、ぜひアレンジなどもして自分だけの塩レモンを作ってみたいものですが、塩レモンを作る際に気になるのはその賞味期限についてです。塩レモンの賞味期限はどのようなレモンや塩を使うかによっても異なるようですが、レモンを丸々2個使い切り込みに塩を入れ小瓶に詰める場合には、1年ほどもちます。

大体出来上がるまでに3週間〜1ヶ月ほどかかり、そこから1年ほどが賞味期限となっているので、最初に大量に作っておけば、あとは長期的にさまざまな使い方で楽しむことができそうです。使い方のレパートリーが増えるほど頻繁に塩レモンを使うことができますから、まずは一度作って慣れてから賞味期限内に使い切ってみるのがおすすめです。

その上で大量に塩レモンを作り置きしておけば、さまざまなシチュエーションにおいて活用することができるでしょう。さまざまな使い方を覚えておけば、約一年という長い賞味期限の塩レモンですから、賞味期限はあまり気にせずに楽しむことができるでしょう。また、塩分濃度をかなり濃くすればより賞味期限を延ばせるかもしれません。

ただし、賞味期限をあまりに気にしすぎて塩レモンの塩分濃度を濃くしすぎると、調味料として使い方に困ってしまうこともあるので注意が必要です。あくまで、賞味期限をそこまで延ばそうとせずに調味料として使い勝手のよい状態に仕上げましょう。また、賞味期限をできるだけ長く保つには、密閉した清潔な状態で保存しておきましょう。

塩レモンを作る際には、できるだけ隙間なくレモンを詰めた上でレモンから出てくる水分にしっかりとレモンを浸透させる必要があります。また、塩レモンを使う際には必ず清潔なスプーンまたは箸などで液体とレモン果実を取り出すようにすることも、賞味期限をできるだけ長くためのコツとなっているので、ぜひ参考にしてください。

時短で作る塩レモン

お伝えしたように塩レモンはレモンの切り込みに塩を詰めた上で瓶詰めするか、レモンと塩が交互になるような状態で瓶に詰めていくことで美味しいものを作ることができます。そして大体料理に活用できるようになるまでには、3週間〜1ヶ月ほどかかるのが一般的ですが、すでにお伝えした基本レシピだけでなく時短のレシピも存在するようです。

時短のレシピで塩レモンを作れば、大体3時間ほどで塩レモンを使うことができるので、その日のうちに塩レモンの味を試してみたい場合や大人数用の料理を作るために塩レモンが足りなくなったときには大活躍すること間違いなしです。塩レモンの時短レシピを楽しむときには、まずレモンをよく洗ってから5mm大ほどのみじん切りにします。

こうすることでより効率的にレモン果汁のエキスを取り出すことができ、比較的短い時間でも塩レモンを料理に活用できるようになります。それから、みじん切りにしたレモンを約半分ほど瓶に詰めます。空気が入らないようにしっかりと詰めるようにしましょう。その上に、塩と砂糖を大体同じ量ずつ混ぜてふりかけ、しっかりと押し込みます。

それから残り半分のレモンも瓶に入れて、その上から残りの塩と砂糖も詰めましょう。大体レモン1個に対して塩と砂糖は小さじ1杯を目安に量を調整するとよいでしょう。すぐに料理に使いたいという場合には、レモン1個だけでもみじん切りにすることでかなりエキスを抽出することができるので、少量でも美味しい塩レモンを作ってみてください。

それから、塩レモンの瓶をシャカシャカと振ります。この過程を経ることでレモンから水分がより短時間で多く出るので、時短レシピとなります。大体15〜30秒ほど振るだけでもかなりレモン汁と塩・砂糖が混ざることでしょう。それから3時間ほど冷暗所に放置しておいたら完成となり、すぐにでもさまざまな料理に加えることができます。

