チャイナブルーのレシピとカクテル言葉!幻想的な青色カクテルの味や度数!

チャイナブルーはライチの香りと甘さを持つフルーティーな味わいのカクテルです。アルコール度数は低めで女性にも飲みやすく、青い色の美しさはグラスを持つ人の手元をさわやかに演出してくれます。そんなチャイナブルーの名前の由来とカクテル言葉、同じようなブルー系カクテルのレシピを知っているとバーでも役立ちます。チャイナブルーを安心して注文できるように味とレシピをチェックしておきましょう。

チャイナブルーのレシピとカクテル言葉!幻想的な青色カクテルの味や度数!のイメージ

目次

  1. 1チャイナブルーとは?
  2. 2チャイナブルーのカクテル言葉
  3. 3チャイナブルーの味と度数
  4. 4チャイナブルーのレシピ
  5. 5チャイナブルー以外の青色カクテルレシピ
  6. 6チャイナブルーはフルーティーな青色カクテル

チャイナブルーとは?

チャイナブルーはライチリキュールの甘い風味と、グレープフルーツの柑橘の味を合わせたフルーティーなカクテルです。爽やかな青い色が特徴で、きつい香りや味もせずにアルコール度数も低いので食事とも合わせやすい味のカクテルです。

チャイナブルーはライチベースのカクテル

チャイナブルーは甘い香りのライチリキュールをベースに、グレープフルーツジュースとブルーキュラソーを加えたカクテルです。氷を入れたグラスに青い色のアルコールが注がれる涼しげなカクテルで、グラスの中でブルーのグラデーションも楽しむ事が出来ます。

ライチは熱帯地域で収穫される果実で、甘い香りとみずみずしい白い果肉を味わいます。世界三大美女の一人として知られる楊貴妃が好んで食べていた事は有名です。楊貴妃はかぐわしい香りを好んだだけでなく、ライチに含まれる美容効果を摂り入れるため積極的に食べていたとも言われています。

名前の意味と由来

チャイナブルーという言葉から中国で誕生したカクテルと思うかもしれませんが、実はチャイナは中国ではなく陶磁器のことを指しています。歴史上では青と白の美しい中国製陶磁器はチャイナと呼ばれ、ヨーロッパの貴族などに神秘の国アジアからの貴重な交易品として扱われていました。

Chinaと書けば中国の国名ですが、chinaと小文字から記された場合は景徳鎮という青く美しい陶磁器のことを意味します。景徳鎮は中国の中でも優れた陶磁器を造り出す地名の事で、世界中に多くのコレクターがいるほ事でも知られています。

景徳鎮のように鮮やかな青色のカクテルをチャイナブルーと名付けるに当たり、より中国をイメージできる味としてライチが加えられることになりました。中国と無関係ではありませんが、名前は陶磁器に由来しています。

チャイナブルーのカクテル言葉

ほんのりとした青色のチャイナブルーは、氷も入って涼しい雰囲気があります。爽やかに味わうことのできるチャイナブルーですが、色や爽やかさとは無縁ともいえる意外なカクテル言葉を持っています。

カクテル言葉とは?

花に花言葉・宝石に石言葉があるように、カクテルにもカクテル言葉があります。カクテルの色・香り・味などからイメージさせるような言葉や、飲んだ後の気持ちを表現するようなメッセージ性から設定されているものがほとんどです。

カクテルを味わうシーンや相手に合わせてカクテル言葉を使いこなすと、自分の気持ちをさりげなくアピールすることができます。また秘めた思いや相手へのメッセージを込めて、一杯のカクテルを贈るといったおしゃれな演出にも役立てられるでしょう。

チャイナブルーのカクテル言葉

チャイナブルーのカクテル言葉は「自分自身を宝物だと思える自信家」です。ナルシストのような意味ではなく、頑張った自分へのご褒美自信を持って進んで良いという励ましの気分で味わうのにぴったりなカクテル言葉といえます。

女性へプレゼントする場合は「自信家の君へ」といった意味にも成るので、高嶺の花と憧れる相手へのプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか?

