芋焼酎に合うつまみランキング40選!コンビニやお取り寄せのおすすめも!
焼酎ブームと言われた時から随分時が過ぎましたが、根強い人気のある焼酎です。麦焼酎に飽きた人が、もっとガツンとくる焼酎を求め、芋焼酎を飲むようになったと良く耳にします。最初はクセのあるように感じる芋焼酎ですが、少し慣れるとハマってしまうほど、豊かな香りと旨味のある焼酎だと気づきます。そんな芋焼酎に合うつまみとは、どのようなものでしょうか?コンビニで買えるつまみ、お取り寄せできるつまみなど、家庭で作れるつまみまで40品紹介したいと思います。
目次
- 1芋焼酎について
- 2単式蒸留酒とは
- 3連続式蒸留焼酎とは
- 4芋焼酎の歴史
- 5芋焼酎に合うつまみ
- 6コンビニで買える芋焼酎に合うつまみ20選
- 7芋焼酎に合うつまみランキング第20位~16位
- 8芋焼酎に合うつまみランキング第15位~11位
- 9お取り寄せや手作りできる芋焼酎に合うつまみランキング
- 10芋焼酎に合うつまみランキング第10位
- 11芋焼酎に合うつまみランキング第9位
- 12芋焼酎に合うつまみランキング第8位
- 13芋焼酎に合うつまみランキング第7位
- 14芋焼酎に合うつまみランキング第6位
- 15芋焼酎に合うつまみランキング第5位
- 16芋焼酎に合うつまみランキング第4位
- 17芋焼酎に合うつまみランキング第3位
- 18芋焼酎に合うつまみランキング第2位
- 19芋焼酎に合うつまみランキング第1位
- 20芋焼酎に合うつまみを集めて宅飲みを満喫しよう!
芋焼酎について
酒税法で定められた焼酎の定義がある
芋焼酎は焼酎の種類の一つで、焼酎とは蒸留酒の一種で、大きく連続式蒸留しょうちゅうと、単式蒸留しょうちゅうとに分けられています。その中に米焼酎、麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎、落花生焼酎、そば焼酎、栗焼酎、泡盛など多くの種類があります。焼酎に関しては国の酒税法できちんと定義されています。
アルコール含有物を蒸留した酒類のうち、アルコール分が36度未満で連続式蒸留機で蒸留したものと、アルコール度数が45度イカで単式蒸留機で蒸留したものと二つに分類され、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ラム、ジンなどに該当しないものを、焼酎とされています。その中でも芋焼酎とは、サツマイモを主原料とする焼酎で、鹿児島県と宮崎県南部が主産地です。
単式蒸留酒とは
米、麦、芋などの原料を単式蒸留機で蒸留して造る焼酎のことで、基本的な製造法は、原材料に麹金を生やすことで、麹をつくります。そしてカメもしくはタンクに水と麹と酵母を加え、一次仕込みを行います。5日ほど発酵させるともろみが出来ます。これを一次もろみと言います。一次もろみの中に、原料と水を足して二次仕込みをします。
10日間ほど発酵させ二次もろみとなります。ここでアルコールが生成されますので、蒸留することで焼酎が完成します。二次仕込みの時に使った原料により、冠表記をすることができ、米を原料としたなら米焼酎、芋を原料としたなら芋焼酎と表記されるのです。これが古典的で伝統的な蒸留であり、常圧蒸留と呼ばれています。
常圧蒸留に対して、近年増えてきているのが減圧蒸留というもので、減圧することにより蒸留機内のエタノールの沸点が低くなり、低温蒸留が行われるため、フーゼル油などをあまり含まない焼酎が出来ます。よって、減圧蒸留の焼酎は雑味が少なく綺麗な焼酎が出来上がり、一方常圧蒸留の焼酎は個性豊かで風味のある焼酎が出来上がります。
連続式蒸留焼酎とは
