一人暮らしにおすすめの調味料27選！最低限必要な物やあると便利な調味料も

一人暮らしになってから自炊を始める人も多いですが、料理に慣れていないと、どの調味料を揃えれば良いのか迷ってしまいませんか？本記事では一人暮らしの時に揃えておきたい最低限の調味料や、あると便利なおすすめの調味料をまとめました。調味料ごとの保存方法も紹介しているので、一人暮らしを始める際の参考にしてください。

最低限必要な調味料にはいくつかありますが、その中でも特に使われやすいのが醤油です。特に和食には欠かすことができず、醤油がなければほとんどの和食は作れなくなってしまいます。

料理以外にも卵や納豆、冷奴など、ちょっとしたものにかけるのにも活躍してくれます。最近では真空パックになっている少量タイプの醤油も売られているので、一人暮らしにはそういったタイプの商品が便利です。

塩は料理の基本ともなる調味料ですので、普段から料理をする人は最低限用意しておくべきです。肉や野菜もそのまま焼いただけではまったく旨みを感じませんが、塩をかけただけで美味しく感じるようになります。

塩は長期間保存しておくことができるため、一人暮らしでなかなか使い切れないからといって焦る必要もありません。塩は岩塩やハーブソルトなど、さまざまな種類のものがあります。作る料理によって、何種類か持っておいても良いでしょう。

代表的なスパイスであるコショウも、最低限揃えておきたい調味料のうちのひとつです。なくても一応料理を作ることはできますが、コショウがあるとないとでは、料理の味がまるで変わってきます。また、一人暮らしだとインスタントラーメンなどを作る機会も増えますが、ラーメンや焼きそばなどの麺類にもコショウは活躍してくれます。

コショウにはパウダータイプと粗挽きタイプがありますが、両方揃えておくとさらに便利です。パウダータイプは料理の下味をつける時などに活躍しますが、調理済みの料理の上からかける場合は粗挽きタイプの方が風味も香りも強くなります。

甘いものが苦手だという人でも、砂糖は最低限用意しておいたほうが良いでしょう。砂糖はスイーツやドリンクだけでなく、料理でも活躍してくれます。特に和食の甘辛い味は砂糖がなければ成り立たず、砂糖がなければただのしょっぱい料理になってしまいます。

和食以外にも砂糖は必要で、中華やイタリアンなどさまざまなジャンルで使われる調味料です。砂糖は甘さだけでなくコクを出してくれるので、隠し味のようにして使われることも多々あります。砂糖にはいろいろな種類のものがありますが、基本的には上白糖を用意しておけば大丈夫です。

ほとんどの料理で一貫して使われる調味料といえば、やはりサラダ油です。クセや香りのないサラダ油はどのような料理にも使えるので、キッチンに最低限1本は用意しておくべきでしょう。最近のフライパンは油がなくてもくっつかないテフロン加工のものが多いですが、やはり油を使うと使わないとでは味がまったく異なります。

特に一人暮らしだと簡単に炒めものですませることが多くなりがちですが、炒めものにはサラダ油は必須です。容量の少ないタイプの商品もあるので、料理をする回数が少ない人はそういったタイプの商品を選ぶと良いでしょう。

最低限必要というほど使う頻度は高くない味噌ですが、和食好きな人は用意しておいたほうが良い調味料です。特に、ご飯にはお味噌汁が欠かせないという人は、必ず用意しておきましょう。

一人暮らしで味噌汁を頻繁に作るという人は、普通の味噌よりもチューブタイプの商品がおすすめです。また、だし入りの味噌を買っておくと、お湯に味噌を溶くだけで味噌汁が作れて便利です。

味噌は煮込み料理や炒めものなどどのような調理法にも使えるので、醤油味や塩味に飽きた時に味に変化をつけることもできます。野菜スティックにそのまま味噌をつけて食べたり、ネギやかつお節と混ぜてご飯のお供にするのも良いでしょう。

酢はメインで使うことは少ないものの、副菜作りに活躍してくれます。酢で作るピクルスや漬物は長期間保存することができるので、一人暮らしの食卓やお弁当のおかずなどにおすすめです。

特に一人暮らしになると野菜が不足しがちになるので、野菜を酢漬けにして毎日少しずつ食べると良いでしょう。酢だけだと酸味が強すぎるという人は、砂糖などの調味料を配合したかんたん酢のような商品を使うと良いでしょう。

