湯豆腐のたれの作り方は?人気のポン酢や簡単アレンジなど紹介!
冬のあったか定番料理といえば湯豆腐です。あつあつの湯豆腐を頬張れば、体の中からポカポカに温まりますよね。でも湯豆腐自体は単調な味わいなので、いつものポン酢だけだとどうしても飽きられてしまいがちです。そこで今回は湯豆腐をもっと楽しめるたれのアレンジレシピをたっぷりご紹介します。めんつゆを使ったものや、ピリ辛、エスニックなたれなどいろんなバリエーションを集めましたので、ぜひ参考にしてください。
湯豆腐はたれを変えるだけで劇的に美味しくなる!
豆腐の美味しさをシンプルに味わうなら湯豆腐が一番です。湯豆腐は大豆本来の香りや甘みを楽しめますし、アツアツの状態をいただけば体の芯から温まります。材料もだしを取るための昆布とおいしいお豆腐があればすぐに準備ができる気軽さも魅力です。誰でも簡単に作れる湯豆腐ですが、たれは適当に市販のポン酢で済ませていませんか?湯豆腐専門店では、湯豆腐のたれにもこだわっているからより豆腐のおいしさを感じられるんです。
湯豆腐本来のおいしさを味わうならたれにこだわってみませんか?たれを変えるだけで湯豆腐は驚くほどおいしくなります。今回は湯豆腐を120%楽しむためのおいしいたれの作り方を解説します。基本のポン酢の作り方や、人気のアレンジたれも紹介しますので、今まで知らなかった湯豆腐のおいしさに出会えます!湯豆腐のおいしい作り方も合わせて紹介しますので、これから湯豆腐を作ろうと思っている方は試してみて欲しいと思います。
湯豆腐の基本の作り方
まずは知っておいて欲しい湯豆腐の基本の作り方を紹介します。湯豆腐2~3人分で、用意するものは好みの豆腐2~3丁、水1リットル、昆布5cm角のものが1枚、後ほど紹介するたれ、薬味です。湯豆腐の作り方ですが、まず土鍋に水と昆布を入れ30分ほど漬けておきます。豆腐を少し大きめに切り、豆腐が崩れないようにそっと土鍋に入れます。この時豆腐はすべて水に浸かった状態にしてください土鍋を火にかけ芯まで温めます。
お湯が湧いてきたら昆布を取り出しアクを取ります。グラグラ沸騰させると豆腐にすが入ってしまい、硬い食感になってしまうので注意してください。豆腐を温めている間に薬味を用意します。薬味はお好みですが、刻みネギ、おろし生姜、花かつお、のり、大根おろしなどがあればよいでしょう。大葉やわさびなどもおいしくいただけます。豆腐が温まったら出来上がりです。薬味とたれと一緒に食卓に持って行き、召し上がってください。
湯豆腐のたれの自宅での簡単な作り方と人気レシピ
湯豆腐のたれのポン酢風アレンジレシピ
ここからはおうちでも簡単に作れる湯豆腐のたれのアレンジレシピを紹介していきます。市販のものをそのまま使うよりも、ちょっとしたアレンジを加えるだけでぐんとおいしくなります。何種類か用意して、違う味を楽しむのも良さそうです。まずは人気のポン酢ベースのアレンジたれから見ていきましょう。最初は、自宅で作る自家製ポン酢の作り方です。基本となるアレンジレシピなので、ぜひ何度も作って味を覚えて欲しいと思います。
湯豆腐に合う自家製ポン酢たれの作り方は、ゆずの絞り汁50ml、しょうゆ50ml、だし汁50mlを混ぜ合わせるだけです。もう少しポン酢たれを多めに作りたい、余らせるから少量でいい、という場合はゆず、しょうゆ、だし汁を1:1:1の割合で混ぜて量を混ぜたらOKです。フレッシュなゆずを使うと味も香りも段違いで、湯豆腐のおいしさを引き立ててくれます。甘めが好きな方はみりんやはちみつでアレンジしてもよいでしょう。
ポン酢にレモンの爽やかな香りをプラスした湯豆腐たれもおすすめです。さっぱりとした味わいになるので、いつもの湯豆腐のたれに飽きたという方はぜひお試し下さい。作り方は、ゆずの絞り汁1個分、レモン汁1/2個分、しょうゆ大さじ4を混ぜ合わせたら出来上がりです。レモンの香りがふんわりと香り、湯豆腐が少し洋風のお料理にアレンジされます。女性にも人気のポン酢アレンジたれなので、湯豆腐女子会などはいかがでしょうか?