糖蜜などを原料とした発酵液を、連続式蒸留機で蒸留し高純度エタノールを生成します。それに水を加えたものが連続式蒸留焼酎です。何度も蒸留をすることでアルコール度数が高くなりますが、原料の風味がなくなり、個性の薄い焼酎となります。低コストで大量生産が可能な蒸留方法ですので、大手企業が手掛けており、チューハイやリキュールの材料に使われます。
芋焼酎の歴史
鹿児島で芋焼酎が盛んに作られた理由
焼酎は主に九州地方で作られ飲まれることの多いアルコールですが、薩摩いわゆる現在の鹿児島県で、焼酎と言えば芋焼酎が有名ですが、もともと鹿児島県では米焼酎が飲まれていたのです。そのことを証明するように、1546年にポルトガル商人であるジョルジェ・アルバレスが薩摩にきた時の伝記に、日本人が米から作られた蒸留酒を飲んでいたと記載されているそうです。
そもそも、当時はまだサツマイモが日本に伝わっていませんでした。サツマイモは中南米が原産で、そこからヨーロッパに伝わりインド・フィリピンなどを経由し、琉球へと伝えられました。薩摩にサツマイモが伝わったのは1705年とされていますが、火山灰の噴火によりできた台地で水はけがよく、台風が多い薩摩では稲を作るのは大変なことでした。
薩摩にサツマイモが伝わってから、温暖な気候と水はけの良さはサツマイモの栽培に向いていたことから、サツマイモの栽培がどんどんと広まっていったそうです。この様にサツマイモの栽培に適した土地柄から、育てにくい米の焼酎よりも、栽培が盛んになっていたサツマイモの焼酎が多く製造されるようになっていったのです。
薩摩にサツマイモが伝わった当初は、カライモと呼ばれていたのですが、現在ではサツマイモと呼ばれているくらいですから、薩摩のイモ、サツマイモ、鹿児島の芋ということとなる訳で、芋焼酎も鹿児島県から誕生したもののようです。
芋焼酎に合うつまみ
では芋焼酎にはどの様なつまみが合うのでしょうか?世界中に数多くあるお酒の種類によって、合うつまみも様々です。芋焼酎にはどのようなつまみが合うのかを知るには、芋焼酎が誕生した薩摩の地で、芋焼酎とともに歩んできた、つまみたちが沢山あるはずです。また、薩摩と隣接している宮崎県も、美味しいつまみがあるはずです。
芋焼酎が昔から飲まれていた地域で良く食べられているつまみや、またコンビニやスーパーで買えるつまみや、手作りできるつまみ、お取り寄せできるつまみまで、芋焼酎に合うつまみを探ってみたいと思います。また、焼酎ブーム以降に日本全国で多くの芋焼酎に合うつまみが考え出されていますので、そちらも探ってみようと思います。
基本的に芋焼酎に合うつまみを探すにあたって、香りが強いめの芋焼酎ですので、それに負けない香りや味のあるつまみであることが必要です。つまり醤油や味噌との相性がいいようです。また、脂の多い食材の脂をさっぱりとさせてくれる効果が芋焼酎にはあります。脂と芋焼酎が口の中で合わさると、バランスが取れた味わいを感じることができます。
また、甘味をたっぷりと感じる芋焼酎には、甘味のある味付けのつまみが合うとされています。原料がサツマイモですから、野菜との相性もぴったりですが、生の野菜よりも油で揚げたものの方が、芋焼酎と相性がいいようです。
コンビニで買える芋焼酎に合うつまみ20選
近年のコンビニには驚くほど多くのつまみがあります。味についても各社が競って、消費者のニーズを掴んだり、飽きさせない努力をしてもらえるので、実は優秀なつまみが多いのです。まずは、コンビニで買える芋焼酎に合うつまみを20個ほど一挙に紹介し、その後にお取り寄せできるつまみや、家庭で作れるつまみまでランキング方式で紹介します。
