レディキラーカクテルを度数別に!代表的なロングアイランドアイスティーとは?

レディキラーカクテルはアルコール度数が高いにもかかわらず、甘い口当たりで飲みやすいことから女性がつい飲み過ぎてしまうカクテルのことです。代表的なレディキラーカクテルには紅茶のような味わいが特徴のロングアイランドアイスティーが有名です。今回はロングアイランドアイスティーの他にもレディキラーカクテルを度数別に紹介しています。気になる女性とバーに行く前にレディキラーカクテルをチェックしてみませんか?

レディキラーカクテルを度数別に!代表的なロングアイランドアイスティーとは?のイメージ

目次

  1. 1レディキラーカクテルとは?
  2. 2度数別レディキラーカクテル【アルコール度数15度未満】
  3. 3度数別レディキラーカクテル【アルコール度数15~30度】
  4. 4度数別レディキラーカクテル【アルコール度数30度以上】
  5. 5レディキラーカクテルで女性と素敵な夜を

レディキラーカクテルとは?

有名なところではロングアイランドアイスティーに代表されるレディキラーカクテルとはどんなカクテルのことを言うか知っていますか?アイスティーのような口当たりの良いカクテルなのに、アルコール度数が高く、つい飲み過ぎて気が付けば酔っぱらってしまう魔法のようなカクテルです。

今回はロングアイランドアイスティーなど飲みやすいのに酔いやすい、レディーキラーカクテルの種類について度数別にまとめました。気になる人とバーに行く前に、どんなレディキラーカクテルがあるかチェックしてみませんか?

レディキラーカクテルの意味

バーテンダーがカウンターでカクテルを作っている

レディキラーカクテルとはそもそもどんな意味なのでしょうか?レディキラーすなわち「女殺し」のカクテルという文字通り、女性を酔わせやすいカクテルという意味です。

レディキラーカクテルの多くがきれいな見た目と甘い口当たりで、アルコールに苦手意識がある人でもつい飲み過ぎてしまう傾向があります。女性は飲みやすいからと勧められるままに飲んでいると、気がつけば酔いつぶれてしまう危険もあり要注意のカクテル、それがレディキラーカクテルなのです。

カクテルの種類

黒板にチョークでカクテルのイラストが描かれている

カクテルの種類というと多くの人が思い浮かべるのはマティーニなどのショートタイプのカクテルではないでしょうか?短時間で飲み干すことができる量で、少ない量ながらアルコール度数が高いものが多いのが特徴でう。

一方でレディキラーカクテルの代表ロングアイランドアイスティーや、モスコミュールなど、円筒状のグラスに注がれるカクテルはロングタイプのカクテルです。ショートドリンクとは対照的に時間をかけてゆっくり味わうカクテルで、アルコール度数の高さはカクテルによって差があります。

カクテルの種類にはショート、ロングの分け方以外にも「サワー」、「フィズ」という種類もあります。サワーとは、スピリッツをベースとし柑橘系など酸味のある果汁と砂糖などの甘み成分を加えて作るカクテルに、さらにソーダを加えた飲み物を指します。

フィズは同じくスピリッツをベースにレモンジュースやシロップ、砂糖などを入れてソーダで割ったものです。なお、サワーとフィズの違いについては、少なくとも日本においてはあまり変わりがないというのが実情のようです。

度数別レディキラーカクテル【アルコール度数15度未満】

本項からはアルコール度数別にレディキラーカクテルを紹介していきます。まずはアルコール度数15度未満のレディキラーカクテルをチェックしてみましょう!

カルーアミルク

カルーアミルクは女性に人気のレディキラーカクテルです。コーヒー牛乳のような甘い口当たりでつい飲み過ぎてしまいますが、アルコール度数は6度から15度前後となかなかの高さです。お酒のような味が苦手な人にも飲みやすく、牛乳が入っているため胃を守る効果が期待できます。

カルーアミルクはカルーアと呼ばれるコーヒーリキュールをベースに牛乳を足してステアしたカクテルです。リキュールの量でアルコール度数を調整できますが、多めに入れても気づきにくいので注意しましょう。

スクリュードライバー

オレンジジュースのような見た目と味わいが特徴のレディキラーカクテル、それがスクリュードライバーです。ウォッカをベースにしてオレンジジュースで割って作ります

スクリュードライバーの口当たりはさっぱりとして甘みもあり、ウォッカ自体は無味無臭であるため、分量を増やしても容易には気付きにくいというレディキラーカクテルの定番です。スクリュードライバーのアルコール度数は12度前後です。

