ライム付きコロナビールの本場の飲み方は?瓶に刺すのは正しい?

コロナビールの正しい飲み方について解説します。なぜコロナビールにはライムが付いてくるのか?そのライムの使い方についても詳しく説明します。ライム以外に塩と一緒に飲んだり、本場メキシコでの飲み方や瓶に残ったライムの取り出し方も紹介します。

ライム付きコロナビールの本場の飲み方は?瓶に刺すのは正しい?のイメージ

目次

  1. 1ライム付きコロナビールの正しい飲み方が知りたい!
  2. 2コロナビールとは?
  3. 3コロナビールにライムが付いている理由
  4. 4コロナビールのライムの使い方と飲み方
  5. 5コロナビールのライムの使い方と飲み方まとめ

ライム付きコロナビールの正しい飲み方が知りたい!

コロナビールを注文すると、瓶の口にライムが刺さって出てきます。他のビールにはライムが付いてくることなどはありませんし、なぜコロナビールにだけライムが付いてくるのでしょうか?そして、このライムをどのようにして飲むのが正式な飲み方なのでしょうか?

コロナビールは飲んだことのある人でも、どんなビールなのかはあまり知られていません。そこでまずはコロナビールについて調べてみましょう。そしてコロナビールのかっこいい飲み方や瓶に入ったライムの取り出し方なども合わせて紹介します。

コロナビールとは?

コロナビールは日本でもよく飲まれている人気のビールで、正式名をコロナエクストラといいます。ライムが口に刺さった瓶のまま出てきて、ラッパ飲みする珍しいタイプのビールです。しかし、コロナビールがどんなビールなのかはあまり知られていません。

コロナビールの本場はどこ?

コロナビールはメキシコのビールになります。世界の約180カ国で販売されており、日本では輸入されるビールの中で最も量が多いのがコロナビールです。

メキシコのお酒というとテキーラを思い浮かべますが、実際、メキシコではビールが好まれており、世界で6番目の消費量になります。その中でもコロナビールは世界的に人気があり、流通量はメキシコで1番になります。

コロナビールの特徴

コロナビールは黄金色のビールで、すっきりとした味わいが特徴です。アルコール度数が4.5%と低いので飲みやすいです。日本では355mlと207mlの瓶タイプと355mlの缶タイプが流通しています。

コロナビールの特徴①味と香り

コロナビールはピルスナータイプのビールで、軽く飲みやすい割に風味があります。すっきりとしていてクセがないので、キンキンに冷やして暑い季節に飲みたいです。アルコール度数が低いので、ソーダのようにグイグイ飲めてしまいます。メキシコ料理のようなピリ辛な料理にはもちろん、どんな料理にも合いやすいビールです。

コロナビールの特徴②ライム

コロナビールの瓶の口には、ライムが8分の1にカットされ刺さっていることが多いです。切り方はくし切りです。このライムを瓶の中に押し込んだ飲み方が一般的ですが、こうすることで爽やかなコロナビールにライムの果汁と香りがプラスされ、さらに爽やかになります。ビール特有の苦味も感じにくくなります。

いつからこのような飲み方になったのかはわかりませんが、今では「ライムがないならコロナは飲むな」とまで言われるほど定番の飲み方になりました。

コロナビールの特徴③塩

コロナビールに塩を添える飲み方もあります。コロナビールは暑い季節に飲むのがぴったりなビールです。汗を多くかくので、塩をビールとともに摂取するのは理にかなっており、美味しく感じます。

ライムを添えるだけでなく塩も合わせることで、味がグッと濃くなります。ソルティードックのように瓶の口に塩をつけたり、小皿に出された塩を舐めながら飲めば、新しいコロナビールの魅力に出会え、ハマること間違いなしです。

ツウは塩をなめながら一緒に楽しむそう。塩辛さとライムの酸味が、さっぱりしたコロナビールの味を引き立ててくれます。

コロナビールにライムが付いている理由

今やコロナビールにライムがついているのは当たり前になっていますが、なぜライムをつけるようになったのでしょうか?

味の相性が良く爽快感が味わえる

ビールには柑橘系の味がよく合います。特にコロナビールは軽く爽やかな味が特徴で、ライムの香りと酸味が加わるとより爽やかなテイストになります。

メキシコではライムの生産量が多く、料理によく使います。身近な果物でもあるので、コロナビールにライムが添えられるようになったのかもしれません。

太陽臭をごまかす

通常のビールは茶色や緑の瓶に入っています。これは直射日光によるビールの変質が起こりにくくするためです。一方、コロナビールは透明な瓶に入っています。そのため、コロナビールはライムなしにそのまま飲むと太陽のような、なんとも言えない香りがします。

ライムをビールに添えるようになったのは、この匂いを嫌った人がライムの香りで消そうとしたという説があります。ちなみにメキシコではこの太陽臭も含めてビールなので、気にしないそうです。

ビール瓶の口を消毒する

衛生管理が行き届いていない時代に、瓶の口を消毒するためにライムやレモンを添えていたという説があります。ライムやレモンには殺菌成分が含まれているので、この説も一理あります。

特にコロナビールは瓶のままラッパ飲みするのが一般的な飲み方です。そのため、衛生管理がしっかりできる時代になってもライムをつける習慣が残ったのかもしれません。

ライムの代わりにレモンでも良い?

