一人暮らしの料理は作り置きがおすすめ！簡単で節約にもなるレシピ！

ついつい外食やコンビニ弁当が続いてしまう、一人暮らしの食生活。作り置き料理のレシピをいくつか覚えておくだけで、食生活をぐっと改善することができます！「でも料理するのは面倒くさい…」「一人暮らしだと買ったほうが安いし…」そんな風に思っている人には作り置き料理がおすすめです。

作り置きは実はとても簡単で、しかも節約になります。凝った料理はしなくてもOKです！フライパン一つでできる簡単料理も沢山ありますので、ぜひこの記事を見て、チャレンジしてみてください。

一人暮らしは、家賃や光熱費、通信費等、色々と出費が気になりますよね？できれば自由に使えるお金を多く残して、好きなものを買いたいものです。そんな中でも、食費は一番てこを入れやすい節約対象です。

勿論、食費を節約するためにカップラーメンばかり食べたり、コンビニのおにぎりばかり食べるのはタブー。健康で美味しい食事をするためにも、一人暮らしの方でも料理は必須です。

例えば、ファミリーレストランなどでハンバーグ定食を注文すると、約800円ほどの出費になります。おなじ内容のメニューを自炊すると、一食当たり300円程度。一食で約490円の差が生まれます。これが1週間だと、490円×7日＝3430円。1か月だと13000円以上の節約になります。料理時間も、まとめて作り置きをしてしまえば、そこまで時間もかかりません。

外食が続くと、いつも同じものばかり注文してしまいがちです。そうすると、当たり前ながら栄養が偏ってしまいます。作り置き料理は野菜を使ったものも多いため、お肉や揚げ物ばかりでなく、野菜の栄養素も簡単に摂取できます。

外食で野菜をたっぷりとることは、実は難しい。自分で選んで買った野菜を、たくさん食べられるのは一人暮らしの自炊の醍醐味のひとつです。作り置き料理で、平日の忙しい夕食こそ、栄養たっぷりのご飯を食べてください。

とはいっても、料理をするのは時間がかかるし面倒・・と思われる方もいるかもしれません。確かに、疲れて帰ってきた日に、食材を切ったり煮たりするのは面倒ですよね？そんな時でもうれしいのが作り置き料理。まとめて作っておけば、疲れた日は、冷蔵もしくは冷凍した料理をレンジでチンするだけで、簡単に美味しいご飯にありつくことができます。外に食べに行くよりも簡単で時間もかかりません。

これから作り置き料理を始めようと思っている方に、おすすめの便利グッズを紹介します！100均やニトリ等で買えるものもありますので、参考にしてみてください。

有名なのはジップロックの保存容器。レンジ可、食洗器可、密封率高。大きさも色々あり、料理によって使い分けができるのでおすすめです。

軽くて手頃で便利なプラスチック容器ですが、長期間入れておくと色移りをしたり、食材のザラザラが移ったりするので、たまに買い替える必要が出てきます。ダイソー等の100円均一にも同様の商品が沢山売っているので、沢山買いたい方や、衛生的に気になる方は、そちらを購入してもいいですね。

プラスチック保存容器より少しお値段が上がりますが、長く使えて見た目も可愛いホーロー製の保存容器も、一人暮らしの作り置きにおすすめです。見た目が可愛いだけでなく、色やにおいがつきにくく、油残りもしにくいので、作り置きにぴったりです。ニトリや無印良品等でも、比較的低価格で売っていますので、チェックしてみてください。

一人暮らしだと、インスタントラーメンを作るような小さな片手鍋しか持っていない方も多いのではないでしょうか？作り置きは、1家族分ぐらいの量を一気に作ることが多いため、すこし大きめの両手鍋を準備しておくとよいでしょう。

圧力鍋や、ブランドものの鍋等、質の良いものは必要ありません。量販店に売っているような鍋でも美味しく仕上がりますので、ご安心ください。

年中スーパーで買えて、値段も安いいわし。既にひらいてあるものを使えば、簡単にお米に合う料理を作ることができます。そんな中でもいわしの定番料理「いわしの生姜煮」。

いわし（小ぶりのもの。すでに頭と内臓が取られているものが便利。）を400g、生姜2かけ（皮をむいて千切り）、昆布、梅干しを準備しておきます。フライパンに水100cc、布巾でふいた昆布5cm×2、酢、砂糖、醤油を入れて煮立たせます。いわしを並べ、再び煮立ったら、生姜・つぶした梅干しを入れ、落し蓋をして、中火で10分煮ます。