ソルティドッグ

ソルティドッグはウォッカベースのレディキラーカクテルのひとつで、グレープフルーツの爽やかな風味とグラスの縁に食塩を飾ってつけるスノースタイルが特徴です。

グレープフルーツの酸味にウォッカの苦みがほどよくきいて飲みやすいカクテルですが、アルコール度数の高いウォッカを使っているためソルティドッグの度数も13度から15度程度あり、飲み過ぎには要注意です。

テキーラサンライズ

テキーラサンライズはアルコール度数の高いテキーラを使いながらオレンジジュースの果汁感がフルーティな味わいで非常に飲みやすいレディキラーカクテルです。

サンライズという名前通り、朝焼けのような鮮やかなオレンジ色が見た目にも美しいおしゃれなカクテルで女性にも人気です。テキーラサンライズのアルコール度数は12度から18度ほどです。

セックスオンザビーチ

セックスオンザビーチウォッカをベースに、メロンリキュール、クレーム・ド・フランボワーズ、パイナップルジュースを合わせたレディキラーカクテルです。

メロンリキュールの芳醇な香りにパイナップルジュースの甘みがくわわりほどよい甘みがあるジュースのようなカクテルです。アルコール度数は10度程度で、ほろ酔い程度に酔わせるにはぴったりの1杯目のレディキラーカクテルにおすすめです。

モスコミュール

モスコミュールもまたウォッカをベースにしたカクテルで、レモン又はライムジュース、それにジンジャーエースを加えた爽やかな味わいが特徴です。日本のバーでは必ずメニューにあるカクテルの定番です。

モスコミュールは1940年代にハリウッドのバーテンダーが考案したとされ、元々は余っていたジンジャービアを消費するために当時アメリカで流行っていたウォッカと組み合わせることでできたと言います。モスコミュールのアルコール度数はウォッカの分量にもよりますが10度から15度程度です。

度数別レディキラーカクテル【アルコール度数15~30度】

度数別レディキラーカクテル、続いてはアルコール度数15度から30度以下のレディキラーカクテルについて紹介していきます。レディキラーカクテルとして有名なロングアイランドアイスティーも本項でチェックしてみましょう。

ロングアイランドアイスティー

ロングアイランドアイスティーはレディキラーカクテルを代表するカクテルのひとつです。紅茶を一切使っていないにもかかわらず、紅茶のような香りと味わいが特徴の不思議なカクテルです。見た目もアイスティーそっくりながら、アルコール度数は20度程度と高めです。

ロングアイランドアイスティーはもともと、アメリカニューヨーク州のマンハッタン島にあるロングアイランド島が由来と言われています。ラム、ウォッカ、テキーラ、ジンなど度数が高いスピリッツを合わせ、コーラとレモンジュースを適量加えて作ります

ピンクレディ

可愛らしいピンク色が特徴的なレディキラーカクテル、ピンクレディジンをベースにしたショートタイプのカクテルです。ジンベースにグレナデンシロップ、卵白を使用して作ります

ピンクレディは1912年にイギリスロンドンで大ヒットした舞台ピンクレディを記念し、千秋楽に主演女優に捧げられたのが由来と言われています。グレナデンシロップの淡いピンク色と、ふんわりとした卵白の泡が見た目にも美しいショートカクテルです。ピンクレディのアルコール度数は23度前後です。

アレキサンダー

アレキサンダーブランデーとカカオリキュール、そして生クリームを使って作るショートカクテルです。アレキサンダーにはかつてイギリス国王エドワード7世が、王妃アレクサンドラに捧げたことから名付けられたという由来があります。

カカオと生クリームのまろやかな甘さは口当たりがよく、アルコールが苦手な人でも飲みやすいカクテルです。とはいえアレキサンダーのアルコール度数は25度と相当高いので、飲み過ぎには要注意です。

グラスホッパー

グラスホッパーはきれいなグリーンカラーがおしゃれなショートカクテルです。材料にグリーンカラーのミントリキュール、ホワイトカラーのカカオリキュール、それに生クリームを足してシェイクして作られます。

ミントの爽やかな香りとカカオの香ばしさが合わさった薫り高いカクテルで、生クリームのまろやかさにより喉ごしもいいのが特徴です。グラスホッパーとはもともと、バッタやキリギリスという意味でその色合いからカクテルの名前が名付けられたと言われています。グラスホッパーのアルコール度数は20度前後です。