日本ではコロナビールにライムを添えています。しかし、本場のメキシコでは、レモンが小皿に入って出てくることが多いです。このレモン、日本のレモン比べると緑色をしていて小ぶりです。日本人にとってはレモンというよりライムの方が近く、ライムが添えられるようになったようです。

さっぱりした柑橘系の香りがコロナビールを爽やかにしてくれるので、レモンでもライムでもどちらでも相性はいいです。レモンの方がライムよりも少し苦みを感じます。

ライムの代わりにレモンで飲んでもOK!ライムとは味わいが変わるのでお好みで調整しましょう。レモンは苦味がプラスされ、ライムはさっぱりした感じになります。

コロナビールのライムの使い方と飲み方

コロナビールにライムがついてくる理由について解説してきましたが、このライムはどうするのが正式な飲み方なのでしょうか?また、コロナビールはラッパ飲みが一般的な飲み方ですが、本場ではどのような飲み方をしているのでしょうか?

ライムの使い方①そのまま瓶の中に入れる

日本でのコロナビールの一般的な飲み方は、瓶に刺さったライムを外して瓶の中に押し込む方法です。果汁をビールの中に絞ってから押し込むと、よりライムの酸味を感じて爽やかになります。お好みで絞ったり絞らなかったりと飲み方を楽しんでみてください。

ライムを瓶に押し込んだ時には、一気にシュワっと泡が発生しますので気をつけましょう。泡を発生させたくない場合は、ライムを押し込んだ後、親指を瓶の口に入れ逆さまにしてから戻してください。これはかなりツウな飲み方になります。

ライムの使い方②搾り汁だけ入れる

ライムの果汁だけをコロナビールに入れる飲み方もあります。これはライムの酸味をより感じられる方法です。果汁をたくさん入れると泡が一気に立ち、溢れることがあるので気をつけてください。

本場メキシコでは瓶のリサイクルをしているため、ライムやレモンは果汁だけ入れたり、かじってから飲んだりと瓶の中に押し込むことはないようです。

ライムの使い方③ライムは使わずコロナビールの味を楽しんでも

日本ではコロナビールを頼むと、ライムがついてくることが一般的です。しかし、コロナビールはもともと爽やかな味のビールで、ライムがなくても十分飲みやすいです。また、酸味が苦手という方もいますので、コロナビールだけで、そのままの味を楽しむ飲み方も試してみてください。

ライムの使い方【番外編】瓶の中に入れたライムの取り出し方

コロナビールの瓶の中にライムを入れて飲んだ後、残ったライムの取り出し方についてです。瓶の中に水を入れて、ライムを口の近くまで持って来て、それを小さなフォークで引っ掻き出すという取り出し方があります。また、他の取り出し方で、瓶の口に金属製のマドラーを入れて取り出す方法もあります。

どちらの取り出し方でも構いませんので、瓶はリサイクルに、ライムは生ゴミにして捨てるようにしてください。

飲み方①アメリカ流は瓶に直接口をつけてラッパ飲み

コロナビールを瓶から直接ラッパ飲みするのは、アメリカ式の飲み方のようです。日本でも瓶から直接飲みますが、これはアメリカからの影響かもしれません。

飲み方②本場メキシコ流はグラスで飲む

本場メキシコの一般的なコロナビールの飲み方は、なんとグラスやジョッキーに入れて飲むようです。ライムソルトは小皿に入って出てくるので、好みで絞って入れたりかじったりしながらビールを楽しみます。

コロナビールの広告には「立って飲むのが正しい飲み方」というキャッチコピーがあります。故に瓶からラッパ飲みするのが本場の飲み方であると思われがちですが、どうやらこれはメキシコ流の正しい飲み方では無い様です。

本場メキシコではどのようにビールを飲むのかというと、普通にグラスやジョッキに注いで飲んでいる。

飲み方③カクテルにアレンジする

コロナビールはアルコール度数が4.5%と低く、苦味の少ないタイプのビールなので、カクテルにアレンジしやすいです。

本場のメキシコでポピュラーな飲み方に「ミチェラーダ」という飲み方があります。グラスの口の周りに塩やチリパウダーを付け、トマトジュースにウスターソース、タバスコ、ライムの絞ったものを入れて、そこにコロナビールを注げば出来上がりです。少しスパーシーなカクテルになります。

定番なのは「シャンディーガフ」でコロナビールとジンジャーエールを同量混ぜたものです。喉の乾いている時に飲みたい、さっぱり系のカクテルです。他にもヨーグルトとコロナビールを合わせた「ハイジ」や梅酒と合わせた飲み方もあります。

ヨーグルトにビールってとっても不思議な組み合わせのように感じますが、「ハイジ」というビアカクテルが存在しています。

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コロナビールのライムの使い方と飲み方まとめ

日本ではコロナビールにはライムが付いてきますが、どうやって飲むのが正式な飲み方なのか迷います。瓶の中にライムを押し込んで飲む方が多いようですが、これは本場メキシコの飲み方ではないようです。果汁を瓶の中に絞ったり、かじったり、塩をかけたりと好きな方法で飲むのがいいようです。

もし、瓶にライムを押し込んで飲んだなら、フォークなどを使った取り出し方で瓶の中をきれいにしましょう。爽やかでリラックスしたシーンに飲みたいコロナビールなので、スタイルにとらわれず楽しんで飲んでください。

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