モヒートの度数は低く飲みやすい!人気のおすすめロングカクテルも紹介!
お酒ビギナーからツワモノまで、幅広く愛され続けている「モヒート」。アルコール度数が低く、ナチュラルかつ爽やかな香りと味で大勢の人を夢中に…今回はそんなモヒートの魅力から、日常をオシャレに演出してくれるその他の低度数・優秀ロングカクテルまで一挙コンプリート!
目次
迷ったら…とりあえず「モヒート」で!
飲みの席では「とりあえずビール!」も良いけれど、味がニガテだったり、そんなにお酒が強くなかったり、気分を変えて別の飲み物を頼みたかったりもします。
そんな時に困らないよう、お気に入りのお酒はいくつかインプットしておくと便利です。そこで、是非覚えておきたいのが「モヒート」!アルコール度数が低く、飲みやすい味で変わらぬ人気のあるロングカクテル…その魅力を知れば、今日からモヒートもお気に入りの仲間入りです。
モヒートってどんな飲み物?
1890年代キューバで生まれ、爽やかなミントとライムが特徴的です。キューバの名産であるラムをベースに、ライムとソーダ水・ミントを加えています。爽やかな香りを放つミントの鮮やかな緑の色合いとソーダの清涼感から、見た目も涼しげでとってもオシャレ。見た目のオシャレさから、女性にはもちろん、近年では男性にも人気の定番カクテルです。
モヒートのアルコール度数はどのくらい?
アルコールは約「10度」とカクテルの中ではやや低い度数で、爽やかな風味が不思議とお酒をすすませてくれます。心地よいアルコールを喉に感じながら、氷で徐々に薄まってゆく味の変化もまたロングカクテルと呼ばれるモヒートの良いところです。
「モヒート」は夏カクテルの代名詞
バーはもちろん、居酒屋やカラオケでも飲むことのできる定番カクテルなので、年中通して楽しむことができますが、あえておすすめの季節を挙げるならば、やっぱり「夏」でしょう。ライムやミントがよく出回るのが夏ということもあり、自宅で手作りしたモヒート片手にのんびりと時間を過ごすのもおすすめです。
夏の思い出を今更ながら載せちゃう。六本木でお外飲みしてきたよ(*^o^*)
— 想おいたん(ちの課金P) (@soh1221) September 14, 2016
友達がこのモヒートのイベントの企画に関わっていたのを後から知った(笑)風が気持ちよかった〜! pic.twitter.com/yg2JpQd2iF
細かく砕いた氷のカラカラとした音と爽やかな香りで、ふと夏の思い出がフラッシュバックして…なんて、少し懐かしい気分にさせてくれることも。
夏の苦い思い出……モヒート•́ε•̀٥ pic.twitter.com/dpqvQ49TCO
— xxx (@vvfrlesdxdgsa) March 25, 2013
美味しいだけじゃない!身体にも嬉しい優秀カクテル
モヒートの魅力は、実は「飲みやすいから」「オシャレだから」という理由だけではありません。ミントのスッとする香りには、熱冷ましや殺菌作用の効果が認められているばかりか、最近ではアレルギーや花粉症にも良いという説もあり、「万能のハーブ」と呼ばれる程なのです。さらにライムのさわやかな香りには、リフレッシュの効果があり、ライムが豊富に含んでいるクエン酸には、身体に活力を与えてくれる効果もあります。
元は海賊のお酒!?あの文豪が愛したお酒としても有名!