ポン酢ベースの湯豆腐たれに、たたき梅をごまを加えた食べごたえのあるアレンジだれも人気です。酸味のある梅の香りが口いっぱいに広がり、シンプルな湯豆腐がワンランクアップした料理に大変身します。こちらの作り方にはごま油も隠し味に入っているので、コクがあっておいしいです。作り方は、叩いた梅干3個、刻みネギ大さじ3、しょうゆ大さじ2、ゆず汁大さじ1、ごま油大さじ1、白ごま大さじ1をよく混ぜ合わせたら完成です。
たっぷりのねぎを入れたポン酢ベースの湯豆腐たれはいかがでしょうか?市販のポン酢を使った簡単な作り方なのに、ねぎと生姜が入っているので深みのあるおいしさが特徴です。作り方はねぎ1/2本はみじん切りにしてボウルに入れます。鰹節2パックと生姜小さじ1を山盛り、ポン酢をひたひたに入れて全体がなじんだらできあがりです。こちらの作り方に柚子胡椒をプラスしても美味しくいただけます。ピリっとした辛味が最高です。
塩レモンを使った塩レモン風味のポン酢たれは特に女性に人気のたれです。出来上がるまでに少し時間はかかりますが、ほっておくだけなので簡単です。作り方は、日本酒75ccとみりん100cc、昆布5cmを鍋入れて煮立て、アルコールを飛ばします。火を消す直前に鰹節ひとつかみと砂糖小さじ1を入れます。 砂糖が溶けるように軽く混ぜ、粗熱が取れるまで置いて、網で漉します。
塩レモンポン酢たれの作り方の続きですが、保存瓶に漉した鍋の中身を入れ、塩レモン大さじ/2、白だし小さじ1/2、かんきつ果汁100cc、米酢大さじ3を加え、ふたをして冷蔵庫で5日~1週間熟成させます。 塩レモンの皮も入れた場合は、漉して瓶にもどしたらできあがりです。熟成した塩レモンポン酢たれは、とろみが出てとても美味しいです。湯豆腐に使うのはもちろん、サラダにかけたり、野菜とあえたりアレンジ多彩です。
オリーブオイルを使った洋風のオリーブポン酢たれは、食べやすいので大人にも子供にも人気のたれです。おもてなしにも喜ばれるたれなので、ぜひ一度作ってみてください。作り方は、細かく刻んだミニトマト4個、オリーブオイル大さじ1、ポン酢大さじ2、白ごま大さじ1/2をよく混ぜるだけで完成です。トマトの赤色が見た目も華やかなので、地味になりがちな湯豆腐もおしゃれに演出できます。
湯豆腐のたれにめんつゆを使うアレンジレシピ
湯豆腐のたれにお手軽なめんつゆを使用したアレンジレシピも人気です。家にある材料ですぐに作れる簡単な作り方なので、覚えておくと便利です。ポン酢ベースのタレと2種類用意して味の違いを楽しむのもおすすめです。作り方はネギ10cmはみじん切り、生姜5gはすりおろします。耐熱容器にねぎ、生姜、めんつゆ大さじ3、水大さじ1をいれて600wのレンジで30秒加熱します。かつおぶし1パックを入れてなじんだら出来上がりです。
めんつゆにごま油の香りをプラスした絶品湯豆腐たれはイチオシの人気レシピです。人気レシピサイトでも真似して作る人が続出しました。作り方は、長ネギ10cmはみじん切りにします。ボウルにめんつゆ大さじ1、ごま油大さじ1、しょうゆ小さじ1、長ネギ、白いりごま大さじ1を入れてよく混ぜ合わせたらできあがりです。湯豆腐の上にこちらのたれと温泉たまごを乗せたアレンジもおすすめ!おかずがないときの一品料理にもなります。
人気の鍋料理といえばすき焼きは外せませんが、湯豆腐をすき焼き風のたれで楽しむ一風変わったアレンジもおすすめです。卵のまろやかさとめんつゆのコクが絶妙にマッチして、箸が止まりません。作り方は、めんつゆ大さじ2、長ネギ少々、海苔適量、をよく混ぜ合わせ、仕上げに生卵を割り入れたらできあがりです。卵をよく混ぜて湯豆腐や野菜を絡めながら食べると本当においしいです。濃い味好きの方にも大人気のたれです。
湯豆腐のたれのピリ辛風味アレンジレシピ
湯豆腐は優しい味わいが人気の料理ですが、たまには変化をきかせてぴりっと辛い刺激的なたれも人気です。作り方は食べるラー油をアレンジしているので簡単。鍋パーティなどに用意すると喜ばれること間違いなしです。作り方は、しょうゆ大さじ2、酢大さじ2、食べるラー油小さじ1、小口切りのねぎ大さじ1、白ごま大さじ1をボウルに入れてよく混ぜたら出来上がりです。酢が入っているので後味がさっぱりとしていておいしいです。
辛いもの好きな方におすすめの湯豆腐たれがこちらの中華たれです。辛さの調整は豆板醤でお好みに合わせてアレンジしてください。作り方は、ボウルにしょうゆ大さじ2、酢大さじ1.5、砂糖大さじ1、豆板醤小さじ1/2、塩、こしょう各少々を入れて混ぜ、長ねぎのみじん切り5cm分、しょうがのみじん切り1/2かけ分、にんにくのみじん切り1/2片分を加えて混ぜ、仕上げにごま油小さじ2を加えて混ぜたらできあがりです。
