居酒屋のジントニックの度数はどれくらい?カロリーも調査!

居酒屋やバーでも定番のスタンダードカクテル・『ジントニック』。すっきりとした味わいで男女問わずに人気を集めているカクテルなのですが、「ジントニックってちょっぴりアルコール度数が高そう…」と思っている方も多いのではないでしょうか?ジントニックのアルコール度数って一体どれくらいなのでしょうか?今回は、ジントニックのアルコール度数を調査すると共に、気になるカロリーについても調査してみました。

居酒屋のジントニックの度数はどれくらい?カロリーも調査!のイメージ

目次

  1. 1ジントニックは居酒屋の人気カクテル
  2. 2ジントニックのアルコール度数はどれくらい?
  3. 3ジントニックのカロリーは意外と高い?
  4. 4ジントニック作りにチャレンジ!
  5. 5ジントニックの度数とカロリーを知って上手に美味しく飲もう!

ジントニックは居酒屋の人気カクテル

居酒屋では、ビール・日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキー・ハイボール・カクテル・チューハイなどと、多くのアルコールが取り扱われています。そんな多くのお酒を楽しめる居酒屋は大人の交流場です。美味しいご飯を食べながら美味しいお酒を飲むと、いつもより会話も弾むものです。多くのお酒を提供してくれる居酒屋の中でも人気のカクテルとして知られているのが、『ジントニック』です。

ジントニックは大抵の居酒屋で提供されているほど、人気が高いカクテルです。すっきりとしたお味であるジントニックは女性はもちろん、男性も好む方が多く、老若男女問わずに人気を集めています。そんな『ジントニック』とは一体どんなカクテルなのか、まずはジントニックの詳細について調査してみましょう!

ジントニックはどんなカクテル?

『ジントニック』は、大麦・ライ麦・ジャガイモなどを原料とした蒸留酒の『ジン』をベースとしたカクテルです。『ジントニック』のベースとなる『ジン』は蒸留酒の中でも比較的個性が強くないアルコールです。また、西ヨーロッパでは古くから知られているため、そのまま飲むのはもちろん、ジントニックなどのカクテルの材料として最も多く使われています。

熱帯植民地に働くイギリス人達のマラリア除けの保健飲料として、『トニックウォーター』が愛飲されていましたが、この『トニックウォーター』にジンと混ぜたところ、驚くほど飲み口がよくなり、現地の方々に大変好評を集めた『ジントニック』は第二次世界大戦後に世界中に広まっていきました。現在では、居酒屋やバーなどで提供されるスタンダードカクテルの一つとして親しまれています。

また、『ジントニック』はジンをベースにしたカクテルの中で最もポピュラーなカクテルとして知られています。しかし、一口にジンと言っても、辛口から甘口・香りも柑橘系からハーブ系までと様々な風味のブランドがあり、実はバリエーションが豊富なアルコールの種類があります。そのため、提供される居酒屋やバーによってもジントニックのお味は変わり、奥が深いカクテルとされています。

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ジントニックのアルコール度数はどれくらい?

『ジントニック』というカクテルについて学べたところで、次に気になるのがアルコール度数です。アルコールの種類によってアルコール度数はかなり変わってくるとされていますが、ジントニックのアルコール度数は一体どれくらいなのでしょうか?お次は、ジントニックと他のお酒のアルコール度数を比較してみましょう!

ジントニックのアルコール度数は高いの?

前述した通り、一口にジンと言っても様々な風味のブランドがあり、バリエーションが豊富です。そのため、使用されたジンによってアルコール度数に幅がある場合がありますので「ジントニックのアルコール度数は何%!」と断定することはできません。低いものだとアルコール度数が40%を切るジンもありますが、高いものだとアルコール度数が50%近くになるジンもあります。

なので大まかになりますが、ジン自体のアルコール度数は40%前後だと考えましょう。アルコール度数が40%前後と聞くと、かなりアルコール度数が高いイメージを抱くでしょう。しかし、ジントニックのレシピは居酒屋やバーによって少なからずの変動はあるものの、基本的にカクテル初心者に優しいカクテルとされています。

ジントニックのレシピは、ジンを1に対してトニックウォーターを4の割合で割っています。なので、ジントニックのアルコール度数は5%程度となっており、カクテル初心者にも飲みやすいアルコールとなっています。

アルコールはベースのアルコール度数だけでなく、水割りやお湯割り・ソーダ割りなどといった割るものと割合によって変動します。では、ジン自体のアルコール度数は40%という事はわかりましたが、他の居酒屋などで提供されるアルコール度数は一体どれくらいなのでしょうか…?