ちなみに、これは余談になりますが、モヒートの始まりは何と1586年!所説ありますが、海賊であるリチャード・ドレークが、モヒートの前身となる飲み物「ドラケ(draque)」をキューバの人々へ伝えたんだそうです。
そしてそれをモヒートとして広めることとなったのが、1940年にキューバ・ハバナに移り住んだ文学者の「ヘミングウェイ」でした。誕生からの歴史が長い分、これまでどれだけ多くの人に愛されてきたカクテルなのかは計り知れません。
自宅で手作りモヒートも簡単に
モヒートはアレンジがしやすく、アレンジレシピも豊富なので、楽しみ方のひとつとして、休日に手作りしてみるのはいかがでしょうか?自宅で作る場合はアルコールの度数もその日の気分によって高くしたり、低くしたりと調節できるのも大きなメリットです。むしろアルコール無しでも簡単に作れてしまいます。
ノンアルモヒート:アルコール度数0でモヒートを手作り
昨日はモヒート初めて飲んだ。友達がブラウンシュガーに漬けたライムとミントをさっと出してきてモヒート飲む?って。さらにサルサ、イチジク生ハム、手作りレバーペースト。すごい人がいるもんだ。しかしおいしかった! pic.twitter.com/wegw2sSxaP
— みさと(春コミ/を35a) (@misatooooth99) July 14, 2017
「アルコールは苦手だけど、モヒートの爽やかな感じは好き」「アルコールが入ってなかったらもっと飲めるのになぁ…」という方に、ノンアルコールでも作れるモヒートを紹介します。用意するのは、【ライム】【ミント】【ソーダ】の3つだけ。ライムをスライスし、ミントと一緒にグラスに入れたら、最後にソーダをゆっくりと注いで出来上がり…と、とても簡単。
アルコール度数0のモヒート:そのお味は?
手作りモヒート🌱 pic.twitter.com/7xnthskrU0
— しょこる (@makkoru926) November 23, 2017
ノンアルコールのモヒートは、通常のものと比べると比較的さっぱりとした味わいです。清涼感があり、口の中がスッキリして食後などにもおすすめ。その他のおすすめシーンだと、食べ過ぎ・飲みすぎで胃がもたれているときや、仕事から帰ってきて疲れた体を癒したいときにも良いでしょう。もちろんノンアルなので、車で来てくれる友人を家に招いてランチパーティーを開く時なども安心です。
ラクして手作りモヒート:ミントシロップがあれば便利
今日は暑いね! と、言うことで前から気になってたミントシロップを先週買ったので、モヒート風ドリンクを作ってみた。
— ひら (@hira0114) June 13, 2015
思った以上にミントが効いてて、夏の飲み物ってカンジが凄いする。 pic.twitter.com/xlpIYOCxjE
いざ、手作りで作ろう!となったところで、材料を揃える段階でなんとなく面倒くさくなってしまう時もあるでしょう。そんな時、ミントやライムを揃えなくてもモヒートを作ることができる便利なアイテム「モナン モヒート・ミントシロップ」があれば、もっとラクして作れてしまいます。
家でモヒート!
— あいこ (@aiik0) May 26, 2014
ミントシロップ簡単にできるし、甘さ調整できるしではまりそうヽ(*^ω^*)ノ pic.twitter.com/WmJcM3DosU
ミントとほのかなライムが香るシロップで、甘さの調節も自在。フレッシュなライムやミントが手に入らない季節にも、このシロップがあると便利です。
こだわりモヒート:個性派ラムで味の変化を楽しむ
ここまで、ノンアルモヒートやラクして作れるモヒートをピックアップしてきましたが、手作りに慣れてきて、こだわりたい方のために個性派ラムも紹介しておきます。モヒートと言えば爽やかさが特徴で、よく使われている定番のラムは「バカルディ スペリオール」ですが、バカルディ以外のラムを使用すると、爽やかさとは少し違った味わいになるのです。
モヒートにおすすめのラム①:セブンシーズ
たとえば、原料であるサトウキビ由来の甘みが印象的なゴールドラム「セブンシーズ」。オーク樽熟成で樽香を加え、甘く香ばしいバランスのとれた風味です。
モヒートにおすすめのラム➁:トリニダード.ラム.カロニ 1997.17年
ダークラムの「トリニダード ラム カロニ 1997 17年」。深みのある味わいをじっくり楽しめます。こちらは非常に強い樽香と余韻があるので、コクが強いモヒートが好きな人向けの銘柄です。
ロングカクテルならお酒が弱くても大丈夫!
