2019年03月26日公開
2024年09月09日更新
ジョニーウォーカー黒・赤・青をラベル別に解説!種類ごとの味の特徴は?
ジョニーウォーカーというスコッチウィスキーを知っていますか?イギリス発祥でもある、ジョニーウォーカーはさまざまなな種類が販売されており多くの方から支持をされている人気のウィスキーです。今回は、定番でもある黒ラベル、赤ラベル、最高峰と言われている青ラベルについて詳しく見ていきましょう。また、ジョニーウォーカーの名前の由来や、歴史、特徴や飲み方や黒、赤、青それぞれの味わいについても紹介していきたいと思います。
目次
ジョニーウォーカー黒・赤・青の違いが知りたい!
ジョニーウォーカーという名前のお酒を聞いたことがあるでしょうか?ジョニーウォーカーは、ウィスキーのブランドになっておりお酒好きの中ではメジャーなウィスキーとして親しまれています。スコッチウィスキーの名品になっていることもあり、好んで飲まれる方も多いといいます。
そんな人気の高いジョニーウォーカーには黒、赤、青の種類が存在します。どれも人気が高いものになりますが、今回は黒、赤、青のそれぞれの味わいなどの特徴を見ていきましょう。
ジョニーウォーカーとは?
ジョニーウォーカーとは、どのようなウィスキーなのでしょうか?発祥の地、歴史、由来を紐解いていきましょう。イギリスの王室も飲んでいるといわれているジョニーウォーカーは、日本のみならず世界各国で見ても人気の高さの伺えるスコッチウィスキーであることが分かります。
発祥の地は?
ジョニーウォーカーは、スコッチウィスキーのブランドになるためスコッチウィスキーの由来でもある発祥はスコットランドになっています。スコッチウィスキーは日本では世界5大ウィスキーのひとつに入っていることもあり、有名なウィスキーといえるでしょう。
ジョニーウォーカーは、そんなスコッチウィスキーの中でもポピュラーな種類になっていることもあり日本でもお酒が好きな人は口にしたことがあるお酒であるといえます。
歴史
ジョニーウォーカーの歴史を見ていきましょう。まず誕生したのは、1830年頃といわれています。それまでは食料を扱う雑貨店として営んでいた創業者が作り上げたのが歴史の始まりです。
ブランドとして発足したのは、1909年頃からであると言われており、スコットランドでも有名になったジョニーウォーカーが世界に知られるようになったのは、この頃でした。
ブランドとしてジョニーウォーカーが販売された時のラベルは、白、赤、黒の3色だったといいます。歴史を紐解くと、現在では世界中に親しまれているジョニーウォーカーですが、販売当初は名も知られていないウィスキーのひとつとして始まったのです。
名前の由来は?
ジョニーウォーカーの名前の由来には、創業者が由来になったといいます。ジョニーウォーカーの歴史をスタートさせた創業者はジョンウォーカーといい、この名前の愛称にちなんだことが名前の由来であるといわれています。
スコッチウィスキーの製造方法
スコッチウィスキーの製造方法はどのように行っているのかを知っていますか?現在のスコッチウィスキーは全ての工程をイギリスで行っているウィスキーでなければスコッチウィスキーとして認められないといいます。スコッチウィスキーは歴史も深い分、多くの定義が定められています。
冒頭でも紹介したように、スコッチウィスキーの由来は発祥の地がイギリスのスコットランドであることから来ているため、多くの定義が定められたといえるでしょう。その製造方法は、仕込みから始まり発酵、蒸留を経て出来上がります。
ジョニーウォーカー黒ラベルの特徴
まず初めに紹介していくのは、ジョニーウォーカーの黒ラベルです。黒ラベルの味を含めた詳細を見ていきましょう。どのような特徴があるのでしょうか?
味
ジョニーウォーカーの黒ラベルは、40種類もの原酒をブレンドしているのが大きな特徴です。味わいは、豊かな香りと共に芳醇で飲み口の良い味わいになっているといえるでしょう。スコッチウィスキーのジョニーウォーカーの中でも最高傑作といえる商品です。アルコール度数は40度になります。
製法
味でも紹介したように、ジョニーウォーカーの黒ラベルはいくつもの原酒をブレンドした製法になります。歴史あるスコッチウィスキーならではの製法をそのままに、1樽1樽原酒を管理しているのも、ジョニーウォーカーの人気のある理由のひとつでしょう。
熟成年数
ジョニーウォーカー黒ラベルの熟成年数は、12年以上になっています。1909年に12年物として発売がされて以来、大きな反響を呼び現代まで人気の高いウィスキーの一種として親しまれています。
値段
ジョニーウォーカー黒ラベルは、700mlで約2000円~3000円ほどで購入が可能です。多量に飲むわけではないウィスキーは、700mlあれば十分長持ちすることでしょう。ぜひ1本自宅に用意してみてはいかがでしょうか?