居酒屋定番の他のお酒のアルコール度数は?

ビールのアルコール度数は5%、日本酒のアルコール度数は15%、焼酎のアルコール度数は25%、ウイスキーのアルコール度数は40%、ワインのアルコール度数は15%、ラム酒のアルコール度数は40%、テキーラのアルコール度数は40%、ウォッカのアルコール度数は40%、泡盛のアルコール度数は35%です。

ジントニックはどのくらい飲むと酔うの?

ジン自体のアルコール度数は40%ですが、トニックウォーターで割る事によって5%程度のアルコール度数となるジントニック。ビールとほぼ同じ度数であるジントニックですが、一体どのくらい飲むと酔うのでしょうか…?勿論、個人によってアルコール分解酵素の力は違うので一概には言えませんが、アルコール度数によってある程度の目安というものはあります。

ジントニック2杯程度で、純アルコール摂取数が約30ml・『爽快期』とされており、酔いの状態は気分が爽やかになったり皮膚が赤くなります。また、判断力が若干落ちてきます。ジントニック4杯程度で、純アルコール摂取数が約60ml・『ほろ酔い期』とされており、ほろ酔い気分になり、気温が上昇してきます。また、脈数が速くなってきます。

ジントニック6杯程度で、純アルコール摂取数が約90ml・『酩酊初期』とされており、気が大きくなったり大声になってきます。立つとふらつくようになってくるのもこの頃です。ジントニック10杯程度で、純アルコール摂取数が約150ml・『酩酊期』とされており、この頃に千鳥足になったり呼吸が速くなってきます。また、吐き気や嘔吐が出てきます。

ジントニック17杯程度で、純アルコール摂取数が約250ml・『泥酔期』とされており、この時期にまともに立てなくなってしまったり、意識が混濁してきてしまいます。言葉が支離滅裂になってきたりといった症状が現れるのも泥酔期です。ジントニック20杯程度で、純アルコール摂取数が約300ml・『昏睡期』とされており、呼吸が深くゆっくりとなってきたり、死亡の可能性も現れてきます。

ジントニックはどのくらいで酔いが覚める?

アルコール度数は5%程度とされているジントニック。一体どのくらいで酔いが覚めるのでしょうか?酔いが覚めるのは個人差はあるものの、アルコール度数や摂取量・個人の体重によって変動します。目安としては、体重60kgの人の場合、純アルコール摂取量が約10mlで体内に1時間半ほど留まる事になるので、ジントニック2杯だと約4時間半ほど酔っている状態になります。

もしも二日酔いになってしまったら?

『ジントニック』のベースとして使われる『ジン』は、『蒸留酒』に分類される種類のアルコールです。『蒸留酒』は、大麦・ライ麦・ジャガイモなどを原料としたアルコールであり、蒸留によって不純物が取り除かれています。そのため、純度が高いアルコールは二日酔いになりにくいと言われています。

過去に発表された二日酔いの重症度順をランク付けした『二日酔いの重症度ランキング』では、1位がブランデー・2位が赤ワイン・3位がラム・4位がウイスキー・5位が白ワイン・6位がジン・7位がウォッカとなっており、ジンは二日酔いしづらいアルコールとして分類されます。とはいえ、飲む量や個人の体質によって二日酔いになってしまう事もあります。

二日酔いしている時、体内の水分が不足している状態です。そのため、水やお茶などを飲んで不足している水分補給をしましょう。おすすめはスポーツドリンクなどの体に吸収されやすいドリンクです。また、汗をかくことで体の代謝を早めて体内のアセトアルデヒドの分解を早めることも有効です。しかし、泥酔した状態でお風呂に浸かるのは危険なので避けておきましょう。

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ジントニックのカロリーは意外と高い?

居酒屋やバーの定番カクテル・ジントニック。思ったよりもアルコール度数は低い事がわかりましたが、カロリーは一体どれ位なのでしょうか?お酒は基本的に太るというイメージが強いですが、ジントニックのカロリーは低い?それとも意外と高い…?お次は、他のアルコールと比較しつつ、ジントニックのカロリーを調査してみましょう!

ジントニックのカロリーはどのくらい?

