ブルーハワイの家での簡単な作り方!鮮やかな青が綺麗なお酒のカクテルレシピは?
ブルーハワイは氷をたっぷりと入れたグラスにブルーのカクテルを注ぎ、パイナップルなどを飾った南国をイメージさせてくれるカクテルです。この真っ青で涼し気なブルーハワイは家庭でも簡単に作ることができます。アルコールが苦手な人や子どもでも味わえるようなノンアルコールのブルーハワイのレシピも、市販の材料を揃えれば難しくはありません。この夏には手作りのブルーハワイを味わってみませんか?
ブルーハワイとはどんなカクテル?
透き通るような青色でトロピカルなカクテルの代表といえるのがブルーハワイです。ハワイの海や空をイメージさせるカクテルは、果実や南国の花を飾ることで見た目からも常夏をイメージさせてくれます。
発祥と歴史
ブルーハワイの発祥の地はハワイです。日本がバブル期を迎えた1980年代にハワイ旅行も人気を集め、ブルーハワイのブームがやってきました。大きなグラスにシャーベットのようなカクテルと南国らしいフルーツなどを飾ったマイタイ・ピニャコラーダ・チチといったトロピカルカクテルが日本でも人気となりました。
若い世代でハワイ旅行をする人が増え、派手なトッピングをしたトロピカルカクテルは世相も反映していたとも言えます。同じ頃、ハワイ人気にあやかるようにかき氷シロップにもブルーハワイが登場しました。こうしてブルーの液体と言えばブルーハワイとなるような歴史がつくられたのです。
名前の意味と由来
青い海と真っ青な空が広がるハワイで考案されたカクテルだったのでブルーハワイと名付けられました。ブルーキュラソーを使い青くしアルコールは、ハワイのビーチをイメージさせるのにぴったりです。
ブルーハワイは青い液体だけがハワイらしいイメージを持つものではありません。グラスに入るクラッシュさせた氷がハワイの波しぶきを、飾りつけのパイナップルがハワイの甘い香りといったイメージや意味合いがあります。
クラッシュドアイスをグラスにたっぷりと入れると光の加減でキラキラとするので、海の眩しさのイメージにもぴったりです。
カクテル言葉
ブルーハワイのカクテル言葉は「連想」です。ブルーの色を眺めるとハワイの海や空をイメージさせるように、楽しいことを思い出すような意味が込められています。ハワイでの思い出を語る時やこれからの南国への旅をイメージして味わってみてください。
アルコール度数とカロリー
ブルーハワイはブルーキュラソーとホワイトラムを使っていて、アルコール度数は15度前後になります。5度前後のビールよりも高く14~15度のワインくらいのアルコール度数です。炭酸も入りジュースのように飲みやすい口当たりですが、一気に飲んだり他のカクテルと合わせて何杯も飲むと酔いがまわるので気をつけてください。
口コミ評判
今日はブルーハワイかき氷🍧を良く見かけたので、
— まから (@ugkgdN2UXYGMI5u) June 13, 2019
ブルーハワイのカクテルつくったよ
みてみて、きれーでしょ!?
おつまみはチョコ
レーズンにヨーグルトチョコのやつと、
コーヒー豆にチョココーティングしてあるやつ😋🍴💕 pic.twitter.com/gQpsDMxtOU
ブルーハワイ
— カクテルたん (@tan_1660) June 15, 2019
ホワイトラム、ブルーキュラソー、パイナップルジュース、レモンジュース
きれいな青が素敵なカクテルだよ~!涼し気で夏にぴったりだね。
ブルーとつくカクテルは他に、チャイナブル―、クリスタルブルー、 ブルーラグーン、ブルーマルガリータなどがあるよ~
ブルーハワイは口コミからも、市販のものも含めて暑くなってくると味わう人が増えているカクテルと言えるでしょう。色のイメージだけでなく、甘いけれどパイナップルとレモンの酸味で爽やかさがのどを潤すのにぴったりのようです。かき氷のシロップで青いものをみかけて、夏が近づいていることを実感したり青いカクテルを飲みたくなるという声もあります。
カクテルだけでなく、かき氷のブルーハワイも見映えがするのでSNSでは注目されやすいです。ノンアルコールのシロップをかける人もいれば、ブルーキュラソーをかけて大人の青いかき氷を楽しむ人もいます。市販のブルーハワイであっても、間違って子どもが口にしないように気をつけましょう。
ブルーハワイの基本の作り方
ブルーハワイのレシピは難しいものではありません。材料を揃えれば簡単に作ることができ、家庭でも作りやすいトロピカルカクテルです。
材料
- ブルーキュラソー15ml
- パイナップルジュース30ml
- レモンジュース15ml
- ホワイトラム30ml
- 氷
- 果実(飾り用)
グラスに注いだ時にトロピカルなイメージの仕上がりにするので、クラッシュドアイスとカットしたパイナップルなどの果実も準備しましょう。
用意するもの
ブルーハワイを作るために必要な道具はシェイカーです。シェイカーはカクテル作りに必要な道具の1つで、厨房機器を扱う専門店や通信販売などでも手に入りやすいのでぜひ揃えてください。この中に氷と材料をいれてシェイクすることで冷やすけでなく、材料をしっかりと混ぜ口当たりをまろやかにしてくれます。