ジョニーウォーカー赤ラベルの特徴
次に紹介していくのが、ジョニーウォーカーの赤ラベルです。ジョニーウォーカーの中では、気軽に購入することのできる身近なジョニーウォーカーとして親しまれています。ジョニーウォーカーの赤ラベルについて見ていきましょう。
味
ジョニ赤という愛称として親しまれている、日本を含め世界で最も飲まれているジョニーウォーカーの種類の一つのジョニーウォーカー赤ラベルは、甘さが特徴的です。蜂蜜のようなほのかに香る甘さがあり、かつスモーキーで奥行が感じられるのも、人気の高い理由でしょう。
製法
ジョニーウォーカー黒ラベルが、40種類の原酒のブレンドであったのに対し赤ラベルは35種類の原酒をブレンドしています。赤ラベルは、どんな飲み方をしても合うことでも知られています。そのように製法の段階でも、ジョニーウォーカーのこだわり、歴史を感じることができるでしょう。
熟成年数
ジョニーウォーカー赤ラベルの熟成年数は、約8年ほどとなっています。ブレンドされている原酒の中には、それ以上熟成させているものも使用しているといいます。黒ラベルの12年熟成に比べると少し短いですが、その分クセはなく飲みやすいのが特徴です。
値段
ジョニーウォーカー赤ラベルは、酒屋などでも多く取り扱っており価格も安いのが特徴です。イギリス由来の歴史あるウィスキーでありながら、価格は1000円~1500円ほどとなっていることもあり、手に取りやすいことでも人気が高い理由のひとつといえるでしょう。
ジョニーウォーカー赤ラベルは、ジョニーウォーカーの中でも定番商品になっているので、初めてジョニーウォーカーを堪能する方や、初心者の方はまずジョニーウォーカー赤ラベルで、スコッチウィスキーの歴史を垣間見てはいかがでしょうか?
ジョニーウォーカー青ラベルの特徴
最後に紹介するのが、ジョニーウォーカーの青ラベルです。ブルーラベルの名称でも親しまれています。高級品ともいわれている青ラベルについて詳しく見ていきましょう。
味
ジョニーウォーカーの黒、赤に比べると高級品であるジョニーウォーカー青ラベルは、高級品に相応しい奥ゆかしさのある上品な味わいが特徴になっています。イギリス由来のスコッチウィスキーの最高格ともいえる佇まいで、ジョニーウォーカーの中でも贈り物にも適している商品といえるでしょう。
製法
ジョニーウォーカー青ラベルは、長期に渡って熟成のされたウィスキーがブレンドされているのが大きな特徴になっています。
希少なモルトとグレーンのみを使用していることで、高級品になっているともいえるでしょう。希少価値の高いスコッチウィスキーのジョニーウォーカー青ラベルは、製法を感じながらぜひ堪能していただきたいウィスキーです。
熟成年数
ジョニーウォーカー青ラベルにブレンドされているウィスキーは、50年物も使用されています。そのため、生産量も少ないことから青ラベルの瓶にはシリアルナンバーも明記されているといいます。ジョニーウォーカーの最高峰でもある青ラベルの熟成された味わいをぜひ堪能してみてください。
値段
ジョニーウォーカー青ラベルは、750ml入りで約12000円~15000円の価格で販売がされています。黒、赤と比べてみてもその価格の差は歴然でしょう。イギリス由来の最高峰の青ラベルは、バーなどでも入荷をしている場合には飲むことができますので、ぜひ見かけた際にはその味と熟成のされた香りを楽しんでみてください。
ジョニーウォーカー黒・赤・青以外の種類
ジョニーウォーカーの黒、赤、青について詳細を見てきましたが、ジョニーウォーカーには黒、赤、青以外にも種類が存在しています。
メジャーな種類は、これまで紹介をしてきた黒、赤、青になりますがその他の種類も人気の高いものになっているので、どのような特徴を持っているのか知っていることで、飲みやすさなど自分好みの商品が見つかることでしょう。
グリーンラベル
ジョニーウォーカーのグリーンラベルは、黒、赤よりも少々高級品になっています。草の香りがすることが由来のグリーンラベルは甘い香りも交えつつ、さまざまな特徴のある香りが調和しています。
味わいは少々クセを感じるため、初心者の方ではなくウィスキーに慣れている方へ向けた商品であるといえるでしょう。グリーンラベルは、約4000円~5000円ほどの価格で販売されています。
ゴールドラベル