煮汁がトロリとしてきたら、火を止め、冷まして味をなじませれば完成です。梅の風味と生姜が効いた、お米にもお酒にも合う一品です。フライパン一つで簡単なのに、本格的な料理ができます。

上記の材料で4～5食分できます。保存容器に入れて冷蔵保存すれば、1週間程度日持ちします。

あっさりした味付けで、どんな料理にも合う作り置き料理「豚肉と玉ねぎのさっと炒め煮」を紹介します。豚薄切り肉300g、玉ねぎ半分を準備します。豚薄切り肉は、より節約になるバラ肉やこま切れ肉を使ってもOKです。この材料で、5食分ぐらいできます。

豚肉には下味として塩をふっておき、玉ねぎはみじん切りにします。油を引いたフライパンに豚肉を入れ、表面の色が変わるぐらいまで焼きます。そこに玉ねぎを入れ、軽く炒めます。ポン酢大さじ3、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れ、蓋をします。弱火で3～5分程度蒸し焼きにすれば完成。

お米と合わせて食べたいときは、生姜や醤油を合わせて炒めればなお美味しくなります。保存容器に入れて、５日は日持ちします。アレンジもできそうなレシピですね。

みんな大好き「チキンのトマト煮込み」も、簡単に作り置きしておくことができます。難しい味付けはしなくても、美味しいチキンが食べられます。一人暮らしの食卓には十分なメイン料理ですね！

鶏もも肉300g、ピーマン2個、玉ねぎ1個を準備します。鶏肉は一口大に、ピーマンは細切り、玉ねぎは薄切りにしましょう。鍋に油をひき、お好みでにんにくを入れ（にんにくが苦手な方は入れなくてもOK）、香りが立ってきたら、皮面を下にして鶏肉を焼きます。

鶏肉を裏返して、両面に色がついたら、ピーマンと玉ねぎも入れて炒めます。そこにトマト缶1缶、コンソメ小さじ1、塩コショウを入れ、落し蓋をして煮詰めます。この時に、白ワインを入れればなお深みのある味になります。

水っぽさがなくなるまでしっかり煮れば、完成です。お米にもパンにも合うチキンのトマト煮。飽きずに食べることができるでしょう。保存容器に入れて5日程度冷蔵で日持ちします。こちらの料理も鍋一つでできる簡単料理ですね。

食物繊維がたっぷりで、シミ・ソバカスを防ぐビタミンCもたっぷり含まれるれんこん。そんなれんこんをさっぱり美味しくいただける料理「れんこんの梅和え」を紹介します。

れんこん250g、梅干し2個を準備します。れんこんは皮をむいて薄い半月切りにし、酢水に10分程度さらします。そのあと、塩を入れた熱湯でさっとゆで、ざるにあげておきます。ボウルに、種を除いてたたいた梅干し、みりん小さじ2、れんこんを合わせて混ぜ合わせれば完成。

メイン料理にはなりませんが、こってりした味付けが多くなってしまったときに副菜として添えれば、栄養の偏りを防ぐことができます。保存容器に入れて3～4日冷蔵で持ちます。

様々な野菜をたっぷりとれる料理「ラタトゥイユ」。ここで紹介する材料以外にも、その日に安い食材を入れれば、節約になります。

なす2本、パプリカ1個、ズッキーニ１本、トマト2個を準備します。なす、パプリカ、ズッキーニを一口大に切り、トマトはヘタを除いて大きめに切っておきます。鍋に、オリーブオイル、にんにく（お好みで）を中火にかけ、香りが出てきたら、トマト以外の野菜をすべて入れて炒め合わせます。

全体に火が通ってきたら、トマトを手でつぶしながら加え、蓋をして中火で20分ほど煮ます。塩コショウ、醤油、お好みでコンソメで味付けをし、煮立てて冷ませば出来上がりです。トマトの代わりに、トマト缶を使っても、より簡単に節約して作ることができます。