コンビニで買える芋焼酎に合うつまみのランキング20位から7位までの14品は、甲乙つけがたいものばかりですので、順不同で一挙に紹介したいと思います。まず誰もが好きであろうフライドポテトです。手でつまめ、ケチャプをつけると更に芋焼酎に合います。それから、甘いチョコレートはウィスキーに合うイメージが強いですが、芋焼酎にも合いますので試してください。
次はスルメです。カットされたものから、さきイカまで様々なタイプがありますが、味付けをしてあるスルメが芋焼酎に大変良く合います。そして、さばの味噌煮の缶詰は、100円前後で購入できて、買い置きも出来る便利なつまみです。更に缶詰でもう一つおすすめのつまみが、ホテイのつぼ焼き風味です。貝の旨味とサザエのような歯ごたえがたまりません。
ホテイからは、もう一つつぶ貝味付もあります。貝類はしっかりと旨味があるので間違いないでしょう。それから、ウズラ卵の燻製は、絶対に芋焼酎に合うつまみです。燻製してあるものもだいたい芋焼酎に合いますので、そういう意味では、チーズの燻製もおすすめのつまみと言えるでしょう。そしてコスパも良くて嬉しいつまみがビーフジャーキーです。
それから、コンビーフもしっかりと濃い味付けですので、芋焼酎とぴったりのつまみです。次にちょっとプチ贅沢なつまみとして、ローソンのスペインのイベリコ豚の生ハム、ハモンセラーノです。上質な脂が芋焼酎によく合います。ファミリーマートから出ている生ハムはプロシュートです。食塩のみで熟成させたイタリアの生ハムで大変おすすめのつまみです。
少し変わり種ですが、話題性もあり面白いつまみが、セブンイレブンのやみつきホルモンです。ホルモン味のグミのようですが、本当にやみつきになる人と、そうでない人とに分かれるそうです。それから、昔からある鉄板のつまみですが、ローソンの濃厚でコクのあるチーズ鱈がおすすめです。芋焼酎はとにかく濃厚な味のものが良く合います。
では、6位から1位まではランキングで紹介したいと思います。賛否両論あるかもしれませんが、やはりロングセラーの商品は間違いのない美味しさですし、殆どのコンビニで買えそうなつまみです。そんなロングセラー商品の中から、6つ選んでみました。
コンビニで買えるつまみ6位:香ばしい甘辛醤油が芋焼酎と溶け合う醤油せんべい
コンビニで買えるつまみ第六位は、甘辛醤油せんべいです。醤油せんべいは、色々なメーカーから販売されていますが、だいたいの醤油せんべいが甘辛い味付けとなっていますので、芋焼酎と良く合うのです。甘辛い醤油味や味噌味はだいたい芋焼酎と相性がいいです。
コンビニで買えるつまみ5位:原料が同じサツマイモの芋けんぴが意外と芋焼酎と合う!
コンビニで買えるつまみ第五位は、芋けんぴです。芋けんぴは同じサツマイモで、甘くて一度油で揚げてあるので芋焼酎との相性が合うのです。騙されたと思って一度試してみて下さい。
コンビニで買えるつまみ3位:唐揚げ
コンビニで買えるつまみ第三位は、唐揚げです。子供から大人まで好きな人が多い唐揚げは、スーパーでもコンビニでも手軽に買えるようになりました。夜遅い時間につまみが足りなくなっても、コンビニで買えるので助かります。
コンビニで買えるつまみ2位:ごぼうチップス
コンビニで買えるつまみ第二位は、ごぼうチップスです。ごぼうチップスは、想像以上にごぼうの香りが強くて芋焼酎との相性もいいのです。袋を開けてお皿に出すだけで保存もきくので重宝します。
コンビニで買えるつまみ1位:魚肉ソーセージ
コンビニで買える芋焼酎に合うつまみ第一位は、魚肉ソーセージです。そのまま食べると少々味気ない魚肉ソーセージですが、実は少し温めると魚肉ソーセージの脂が程よく溶けて、各段に美味しくなるのです。更に、辛子マヨネーズや生姜醤油などをつけると、もう立派なつまみです。