和食を作る時に欠かせないだしですが、だしを自分で作るのは手間もお金もかかります。しかし、顆粒だしを用意しておけば、お湯に溶かすだけで簡単に美味しいだしを作ることができます。顆粒だしは特に汁物に活躍してくれるので、毎日汁物を作る場合は最低限用意しておきましょう。

顆粒だしにはかつおだしや昆布だしなどいくつかの種類があるので、自分の好みや料理に合わせて選ぶと良いでしょう。また、減塩タイプの商品なども売られているので、塩分が気になる場合そういった商品を選ぶのもおすすめです。

醤油や砂糖と同じく、みりんも和食には欠かせない調味料のひとつです。和食のレシピには必ずといって良いほど使われており、ほのかな甘みとまろやかなコクを加えてくれます。

砂糖だと甘くなりすぎてしまう時に、砂糖の代用品として使うこともできます。また、みりんを入れると煮詰めた時に照りが出るため、見栄えを良くするためにも必要な調味料です。

酒もみりんと同じく、和食作りには欠かせない調味料です。酒は風味を豊かにするだけでなく、魚などの臭み取りにも活躍してくれます。酒はなかったとしても料理を作ることはできますが、本格的な和食を作りたい時には最低限用意しておいたほうが良いでしょう。

白だしは粉末だしとは違い液体タイプの調味料で、お湯などに溶かす必要がありません。使い道がわからないとあまり活躍の場がありませんが、使い方がわかってくるといろいろな場面で活躍してくれます。

白だしにはだしを中心に醤油やみりんなどが配合されているので、これだけで美味しい料理が作れるようになります。自分で調味料を配合するのが苦手な人は、白だしで味をつけてみると良いでしょう。

洋風の料理を作るのであれば、コンソメは最低限用意しておきたい調味料です。コンソメは洋風だしとしては定番の調味料で、パスタソースやスープなどに活躍してくれます。コンソメには固形の商品と顆粒の商品がありますが、一人暮らしの場合は少しずつ使える顆粒タイプがおすすめです。

ただ、顆粒タイプは湿気を吸って固まりやすいので、すぐに使い切ることができない場合は個包装になっている固形の商品を使うと良いでしょう。コンソメといってもその種類はさまざまで、定番のチキンコンソメの他に魚介コンソメや野菜コンソメなどもあります。

オリーブオイルは調理油として使うだけでなく、ドレッシングなどに使うこともできる便利な調味料です。香りの良いオリーブオイルは特にハーブやにんにくなどと相性が良く、イタリア料理にも欠かすことができません。

オリーブオイルには大きく分けてバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの2種類がありますが、特に香りを求める場合はバージンオリーブオイルがおすすめです。最も高級なものはエキストラバージンオリーブオイルと呼ばれていますが、香りや風味が強いのでオリーブオイルをメインに使う料理におすすめです。

ただ、バージンオリーブオイルは値段が高いので、一人暮らしで買うのは厳しいという人も多いでしょう。そこまで香りや風味にこだわらないのであれば、比較的安価なピュアオリーブオイルでも十分です。

チーズが好きな人であれば、粉チーズを常備しておくといろいろな料理にかけることができて便利です。パスタにはもちろん、トーストやサラダ、カレーなど、何にかけても美味しく食べることができます。輪切りにしたトマトに粉チーズをかけるだけでも立派な一品になるように、副菜づくりにも役に立つ調味料です。

また、粉チーズは食事だけでなく、おやつ作りにも使うことができます。粉チーズをフライパンで焼くだけで美味しいチーズせんべいが作れるので、何もない時のおやつやおつまみなどに利用しても良いでしょう。

タバスコは一人暮らしに必須というわけではありませんが、辛いものが好きであれば用意しておきたい調味料のひとつです。パスタやピザにかけるだけでなく、いろいろな料理の辛味づけに活躍してくれます。

また、洋風だけでなく和風やエスニック、中華などさまざまな料理と相性が良いのも嬉しいところです。一人暮らしで活躍する納豆ご飯やカップ麺などにかけて味を変えることもできるので、いろいろな食材と合わせて新しい味にチャレンジしてみましょう。

ケチャップはケチャップライスやオムレツに使ったりと、1本あれば何かと役に立つ調味料です。フライドポテトやチキンナゲットなどの軽食にも使えますし、パスタソースやトマトスープなどの隠し味としても使えます。ただ、料理にはそれほど使わことがないというのであれば、お弁当用の小分けになっているタイプの商品がおすすめです。