青い珊瑚礁

青い珊瑚礁ジンをベースにしたショートタイプのカクテルで、1950年の日本で生まれたレディキラーカクテルです。ペパーミントを使い、ほどよい甘さがありながらさわやかな味わいで日本ではスタンダード・カクテルの一つとして人気があります。

青い珊瑚礁にはスタンダードなスタイルの他に、グラスの縁を砂糖で飾ったスノースタイルもあり、見た目の美しさもこのカクテルを味わうポイントとなっています。オール・ジャパン・ドリンクス・コンクールでグランプリを受賞したカクテルでもあります。青い珊瑚礁のアルコール度数は35度前後です。

度数別レディキラーカクテル【アルコール度数30度以上】

度数別レディキラーカクテル、続いてはアルコール度数30度以上のレディキラーカクテルを紹介します。度数が大変高いため、ある意味レディキラーカクテルのなかでも凶悪なカクテルと言えるかもしれません。本項で紹介するレディキラーカクテルは勧めるほうも、飲む方も要注意です!

B-52

カルーア、ベイリーズ、グランマルニエと3種のリキュールを薄めずに層のように重ねて作る美しいカクテルB52というカクテルです。

ショットグラスに注いだら一気に飲む「シューターカクテル」で、火をつけて演出することができるなど何かと話題になりやすいレディキラーカクテルです。B52のアルコール度数は30度です。

ブラックルシアン

ブラックルシアンコーヒーリキュールとウォッカを使って作るレディキラーカクテルです。1950年頃のベルギーブリュッセルで生まれたと言われています。

やや甘めの味わいが特徴で、リキュールのみを合わせて作るためアルコール度数は高いです。ブラックルシアンのアルコール度数は25度から30度程度です。

なお、ブラックルシアンにはもう一つホワイトルシアンというバリエーションがあります。ホワイトルシアンは生クリームを浮かべてさらに甘くし、リッチに仕上げています。ホワイトルシアンもまたレディキラーカクテルで、アルコール度数は25度以上あります。

キッスインザダーク

ドライジン、ドライ・ベルモット、チェリーブランデーで作るカクテルがキッスインザダークです。「暗闇のなかでキス」という意味深で大人っぽい名前が付けられていてロマンチックなレディキラーカクテルです。

チェリーブランデーの甘く芳醇な香りが特徴のカクテルですが、ドライ・ベルモットの量を加減すれば辛口にしあげることもできます。

ビトウィーン・ザ・シーツ

ビトウィーン・ザ・シーツは「ベッドに入って」というこちらも意味深な名前が付けられたレディキラーカクテルです。ナイトキャップ、すなわち寝酒にもぴったりの口当たりの良さ、刺激の少なさが特徴です。

ビトウィーン・ザ・シーツはラム、またはブランデーをベースとしオレンジキュラソーやレモンジュースを加えて作りますアルコール度数は約32度です。

ジャック・ター

ジャック・ター横浜の老舗バー「ウィンドジャマー」が発祥のレディキラーカクテルです。今では日本各地のバーでも飲める人気カクテルメニューとなっています。

ロンリコ151、サザンカンフォート、ライムジュースをシェイクして作るジャック・ターはフルーティで滑らかな口当たりが飲みやすいのが特徴です。ロンリコ151はラム酒ですが、そのアルコール度数は75.5度とかなりの高度数で、ジャック・ターの度数も35度あります。

ゴッドマザー

ゴッドマザーはウィスキーベースのカクテルゴッドファーザーのバリエーションとして生まれました。ゴッドマザーはウィスキーではなくウォッカをベースとし、アマレットを加え優しい甘みがあるのが特徴のレディキラーカクテルです。

アーモンド風味の香りと甘さが飲みやすいカクテルですが、度数の高いウォッカを使って作っているためゴッドマザーのアルコール度数は34度程度と大変高いので要注意です。
 

レディキラーカクテルで女性と素敵な夜を

3種類のカクテルが並んでいる

紅茶のような香りと味わいが美味しいロングアイランドアイスティーに代表するレディキラーカクテルは、うつくしい見た目と飲みやすさとは裏腹に高いアルコール度数が特徴の、女性は「ちょっと要注意」なカクテルです。

今回はさまざまな種類のレディキラーカクテルをアルコール度数別に分けて紹介しました。口当たりがよいからとついつい飲み過ぎてしまわないように気をつけて、美味しいレディキラーカクテルを楽しみましょう!

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