グラスはトロピカルグラスとも言われるふっくらとしたふくらみのあるものがおすすめです。このグラスに小さく砕いた氷をたくさん詰めて涼し気なイメージをカクテルにしていきます。合わせてストローも用意しましょう。
作り方
- シェーカーにホワイトラム・ブルーキュラソー・パイナップルジュース・レモンジュースを入れます。
- シェイクをします。
- クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぎます。
- グラスの縁にカットしたフルーツや花などを飾り、ストローを2本挿したら完成です。
ストローは1本でもよいですが、伝統的なトロピカルカクテルのレシピでは2本挿すものが多いです。これは2人で一緒に飲むためでなく、1本にクラッシュした氷が詰まってしまった時の予備として2本になっています。
ポイントと注意点
ブルーハワイのレシピのポイントは、涼し気なブルーの色に仕上げることです。シェイクが足りないと材料が混じり合いが不足して、ジュースを飲んでいるような部分とアルコールがきつい部分とムラができます。また青い色が重要なので、ブルーキュラソーと混ざることで濁った色になるゴールドラムやダークラムは使わないように注意してください。
パイナップルとレモンのジュースは市販の100%果汁のものがおすすめです。市販されているパイナップルやレモンジュースは飲みやすいように、薄めていたり甘味が付けられたものがあります。こうしたものを使うと味がぼやけてしまい、香りや後味にも差がでるので気をつけてください。
ノンアルコールブルーハワイの作り方
ノンアルコールのブルーハワイを作るために、ブルーキュラソーを使うことはできません。そこで重宝するのがかき氷用の青いシロップです。このシロップを使ったカクテルレシピもあります。
材料
- かき氷用ブルーハワイシロップ大さじ1
- パイナップルジュース大さじ2
- 炭酸水150ccほど
- 氷
ノンアルコールのブルーハワイを作る時には、かき氷用のブルーハワイシロップを用意します。ブルーハワイらしくなるように、グラスを飾るためのパイナップル・オレンジ・キウイなどの果実もあれば準備しましょう。
用意するもの
ノンアルコールの場合はカクテルグラスでなくても好みのグラスで構いません。子どもが飲むようであれば大きすぎず、手でつかみやすいものがおすすめです。そのグラスに氷をたっぷりと詰めておきます。
作り方
- グラスに氷を入れてそこにかき氷シロップを入れます。
- パイナップルジュースを加えてよく混ぜます。
- 炭酸水を注ぎ、軽く混ぜたら出来上がりです。
グラスに果実を飾ってストローを添えれば、トロピカルな感じのジュースの完成です。子ども向けであれば、バニラアイスを少しトッピングするアレンジもしてみましょう。クリームソーダのようになり夏のおやつにもおすすめなレシピになります。
ポイントと注意点
市販されているかき氷シロップのブルーハワイは、ラムネ味もあればグレープフルーツのような味を加えているものなどがありメーカーによって味や甘さが違います。甘すぎるシロップをたっぷりと使うと飲んだ後に口の中がべたつくようになるので、控えめにしましょう。
大人向けのノンアルコールであれば、青いシロップと炭酸にレモン果汁やパイナップルジュースを加えてください。より本格的なカクテルに近づいた味わいになります。
市販のブルーハワイと口コミ評判
ブルーハワイの人気に合わせて、大手アルコール飲料メーカーからも手軽なブルーハワイが市販されています。ただ通年商品というよりは夏季限定といったものが多く、トロピカルカクテルのイメージならではの販売戦略で売り出されることが多いです。
アサヒ「ザ・バーテンダー ブルー・ハワイ・ソーダ」
アサヒのザ・バーテンダーシリーズはプロ向けの濃縮カクテルですが市販もされています。その中の1つにブルーハワイソーダがあり、氷をいれたグラスにこのブルーハワイソーダを1に対しソーダを2注ぎ入れれば、ブルーハワイが簡単に作れるというものです。
ブルーキュラソーにレモン果汁をミックスしてあるので、味も本来のブルーハワイに近くなっています。炭酸と合わせるだけでは安っぽい味なので、パイナップルジュースやレモン果汁を絞って足すことでより美味しくなるという評判です。
サントリー「ザ・カクテルバー ブルーハワイ」
サントリーのザ・カクテルバーはブルーハワイが大流行した後の1990年代に、次々と瓶入りカクテルを発売しCMも話題となり手軽に味わえるお洒落なアルコールとして人気がでました。
その中のでブルーハワイも発売され、パイナップルの甘い味と香りにレモンの酸味がすっきりとした味が、女性でも飲みやすく香りもよいと人気がありました。復刻版も販売されるほどの人気シリーズで、現在は缶タイプとなってジントニックやモスコミュールが販売されています。ブルーハワイもラインナップされるのを期待しましょう。
ノンアルカクテルブルーハワイは家でも簡単に作れる!
ブルーハワイは青い海と空が広がるハワイのビーチをイメージしたカクテルです。青い色のかき氷シロップを使えば、ノンアルコールバーションも作ることも簡単にできます。この夏は手作りのブルーハワイで、トロピカルな味を楽しんでみてください。