塩レモン作りのポイント

お伝えしたように時短レシピもある塩レモンですが、基本となるレシピで作る場合でも時短レシピでも、とにかく瓶の中にレモンと塩を密閉した状態にするのがポイントとなります。こうすることでしっかりとレモンに圧がかかってエキスを抽出することができますが、しっかりと密閉することは塩レモンの賞味期限を長く保つことにもつながります。

また、一定期間放置して完成した塩レモンも、とにかく質のよい状態で保存しておくことが重要です。既述の通り、清潔な箸またはスプーンで取り出して料理に活用するのが望ましいですが、保存しておく際には直射日光や過度の高音などを避けて冷暗所で保存しておきましょう。また、夏場などは残りの量にも応じて冷蔵庫に入れるのもアリです。

また、できるだけ美味しく安全性の高い調味料に仕上げるためには、塩とレモンそれぞれのクオリティにはしっかりとこだわりましょう。塩レモンは塩とレモンを主原料としたかなりシンプルな調味料ですが、だからこそ素材の味が出てしまいます。そこで、レモンはできるだけ農薬などを使用していないオーガニックなものを選びましょう。

日本ではレモンの収穫後に使う防カビ剤であるポストハーベストの使用が禁止されていますが、輸入物に関してはOKとなっているので、できれば国産でポストハーベスト以外の部分もオーガニックに近いものを選び、塩レモンにしたいものです。また、通常のレモンではなくマイヤーレモンを使うと、やや甘みもあるフルーティーさを楽しめます。

マイヤーレモンはレモンとオレンジをかけ合わせた果物であり、レモンに比べて穏やかな酸味が特徴的ですから、塩レモンにする場合でも通常のレモンとは異なる風味を楽しめるでしょう。また、塩に関しては粒子が細かくミネラル分も多い海塩を使うのがおすすめです。通常の食卓塩や岩塩よりも、塩レモン作りには海塩が適しています。

このように素材にこだわれば、塩のミネラル分やレモンのビタミン類などもしっかりと摂取できる、ヘルシーかつ美味しい万能調味料を作り上げることができます。塩レモンはこれまでにないほど使い勝手がよく汎用性が高い調味料でありかなり魅力的な存在だと言えますが、作り方におけるポイントをおさえれば、初心者でもうまく作れるでしょう。

塩レモンの使い方とレシピ

お伝えしたように塩レモンはその基本的な材料を揃えて作り方の手順をしっかりとおさえておけば、普段は自分で調味料などを作らないという人でも案外簡単に作ることができるようです。そんな塩レモンは肉料理から魚料理へのドレッシングやソース、パスタや鍋の隠し味など幅広く使えるため、具体的なレシピをチェックしていきましょう。

肉料理との相性バッチリな塩レモンソース

お伝えしたように案外簡単に作ることのできる塩レモンですが、そんな塩レモンの使い方としてはまず、肉料理との組み合わせが挙げられます。肉料理に爽やかさを与えることのできる存在として塩レモンソースは重宝すること間違いなしですが、鶏肉・豚肉・牛肉どのお肉にもよく合う上に、ほどよい塩気と酸味を加えることができるので優秀です。

塩レモンソースを使った肉料理のレシピとしてまず挙げられるのは、鶏ハムです。鶏ハムはぱさつきやすい上に味がしみこみづらいという難点がありますが、砂糖を加えて漬け込むことで水分を保持できますし、塩レモンの風味は普段なかなか鶏肉と合わせて食べることがないのでおすすめです。そんな鶏ハムは、加熱時間にはくれぐれも注意しましょう。

鶏ハムは加熱し続けるとぱさつきがちなので、砂糖と塩レモンに半日ほど漬け込んだあとで、ラップなどに包み、沸騰したお湯の火を止めた上で鍋の中にそのまま入れるだけでよいでしょう。火を止めた状態でもしっかりと火が通り、ほどよい酸味の鶏ハムとなります。また、塩レモンは鶏ハムだけでなく鶏肉や豚肉のソテーにも使うことができます。