ところで、モヒートが分類される「ロングカクテル」とは何のことなのでしょうか?これは、大きめのグラスに氷とともに入れられたカクテルのことです。氷を入れることで、ぬるくなる時間が長くなるため、時間をかけて味わえます。
居酒屋でよく見かけるカクテル(ジントニック、カンパリソーダetc)は、ロングカクテルとされるものが殆ど。これとは逆にショートカクテルもありますが、ロングカクテルはショートと比べてアルコール度数の低いものが多いです。
ロングがあれば「ショート」カクテルもある
先述の通り、ロングカクテルとは逆に「ショートカクテル」と呼ばれるものがあります。これは、容量の小さい足のついたカクテルグラスに入れる、強めのお酒を使ったカクテルのこと。マティーニなどの、カクテルでありながら度数が20%を超えるようなものがあります。
ショートカクテルとの違いは何?
ショートとロングカクテルのスタイルの違いは、度数やグラスの形にもありますが「氷が入っているかいないか」という点です。よく、「ショートカクテルは3口で飲んで」と言われることがありますが、これはぬるくなってしまうと美味しさが半減してしまうから。約15分程度で飲みきると一番美味しいとされています。ショートカクテルが足の長いグラスに入っているのも、人肌でぬるくなるのを防ぐためです。
その他人気のあるロングカクテル:低度数
モヒート以外にも、人気のロングカクテルは沢山あります。そこで、比較的アルコール度数の低いロングカクテルを中心に、おすすめのものをまとめてみました。アルコール度数については、お店や個人の作り方によって多少変動があるものの、目安として平均的な度数で表しています。
レッドアイ(度数:約2%)
レッドアイはビールとトマトジュースを半々で割ったカクテルです。トマトがビールの苦味を抑えてくれるのでビールが苦手な人でもすっきりと飲みやすいのでおすすめ。度数が低いのと、トマトジュースが入っていて健康的なことから、強め度数のアルコールを摂取した後に軽くはさんで小休憩として利用するのもアリです。
シャンディ・ガフ(度数:約2~3%)
ビール+ジンジャーエールで作ります。レッド・アイより口になじみやすく、ビールの苦みがあまり好きでない人でも飲みやすいです。見た目もビールに近いので、飲み会などで周りがビールばかりだったとしても気をつかわずに済みます。度数もレッドアイと同様に低いので安心です。
カシスオレンジ(度数:約3%)
「飲みやすいカクテル」と聞かれて、おそらく誰でも挙げることのできる定番中の定番カクテル。カシスリキュール(クレーム・ド・カシス)+オレンジジュースでつくられます。甘くフルーティーかつアルコール度数も低いです。女子会の最初の一杯にしても華やかな印象でおすすめ。お酒に弱い人にも嬉しいカクテルです。
ファジー・ネーブル(度数:約3%)
こちらも度数の低いカクテルです。ファジー・ネーブルは、ピーチのやさしい香りとオレンジのフレッシュさがマッチしていて飲みやすいのが特徴。ピーチリキュールとオレンジジュースを合わせていて、女性にも大人気です。「ファジー」には曖昧という意味があり、桃なのかオレンジなのかわからない曖昧な味を上手く捉えています。
カシスグレープフルーツ(度数:約4%)
カシオレと同じく、低い度数で飲みやすいカクテルです。こちらもカシスリキュールを使用していますが、違うのはオレンジジュースではなくグレープフルーツジュースで割っていること。カシスオレンジの甘みで満腹感を感じてしまう時には、カシスグレープフルーツに変えるとさっぱりして飲みやすいです。甘さ控えめという意味では、比較的食事の種類を選ばないカクテルです。
スプリッツァー(度数:約5%)
やや度数の低い、白ワインにソーダ水を加えたシンプルなカクテルです。スパークリングワインと口に入れた時のシュワっとした感じが似ていますが、ソーダ水の割合を多めにすることでサッパリした感じはそのままに、アルコール度数は低くなって酔いにくいという優秀カクテルに。とても爽やかな印象でおすすめです。
スプモーニ(度数:約7%)
