わさびの賞味期限はどれくらい?腐った時の見分け方や保存方法も解説

わさびの賞味期限を確認する際、腐ったわさびの見分け方や賞味期限切れのわさびがいつまで食べられるかご存知でしょうか。この記事では、わさびの賞味期限の基礎知識から、いつまで食べられるかを種類別に紹介します。わさびについて疑問があれば、是非チェックしてみて下さい。

わさびの賞味期限はどれくらい?腐った時の見分け方や保存方法も解説のイメージ

目次

  1. 1わさびの賞味期限はどれくらい?
  2. 2わさびの種類別賞味期限
  3. 3小袋わさびに賞味期限の表示がないことがあるワケ
  4. 4わさびの保存方法
  5. 5腐ったわさびの見分け方
  6. 6賞味期限切れのわさびはいつまで食べられる?
  7. 7わさびの賞味期限に注意しよう

「わさびの賞味期限がどれくらいか知りたい」
「生わさびって冷凍保存できるの?」
「チューブわさびは未開封と開封後で賞味期限は変わる?」
このように、普段からわさびを使う方にはたくさんの疑問があるのではないでしょうか。


この記事では、わさびの賞味期限や保存方法といった基礎知識に加え、種類別の特徴について紹介します。


この記事を読むことで、わさびの種類別の賞味期限や保存方法について把握できます。その知識をもとに用途にあったわさびを選択できるため、賞味期限や保存方法について疑問がある方でも安心してわさびを使えるようになるでしょう。


わさびの賞味期限や保存方法について疑問がある方は、是非この記事をチェックしてみて下さい。

わさびの賞味期限はどれくらい?

わさびは日本原産の水生植物で、水がキレイな渓流や谷川に自生する多年草です。刺身や寿司、蕎麦を食べる際に欠かせないわさびですが、主な種類には生わさび、チューブ、粉などがあります。


この記事では、わさびの賞味期限はどれくらいか紹介します。

そもそも賞味期限とは?

賞味期限とは、「包装をあけないままでおいしく食べられる品質を保っておける期限」のことで、比較的いたみにくい食品に用いられます。


また、消費期限は「表示されている年月日まで安全に食べられる期限」のことなので、間違えないようにしましょう。

わさびの種類別賞味期限

普段の生活の中で目にしたり食べたりするわさびには色々な種類がありますが、それらは賞味期限や保存方法が異なるため、おいしく食べるために特徴を把握しておくことが重要です。


ここでは、わさびの種類別賞味期限について紹介します。

生わさびの賞味期限

生わさびの賞味期限は、すりおろしていない状態の冷蔵保存で1ヶ月ほどですが、生わさび1本でも一般家庭で使い切るには食事数回ぶんの量があるため、賞味期限を延ばしたい場合はラップで包んで冷凍保存すると風味を残したまま1年ほど保存できます。

おろした生わさびの賞味期限

すでにすりおろした生わさびの賞味期限は冷凍保存したものでも3ヶ月ほどとされています。おろしたてと比べると風味は落ちるため、少量の砂糖を加えることで辛味を復活させる方法もありますが、おいしく食べるためには賞味期限を守りましょう。

チューブわさびの賞味期限

使いたい量を出せて保存も簡単にでき、賞味期限も比較的長いとされるチューブわさびはとても使い勝手がいいため常備されている方も多いのではないでしょうか。


しかし、未開封と開封後では賞味期限に差があることを知っておきましょう。

未開封の目安

未開封のチューブわさびの賞味期限の目安はおよそ12ヶ月とされています。チューブわさびはお店で売られているものもそうであるように、未開封なら常温での保存が可能です。ただし、開封してしまうと賞味期限も変わり、冷蔵保存が必要になります。

開封後の目安

開封後のチューブわさびの賞味期限の目安はおよそ3ヶ月とされています。商品を提供しているメーカーは基本的に開封していない状態のものを基準に賞味期限を設定しているため、おいしく食べるためには早目に使い切ることを意識しましょう。

小袋わさびの賞味期限

小袋わさびとは、刺身やお寿司を買ったときについてくる使い切りタイプのわさびのことで、当然賞味期限は設定されています。ただし、小さいサイズなので小袋そのものには賞味期限が表示されていない場合があることを覚えておきましょう。

未開封の目安

未開封の小袋わさびの賞味期限の目安はおよそ3ヶ月とされています。このタイプは小袋そのものに賞味期限が表示されていない場合があるため、食品についてきたものは購入した当日や早いタイミングで使い切ってしまった方がいいでしょう。

開封後の目安

開封後の小袋わさびの賞味期限の目安はおよそ数日とされています。1回で使い切れる内容量なので、開封したら食べ切ってしまった方がいいでしょう。残しておいても数日しか賞味期限がもたないうえに風味も落ちるため、メリットがありません。

粉わさび・練りわさびの賞味期限

粉わさび・練りわさびは、チューブわさびと比較すると日常生活ではあまり馴染みのないタイプではないでしょうか。粉末状になっているため、保存方法さえしっかりしていれば1年から2年ほども長持ちする賞味期限の長さが特徴のわさびです。