Thumb『カクテル言葉』には意味がある!魅惑のお酒に秘めた想いとは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

チャイナブルーの味と度数

チャイナブルーはアルコール度数が低めで飲みやすい味のため、お酒を飲み慣れていない人でも飲みやすいカクテルです。ここではそんなチャイナ・ブルーの味と度数についてまとめてみました。

チャイナブルーの味

チャイナブルーは、ライチリキュールにグレープフルーツジュースを加えた甘い香りと味わいのカクテルです。アルコールを飲み慣れていない人でも口にしやすいフルーツ系の味わいですが、甘さよりもすっきりとした味わいが口に広がります

口コミ

チャイナブルーはどのお店で飲んでも外れがないようで、口当たりの良さから女性に好まれていることが多いようです。レシピが分かれば家庭でも作りやすく、ライチリキュールを濃いめにしたりグレープフルーツを飾るなどアレンジも楽しめるカクテルと言えるでしょう。

ブルーキュラソーの青色とグレープフルーツジュースの黄色でグラデーションを作り、目でも楽しめるカクテル作りをしているお店の口コミも見られます。

チャイナブルーの度数

チャイナブルーのアルコール度数は5~6%です。レシピで使われるブルーキュラソーはアルコール度数が20度ほどありますが、グレープフルーツジュースやトニックウォーターが加わることでアルコール度数が低くなっています。

チャイナブルーのレシピ

綺麗な青色のチャイナブルーは難しいレシピではありません。材料さえ揃えれば家庭でも簡単に作ることができます。

用意するもの

チャイナブルーの基本材料はライチリキュール・ブルーキュラソー・グレープフルーツジュースの3種です。これにトニックウォーターを加えて爽快感を出すレシピと、トニックウォーターは加えずにフルーティーさを重視するレシピがあります。

実際に作る時には細長いグラスと砕いた氷も準備しましょう。軽量用にメジャースプーンがあれば、いつでも安定した味わいのチャイナブルーを作ることができます。

レシピ

グラスに氷を入れ、そこにライチリキュール30ml・ブルーキュラソー10ml・グレープフルーツジュース90mlを入れて軽くかき混ぜるだけです。トニックウォーターを加えるレシピなら、グレープフルーツとトニックウォーターを45mlずつにします。

ブルーキュラソーとグレープフルーツジュースのグラデーションを楽しむ場合には、レシピの材料を加える順番に気をつけましょう。ポイントはブルーキュラソー以外の材料をグラスの中で混ぜたところに、バースプーンの背を伝わせるようにしてグラスの底へブルーキュラソーを沈めることです。

ゆっくりとバースプーンをぬきながら1回転ほどさせると、ゆっくりと2色が混じり合い美しいグラデーションとなります。

チャイナブルー以外の青色カクテルレシピ

青色のブルーキュラソーは、青色の色付けとオレンジの風味を加えることができるリキュールです。チャイナブルーの他にも青色のカクテルは多数ありますが、いずれも綺麗な色と口当たりが優しいものが多いといった印象です。ブルーキュラソーは海や空をイメージさせるおしゃれなカクテルに欠かせません。

青色の正体はブルーキュラソー

青色のカクテルにはブルーキュラソーというアルコール度数20度程のリキュールが使われています。オレンジを主原料とした透明なホワイトキュラソーを着色したものがブルーキュラソーで、ほんのりとオレンジの皮の苦みが感じられる柑橘の爽やかさが特徴です。

ブルーキュラソーがあれば炭酸水で割るだけで爽やかなブルーの色に染まり、果汁などを加えればそれだけでオリジナルのカクテルにもなります。

マリブサーフ

ラム酒にココナッツを加えたココナッツフレーバーのマリブというリキュールがあります。このマリブはアメリカ西海岸のサンタモニカに近くサーフィンが有名な町の名称で、サーフィンをする若者向けのカジュアルなお酒というコンセプトから名前が付けられました。

このマリブは冷えたコーラ・オレンジジュース・ミルクなどで割るだけでカクテルになります。そのマリブにブルーキュラソーを加え、見た目も味もサーフィンをするような海をイメージさせてくれるのがマリブサーフです。

作り方

氷を入れたグラスに、マリブ30ml・ブルーキュラソー10ml・トニックウォーター80mlを注ぎ軽く混ぜるだけです。ココナッツの甘さとブルーキュラソーのほんのりとした苦みが混じり、甘い味を感じた後は炭酸で爽やかに喉を通っていきます。

楊貴妃

チャイナブルー同様に中国由来の名前が付けられた楊貴妃というカクテルがあります。このカクテルは楊貴妃が好んだライチの味が口の中で主張することから名付けられました。ライチリキュール・ブルーキュラソー・グレープフルーツジュースの3つはチャイナブルーと同じ材料で、共に楊貴妃つながりと言えるかもしれません。

楊貴妃の特徴は桂花陳酒(けいふぁちんしゅ)という白ワインに、キンモクセイの花を漬け込んだ甘く香り高いお酒を合わせる点にあります。この桂花陳酒も、ライチのように香りの良さと美味しさから楊貴妃が好んだお酒という言い伝えがあります。

