清涼飲料水とは?砂糖の量や定義は?売れ筋商品ランキングも紹介

熱い夏になるとついつい手が伸びる飲み物といえば、炭酸や果汁の入った冷たいジュースです。清涼飲料水といえば、「スカッとさわやか」とか「フランスの国民的炭酸」など炭酸飲料をイメージしやすいCMが思い浮かびます。そもそも、清涼飲料水とはどんなものか?清涼飲料水の定義とは何か?清涼飲料水とは、炭酸飲料以外にどんな種類があるのでしょうか?また、清涼飲料水のに使われている砂糖の量が気になります。今の清涼飲料水の売れ筋ランキングも紹介します。

清涼飲料水とは?砂糖の量や定義は?売れ筋商品ランキングも紹介のイメージ

目次

  1. 1清涼飲料水のことを実はあまり知らない
  2. 2清涼飲料水とはどんな飲み物?
  3. 3清涼飲料水の人気売れ筋をランキングで紹介
  4. 4清涼飲料水を上手に生活に取り入れよう

清涼飲料水のことを実はあまり知らない

ジュースやサイダーなど普通にスーパーや自動販売機などで売られている飲み物の種類について、今まで考えたこともない方が多いと思います。特に「清涼飲料水」と言われても、どんな飲み物なのか、砂糖の量も気になります、実はあまり知らない方がほとんどです。今回は、清涼飲料水とはどんな飲み物なのか、清涼飲料水の定義や含まれている砂糖の量などについてまとめてみました。

清涼飲料水とはどんな飲み物?

清涼飲料水とは、いったいどんな飲み物のことを言うのでしょうか?字を見ると、スカッとさわやかな飲み物というイメージで、炭酸飲料を思い浮かべます。また、砂糖がたくさん入った飲み物というイメージもあります。そこで、清涼飲料水とはどんな飲み物なのか、清涼飲料水の定義について調べてみました。

清涼飲料水の定義とは?

食品衛生法には、清涼飲料水とは「乳酸菌飲料、乳および乳製品を除く、アルコール分が1%未満の飲料」と定義されています。つまり、お茶やコーヒー、オレンジジュースや栄養ドリンク、豆乳など、私たちが普段から飲んでいるほとんどすべての飲み物が「清涼飲料水」になります。また、ペットボトルなどの容器に入れて販売されている飲料水も「清涼飲料水」に入ります。以下の動画は、清涼飲料水の定義についてまとめたものです。

 

 

清涼飲料水の砂糖の量が気になる

ジュースなどの清涼飲料水にはどれくらいの量の砂糖が含まれていると思いますか?どれも液体なので外から見ても分かりません。成分表にも糖分がどれくらい入っているかは表示されていません。だから余計に清涼飲料水の砂糖の量が気になります。角砂糖の個数で、良く品に含まれている砂糖の量を表示しているポスターも作られて話題になりました。目に見える形で表示されるとよくわかります。
 

清涼飲料水の中に、砂糖がどれくらい含まれているか、実はとても簡単に知ることができます。以下に、計算方法がありますので、具体的に調べてみてください。

清涼飲料水の砂糖の量を知るには?

清涼飲料水の成分表示には、栄養成分表示が書いてあります。その中に「炭水化物」と表示されています。これが、砂糖も含めた糖質の総量を表した数値です。そこで、砂糖の量を調べるには、全体量÷単位量×単位量当たりの炭水化物の量になります。清涼飲料水の砂糖の量を目に見えるようにすると、怖くて飲めないと思います。まずは、自分が良く飲んでいる清涼飲料水にどれ位砂糖が入っているか計算してみてくだい。

清涼飲料水は飲み過ぎないほうが良い?

ついつい美味しくて飲んでしまう清涼飲料水ですが、やはり飲み過ぎないほうが良いのでしょうか?一番の問題は、やはり砂糖の取りすぎです。虫歯の原因やカロリーの取りすぎで肥満の原因にもなります。また、砂糖の取りすぎによって、ビタミンB1 を消費してしまい、ビタミンB1 不足になります。そもため、食欲不振・倦怠感・疲労感・血圧低下・動悸息切れ・集中力低下・協調性低下などの症状を引き起こすとされます。

砂糖の取り過ぎは、ビタミンB1不足を招き、人間の体と心に悪影響を与えることが分かっています。取り過ぎに注意しましょう。また、清涼飲料水を毎日過剰に飲むことで、糖尿病の問題もでてきています。甘い飲み物はとても危険ですので、飲み過ぎに注意して下さい。砂糖の入っていない清涼飲料水もいろいろとありますので、自分で調べて、選んで飲むことも大切です。

清涼飲料水の種類

清涼飲料水には大きく分けて、次の9種類あります。①炭酸飲料②果実飲料③コーヒー飲料④茶系飲料(ウーロン茶・紅茶・緑茶・むぎ茶など)⑤ミネラルウォーター類(ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーター・ボトルドウォーター)⑥豆乳飲料(豆乳・調整豆乳・豆乳飲料など)⑦野菜飲料⑧スポーツ・機能性飲料⑨乳性飲料(乳固形分3%未満のもの)

ミネラルウォーターの定義とは?