小分けタイプは1回で使い切れるようになっているので、一人暮らしを始めたばかりの頃にはぴったりです。少しずつ一人暮らしにも慣れて料理もするようになってきたら、大きな容器の商品に移行していくと良いでしょう。

マヨネーズはサラダやトーストなどに手軽に使うことができ、一人暮らしの生活にも何かと便利な調味料です。サラダを食べたい時にドレッシングがなくても、マヨネーズさえあれば野菜を美味しく食べることができます。

また、上からかけるだけでなく料理にも利用することができ、炒めものの油代わりとして使うのもおすすめです。それ以外にも肉を柔らかくしたり、サンドイッチ、ディップソースに使ったりと使い道はさまざまです。

マヨネーズもケチャップと同じく、お弁当用の小分けの商品から始めると余らせてしまうことがありません。小分けになっていなくても小さい容器のタイプもあるので、それほど使うかわからない時は少量タイプのもので試してみると良いでしょう。

一人暮らしをしていると惣菜の揚げ物などを買う機会も増えますが、そういった時にはソースが欠かせません。もちろん醤油でも食べられますが、揚げ物にはソースだという人は醤油と一緒に最低限用意しておいたほうが良いでしょう。

揚げ物やお好み焼きにかけるだけでなく、ソースは料理をする時の味付けにも活躍してくれます。炒めものにはもちろん、煮込み料理やご飯ものなどさまざまなメニューに活用することができます。

隠し味としてもよく使われるので、レトルトのカレーやパスタソースなどに混ぜてみても良いでしょう。洋風のソースにはウスターソースや中濃ソースがありますが、自分の好みや用途に合わせて選んでみてください。

鶏ガラスープの素は、中華料理を作る時に最低限用意しておいてほしい調味料です。お湯に溶かすだけで簡単に鶏ガラスープが出来上がり、わかめや豆腐などを入れて即席中華スープを作ることができます。

また、一人暮らしで作る機会が多いチャーハンやラーメンなども、鶏がらスープがあれば簡単に味をつけることができます。鶏ガラスープ以外にも味覇や創味シャンタンといった中華スープの素があるので、いくつか試して味の違いを楽しんでみても良いでしょう。

ごま油は調理油としてだけでなく、風味づけやコクを出すのに便利な調味料です。中華料理にはもちろん、和食やエスニック料理との相性も抜群です。中華料理の炒め油として使う他、サラダやスープ、和え物などさまざまな場面で活躍してくれます。

一人暮らしで食べる機会が多いカップ麺や納豆にかけても良いですし、醤油などと混ぜて中華ドレッシングを作ることもできます。一人暮らしだと食事内容が寂しくなることも多いですが、何か物足りないという時はごま油を少しプラスしてみるのがおすすめです。

中濃ソースやウスターソースと違い、オイスターソースは牡蠣のエキスを使った中華風のソースです。中華料理の炒めものに使われやすいですが、照り焼きや焼きそばの味付けにも使えます。ただ、オイスターソースは料理にそのままかけて食べるという使い方をあまりしないので、料理に慣れるまでは小さいサイズのものを買ったほうが良いでしょう。

ラー油はおかずや主食など、いろいろなものに使える便利な辛み調味料です。麻婆豆腐や餃子のつけダレに使われやすいですが、卵がけご飯や冷奴、納豆など何にでもかけることができます。また、最近では食べるラー油のような薬味がたっぷりと入った商品もあり、一人暮らしのご飯のお供にも活躍してくれます。

カレー粉は一人暮らしではそこまで使う機会がありませんが、料理に慣れてきた頃に用意しておくといつもの料理に変化をつけられます。一人暮らしをしていると簡単な炒めものばかり作りがちになりますが、そこへカレー粉を入れるだけでも味をガラっと変えることができます。

もちろんカレーを作ることもできますし、エスニック風なマリネなど少し変わったメニューにチャレンジすることも可能です。最初から用意しなくても問題ない調味料ですが、一人暮らしに慣れてきた頃に試しに使ってみるのも良いでしょう。

一人暮らしの大きな味方となってくれるのが、何かと便利なめんつゆです。うどんやそうめんなどを食べる時には欠かせない調味料で、醤油と同じく最低限用意しておくのがおすすめです。めんつゆはその名の通り麺のつゆとして使えますが、それ以外にも料理の味付けとして活躍してくれます。