使用する銘柄やレシピによってカロリーは多少変わりますが、ジントニックのカロリーは、1杯(150ml)あたり約169キロカロリー・(100gあたり112キロカロリー)となっています。ジントニックのベースとなる『ジン』は、100mlあたり約267キロカロリー、高カロリーな印象です。しかし、ジンは大麦・ライ麦・ジャガイモなどといった穀物類から作られているお酒なのでカロリーが高くなってしまうのは必然です。

同じ穀物から作られているビールは1缶(350ml)あたり約140キロカロリー・(100gあたり40キロカロリー)ーとなっており、ジントニックよりは低めのカロリーとなっています。ちなみに、日本酒1合(180ml)あたりのカロリーは196キロカロリー・(100gあたり109キロカロリー)、焼酎1カップ(200mlあたり)約220キロカロリー・(100gあたり110キロカロリー)となっています。

ジントニックがカロリーが高いのはなぜ?

同じ穀物から作られるビールと比較しても、ジントニックはかなりカロリーが高い印象でしたが、一体なぜ、ジントニックは他のお酒と比べてもカロリーが比較的高めなのでしょうか。その理由は糖質量が関係していると言えるでしょう。ジントニックのベースとなる『ジン』の糖質量は0gですが、割っている『トニックウォーター』が糖質が高めとなっています。

トニックウォーターはただの炭酸水ではありません。炭酸水に草類・柑橘類の果皮エキス・糖分などが加えられた清涼飲料水です。トニックウォーターの銘柄やアルコールを割る割合にもよりますが、ジン45mlに対してトニックウォーターが100mlで割ったとするとジントニックの糖質は約9g前後となります。お酒が弱い方は薄めに作りますが、そうするとジントニックの糖質は10g以上となってしまいます。

糖質制限ダイエットを行なっている方は避けるべきだと言われているほど、多糖質であるビール350mlの糖質が約10gである事を考えると、その半分以下の量のジントニックがビール350ml缶と同じくらいの糖質量となるのでカロリーも高く太りやすくなってしまいます。

ジンは「エンプティカロリー」だから太らない?

とはいえ、「お酒は太らないって聞くじゃん!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。お酒が太らないと思われている方の多くは、『エンプティカロリー』の間違った知識によって抱いてしまっています。『エンプティカロリー』は、お酒のカロリーが人体に蓄積されない事を説明します。また、『エンプティカロリー』の『エンプティ(empty)』は、『空』というイメージがあります。

そのため、お酒は『エンプティカロリー』だからカロリーがないと誤解されてしまっているようです。しかし、『エンプティカロリー』は『空のカロリー』を指すのではなく、『栄養素をほとんど含まないカロリー』として海外では使われています。つまり、栄養素はほとんどないのにカロリーがあると言う意味です。なのでお酒はエンプティカロリーだから太らないなんて事はありません。

ジントニックはダイエット中でも大丈夫?

ダイエット中にも付き合いで飲み会に参加する事はあるでしょう。そこで気になるのがダイエット中にジントニックを飲んでも良いのかという事です。ベースとなるジン自体は糖質0ですが、トニックウォーターには糖質が多く含まれており、ジントニックは糖質・カロリー共に高めです。なので、ダイエット中はジントニックよりジンリッキーがおすすめです。

ジントニックはトニックウォーターでジンを割りますが、ジンリッキーは炭酸水でジンを割ったものです。ジントニックのトニックウォーターがダイエットに不向きである事を考えると、炭酸水で割ったジンリッキーの方がカロリー・糖質が低くなります。

ジントニック作りにチャレンジ!

カクテル初心者にもおすすめとされるジントニック。そんなジントニックの作り方とは一体どのようなものなのでしょうか?最後に、自宅でも簡単に作れる美味しいジントニックの作り方についてチェックしてみましょう!

美味しいジントニックの作り方

ジントニックの材料は、氷・ジン・トニックウォーター・レモンまたはライムです。まず、グラスに氷を入れ、ジンを1に対してトニックウォーターを4の割合で炭酸が抜けないようにゆっくりと注ぎます。その後、1〜2回ほど軽くかき混ぜて、ライムもしくはレモンをグラスに飾れば完成です!

ジントニックの度数とカロリーを知って上手に美味しく飲もう!

居酒屋やバーで定番のカクテル・ジントニックのご紹介まとめについてはどうでしたか?ジントニックに使用されているベースのジンはアルコール度数が高いですが、ジントニック自体はそれほどアルコール度数が高いものではないので、今まで「ジントニックはアルコール度数高そう…」と避けていた方も是非飲んでみては?但し、カロリーは高めなので飲みすぎには注意してくださいね!

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