芋焼酎に合うつまみランキング第20位~16位
20位:牛モツのピリ辛味噌煮込み
芋焼酎に合うおつまみランキング第20位は、牛モツのピリ辛味噌煮込みです。ホルモンミックスにおろし生姜、おろしにんにく、味噌、酒、みりん、豆板醤、焼き肉のタレ少々で煮込みます。隠し味に焼き肉のタレを少し使うことで、簡単に美味しい味噌煮込みが出来ます。
19位:焼き厚揚げキムチのせ
芋焼酎に合うおつまみランキング第19位は、焼き厚揚げキムチのせです。フライパンでカリっと厚揚げの両面を焼いて醤油をたらしキムチを乗せるだけです。チーズや生姜、納豆キムチなど芋焼酎に合う食材をトッピングすれば、バリエーションも広がります。
18位:名古屋風鶏の手羽先の甘辛揚げ
芋焼酎に合うつまみランキング18位は、名古屋風の手羽先の唐揚げです。甘辛い味付けと油で揚げてある濃いめの味は、まさかの芋焼酎の為に作られたつまみではないかと言うほど、相性が抜群です。下味は酒大さじ3、醤油小さじ2、ごま油小さじ2、一味少々、おろし生姜適量、おろしにんにく適量、塩コショウ少々です。15分以上下味を馴染ませるため寝かせてください。
大きめのフライパンに醤油大さじ5、酒大さじ5、みりん大さじ3、砂糖大さじ1、蜂蜜大さじ2を入れてトロっとするまで煮詰めておきます。手羽先の水気を取り片栗粉をまぶして、180℃の油で約7分揚げます。先に作っておいた甘いタレに手羽先を入れて強火で絡ませます。いりごまとおろし生姜を和えて完成です。
17位:ゴーヤの醤油炒めごま油あえ
芋焼酎に合うつまみランキング17位は、ゴーヤの醤油炒めごま油和えです。ゴーヤの苦味によって芋焼酎の甘味が引き立てられます。ゴーヤは鹿児島で、ニガウリ、方言ではニガグイという名前で親しまれている食材ですし、同じ土壌や気候で育った素材ですので芋焼酎とも相性がいいのです。
ゴーヤの種と白いワタをしっかりと取り、塩をしてしばらく置き水気を絞ります。フライパンで炒めて同量の醤油と砂糖で味付けをしたら器に盛り付け、ゴマ油を一回ししたら完成です。かつお節をまぶしたら更に旨味もアップして、おすすめのつまみになります。
16位:クリームチーズの味噌漬け
芋焼酎に合うつまみランキング16位は、クリームチーズの味噌漬けです。クリームチーズと味噌は両方とも芋焼酎に合う素材ですから、文句なしのつまみと言えるでしょう。味噌とみりんを混ぜ合わせて、適当な大きさに切ったクリームチーズに厚めに塗り付け、ラップでくるんでタッパーに入れ、冷蔵庫で寝かせます。
漬け込む日数により、味噌の味が濃くなるので好みの味を見ながら調整してください。それから使う味噌は、麦味噌が芋焼酎に良く合います。
芋焼酎に合うつまみランキング第15位~11位
シンプルだけど芋焼酎には合うつまみ「キャベツの塩昆布とごま油あえ」
芋焼酎に合うつまみランキング第15位は、簡単過ぎるつまみですが、やみつきになる程美味しいキャベツの塩昆布とごま油あえです。名前の通り洗ったキャベツは適当な大きさに手でちぎって、塩昆布とごま油で和えるだけです。キャベツとごま油の甘味が塩昆布の塩分で引き立ち、更に塩昆布の旨味がいい仕事をしてくれる芋焼酎に合うつまみです。
意外にチーズと相性のいい芋焼酎のつまみには「ちくわinゴーダチーズの磯部揚げ」
芋焼酎に合うつまみランキング第14位は、ちくわinゴーダチーズの磯部揚げです。ちくわだけの磯部揚げもシンプルで美味しいですが、芋焼酎に合わせるつまみなら是非チーズを入れましょう。また、チーズの中でもゴーダチーズが一番芋焼酎と相性がいいようですので、ゴーダチーズを入れた磯部揚げがおすすめです。