豚肉や鶏肉のソテーのソースとして塩レモンを使う場合には、ブラックペッパーとともにお肉にかけて、一定時間お肉を寝かせて味を染み込ませるのがポイントです。あとは表面をパリパリに、中はしっとりに焼き上げるだけでパンチがききつつもかなり食べやすいソテーが完成しますが、塩レモンは他に牛肉のステーキにも活用できます。

牛肉のステーキを作るときに塩レモンをソースとして焼き上げる前に漬け込んでおくと、お肉が柔らかくなるのでおすすめです。また、そこににんにくも加えるとより風味豊かになりますが、ややレアめに焼くことでより塩レモンの味付けとマッチして楽しめるので、ぜひたれやわさび醤油などとはまた違うステーキを味わってみてください。

カルパッチョやサラダに使える塩レモンドレッシング

お伝えしたように塩レモンはそのままでも十分に美味しいお肉料理のソースとなりますが、アレンジ方法として醤油などとブレンドしてソースを作る人もいるようです。そんな塩レモンはお肉料理のソースとしてだけでなく、野菜を楽しむためのドレッシングとしても活用できますが、オリーブオイルと組み合わせてシンプルに作ることができます。

塩レモンドレッシングを作るときにはまず、塩レモンのレモンをみじん切りにしておきます。それから液体も含めてオリーブオイルとよく混ぜるだけでも、かなり美味しいドレッシングとなるのでぜひまずはこのシンプルなレシピを試してみてください。より変わり種のドレッシングにしたい人は、甘さを加えるためにはちみつを入れるのもアリです。

塩レモンとオリーブオイル、はちみつをブレンドすることで塩分・酸味・甘みが渾然一体となったかなりバランス感のよいドレッシングを作ることができますが、野菜だけでなく蒸し鶏などもサラダに加える場合にはこのドレッシングがかなりおすすめとなります。また、レモン以外の食材をみじん切りにしてドレッシングに加えるのもよいでしょう。

例えばニンニクやらっきょうなどをみじん切りにしてドレッシングに加えるとかなりパンチが加わった美味しいドレッシングとなり、レタスなどの葉物はもちろんトマトなどをサラダに加えるとまたさらに美味しく楽しむことができます。そんな塩レモンのドレッシングは、ブラックオリーブなどが入ったサラダであると特に美味しいようです。

このように塩レモンを活用したドレッシングと言っても実にさまざまなタイプのものがありますが、基本的にはオリーブオイルとブレンドして、シンプルながらも美味しいどドレッシングにしましょう。また、ドレッシングの塩気が足りないというときにはあとから塩胡椒を追加するのもアリですから、ぜひ自分好みのドレッシングを作ってみてください。

寒い冬にはさっぱり爽やかな塩レモン鍋

ここまでお伝えしたように塩レモンはドレッシングやソースとして大活躍すること間違いなしですが、賞味期限が切れそうな塩レモンに関しては鍋など大量に塩レモンを使える料理がおすすめです。塩レモンは賞味期限を延ばすために塩分濃度を高める方法もありますが、賞味期限が近いものを無駄にしないためには鍋がダントツでおすすめなのです。

日本では実にさまざまな鍋料理の文化がありますが、和洋折衷の爽やかで飽きることのない鍋こそが塩レモン鍋だと言えます。塩レモンはやはり鶏肉との相性が抜群によいですから、鶏肉をメインとした鍋に塩レモンで味付けをしましょう。塩レモンと塩麹、鶏がらスープを組み合わせることで、あっさりめでコクのある鍋に仕上げることができます。

そんな塩レモン鶏鍋には、水菜や白菜などを多めに入れた上できのこ類なども一緒に楽しむのがおすすめだと言えます。定番ながらもいつもより酸味があり、麹や鶏ガラの旨味を引き締めることのできる塩レモン鍋は、寒い冬だけでなく夏にも案外楽しめそうです。他にも塩レモンは、トマト鍋などに活用して複雑な酸味を楽しむこともできます。