正式名称はゴールドラベルリザーブというジョニーウォーカーのゴールドラベルは、ちょっとしたプレゼントにも好まれているウィスキーです。味は、黒ラベルに近いものになっていますが、黒ラベルに比べると少々フルーティーな味わいと風味も感じることのできる商品です。
原液の色合いもキレイなことから、女性にも人気のジョニーウォーカーとしても知られています。ゴールドラベルは、約3500円~4000円ほどの価格で販売されています。
プラチナムラベル
プラチナムラベルは、熟成期間の長いのが特徴のジョニーウォーカーです。熟成期間は約18年間という長さになっており、ブルーラベルに次いで高級品として扱われています。味わいは、レーズンのような芳醇な香りの中にアップルのフルーティーな風味も感じることができるでしょう。
まろやかな舌触りのため、飲みやすさも感じられます。プラチナムラベルは、約6000円~7000円ほどで販売されています。
その他
その他にも、ジョニーウォーカーには多数の種類が販売されています。黒ラベルの上を行くスモーキーな味わいのダブルブラック、通常のジョニーウォーカーの瓶とは異なるしずく型でVIPな方に愛されていたというスウィングラベルなどが存在しています。
ジョニーウォーカーの基本の飲み方
ジョニーウォーカーの飲み方には、どのようなものがあるのでしょうか?飲み方は、自分の好みの飲み方を見つけるのがいいとされています。そのため、今回はジョニーウォーカーの基本の飲み方を紹介していきましょう。
ストレートで
ウィスキーそのものの味わいをダイレクトに楽しむことができるのが、ストレートによる飲み方です。ウィスキーをストレートで楽しむ場合には、香りも一緒に楽しむのがポイントです。ジョニーウォーカーは種類によって、味や香りにも違いがあるためどのジョニーウォーカーでも楽しむことができるでしょう。
ロックで
ストレートの場合、ダイレクトにウィスキーの味わいを感じることができますが少々アルコール度数も高いために、きついと感じる方も少なくないでしょう。
そんなときには、ロックの飲み方がおすすめです。ロックは、ストレートの飲み方に対して氷を入れるのが特徴になっています。そのため、飲み初めは濃いウィスキーを楽しみながら時間が経つごとに味が薄まっていき飲みやすさを感じることができるでしょう。
ハイボールで
さっぱりと飲みやすさを感じることのできる飲み方として、ハイボールで飲む飲み方もおすすめでしょう。炭酸で割ることで、クセの強いウィスキーも飲みやすくなること間違いなしです。
ハイボールで飲む際のポイントとして、氷をたくさん入れるのがいいとされています。自分の好みのウィスキーの濃さに仕上げることで、飲み進めるのが楽に行えます。
ジョニーウォーカー赤の飲み方別ボトルの保管温度
世界中で最も飲まれているといわれるジョニーウォーカーの赤ラベルは、唯一他のものと混ぜて飲むために製法されたスコッチウィスキーになっています。そのため、飲み方別にボトルの保管温度を変えることで美味しいお酒を嗜むことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
ロックやストレートは常温で
ジョニーウォーカーの赤ラベルは、ロックやストレートで楽しむ場合には常温での保存がおすすめです。冷蔵保存をしてしまうと、旨味の広がりが感じられなくなる可能性があることが理由に挙げられます。そのため、常温での保存が好ましいといえるでしょう。
炭酸割や水割りは冷凍で
アルコール度数の高いウィスキーは、冷凍での保存が可能になります。冷凍保存の施されたウィスキーは氷点下ウィスキーとして扱われ、氷点下の美味しさを味わうことが可能です。
ジョニーウォーカーの赤ラベルもアルコール度数が高いので、冷凍にも向いています。炭酸割りや水割りにする際には、冷凍保存することでいつもの味わいとはまた違った刺激的な味わいを楽しむことができます。
ジョニーウォーカー黒・赤・青の特徴の違いを飲み比べしてみよう!
今回は、ジョニーウォーカーの黒、赤、青のそれぞれの特徴などについてまとめてきました。その他にも種類があるように、ジョニーウォーカーだけでさまざまな味わいや風味を楽しむことができます。スコッチウィスキーの代表格でもある、ジョニーウォーカーをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?