未開封の目安

未開封の粉わさび・練りわさびの賞味期限の目安は袋入りタイプがおよそ18ヶ月、缶入りタイプがおよそ24ヶ月とされています。


保存しておける期間が長いだけでなく、使うときは必要な量だけ取り出せる便利さも粉わさび・練りわさびの特徴です。

開封後の目安

開封後の粉わさび・練りわさびの賞味期限の目安は袋入りタイプがおよそ18ヶ月、缶入りタイプがおよそ24ヶ月とされています。


開封後でも未開封のものと賞味期限が変わらないことから、それだけ長期保存に適した種類だと言えるでしょう。

小袋わさびに賞味期限の表示がないことがあるワケ

小袋わさびにはとてもサイズが小さい特徴がありますが、このぐらい小さなものは賞味期限の表示が義務ではないため省略してもいいことが法律で定められています。


そのため、賞味期限が気になる場合はセットになった食品と食べ切るようにしましょう。

わさびの保存方法

各種わさびの賞味期限を保つためには、それぞれに適した保存方法を把握しておくことが重要です。常温で保存できるものや、少し手間が必要なものなどありますが賞味期限を保つために覚えておきましょう。


ここでは、わさびの保存方法について紹介します。

生わさびの場合

すりおろす前の状態なら、グラスにわさびを入れて頭が出るくらいの高さまで水を注ぎ、そのまま冷蔵庫で保存できます。


そして1日1回、グラスの水を取り替えることでおよそ1ヶ月ほどは新鮮な状態を保ったまま賞味期限を延長できます。

チューブわさびの場合

未開封なら常温保存で賞味期限を保てますが、気温の変化がなだらかで直射日光の当たらない場所での保管が理想的です。


開封後であれば常温での保存はチューブわさびを腐らせてしまうため、使わないときはキャップを閉めて速やかに冷蔵庫へ戻しましょう。

小袋わさびの場合

小袋わさびの賞味期限はおよそ3ヶ月ですが、未開封であればチューブわさびと同じように常温保存で大丈夫です。


しかし、開封後使い切れずに保存する場合は、ラップで包んだり冷蔵バッグに入れたりしてから冷蔵庫へ入れると賞味期限が保てます。

粉わさび・練りわさびの場合

長期保存できる特徴のある粉わさび・練りわさびの場合は、未開封なら常温保存でも賞味期限が保てます。


開封後でも、冷蔵庫に入れられるような容器(冷蔵バッグなど)に詰め替えて空気に触れないように冷蔵保存すると賞味期限が長持ちします。

腐ったわさびの見分け方

わさびの辛さのもととなっている物質には強力な抗菌作用があり、菌が増えるのをおさえる効果があるため腐りにくく、それがチューブわさびなどに保存料が使われていない理由でもあります。


しかし、保存状態によっては腐ってしまうため見分けられるようになりましょう。

生わさびの場合

わさびの抗菌作用は辛味成分によるものですが、揮発性のため保存をしっかりしないと腐敗がどんどん進みます。


腐敗の初期は表面が乾燥して薄黄色っぽくなり、腐敗が進むと表面が溶けたりカビが発生したり、色も茶色から黒っぽくなって酸っぱい臭いがしてきます。

チューブわさびの場合

チューブわさびが腐ってしまった場合の特徴には、色が茶色っぽく変色する、わさび独特のツーンとした香りがなくなる、わさびの味そのものがしなくなる、カビが生える、水分が少なくなるといったものがあるので使う前にチェックしましょう。

小袋わさびの場合

賞味期限を大きく過ぎて小袋わさびが腐ってしまった場合には、わさびが入っているパックが膨らむ現象が起こります。


中身は茶色っぽく変色している、酸っぱい臭いや味がする、ヌルヌルしている、水分が抜けているといった状態になります。

粉わさび・練りわさびの場合

各種わさびの中でも長期保存できて賞味期限が長い特徴を持つ粉わさび・練りわさびですが、腐るとダマになる、変色する、カビが生える、風味や味が落ちるといった変化が起こります。


賞味期限が長いからと油断せずに、保存をしっかりしましょう。

賞味期限切れのわさびはいつまで食べられる?

ツーンと鼻を抜ける鮮烈な香りや見た目に鮮やかな緑色といった魅力あふれるわさびですが、その個性的な薬味は賞味期限が切れても食べられるのか、また、いつまで食べられるのでしょうか。


ここでは、賞味期限切れのわさびがいつまで食べられるか紹介します。

生わさびの場合

生鮮食品である生わさびは加工食品とは違い、はっきりとした賞味期限はありません。保存状態によっては目安の1ヶ月を越えてもおいしく食べられる場合もありますが、明確な賞味期限がないため見た目や香りから腐っていないか判断しましょう。

チューブわさびの場合

未開封で保存されたチューブわさびの賞味期限はおよそ12ヶ月とされていますが、賞味期限が切れてからも食べられる限度はおよそ2ヶ月から6ヶ月と言われています。


あくまで一応の目安なので、未開封でも保存方法によって賞味期限は変わってくるでしょう。

小袋わさびの場合

未開封で保存された小袋わさびの賞味期限はおよそ3ヶ月とされていますが、賞味期限が切れてからも食べられる限度はおよそ18日から45日と言われています。


スーパーや回転寿司でもらったものを何ヶ月もためないように気をつけましょう。

粉わさび・練りわさびの場合

腐りにくく賞味期限が長い特徴のある粉わさび・練りわさびは、空気に触れないように保存しておくことで長期保存できますが、賞味期限切れしてしまった場合は風味や味が落ちることも考慮して、3ヶ月以内を目安に使い切るようにしましょう。

わさびの賞味期限に注意しよう

今回は、わさびの賞味期限はどれくらいなのか、また、腐った時の見分け方や保存方法などについて紹介しました。


普段の生活の中でわさびを使う方やわさびが好きな方は、安心して食べられるよう賞味期限について知るための参考にしてみて下さい。

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