塩レモンをトマト鍋に活用する際には、生姜やその他のスパイス類などとトマト缶、塩レモンをベースにした味付けにします。ここに隠し味として紅茶を入れる人もいるようですから、ぜひ試してみてください。また、塩レモントマト鍋を作るときの具材としてはお肉類も白身魚もおすすめですが、野菜としてはパクチーを入れるとアクセントになります。

このように、塩レモンを活用した鍋料理には実にさまざまなレシピがありますから、ぜひ賞味期限間近の塩レモンを無駄にしないためにも自分の好きな味で楽しんでみてください。鍋なので他の料理以上に案外トリッキーな組み合わせでも楽しむことができますから、奇想天外な発想が絶品の鍋を生み出すこともあるかもしれません。

たくさんアレンジが効く塩レモンパスタ

塩レモンの賞味期限が切れる前にはぜひ鍋などに塩レモンを活用して楽しみたいものですが、そんな塩レモンを活用した料理としてはパスタもおすすめです。パスタは数ある料理の中でも塩レモンをさまざまな角度から活用することができ、かなりアレンジが効く料理だと言え、定番からトリッキーなレシピまで実に豊富な種類があるものです。

塩レモンはオイル系のパスタにもクリーム系のパスタにも、そしてトマト系のパスタにもよく合うものですが、まずはオリーブオイルとの素直な組み合わせを楽しんでみてください。まずはオリーブオイルでにんにくを加熱してしっかりと香りを出したあと、茹でたパスタをフライパンに入れて絡め、そこに塩レモンも加えてよく混ぜます。

塩レモンは液体だけでなくレモンの皮も刻んで加えると、本場シチリア風のパスタになるのでおすすめです。また、にんにく・オリーブオイル・塩レモンの組み合わせにはルッコラなどの野菜やしらすなどの魚介類もよく合います。そんなオイル系だけでなく、塩レモンでパスタを作るときにはまろやかなクリーム系にもぜひ挑戦したいものです。

まずはパルミジャーノ・レッジャーノと生クリームを混ぜておき、ソースのベースを作ります。そこに塩レモンも加えてよく混ぜますが、皮はトッピング用に残しておきます。それから、オリーブオイルでベーコンを炒めてそこに茹でたパスタも加え、ソースを投入して煮詰めていき、レモン感が足りないときには塩レモンを加えて味を調整します。

そして最後にブラックペッパーをふりかけてレモンの皮もトッピングしたら完成となります。このようにクリーム系のパスタを作るときにも塩レモンは大活躍しますが、トマト系のパスタに塩レモンを活用する場合には、最後に追加して爽やかさをプラスするのがおすすめです。トマトとレモンの酸の組み合わせは、かなり美味だと評判です。

このように、塩レモンを活用したパスタのレシピは、さまざまなジャンルで楽しむことができます。ベースとなるソースは自分好みのものでさまざまな味を楽しめますが、塩レモンを加えることでより全体として引き締まった味で楽しめるのが魅力だと言えます。ぜひ、自分好みのオリジナリティあふれる塩レモンパスタを楽しんでみてください。

旨味を引き出て楽しむ塩レモンの魚料理

お伝えしたようにパスタなどの洋風の料理にも塩レモンはマッチすることが多いですから、その賞味期限なども把握した上でさまざまな料理に活用していきましょう。そんな塩レモンを使った料理としては、魚料理も外すわけにはいきません。実は塩レモンは、アクアパッツァなどの洋風の魚の煮込み料理にぴったりの万能調味料なのです。

アクアパッツァは白身魚をワインとオリーブオイルやトマトで楽しむものですが、そこに塩レモンを加えるだけでより臭みがなく爽やかな味わいのものを楽しむことができます。まずはオリーブオイルで白身魚の片面を軽く焼き、それから裏返してトマト・ワイン・塩レモンを加えてあさりと一緒にあさりの口が開くまで煮込んでいきましょう。