1990年に農林水産省から出されたガイドラインによると、ナチュラルミネラルウォーターに殺菌、成分調整したもののみを「ミネラルウォーター」と呼ぶと定義されています。その分類は①ナチュラルウォーター②ミネラルウォーター③ボトルドウォーターに分けられます。海外でのミネラルウォーターの定義とは異なりますので、注意が必要です。

砂糖が入っていない清涼飲料水とは?

清涼飲料水に含まれる砂糖が問題になっていますが、砂糖の入っていない清涼飲料水もあります。ウーロン茶・紅茶・緑茶・むぎ茶などの茶系飲料と、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーター・ミネラルウォーター・ボトルドウォーターなどのミネラルウォーター類です。豆乳飲料や野菜飲料にも無糖がありますので、成分表などの表示をよく見て選ぶことが大切です。

ゼロカロリーの清涼飲料水とは?

最近の健康志向のため、カロリーオフの清涼飲料水が増えてきています。ミネラルウォーターや茶系飲料以外にも、砂糖を使わない清涼飲料水が作られています。特に、コカ・コーラやスポーツ飲料のアクエリアスなどもカロリーゼロの商品を開発し、人気が出ています。

清涼飲料水とミネラルウォーターの違い

農林水産省のガイドラインでは、「ミネラルウォーター類」は飲料に適した地下水などを容器に詰めた製品のうち、水のみが原材料となっているものと定義されています。そのミネラルウォーターに果汁や甘味料を加えたものは、「ミネラルウォーター類」と呼ぶことはできません。水以外のものを加えたら清涼飲料水になります。つまり、ミネラルウォーターは水のみを原材料としているものと定義されています。

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清涼飲料水の人気売れ筋をランキングで紹介

清涼飲料水といっても、毎年たくさんの種類が新しく発売され、ロングセラー商品も販売されています。その中で、今人気の売れ筋を15位からランキングで紹介します。いつどんな時に清涼飲料水を飲むかによって、選び方も変わります。また、健康志向が高まっている最近、人気の清涼飲料水の商品がわかります。

第15位忙しい朝の習慣に「カゴメ野菜生活」

人気売れ筋ランキング15位は、カゴメ野菜生活です。忙しい朝食を手軽に野菜ジュースで済ませる方にも人気です。不規則な食生活をしている方も、一度に数種類の野菜が手軽に摂れると人気です。たくさんシリーズがありますので、好みの野菜を選んで、毎日種類を変えて飲むことも出来ます。紙パックタイプもあるので、手軽にどこでも飲むことが出来きます。
 

第14位水分補給に「ポカリスエット」

ランキング14位は、ポカリスウェットです。スポーツ補給にもすすめられます。熱中症や風邪などで大量に汗を書く場合は、水分と塩分を同時に取ることができる効果的な飲み物として、医療機関などでも推奨され、広く使われています。糖分が強いので、好みがわかれますが、病気のときの栄養補給にも、子どもからお年寄りまで幅広く飲まれています。

第13位ノンカフェインで安心「健康ミネラル麦茶」

ランキング13位は、健康ミネラル麦茶です。ノンカフェインのお茶なので、子どもからお年寄りまで安心して飲めると人気です。特に妊婦さんなどカフェインを採りたくない方に、おすすめです。昔は家庭で煮出して作っていた麦茶ですが、今は、ペットボトルに入っているので、いつでもどこでも、簡単に便利に麦茶を飲むことができます。糖分を控えている方にも、おすすめです。

第12位優しいオレンジの甘さ「なっちゃん」

ランキング12位は、ネーミングがかわいくて覚えやすいオレンジジュースの「なっちゃん」です。優しいオレンジの甘さが、子どもから大人まで幅広い人気です。オレンジジュース以外に、リンゴジュースやぶどうジュースもありますが、商品名はどれも「なっちゃん」です。果汁が入っているので、無果汁のオレンジジュースよりも安心して、子どもに飲ませている親が多いようです。

第11位スカっとさわやか「コカ・コーラ」

清涼飲料水といえば、コカコーラを一番にあげる方も多いと思います。特に、昔から今も人気のロングセラーの清涼飲料水です。アメリカのファストフード店でも、ハンバーガーと一緒に必ず飲まれているのがコカコーラです。メタボになりやすいと分かっていても、スカッとさわやかなのどごしがたまらないので、ついつい飲んでしまう方も多いようです。世界的に愛されている清涼飲料水の代表格です。

第10位元気はつらつ「オロナミンCドリンク」

ランキング10位は、大塚製薬から出されているオロナミンCドリンクです。リフレッシュしたいときやちょっと疲れたときに飲むと、元気になると人気のドリンクです。120mlの瓶入りなので、お年寄りにも飲みやすいサイズなので、ちょっとしたプレゼントにも人気です。CMの効果もあって、昔から愛され続けているロングセラーの清涼飲料水です。昔から変わらないパッケージも、人気のヒミツです。