作り方

カクテルの楊貴妃はライチリキュール10ml・桂花陳酒30ml・グレープフルーツジュース20ml・ブルーキュラソー5mlをシェーカーに入れてシェイクし、ショートグラスに注いで完成です。ブルーを薄くし少しグリーンが入ったような色になり、華やかな香りで甘く後味はすっきりとしています。

ブルーハワイ

爽やかな青い色をしたカクテルがいくつもある中で、特に有名なものにブルーハワイがあります。クラッシュアイスたっぷりの南国フルーツが飾られたグラスは、まさにハワイをイメージそのものです。このブルーハワイでもブルーキュラソーが使われており、さっぱりとしたフルーツジュースで口当たりのよい味に仕上げています。

作り方

シェーカーにホワイトラム30ml・ブルーキュラソー15ml・パイナップルジュース30ml・レモンジュース15mlを入れてシェイクします。クラッシュした氷を詰めた大き目のグラスに注ぎ入れ、パイナップルやレモンなどを飾って出来上がりです。

ストローが2本指してあるのが定番です。もちろん2人で飲んでも良いですが、元々は氷の粒がストローに詰まった時の予備の意味で添えられているものです。レモンジュースも入りさっぱりとしているのがブルーハワイで、レモンジュースにかえてココナッツミルクを加えるとより甘口のブルーハワイアンというカクテルになります。

ブルーラグーン

ブルーラグーンは「青い湖」という意味で、この名前のカクテルも青く澄んだ色をしています。1960年代にフランスのパリにあるバーのバーテンダーが生み出したものです。伝統的なレシピではフランス産のやわらかい口当たりのピナクルウォッカを使い、ブルーキュラソーのほろ苦さとレモンの酸味を活かしすっきりと仕上げています

作り方

シェーカーにウォッカ30ml・ブルーキュラソー10ml・フレッシュレモンジュース20mlを入れてシェイクし、氷をいれたグラスに注ぎます。青い色を引き立てるために、グラスの縁にはオレンジかレモンのスライスとチェリーを飾りのが定番レシピです。ブルーハワイやマリブサーフに比べて、大人がゆっくりと味わえる青色カクテルと言えるでしょう。

スカイダイビング

ブルーキュラソーの青さを活かし大きな空をイメージさせるカクテルが、スカイダイビングです。大阪の渡辺義之氏がレシピを考案し、1967年に全日本バーテンダー協会のコンペティションで1位となった日本生まれのカクテルです。当時スカイダイビングが流行していたこともあり、澄んだ青空を思わせる味ということで名付けられました。

ブルーキュラソーのほろ苦さとライムのハーモニーにラムが加わり、アルコール度数が高めで大人の男性にも味わって欲しい青色カクテルです。

作り方

シェイカーにホワイトラム30ml・ブルーキュラソー20ml・ライムジュース10mlを入れてシェイクします。カクテルグラスに注ぎ完成です。

ある程度強いアルコールを飲み慣れた人におすすめできる一杯で、アルコールが強すぎるようならオンザロックにしても十分に味のハーモニーを楽しめます。1983年のコンペでは、ホワイトラムを焼酎に置き換えたカクテルのスカイブルーも登場しました。

コルコバード

コルコバードは、ブラジル・リオデジャネイロにあるコルコバードの丘から名付けられたカクテルです。ドランブイというスコッチにいくつかのハーブを合わせたリキュールがベースとなり、テキーラも加わえるのでアルコール度数は高めになります。複雑な味の組み合わせですが、前向きな人の守護神というカクテル言葉があり、ポジティブになりたい時におすすめの一杯といえるでしょう。

作り方

シェイカーにドランブイ30ml・テキーラ30ml・ブルーキュラソー30mlを入れてシェイクし、クラッシュアイスを詰めたグラスに注ぎソーダを加え軽く混ぜ、ライムかレモンを飾ります。

砕いた氷とソーダでアルコール度数は低くなり爽やかに味わえますが、それでもアルコール度数の高いカクテルです。ハーブの香りもしてクセになる味でもあるので、飲み過ぎないように注意してください。

チャイナブルーはフルーティーな青色カクテル

今回は美しい青色のカクテル、チャイナブルーについて紹介しました。涼しげな色と甘いライチの香りに柑橘の爽やかさは、暑い日差しの下で喉を潤したい時にもぴったりです。ブルーキュラソーが自宅にあれば、同じような青い色のカクテルは簡単に作ることもできます。チャイナブルーを含めたブルーのカクテルを味わってみてはいかがでしょうか?

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