パンに乗せたり、玉子で包んでオムレツにしたり、アレンジも豊富にできるので、飽きにくい料理です。煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵で5日持ちます。季節の野菜を使って、自分なりのラタトゥイユを作ってみてください。

格安で多量が手に入る春雨。実は炭水化物やカルシウムが含まれている食材です。そんな春雨を使った料理は多数ありますが、今回の作り置きレシピは「春雨サラダ」です。

春雨100g、もやし2分の1袋、きゅうり1本、ハム4枚を準備します。この材料で、5人はおなか一杯食べれるぐらいの量ができます。思っている以上にできるので、作りすぎ注意です。春雨は熱湯につけ、透明になったら水気を切って、食べやすい長さに切ります。もやしもさっと茹で、ハムときゅうりは細切り。

ボウルに酢、醤油、砂糖、ごま油を入れ、下準備した材料をすべて加え、混ぜ合わせます。最後にすりごまを入れれば完成です。保存容器に入れて冷蔵で3～4日持ちます。サラダですが、春雨のおかげでおなかが膨れて、ダイエットメニューにもおすすめです。

普通のハンバーグより、ボリュームが出る上にヘルシーな節約レシピ「豆腐ハンバーグ」。一人暮らしの作り置きにもおすすめです。しかも今回は、フライパンも使わずにレンジで完成するレシピをご紹介します。

鶏ひき肉200g、絹豆腐1丁、パン粉150ml、めんつゆ二倍濃縮大さじ1を準備しておきます。材料すべて＋ごま油大さじ1をボウルに入れ、豆腐をつぶすように混ぜ合わせます。柔らかいので簡単に混ざります。そのタネを10等分し、手で俵型に成型します。

皿の上に並べ、ふんわりラップをし、レンジで5～6分加熱すれば、もう出来上がりです。冷蔵保存で3～4日持ちます。冷めてもふんわり美味しいハンバーグなので、お弁当にもおすすめです。

大葉と大根おろし、醤油をかければ簡単に本格的なメイン料理ができます。そのほかにも和風あんかけなどをかけても美味しいですね。

こちらも人気の定番和食レシピ「きんぴらごぼう」です。食物繊維たっぷりな上に、安く手に入るごぼうは、一人暮らしにはうれしい栄養満点食材ですね。きんぴらごぼうもお鍋ひとつで簡単に作ることができます。

ごぼう1本、にんじん3分の1本を準備します。それぞれを細切りにしておきます。鍋にごま油を熱し、ごぼうとにんじんを炒め、しんなりしてきたらダシの素小さじ2分の1、水100cc、砂糖、醤油、みりんを入れます。弱火で煮て、煮汁がなくなり味がなじんだら出来上がり。

ごぼう・にんじんだけで作れる節約料理です。保存容器で5日は日持ちします。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもおすすめです。

こんにゃくや油揚げを追加して炒めると、ボリュームが出て、しっかりした副菜になります。お好きなようにアレンジしてみてください。

いかがでしたでしょうか？どのレシピも簡単で、忙しい一人暮らしライフの中でも、チャレンジしやすいのではないでしょうか？一人暮らしの方にもおすすめの作り置き料理は、この記事でご紹介した以外にも沢山あります。ぜひ参考にしてみてください！

どうしても一人暮らしの食事は面倒で、外食に頼ってしまいがち。でも、自分で材料を選んで、料理して食べるのはとても楽しいものです。また、毎日コンビニで買ったお弁当を食べるのも、少し寂しい一人暮らしが、さらに物悲しくなってしまいます。

野菜を使った美味しい料理は、一人暮らしの食事を豊かなものにしてくれます。単に「食べるだけ」の食事ではなく、折角なので楽しい食事になるように、まずは作り置き料理からチャレンジしてみるのはいかがでしょうか？

料理は手間がかかるし面倒、というイメージがある方も多いかもしれません。しかし、初めて見ると意外な楽しさに気づくことも多くあります。旬の食材を、自分の好きな味付けで食べられる、しかもお店で食べるよりも格安で。簡単な作り置き料理からチャレンジして、ゆくゆくは色んな料理を作れるようになれば、より一層一人暮らしの食事が楽しくなるでしょう！