カンパリ+グレープフルーツジュース+トニックウォーターで作られます。甘いカクテルが苦手という方にはスプモーニがおすすめ。見た目がサーモンピンクでとても綺麗なので女性はもちろん、男性にも人気のあるカクテルです。カンパリのもつ苦みがグレープフルーツとトニックで割られると、とっても爽やかな香りでお洒落な雰囲気に変身します。
カルーアミルク(度数:約7~8%)
カルーア+牛乳で作ります。カルーアはコーヒーリキュールなので、まるでコーヒー牛乳のように甘くまろやかで、その味はお酒と思えない程。その飲みやすさゆえに、カルーアの量が多くてもごくごく飲んでしまえますが、カルーアの量はお店によって開きがありますし、度数もやや低いくらいなので、飲みすぎには注意です。
ミモザ(度数:約8%)
シャンパン+オレンジジュースで作ります。その名の通り、「ミモザ」という小さな黄色い花を咲かす植物に色が似ていることから名づいたそうです。やや低い度数のカクテルなので、食前酒や、ウェルカムドリンクとしても華やかでピッタリです。オレンジジュースのすっきりした口当たりが飲みやすいと人気です。
その他人気のあるロングカクテル:普通度数
10%以下のものを上にまとめましたが、ここからは10%代の人気カクテルも少しだけ紹介します。楽しい話のお供に、1杯をじっくり時間をかけて味わうのなら低い度数に限らなくても良いのではないでしょうか。度数の割に飲みやすいものもたくさんあるので、一気に飲みすぎて後から酔いが回った…なんてことにはならないように気を付けてください!
モスコミュール(度数:約10%)
モスコミュールは、食前・食後を問わず飲めるカクテルとして非常にメジャーなカクテルです。ウォッカ+ジンジャーエール+ライムジュースでさっぱりとした飲み口で、さわやかな香りが人気。ウォッカ自体に味はほとんどありませんが、口にすると喉や体に熱が入るような感覚があります。身体を温めたい時や、食前の一杯に少しアルコールを感じたい時などにおすすめ。
ジントニック(度数:約12%)
とても爽やかな味わいで、男女問わず人気があるジントニック。ドライ・ジン+トニックウォーター+ライムカットで作られます。シンプルなレシピだけに、味わいはお店や作る人によって微妙に異なるので、お気に入りのジントニックを探してお店を探してみるのも楽しいです。
ジンはネズの実の風味を付けたお酒で、すこしツンとした癖のある香り。そしてトニックウォーターは甘くないサイダーのようなもので、柑橘の爽やかな香りとほろ苦さのある炭酸飲料です。
オレンジブロッサム(度数:約10%~20%)
こちらもジンを使った、シンプルで飲みやすいカクテルとして人気。ジン+オレンジジュースで作ります。オレンジジュースのフルーティーなおいしさと、ジンのさわやかな香りがぴったりマッチしてとても美味しいです。
ジンの割合によって度数にかなりばらつきが出るので、度数低めが良い時はあらかじめ伝えておくと良いでしょう。二つの材料をグラスに注ぐだけなので、思いついた時にちょっとスーパーに寄って2つだけ揃えれば、家飲みでも重宝します。
キール(度数:約14%)
白ワイン+カシスリキュールで作られます。ワインのキリっとした風味がカシスの甘さで和らいで、少し違った気分で白ワインを楽しむことができます。また、キールから派生したもので「キール・ロワイヤル」というカクテルもあります。これはメインのベースを白ワインからシャンパンに変えたものの事を指します。ボトルで開けたシャンパンを飲みきれなかった時などにおすすめです。
気軽に楽しめるカクテルで日常をグッと華やかに!
今回紹介したものは、沢山ある中のほんの一部。「難しそう…」と敬遠してしまいがちなカクテルですが、まずはモヒートのような親しみやすいカクテルを楽しむところから始めてみて下さい。
気が付けばお気に入りのカクテルがひとつ、ふたつと増えていくはず。オシャレで美味しいカクテルに癒されて、リフレッシュできる時間が日常に増えていけば素敵だと思いませんか?ひとまず、次の飲み会では「とりあえず、モヒート!」で一杯いきましょう!