ポッカレモンにカビが生える原因とは？見分け方や活用レシピも紹介

料理やお菓子作りに便利なポッカレモンは、開封後にカビが生えることもあります。カビが生えたポッカレモンの使用は、健康被害を及ぼす可能性があり危険です。

そこで本記事では、ポッカレモンにカビが生える原因について、詳しく解説していきます。さらに、カビが生えたポッカレモンの見分け方や、保存方法についても取り上げています。ポッカレモンを使い切るための活用レシピも、併せて参考にしてください。

ポッカレモンはレモン果汁が原料です。殺菌作用が高く、カビが生えにくい食品とされています。しかし、開封後は時間が経つと、カビが発生する可能性もあります。

ポッカレモンにカビが発生する原因は、開封後にカビの胞子が付着するためです。開け閉めすることで、空中を浮遊している胞子が付着し繁殖するのです。

また、開封後のポッカレモンを常温で放置することも、カビが発生する原因になります。冷蔵庫で保存しても、必ずカビの発生を防げるわけではありません。

しかし、冷蔵庫の中よりも、常温の方がカビは発生しやすくなります。カビの発生を遅らせるためにも、使用後は冷蔵庫で保存しましょう。

カビが生えているか見分けるには、においを嗅いでみましょう。傷んでいる場合は、カビ臭い嫌なにおいがします。

さらに、レモン汁の中に浮遊物がある場合は、カビが発生している可能性も高いです。カビの色や形状は、白、茶色、黒、紐状、紙状、ごま状などさまざまです。

浮遊物の有無は分かりにくいため、開封から時間が経ったポッカレモンは、皿に出して確認しましょう。その他にも、レモン汁に気泡がありフタが自然に開く場合は、中身が変質または発酵している可能性があります。

未開封のポッカレモンの賞味期限は、9ヶ月程度です。しかし、開封後の日持ち期間は、およそ1〜2週間程度になります。

ポッカレモンのラベルには、開封した日付を記載するラベルが貼付されています。開封後は日持ちしないため日付を記載し、1〜2週間を目安に使い切るようにしましょう。

カビを口にしたときの主な症状は、腹痛、下痢、吐き気、発熱などです。少量であれば問題は少ないですが、万が一口にしてしまったときは注意してください。

軽症であれば、自宅で過ごしても大丈夫です。しかし、症状が重い場合は、医療機関で受診してください。また、カビが生えたポッカレモンは、加熱しても殺菌できません。カビを確認した場合は、食べずに破棄しましょう。

蓋や注ぎ口にレモン汁がついたまま放置していると、カビが繁殖しやすくなります。使用後は、注ぎ口や蓋を清潔に保つことが大切です。

拭き取る際は、清潔なペーパー類を使用しましょう。汚れた布巾などで拭き取ると、雑菌が繁殖する原因になるため注意してください。

ポッカレモンを使用した後は、清潔にしてすぐに冷蔵庫へしまいましょう。カビが好む温度は、10～40度です。調理台やテーブルの上に出したままにしておくと、カビは発生しやすくなります。

24時間常温で放置すると、数日でカビが生えることもあります。ポッカレモンは保存料を使用しておらず日持ちしないため、使用後は必ず冷蔵庫で保存してください。

1〜2週間で使い切るのが難しい場合は、傷む前に冷凍保存をするのがおすすめです。瓶のまま冷凍すると破裂する危険があるため、冷凍する場合は、プラスチック容器のポッカレモンにしましょう。

容器のまま冷凍すると使いづらい場合は、製氷皿を利用するのがおすすめです。製氷皿にレモン汁を入れて冷凍し、凍ったら取り出して、保存袋に移して保存します。冷凍保存をしたポッカレモンの賞味期限は、1ヶ月程度です。

【材料】

• ポッカレモン…大さじ2
• 水…130ml
• グラニュー糖…50g

• 水…20ml
• 粉ゼラチン…小さじ1

• 卵白…30g
• 塩…ひとつまみ
• グラニュー糖…6g

1. Aの材料を混ぜ合わせておきます。
2. 鍋に水とグラニュー糖を加え、混ぜながら加熱します。
3. 沸騰したら火を止めて、ポッカレモンと1を加えてかき混ぜます。
4. ボウルに水を張り、3を鍋ごと冷やします。
5. 卵白に塩を加えかき混ぜます。
6. 白くなったらグラニュー糖を加え、ツノが立つくらい混ぜます。
7. 6に4を加え混ぜます。
8. 容器に7を注ぎ、冷凍庫で凍らせます。
9. 凍ったら容器から取り出し、ミキサーで滑らかにします。
10. 再び容器に入れて凍らせたら完成です。

ひんやり冷たく、口溶け滑らかなレモンシャーベットの作り方です。卵白を泡立てる手間はかかりますが、少ない材料で簡単に作れます。冷凍できるため、長く楽しめる点もメリットです。

【材料】

• 牛乳…600ml
• ポッカレモン…大さじ3
• 塩…2つまみ

• パンケーキミックス…200g
• 牛乳…200ml
• 油…適量

• 豆乳…90ml
• ポッカレモン…小さじ2
• 油…大さじ2
• 塩コショウ…適量

1. 牛乳をボウルに入れ、500wの電子レンジで6分加熱します。
2. ポッカレモンを加え、軽く混ぜます。
3. 透明な液体と、白い塊になるまで置いておきます。
4. ざるにキッチンペーパーをしき、3を入れて10分かけてこします。
5. パンケーキの材料を混ぜ合わせます。
6. フライパンに油を薄くしき、パンケーキを焼きます。
7. 豆乳レモンソースの材料を混ぜ合わせます。
8. 全て盛り付けたら完成です。

カッテージチーズは、牛乳とレモン果汁で簡単に作ることができます。電子レンジを使用すれば、手間もかかりません。

豆乳ソースにもポッカレモンを加えているため、爽やかな味わいのパンケーキプレートに仕上がります。スクランブルエッグやベーコンなど、お好みのトッピングを添えてください。

おいしいサラダを食べたいときは、ポッカレモンで手作りドレッシングに挑戦してみましょう。マヨネーズをベースにしているため、簡単に味が決まります。

砂糖の代わりに蜂蜜を加えても、美味しく仕上がります。混ぜるだけの簡単レシピで、野菜がたっぷり食べられるでしょう。

ポッカレモンは、保存料を使用していないため日持ちしません。開封後は、1〜2週間を目安に使い切りましょう。使い切れない場合は、傷む前に冷凍保存するのがおすすめです。また、本記事の活用レシピも参考にしてみてください。