めんつゆは醤油をベースにしてだしやみりん、砂糖などを加えて作られており、これひとつで簡単に和食を作ることができます。一人暮らしを始めたばかりの頃は調味料を配合するのも大変ですが、めんつゆさえあればそういった手間が省けるので時短調理も可能です。

一人暮らしの食事でも活躍する鍋料理ですが、ポン酢はその鍋料理に欠かすことができない調味料です。もちろん味がついた鍋であれば必要ないのですが、水炊きや和風の優しい味付けの鍋にはポン酢は欠かせません。

また、鍋だけでなくドレッシング代わりに野菜にかけたり、炒めものや煮物の味付けにも使うこともできます。冷奴や大根おろし、納豆など、一人暮らしには欠かせないお手軽食材との相性も抜群です。

チューブ系の調味料にはすりおろしにんにくや生姜、わさびなどがありますが、どれもとりあえず揃えておくといざという時に便利です。にんにくや生姜は生のまま買っても一人暮らしだとそれほどの量を使いませんし、しかもすぐに傷んでしまいます。

その点チューブの調味料であればすぐに痛むこともなく、使いたい時に使いたい分だけ出すことができます。他にも柚子胡椒やからし、梅ペーストなどいろいろなチューブ系調味料があるので、自分の好きなものを選んで揃えておくと良いでしょう。

焼肉のタレは、一人暮らしだけでなく忙しい主婦の味方にもなる万能調味料です。このタレだけでご飯が食べられるくらいしっかりとした味をしているので、野菜炒めやチャーハンなどの料理が簡単に美味しく作れます。焼いた肉にそのままかけるだけでも立派なメイン料理が作れるので、一人暮らしのズボラ飯にぴったりです。

これらの調味料は湿気に弱く、水分を吸着して固まってしまうことがあります。保存する時は湿気に触れないように、密閉容器に入れて冷暗所に置いておくのがおすすめです。袋詰されている砂糖と塩は入れ替えが必要になってくるので、一人暮らしでも必ず保存容器を用意しておきましょう。

コショウや食卓塩の場合は初めから瓶に入っている商品が多いので、そのまま保存しても大丈夫です。しかし、香りが飛ばないように蓋はしっかりと閉め、直射日光を避けて保存するようにしましょう。

液体調味料は商品によって保存場所が変わりますが、酒やみりんなどのアルコールが多い調味料であれば常温保存で大丈夫です。ただし、みりん風調味料といったアルコール度数の低い商品は、冷蔵保存をしたほうが安心です。醤油は常温の冷暗所でも保存できますが、できれば開栓後は冷蔵庫に入れたほうが良いでしょう。

めんつゆやポン酢といったような調味料が混ざっているタイプの商品は、常温ではなく冷蔵庫で保存するようにしてください。酢は米酢や穀物酢のような純粋な酢であれば、常温の冷暗所に置いておいて大丈夫です。

これらの調味料は常温ではすぐに傷んでしまうので、開栓後は必ず冷蔵庫で保存しましょう。また、開栓後の賞味期限もそれほど長くなく、一度使ったら1ヶ月以内には使い切るのがおすすめです。一人暮らしだとなかなか使い切れないことも多いので、開封した日付を書いて貼っておくと安心です。

小麦粉や片栗粉は常温保存で大丈夫ですが、できるだけ1〜2ヶ月以内に使い切るようにしましょう。また、砂糖や塩などと同じように水分を吸着しやすいので、湿気の少ないところで保存するのが大事です。

湿気の多い時期は、冷蔵庫や冷凍庫で保存しても良いでしょう。粉類はチャック付きの商品もありますが、チャックがない商品の場合は密閉容器や密閉袋に移し替えて保存するのが一番です。

油類は開栓前も開栓後も、常温の冷暗所で保存するのが基本です。夏場など高温になってしまう場合は冷蔵保存でも大丈夫ですが、固まってしまうこともあるので長期間の冷蔵保存はおすすめしません。

油は酸化しないようにしっかりと封をして、直射日光や室内光が当たらないように注意しましょう。なんとなく長持ちしそうなイメージがある油ですが、開栓後は1〜2ヶ月で使い切るのがおすすめです。

一人暮らしに揃えたい最低限の調味料や、おすすめの便利な調味料をまとめました。一人暮らしだと調味料を使い切れないことも多いですが、最近では一人暮らし用に便利な小さな商品が多く売られています。

最低限の調味料を用意したら、自分に合った調味料を少しずつ揃えていくと良いでしょう。一人暮らしの料理にも慣れてきたら、普段使わないように調味料にも挑戦してみてください。