ガスボンベの捨て方・処分方法を解説!やってはいけないこと・注意点まとめ

ガスボンベの捨て方や、処分方法を解説します。ガス抜きをする際にやってはいけないことや、服装の注意点などをまとめました。ガスボンベはどのような捨て方をすると安全に作業ができるのかを伝授!ガスボンベの処分法に困ったら、読んで欲しい記事です。

ガスボンベの捨て方・処分方法を解説!やってはいけないこと・注意点まとめのイメージ

目次

  1. 1ガスボンベの捨て方・処分方法を徹底解説
  2. 2ガスボンベの捨て方で絶対にやってはいけない注意点
  3. 3ガスボンベの捨て方・処分方法の手順
  4. 4ガスボンベの捨て方に迷ったらお客様センターに問い合わせる
  5. 5ガスボンベの捨て方・処分方法まとめ

ガスボンベの捨て方・処分方法を徹底解説

ガスボンベとカセットコンロ

ガスボンベは整髪料や消臭剤など、生活の中で意外とよく使います。しかし、捨て方がよくわからないという声ををよく聞き、実際に困っている人も多いです。カセットボンべはどのように捨てるのが正しいのでしょうか?捨て方、処分方法を紹介します。

ガスボンベの捨て方で絶対にやってはいけない注意点

ガスボンベは捨て方を誤ると、ガス処理施設やゴミ収集車の破損、火災事故に繋がる可能性があり危険です。ガスボンベは自治体ごとにゴミ出しルールが違うので、ゴミ出しをするときに戸惑ってしまったという人も多いです。

ガスボンベを捨てる際には、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?処分する際に、絶対にやってはいけない注意点を紹介します。

捨て方の注意①ガスボンベの中身を出し切らないまま穴は空けない

ガスボンベ

捨て方の注意点として、ガスボンベは必ず中身を使い切ってから、穴を開けるようにしましょう。ガスを出し切らずに穴を開けると、その穴からガスが漏れ出し、近くの火気に引火する可能性が高くなります。ガスボンベを捨てる際は、穴を開けるかの有無に関わらず、必ず中身を使い切るようにしましょう

捨て方の注意②台所や車など火気の近くでガス抜きをしない

車

ガスボンベのガス抜きは、風通しの良いところの風上側で行うようにしましょう。屋内で作業をすると、台所や給湯器などに残存したガスが、何らかの影響で発火し爆発してしまう危険性があるため、絶対にしないで下さい。ガスボンベに含まれるLPガス、ジメチルエーテルには可燃性があり、空気より重く下に溜まるという性質があります。

そのため、部屋の底に溜まったガスは換気されないので、屋内で作業をすると引火や爆発の原因になってしまうのです。また、車の近くで作業をするのも危険なので、しないようにして下さい。ガソリンなどに引火すると大事故の危険性があります。

捨て方の注意③静電気の起きやすい服装で作業しない

ニット帽と手袋とコート

ガスボンベを処分する際は、静電気が起きやすい服装で作業をしてはいけません。ガス抜きをしている際に出た可燃性のガスが、服の摩擦によって起こった静電気に引火する可能性があるのです。重ね着をしがちな冬場は、特に注意をしてください。服の素材の組み合わせによって、静電気の強さが変わります。

ウールのセーターとポリエステル素材のフリースなどの組み合わせは静電気が起きやすいので、ガス抜き時には着用しないようにしましょう。また、湿度が30%未満の乾燥している時も静電気が発生しやすいため、湿度の低い冬場は特に注意が必要です。

ガスボンベの捨て方・処分方法の手順

次に、ガスボンベの捨て方や処分方法の手順について説明します。ガスボンベは、自治体によって処分方法が違うので、ここでは一般的な手順を紹介します。

ガスボンベの捨て方①ガスボンベを振って中身がないかを確認

ガスボンベ

まず、使用済みのガスボンベを振ってみて、中身がないか確認することが重要です。振った際に、水の動くような音がしないか注意して聞いてみましょう。ガスボンベの中で音がしたり、容器の中で液体が動いたりした場合は中身が残っているので、しっかりガス抜きをすることが重要です

ガスボンベの捨て方②少しでも中身がある場合はガス抜き

赤い煙が出たガスボンベ

ガスボンベのガスは少しでも残っていたら、火災や爆発の恐れがあります。ガス抜きをする際は徹底的にすることが重要です。ガス抜きをする際に注意する点をまとめました。

ガスボンベのガス抜きは火気のない屋外で

ガスボンベのガスは可燃性なので、火の気があると引火する恐れがあります。空気の乾燥に注意し、風通しの良い屋外で作業をするようにしましょう。おすすめは、雨上がりで風のある日に屋外で作業をすることです。自宅が一軒家の場合は、庭で処分することが理想的です。