ひんやり冷たいポテトサラダと温かい芋焼酎のお湯割りが絶妙
芋焼酎に合うつまみランキング第13位は、ポテトサラダです。ジャガイモを完全にマッシュポテトみたいに潰したポテトサラダや、少し形が残るくらいに潰したポテトサラダなど好みで作って下さい。味付けはマヨネーズをたっぷりと使った方が芋焼酎と合うと思います。薄味では芋焼酎に負けてしまいますので、濃いめがおすすめです。ゆで卵を入れるのもおすすめします。
カレーの風味が効いたつまみ「サバの竜田揚げカレー風味」
芋焼酎に合うおつまみランキング第12位は、サバの竜田揚げカレー風味です。サバは三枚におろして、中骨をピンセットなどで抜き、削ぎ切りにします。酒大さじ1、醤油小さじ2、カレー粉小さじ1と切ったサバをポリ袋に入れて軽く揉みながら、味を入れます。15分ほど寝かせてからサバを取り出し、キッチンペーパーで水気を取ります。
片栗粉を薄くまぶして170℃の油でカラッとするまで揚げたら完成です。更に好みの野菜を添えて盛り付け、軽くカレー粉を振りかけます。
生姜醤油のパンチが効いた味付けがつまみのポイント「イカの生姜醤油焼き」
芋焼酎に合うおつまみランキング第11位は、イカの生姜醤油焼きです。甘辛い醤油ダレに生姜の香りがアクセントとなり、芋焼酎にぴったりのつまみです。イカは胴から内蔵ごと足を引き抜いて、軟骨を引き抜きます。胴は輪切りにして、足は3本ずつくらいに切り分けておきます。エンペラも同じ厚さに切りそろえ、生姜をすりおろしておきましょう。
サラダ油を熱したフライパンに下処理したイカを入れ中火で焼きます。イカの表面の色が変わってきたら、酒大さじ1、醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1と生姜を入れて、強火で水分を飛ばしながら、味をからめていきます。醤油タレが少なくなってきたら火を止めて完成です。
お取り寄せや手作りできる芋焼酎に合うつまみランキング
芋焼酎の本場である鹿児島やその隣の宮崎には、長い芋焼酎の歴史があります。そんな本場の人たちが芋焼酎と一緒に食べている、おすすめのつまみをお取り寄せできるものから、手造りするものまで、紹介したいと思います。
芋焼酎に合うつまみランキング第10位
甘味のあるゴマだれで芋焼酎との合う「黒豚バラ肉のしゃぶしゃぶ」
芋焼酎に合うおつまみランキング第十位は、黒豚バラ肉のしゃぶしゃぶを濃厚で甘いゴマダレと一緒に頂くことです。豚肉はロースよりも脂の多いバラ肉の方が芋焼酎との相性が抜群です。そして、ポン酢よりも甘味の強いゴマダレの方が芋焼酎の強い香りと甘味と合うのです。
鹿児島県民に言わせると、しゃぶしゃぶの出汁が芋焼酎のつまみになるそうです。確かに、しゃぶしゃぶの場合、豚の脂の旨味はほぼ出汁の中に出ているわけですから、なんとなく納得できる話です。それから、本当の酒飲みはお腹の脹れない食べ物をつまみにして飲むと聞いたことがあります。お腹が脹れるとアルコールの入る場所が無くなるだからだそうです。
芋焼酎に合うつまみランキング第9位
あまい香りの芋焼酎にはブリのゴマダレあえ
芋焼酎に合うつまみランキング第9位は、ブリのゴマダレあえです。脂ののったブリとごま油の旨味と芋焼酎の調和は是非とも試して欲しい一品です。耐熱容器に酒大さじ2分の1とみりん大さじ1を入れて、レンジで30秒ほど加熱します。アルコールを飛ばして冷めたら、醤油大さじ1と2分の1、白すりごま大さじ1、おろししょうが少々を加えて混ぜ合わせます。
5㎜程度の幅に切ったブリの切り身とタレを和えて、30分ほど冷蔵庫で寝かせます。小鉢に盛り付け刻んだネギを散らし、わさびを添えたら完成です。