第9位爽やかな大自然の味「サントリー天然水」

ランキング9位は、サントリーの天然水です。ミネラルウォーターが市販されるようになった頃、南アルプスの天然水として、健康志向の消費者に爆発的な人気となりました。他にも奥大山や阿蘇の天然水があります。今では多くの種類のミネラルウォーターが市販されていますが、その中でも一番人気の商品です。爽やかなイメージと自然の味で、カロリーオフの清涼飲料水として多くの人に愛されています。

第8位昔懐かしいサイダーといえば「ミツヤサイダー」

ランキング8位は、三ツ矢サイダーです。3本の矢のマークが分かりやすいロゴマークです。味も発売当初と変わらず、今でも人気のロングセラーのサイダーです。保存料ゼロで、熱を加えていないので、爽やかな味わいが人気です。最近は、糖質ゼロ・カロリーゼロ・保存料ゼロの三ツ矢サイダーゼロストロングも販売されています。サイダーといえば、三ツ矢サイダーと言われるほど人気です。

第7位緑茶を飲むなら「お~いお茶」

ランキング7位は、伊藤園のお~いお茶です。ミネラルウォーターと同じように、昔はお茶をペットボトルで販売することなど、考えられなかったのですが、甘くない清涼飲料水が欲しいという消費者の声で発売され、今では人気の売れ筋商品となっています。特に、お茶屋さんの作るお茶なので、美味しい味が人気です。また、ネーミングも一度聞くと忘れないので、覚えやすく手に取り易いようです。

第6位本格緑茶の味を楽しむ「伊右衛門」

ランキング6位は、同じく緑茶の伊右衛門です。サントリーの商品で、竹筒をイメージしたペットボトル容器に入った緑茶は、持ちやすい形状に工夫されています。新茶の時期には新茶バージョン伊右衛門を出したり、濃いめのお茶の伊右衛門などの複数の商品もあります。甘くない飲料水を求める消費者のニーズに対応して、お茶の味にもこだわり人気の商品です。

第5位変わらぬ味と懐かしさ「カルピスウォーター」

ランキング5位は、昔懐かしい「カルピス」を水で割った状態にして、すぐに飲めるようにした清涼飲料水です。優しい甘さと飲みやすさと懐かしさで、子どもから大人まで人気です。パッケージも爽やかで、つい手に取りたくなります。朝ドラ主演の永野芽郁さんをCMに使い、高校生の青春とカルピスウォーターを上手く表現して、ますます若者にも人気の清涼飲料水です。

第4位フランス生まれの国民的炭酸「オランジーナ」

ランキング4位は、サントリーのオランジーナです。オレンジなどの柑橘系果汁が12%入った微炭酸で飲みやすい人気の清涼飲料水です。オレンジピールエキスや果実繊維を加えているので、すっきりとした果実の味を楽しみことができます。甘くない清涼飲料水を好む方に、とても人気です。ハニーレモンジーナやオランジーナプルミエルージュなどもあります。

第3位健康志向のための「コカ・コーラゼロ」

ランキング3位は、コカ・コーラゼロです。カロリーゼロ、保存料ゼロ、合成香料ゼロ、カフェインゼロのコカ・コーラです。コカ・コーラの良さを残し、カロリーや保存料、合成香料、カフェインまでもゼロにしました。カフェインゼロにしたことによって、夜の時間にリフレッシュするとき安心して飲むことができます。健康志向の方にも人気の清涼飲料水です。

第2位コーヒー通も好む「ネスカフェボトルコーヒー無糖」

ランキング2位は、ネスカフェボトルコーヒー無糖です。これまでのコーヒーは、ミルクも砂糖のたっぷり入っているものが主流でしたが、最近の健康志向で、無糖コーヒー、ブラックコーヒーが普通に販売されています。ミネラルウォーターや緑茶が人気なように、清涼飲料水の砂糖が気になる方が増えているからでしょう。甘さひかえめのコーヒーも人気ですが、やはり無糖のコーヒーが一番人気です。

第1位清涼飲料水で一番人気!「アクエリアス」

ランキング1位は、アクエリアスです。ポカリスウェットと同様に、水分補強やミネラル補給に利用されています。アクエリアスはクエン酸に加えて、バリン、ロイシン、イソロイシンの必須アミノ酸を3種類を含んでいます。ポカリスウェットにはこれらの化合物は含まれていません。エネルギー代謝に必要なアミノ酸を含んでいるアクエリアスが、スポーツ飲料として適しているので、多くのスポーツ選手に人気です。

清涼飲料水を上手に生活に取り入れよう

暑いときの冷たい清涼飲料水は、最高に美味しく感じます。ついつい飲み過ぎて、ご飯も入らないといった経験も多いのでは?外から見えないですが、清涼飲料水に含まれる砂糖の量が、健康を害する恐れがあります。1回に大量に飲まないで、適量を心がけましょう。爽やかな気分になって、リフレッシュするために、清涼飲料水との付き合い方を、もう一度見直して、上手に生活に取り入れましょう。

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