自宅がマンションなどの集合住宅の場合は、ベランダで作業するのが一番風通しがよくおすすめです。その際は、窓がしっかり閉められているか確認しましょう。また、近隣住民の迷惑にならないように、洗濯物を干している時間などは避けるようにしましょう。

ノズルを下に地面に押し付けてガス抜き

ガスボンベのノズル部分を下にして、コンクリートなどの硬い地面に押し付けてガスを抜きます。少し斜めの角度で地面に押し付けると、ガスが噴射しやすくなります。

ガスボンベのメーカーによっては、ガス抜きキャップが装着されているので、確認してみてください。残量にもよりますが、ガスの噴出が止まるまで、1〜3分ほどかかります。シューという音がしなくなると、ガス抜きは完了です。

ガスボンベの捨て方③自治体指定の処理を行う

青いネットがかかったゴミ袋

中身を完全に出したガスボンベの捨て方は、自治体によって異なります。穴を開けるか開けないかなど処分方法は、居住地区の自治体のルールをもう一度確認してみてください。

カスボンベの穴あけ方法

最近では、スプレー缶に穴をあける際に火災事故が起きてしまう事件もあることから、穴あけをしないように指示している自治体が増えています。一方で、穴あけを指示している自治体もあります。その際に注意すべき点や穴あけ方法を説明します。

ガスボンベの穴あけをする際は、市販されている缶専用の穴あけ器などで、できるだけたくさんの穴をあけるようにしてください。穴あけ器は、ホームセンターなどで購入することができます。

釘や金槌を使って穴を開けると火花が発生して、引火する可能性があるので絶対に使わないようにしてください。また、釘打ちやニッパーなどの切り込みで穴を開けるのも怪我などの原因になるのでやめましょう。

ガスボンベの捨て方④指定されたごみの日に出す

ゴミ捨て場

ガス抜きが完了したガスボンベは、他のゴミとは一緒にしないでゴミ出しをします。自治体によってガスボンベを捨てる際のゴミの日が違うので、居住地域の収集日を確認してみてください。ガスボンベの捨て方がわからない場合や、捨てる手間を省きたいという人は個別で資源回収業者に依頼すると有料で回収してくれるので、安心です。

未使用や満タンのガスボンベはどう処分する?

大掃除をしていたら未使用のガスボンベが出てきたということはよくあります。未使用のガスボンベは、自治体で回収してくれないことも多いです。まず、自治体に回収可能かどうかを聞いてみましょう。もし、自治体で回収できないようなら、資源回収業者に依頼しましょう。

自身でガス抜きをすることは、引火の危険性などがありおすすめできません。未使用のガスボンベが新しいものの場合は、リサイクルショップで引き取ってくれることもあります。近くのリサイクルショップに問い合わせてみましょう。一方で、未使用のガスボンベが古い場合は、処分業者に依頼するのが最も安心です。

ガスボンベの捨て方に迷ったらお客様センターに問い合わせる

カセットボンベに関するお問い合わせ窓口は、カセットボンベお客様センターです。電話番号は、0120-14-9996となっています。(受付時間:平日10:00~17:00)各メーカー連絡先は下記に記載している窓口を参考にしてお問い合わせください。
 


ブランド品名
 

電話番号

アイ・ボンベ

03-5405-5643

イワタニカセットガス

0120-156-269

クッキングファイヤー
ニューファイヤー

0120-117-446

だんらん
マイクッカー
パルエース

048-721-1688

サンボンベ
ガス・サン

048-758-8075

マイフレーム

0263-82-3151

RF
にぎわい
ジョイファイヤー
レインボーフレーム

0120-239-055

ガスボンベ
ミニガスボンベ

0120-345-135

タイガー カセットボンベ

0570-011101

コン郎

0120-099-807

ジョイック
デイリー
トーホーハンディガス ゴールド
トーホーハンディガス ミニ
シャトル JH
ファミリーカセットボンベ

0120-006-891

キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ CB-120

0256-35-3117

めぐみ・なべっ子カセットボンベ

06-6222-8225

マイボンベL
マイボンベ・L
マイボンベ・アルファ

0120-551-256

火子ちゃんボンベ
Regardez(ルガルデ)ボンベ
ファイヤーシェフボンベ

0120-700-130

サカエ富士 ガスカートリッジ

0533-73-1190

キガ パワーガス CB(株)スノーピーク0120-010-660

0120-010-660

ガスボンベの捨て方・処分方法まとめ

ガスボンベの捨て方や処分方法をまとめました。ガスボンベを処分する際は、必ず使い切ってから捨てるのが重要です。また、ガスボンベは自治体によって、処分方法が違います。

再度、自治体に問い合わせるなどして、居住地域のガスボンベの捨て方を確認しておくようにしましょう。今回の記事を、ぜひガスボンベを処分する際の参考にしてみてください。

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