芋焼酎に合うつまみランキング第8位
同じ九州の特産で相性ぴったりの炙り辛子明太子と芋焼酎
芋焼酎に合うおつまみランキング第八位は、炙り明太子です。福岡名産の辛子明太子は、日本酒や麦焼酎などとも相性のいいつまみですが、炙ることで香ばしさをプラスすし、芋焼酎に合うつまみになります。一口サイズにスライスした辛子明太子をアルミホイルに並べ、バーナーで炙ります。バーナーが無ければ魚焼きグリルで軽く焼きます。
スライスしたカブに大葉を敷いて辛子明太子を乗せたら完成です。濃い味の明太子も芋焼酎の強い香りに負けない相性のいいおつまみですので、試してみてください。作る手間もそうかからず、簡単にできて急な来客にも対応できるつまみです。辛子明太子はお取り寄せの美味しいものでも、スーパーで買えるものでもどちらでも大丈夫です。
芋焼酎に合うつまみランキング第7位
自家製黒豚姫ベーコンで包み焼き上げられた「薩摩黒豚姫パテ・ド・さつま」
芋焼酎に合うつまみランキング第七位は、薩摩黒豚姫パテ・ド・さつまです。黒豚を中心としてレバーや鶏肉やサツマイモと鹿児島の食材をたっぷり使用し仕上げに鹿児島の黒酢を使用したパテですので、薩摩の芋焼酎とよく合うパテに仕上がっています。また自家製黒豚姫ベーコンで包まれているので、しっかりと豚の旨味とコクも味わえるつまみです。
2012年のかごしま新特産品コンクールの食品部門で鹿児島市長賞を受賞した、鹿児島がおすすめするパテ・ド・さつまです。1本350gで1800円で鹿児島県上本町の島田屋が製造販売しております。
芋焼酎に合うつまみランキング第6位
鰹の腹皮燻製「こいじゃっど」は昔から鹿児島の芋焼酎のつまみ
芋焼酎に合うつまみランキング第六位は、こいじゃっどです。鹿児島弁で「こいじゃっど」とは、これだ!という意味の言葉です。指宿山川港で水揚げされた鰹のトロと言われている部位の、腹皮を蒸して醤油と砂糖で味付け、燻製にしたものです。
枕崎とともに有数の鰹の水揚げを誇る山川港で水揚げされた鰹の殆どが、鰹節に加工されますが加工の際にかつお節には不要となる腹皮の部分が残されます。一番脂ののった美味しい腹皮を捨てるのは、勿体ないからと考えられたのが「こいじゃっど」だったのです。
真空パックの状態でお取り寄せが出来ますので、レンジや湯せんで加熱して温めるだけで美味しくいただけます。甘辛い味付けと鰹の脂が芋焼酎と口の中で合わさると、より一層お互いの味を引きたてあい、最高の相性と言えるでしょう。こいじゃっどはネットショップでお取り寄せが可能です。
芋焼酎に合うつまみランキング第5位
誰もが認める芋焼酎と好相性の「手造り鹿児島黒豚みそ」
芋焼酎に合うつまみランキング第五位は、手造り鹿児島黒豚みそです。鹿児島の黒豚と鹿児島の味噌と言うだけで、既に芋焼酎に相性抜群と想像ができそうな手造り黒豚みそは、鹿児島に古くから伝わってきた伝統的な常備菜です。黒豚肉のミンチを味噌、さとう、みりんなどで甘辛く煮詰めた肉味噌です。
ご飯にも合いますが、スティック野菜などに付けると芋焼酎のつまみとして、ぴったりです。鹿児島ブランドの粗挽き黒豚と、鹿児島の田舎粒麦みそを合わせて作られた、豚と味噌の旨味の凝縮された酒好きの為の味噌と言ってもいいでしょう。
鹿児島黒豚販売指定店の厳しい基準をクリアし、指定店証の交付を受けた旬鮮館(しゅんせんかん)が製造販売しています。ネットショップでお取り寄せが出来ますので、一度試してみてください。
芋焼酎に合うつまみランキング第4位
宮崎県の上質な鶏が芋焼酎にぴったり鶏炭火焼レアー