辛い料理といえば韓国料が人気ですが、こちらの湯豆腐たれは韓国料理でお馴染みのコチュジャンを使ってアレンジしました。ピリ辛味がクセになるおいしさです。作り方は、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、コチュジャン小さじ1/2、かつおぶし適量、白ごま適量、ごま油適量を混ぜ合わせたら完成です。寒季節は湯豆腐を食べると温まりますが、ピリ辛のたれをかけるとさらに体がポカポカになります。おいしいのでおすすめです。
エスニック料理が好きな方に人気のたれが、こちらのナンプラーたれです。日本料理の湯豆腐がナンプラーたれをつけるだけで、一気にアジアンな香りが漂う料理に大変身します。作り方はボウルに生姜のすりおろし2片、ナンプラー大さじ3、砂糖大さじ2、酢大さじ1、油小さじ1をいれてよく混ぜ合わせます。お好みでパクチーとレッドペッパーを入れてピリ辛にアレンジしていただきましょう。ナンプラーの香りがたまらないたれです。
湯豆腐のたれに卵を入れるアレンジレシピ
卵が入った湯豆腐たれの作り方も人気です。卵が入っていることで、まろやかな味わいに変化します。生玉子を使うので、作ったその日のうちに食べきるようにしてください。作り方は、にらのみじん切りおおさじ1、かつおぶし2パック、いりごま、卵1個、めんつゆ大さじ2、ごま油少々をボウルに入れてよく混ぜたらできあがりです。ポン酢だけでは湯豆腐に飽きてしまう、という方にちょっぴりこってり味のたれはいかがでしょうか?
湯豆腐におすすめの卵を入れたアレンジたれ、こちらは前に紹介したものよりももう少し濃厚な味わいのたれになります。こっくりとした味わいが好みの方には、こちらのたれが人気です。お好みに合わせてつくり分けてください。作り方は、卵2個をボウルに入れて溶きほぐし、しょうゆ大さじ3、みりん大さじ2を混ぜ合わせます。ボウルの底を湯に当てながら、とろみがつくまで混ぜたらできあがりです。
卵を使った湯豆腐のたれで人気のものをもう一つ紹介します。こちらは青のりが入った磯の香りが漂うアレンジたれです。いつものポン酢では物足りない、そんな時に作ってみてはいかがでしょうか?作り方は、鰹節5gをフライパンに入れ、卵黄1個としょうゆ20ccを混ぜ合わせます。中火で点火し、ぽこぽこと泡が出てきたら卵黄が固まらないように3分ほど丁寧に混ぜ合わせます。仕上げに青のり3gを入れたらできあがりです。
市販で人気な湯豆腐のたれ
京都の有名な豆腐屋さん、久在屋の「豆腐のたれ」は、本醸造しょうゆにかつお節、干し椎茸、干し海老、こんぶのだしを合わせた湯豆腐専用のだしじょうゆです。湯豆腐専用に作られているだけあり、お豆腐の味をコク深く、甘味を存分に引き出してくれるたれです。お豆腐本来の繊細な旨みや甘みを損なうことなく、おいしさが倍増すると口コミでも人気の湯豆腐専用たれ、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
湯豆腐の本場、京都西陣の地で創業年以上にわたり受け継がれてきた伝統の製法で京の名水と国産米をじっくり時間をかけて熟成したお酢を作り続けている林孝太郎造酢の湯豆腐専用のたれも人気です。保存料や着色料を一切使わず、体に良いものだけををモットーに、素材そのものを吟味し、職人が手間暇惜しまず時間をかけ作っています。湯豆腐の繊細なおいしさを最大限に引き出してくれる湯豆腐専用のたれは買う価値のある一本です。
太子食品のお豆腐のたれは、本醸造油にかつお節の旨みをきかせ、甘みのあるおいしさが特徴です。何度も試行錯誤を重ね、豆腐の味を最大限引き立てるように調合されたこだわりの品となっています。湯豆腐にかけていただくのはもちろん、湯葉や冷奴などの豆腐料理に使ったり、たまご焼きや味噌汁、うどんつゆ、煮物などお料理にアレンジして使うと、だしのコクがプラスされ、プロが作ったような味わいになると人気です。
たれをアレンジして湯豆腐を楽しもう!
湯豆腐のたれのアレンジレシピをいろいろ紹介してきましたが、食べたいものはありましたか?ポン酢ベースのものやめんつゆを使ったもの、ピリ辛なたれなどバリエーションは豊富なので、いくつかピックアップして湯豆腐パーティを楽しむのもよさそうです。たれを変えれば家族に「また湯豆腐?」と飽きられることもありません。今回の記事をヒントに、湯豆腐の新しい食べ方を楽しんでいただければ嬉しいです。