2021年10月18日公開
2024年11月16日更新
お酌のマナー心得集!目上の方に失礼のないお酒の注ぎ方を習得しよう
お酌のマナーについて解説します。飲み会で役立つグラスの使い方や注ぎ方を、ビール・ワイン・日本酒ごとに紹介。飲み会で気をつけることやNGな行為についてもまとめました。目上の方に失礼のないお酌のマナーを、身に付けたい人必見です。
お酌のマナーを身につけたい!
会社での飲み会は友人との飲み会と違い、上司や取引先など目上の方も多いことでしょう。そういった飲み会の場では、お酌のマナーを知っておくことが必要です。お酌をする時はもちろん、受ける時もマナーがありますので、覚えておきましょう。
この記事では、目上の人も参加する飲み会でのお酌のマナーや、飲み会で気をつけるべきことについて紹介します。
お酌をするとき・受けるときのマナー
ビールの場合
孫のお酌は最高ですね😍 pic.twitter.com/p8qx1qheVh
— 柳川 繁樹 (@yana07291957) October 10, 2021
ビールでお酌をする場合のポイントは、ラベルが隠れないように持つことです。瓶のラベルを上にし、片手はラベルを隠さないよう下の方を持ち、もう片方の手で下側から支えるように持ちます。持った時指を揃えると、見え方も美しいです。
注ぎ方は、グラスの口より少し高い位置から、最初は勢いよく傾け、段々ゆっくりになるように調節します。そうすることで、泡立ちが美しくなり、零れることもありません。泡がグラスの3割ほどの量になれば完了です。また、ビールは注ぎ足すと味が落ちるといわれているため、グラスを空けてから注ぐのが基本です。
相手のビールが少なくなったことを見計らって「ビールいかがですか?」と声をかけ、飲み干すのを待ってから、注ぐようにすると良いでしょう。逆に、受ける場合は、ビールを飲み干してからお酌を受けるようにしてください。
ワインの場合
あいりの酌でワインを飲むともこ pic.twitter.com/29UMf4oGqh
— ヨシ・D・タカシ@マーケティングコピーライター (@goopar777) April 3, 2019
ワインの場合もビールと同じく、ラベルを隠さないように注ぐのがポイントです。ラベルが上になるようにし、片手で底の方を持ち、もう片方の手は下から支えるように持ちます。ワイングラスによって注ぐ量は異なりますが、1/3~1/2程度が目安です。ワインが跳ねないように気をつけながら注ぎましょう。
お酌を受ける際、ワイングラスに触れるのはマナー違反です。グラスをテーブルに置いたまま注いでもらいます。ワイングラスを持つ時、底を掌で支えるように持つ人もいますが、正しい持ち方ではありません。グラスの脚を親指と人差し指で持ち、他の指は添えるようにして持つのが、正しい持ち方です。
日本酒の場合
娘がお酌してくれました🍶。
— ケンボウ@酒柱🍶 (@kenbou826) October 10, 2021
父ちゃん、残業しまくった甲斐があったわ😆‼️
ありがとう😊。 pic.twitter.com/czYGpEopFe
日本酒のお酌をする場合は、しっかりと徳利を持って注ぎます。片手は徳利の同部分をしっかり持ち、もう片方の手は下側に添えます。熱燗の場合は、火傷をしないよう徳利の首部分を片手で持ち、もう片方の手はタオルなどをあてて底の部分を支えます。注ぐときは、注ぎ口が盃につかないよう注意してください。
注ぐ量は、盃一杯に注ぐと飲みにくいため、盃の八分目を目安にします。また、ワインと異なりテーブルに置いたまま注ぐのはマナー違反です。必ず盃を持ったことを確認して注ぎます。テレビなどでは、注ぎ口を使わずに注ぐべきと紹介されたこともありますが、注ぎ口から注いではいけないというマナーはありません。
受ける際は、盃を両手で持つのが基本です。親指と人差し指で上部を持ち、中指と薬指で底の部分を挟むようにします。男性は、片手で受けても構いません。日本酒を注いでもらったら、そのままテーブルに置かず、一口つけてからテーブルに置くようにしてください。
お酌の適切なタイミング
酌をするときは、瓶のラベルは必ず上に来るようにする。そんでグラスには注ぎ口をつけないように注ぐ。
— B (@votoruP) June 13, 2018
これがまぁ、飲み会での確定事項というか、マナーみたいなもんなんですよ。
俺からしたらすげーどうでもいいことなんだけど。
でもこれ、知ってると結構武器になる。 pic.twitter.com/rSapLoyVd5
お酌をするタイミングは、相手のグラスが空になりそうな時が好ましいです。目上の人が手酌をするのは失礼にあたります。グラスが空いたまま手持ち無沙汰にならないよう、スムーズに行いましょう。
ただし、勝手に注ぐのはいけません。これ以上飲みたくないと思っている人や、別のお酒を飲みたいと考えている人もいますので、必ず「次は何を飲まれますか?」と一言声をかけましょう。
お酌に関するNG行動
獺祭登場ー!飲兵衛のラビは武藤さんに酌を催促w ユダヤ教は手酌NGなんですってー! #kosherjapan pic.twitter.com/UHjl1ssMai
— ぱんスキュ (@pansq) January 15, 2015
基本的に、お酌は目下の人やホストの給仕が行うものですので、目上の人からはしないようにしましょう。受ける方がお酒を飲まなくても、断りづらくなってしまいます。また、お酒を次々と注いだり、飲むことを強要することはもちろんNGです。アルコール中毒になるなど、事故の原因になることがあります。
逆に、お酌を強要することもやめましょう。立場を利用した強要はパワハラに当たります。
飲み会の席で気をつけること
Penolabo飲み会。インド人とマレーシア人が御酌してる pic.twitter.com/iIu4nsIWh1
— 鱸 (@5467zzz) May 29, 2015
お酒が入る飲み会では、つい気持ちが緩んでしまうものです。深酒をしてしまい、酔って絡んだり暴言を吐く、またボディタッチをするなど、迷惑行為やセクハラなどを行わないよう気を付けましょう。言った方は覚えていなくても、問題になることがあります。飲み過ぎや深酒が心配な人は、お水をこまめに飲むのがおすすめです。
お酌のマナーは目上の方とのコミュニケーションに必要不可欠!
パンダ会と言えば、打った後の飲み会♪
— 菱形ベル (@kura32bell) April 29, 2018
参加すれば、Mayuちゃんに御酌して貰えるよ~(^〇^)
仲良くなってからだけど…_(^^;)ゞ#パンダ会#P-martTV #Mayuさん pic.twitter.com/UvUOgnRgS8
お酌のマナーは、目上の人や取引先など、さまざまな人が集まる飲み会で役に立ちます。楽しい飲み会にすることでより良好なコミュニケーションを取ることができ、相手から好印象を持ってもらえることにも繋がります。ぜひ、社会人にふさわしいお酌のマナーを身につけておきましょう。