芋焼酎に合うつまみランキング第四位は、鶏炭火焼レアーです。宮崎県のスモーク・エースの鶏炭火焼レアーとは、宮崎空港の直営店とお取り寄せ限定の商品です。最高級の厳選された鶏モモ肉を炭火でレア状態に焼き、瞬間冷凍で旨味をぎゅっと閉じ込められています。燻製工房の技術を使い、独自のすぼり製法を更に繊細にして職人の手で焼かれます。
また絶妙のタイミングで焼き止めて冷凍されます。味付けも燻製工房の技術で、唯一無二の味付けとなっており、添加物も一切使われていません。美味しさの一歩手前で焼き止めてあるので、自宅に届いてから温めると丁度いい状態になり、お店で食べるよりも美味しいそうです。
冷凍状態で届いた鶏炭火焼きレアーは、自然解凍か流水解凍をしてから、常温に戻しフライパンかトースターで温めます。肉厚の鶏炭火焼きレアーは、噛むごとに鶏の旨味と脂が口に広がり、そこへ芋焼酎を含ませると絶妙の味と香りのバランスで、これ以上ない至福の時を自宅で味わうことが出来ます。
発売当初は見た目が黒いために、第一印象だけで拒否される人も少なくなかったという鶏炭火焼ですが、ただの焼き鳥ではなく燻製工房の技術を駆使した商品にこだわり、信念を持ち続けました。自分たちが美味しいと感動した味を届けたい、世の中の人に喜んでもらうという確固たる信念のもとに試行錯誤の日々が続きました。
宮崎の素材を宮崎の人間が造り上げる、新しい宮崎の食文化を誕生させました。香ばしい匂いと新鮮な歯ごたえ、独自の製法と味覚の追求をし、炭火で焼く時に滴り落ちた鶏の脂の煙により燻されることで、臭みのない香ばしさが生まれます。
そして、数千種類ものスパイスの中から鶏の美味しさを最大限に引き出す、鶏炭火焼のオリジナルブレンドのスパイスが味の決め手です。試行錯誤をされた究極の鶏炭火焼レアーの風味は芋焼酎の風味に負けない、大変相性のいいつまみとしておすすめの逸品です。一度お取り寄せをして試してみて下さい。リピート率90%の味に納得することでしょう。
芋焼酎に合うつまみランキング第3位
鹿児島の食卓では外せない存在・酢味噌で頂くキビナゴの刺身
芋焼酎に合うつまみランキング第三位は、キビナゴの刺身です。鹿児島の人にとって絶対に外せないのが、酢味噌で食べるキビナゴの刺身です。小さくて身が柔らかいキビナゴは、捌くのに手間がかかる魚ですが、職人の手にかかるとあっという間に捌かれ、菊の花のように綺麗に盛りつけられます。
そして、鮮度を保つのが難しいキビナゴは、鹿児島で味わってこそ、本当の美味しさがわかる魚なのです。キビナゴと一緒に食べる酢味噌は、甘めの味噌を使ってつくられる為、芋焼酎との相性は抜群です。インターネットでのお取り寄せでも、ノンドリップ冷凍されたキビナゴを食べることができます
冷凍技術や輸送の発達した現在では、お取り寄せでもキビナゴを味わうことが出来るようになりましたが、獲れたてのキビナゴの刺身に適うものはありません。キビナゴの旬は、12月~2月と5月~6月と2回の旬があります。冬の旬の時期は身が引き締まった美味しいキビナゴが味わえます。
初夏の旬の時期には子持ちのキビナゴが、味わえます。お取り寄せで食べるのもいいですが、鮮度が大事なキビナゴは、キラキラと光る綺麗で鮮度のいいキビナゴを旬の時期に、鹿児島で芋焼酎とともに味わってみて下さい。
芋焼酎に合うつまみランキング第2位
鹿児島の芋焼酎なら絶対に外せないつまみはさつま揚げ
芋焼酎に合うつまみランキング第二位は、さつま揚げです。芋焼酎の本場、鹿児島で有名なつまみと言えば、さつま揚げです。魚のすり身にほんのり甘い味付けをされ、油で揚げられているものです。さつま揚げは中国由来の料理で、琉球を経由して薩摩に伝わり、薩摩の風土に合う味付けにされたようです。