あさりの口が開いてからは煮汁を全体にしっかりと絡ませるようにさらに加熱して、弱火で蒸し焼きにします。それから、皿に盛り付けてパセリやブラックペッパーをかけて完成となりますが、この段階でレモンの風味をつけるレシピもあるようです。しかし、それだけでなく煮込む段階で塩レモンを加えることで、より爽やかな味で楽しめます。

アクアパッツァは一見難しそうに思える料理ですが、コツさえつかめば実は案外簡単に作ることができますし、伝統的な味付けだけではなく塩レモンなどを加えても新鮮な味わいで美味しいと評判になっています。そんなアクアパッツァ以外に塩レモンで楽しむ魚料理としては、塩レモンに漬け込んだ白身魚のホイル焼きもあげられます。

ホイル焼きにする場合には旨味を閉じ込めることができ、塩レモン以外に特に味付けがなくても美味しく出来上がるので、ぜひきのこと一緒に好きな白身魚をホイル焼きにしてみてください。また、ぶりの照り焼きなどの定番の日本料理は、やや甘めの味付けが特徴的ですがそこに塩レモンを加えると新しい味わいで楽しめることでしょう。

意外な組み合わせが功を奏する塩レモンケーキ

ここまで塩レモンの作り方や賞味期限、そしてその具体的な活用方法をみてきましたが、塩レモンは実はケーキなどのスイーツ作りにも活用することができます。肉料理や魚料理には一通り塩レモンを使い終えてしまったけれど塩レモンの賞味期限が気になるので使い切りたいというときには、ぜひ思い切ってケーキにも塩レモンを使いましょう。

近年は塩バニラや塩キャラメルなど、塩味のある甘みというのがトレンドの味となっていますが、塩レモンケーキもそのような感覚で楽しむことができます。意外に思える組み合わせかもしれませんが、塩レモンを使ったケーキは味わいがしつこくならないため、飽きずにたくさん楽しむことができますし、アレンジも色々なものが考えられます。

塩レモンを使ったケーキとしてまず作りたいのは、やはりシンプルなレモンのシフォンケーキでしょう。シフォンケーキを塩レモン入りで作る場合には、卵白と砂糖を混ぜるところに皮も含めた塩レモンを加えて生地に練りこむのがおすすめです。そんな塩レモンのケーキは、ほどよい塩気がたまらないと話題ですが、柑橘系のジャムとの相性も抜群です。

また、塩レモンはレモンケーキとしてだけでなく、バナナケーキのアクセントとしても活用できます。バナナケーキはしっとり濃厚なタイプを楽しむ人が多いかもしれませんが、生地のしっとり感を損ねずにレモンの爽やかさを追加して食べると、新たな発見があることでしょう。塩レモンは、生地を作る際に小麦粉やバナナに混ぜて作ります。

このようにさまざまな種類のケーキに塩レモンは活用することができますが、賞味期限前の塩レモンがある場合にもうひとつ試してほしいレシピとしては、塩レモン入りのチーズケーキが挙げられます。塩レモンはクリームチーズやその他の具材をミキサーにかける前に加えて一緒に混ぜるだけですから、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

塩レモンの使い方をマスターしていろんなものに活用しよう!

今回は、話題の塩レモンに関してその作り方や使い方をチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?塩レモンはモロッコ発祥とも言われていますが世界中のさまざまな料理によく合う上にレモンの栄養もとれるのが魅力的ですが、既述のようなシンプルな手順で自宅でも簡単に美味しい塩レモンを作ることができるようです。

そして自分で作った塩レモンは、お肉料理のソースから汁物、麺料理の味を整える秘密のソースなどとして使えるため、かなり汎用性が高いまさに万能調味料となっています。そんな塩レモンの作り方と使い方をマスターして、ぜひこれまで家で食べていた料理とはやや趣の異なるワンランク上の料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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