芋焼酎の甘味と、さつま揚げのほんのりした甘味が相性がよく、揚げてあることで更にコクが生まれ芋焼酎にぴったりです。しっかりと味付けがされている、さつま揚げはそのままでも美味しいのですが、芋焼酎のつまみとして食べるならば、電子レンジで温めるか、揚げなおすか、フライパンで炒めるか、網焼きで香ばしく焼くなど好みの温め方をして、生姜醤油に大根おろしを添えて食べると芋焼酎と大変良く合います。
また、辛子マヨネーズを付けてつまみにしたり、野菜とさつま揚げの野菜炒めにしても、芋焼酎のつまみにもおかずにもなって、おすすめできます。さつま揚げは、インターネットでお取り寄せもできますので、鹿児島から遠い地域の方でも食べることができます。
日本全国でさつま揚げは製造販売されていますが、芋焼酎に合うつまみとして食べてみたいのなら、是非本場鹿児島の味をお取り寄せすることをおすすめします。さつま揚げを鹿児島では、つきあげと呼んでいますが、これは琉球のチキアーギという食べ物が、さつま揚げの由来となっているので、チキアーギが訛って「つきあげ」と呼ばれるようになったそうです。
芋焼酎に合うつまみランキング第1位
薩摩の郷土料理の芋焼酎で調理する「とんこつ」
芋焼酎に合うつまみランキング第一位は、とんこつです。とんこつと、聞くと殆どの人はラーメンか豚の骨を連想することでしょう。鹿児島県民であれば、とんこつと聞けば、豚の角煮を連想します。豚の三枚肉の塊りを甘辛い味付けと香辛料を入れて、ことことと長時間煮込んだ鹿児島の郷土料理だそうです。では、豚の角煮ととんこつは何が違うのでしょうか?
鹿児島で言われるところの、とんこつとは昔、薩摩兵児(若者たち)や明治以前からある青少年の練習場の祝いの行事の際に、男たちで作られる料理であり、焼酎を飲みながら鍋を囲み食べる野外料理だそうです。豚あばら肉と大根や人参などの野菜を一緒に煮た料理で、豚の角煮が醤油ベースの味付けなのに対して、とんこつは味噌ベースの味付けなのです。
油で一旦ぶつ切りの骨付き豚あばら肉を炒め、芋焼酎を入れて強火にしアルコールを飛ばします。そして、たっぷりの水をいれ強火で煮たあと、弱火でアクを取りながらじっくりと煮ます。下処理をした大根や人参、こんにゃく、椎茸、薄切りの生姜を加え更に煮込み、黒砂糖と麦みそで味付けをして更に煮込み、仕上げに少量の味噌を足して針生姜を盛り付けます。
この様に、黒砂糖の甘味とコクや味噌の香りや、豚肉の脂の旨味とが濃厚であり、芋焼酎の強い香りと味にぴったりと合うわけです。ビールでは脂の旨味を流してしまうので、調和とはいきません。また、赤ワインは渋味と酸味があるので、味がけんかしてしまいます。日本酒では、とんこつの味が強すぎて合うとは言えません。
300年以上も前の、薩摩の武士が戦場にて作り始めたとされている鹿児島に長く続く郷土料理ですから、地酒である芋焼酎と相性のいい味付けに自然と完成されてきたことでしょう。
芋焼酎に合うつまみを集めて宅飲みを満喫しよう!
芋焼酎に合うつまみを、お取り寄せ・コンビニ・手作りと駆け足で紹介してみました。やはり、芋焼酎の本場である鹿児島や宮崎のつまみを、取り寄せすることをランキング上位として紹介しましたが、その土地のモノをその土地で頂くというのが一番美味しい頂き方です。忙しい普段は、お取り寄せやコンビニで揃えられるつまみは勿論ありがたいものです。
仕事終わりの一杯を充実させてくれる、つまみがコンビニで買えたり、お取り寄せできることで更に満足度が上がります。こだわりを持って作っておられる誰もが認めるつまみは、作る側もできるだけ美味しい状態で届けられるように、日々努力をされていることも少し分かりました。そんな努力もつまみのアクセントにしながら、芋焼酎を堪能してみましょう。