ウォッカの原料は?世界4大スピリッツの違い!歴史や種類・味まとめ
ウォッカとは様々な穀物を原料とした蒸留酒です。ウォッカは原料となる醸造酒を蒸留して作るスピリッツというお酒のため、アルコールを除けばほとんど無味無臭無色という癖のないお酒でもあります。ストレートやカクテルでも好んで使われるお酒ですが、どんなお酒か聞かれるとわからないという人が多いお酒でもあります。ウォッカがどんなお酒なのかからそのおすすめの飲み方まで詳しく紹介していきます。
ウォッカとは?
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ウォッカはそのまま飲むことも多いお酒ですが最近ではカクテルのベースとしても人気のお酒です。缶チューハイのベースにもよく使われるお酒で、コンビニで売られているカクテルにもベースとして良く使われます。そんなウォッカの名前の由来や製造方法を始め、主な特徴や基本的な事柄をまとめてみました。
名前の由来と歴史
名前にはどんな由来があるのでしょうか?ウォッカ(vodka)の名前の由来は、スラヴ語の「水」を意味する「voda」に「少ない」を意味する指小辞を付けたものであることから、「少量の水」という意味だと解釈されているのです。
ウォッカの歴史は大きく分けてロシアとポーランドそれぞれの歴史に二分されます。ロシアでの起源には諸説あって12世紀ごろよりロシアの地酒を原料に作られるようになったというものや、ルーシ時代にジェノアの大使によってブドウで作られた「命の水」と呼ばれる蒸留酒が初めて紹介されたのが元になったという説があります。
さらに15世紀半ばにはジーズネンナヤ・ヴァダーと呼ばれる蒸留酒が生まれるきっかけにもなり、その名を略した呼称のヴァダーも名前の由来の一つと考えられています。1794年に「白樺の活性炭でろ過する」製法が確立されて以降、「癖の少ない酒」としての個性を世界に認められ広まったのです。
一方のポーランドでは中世前期にアラビアから交易で広がったものの一つとされています。当時ウォッカは消毒液名でラテン語が訛ってオコ・ヴィタ(oko-wita)とも呼ばれていました。やがて水の意味のヴォーダ(woda)に指小形を付加しヴトゥカもしくはヴォートゥカ(小さな水)という語ができ、これが現在のウォッカの語源と考えられています。
このためポーランドでは飲酒用としてはビールやワインが主流であってウォッカはマイナーなものでした。ですが18世紀終盤のポーランド分割で一部の文化圏がロシアの支配下に入ったことで、強い酒をストレートで飲む習慣が広まったのです。そんなポーランドでは現在再びビールが主流となったために国内出荷は減少しています。
製法
ウォッカの最大の特徴はその製造方法にあります。全てのお酒がそうであるようにウォッカも最初は原料を発酵させて醸造することから始めます。その後できた醸造酒を連続式蒸留器にかけて蒸留します。そうしてアルコール度数85度~96度という高濃度の精留エチルアルコールを作ります。
そのエチルアルコールに天然水や精製水などの水を加えてアルコール度数が40度になるように薄めます。さらにほのかな甘味を付けるためにはちみつや果糖などの糖分をはじめ隠し味となる原料を加えて微妙に変化をつけるのです。そしてウォッカにとって最も重要な白樺の活性炭でのろ過を経て完成するのです。
味の特徴
ウォッカの味の特徴は原産国によっても違いがありますが、ロシアウォッカはすっきりとした癖のない軽い口当たりが多く出回っています。一方のポーランドではフレーバードウォッカの種類の豊富さと銘柄の多さが特徴です。国によって使う原料にも違いがあるためそれぞれに個性が出ているのです。
主な原料は穀物
ウォッカの主な原料は穀物です。ライ麦やトウモロコシなどのグレーンと呼ばれる穀物類の他、小麦、大麦が使われています。この他にもカクテルのベースとして人気があることからさまざまな香り付けや隠し味として、牛乳、フルーツ類、じゃがいも、ビート(てん菜)、砂糖を精製するときにできる副産物であるモラセスなどを入れることもあります。
フレーバードなども
ウォッカが世界中でストレートやカクテルなどさまざまな飲み方で親しまれるようになるにつれて、本来のすっきりとした味わいのものだけでなく、さまざまなフルーツやスパイス、ハーブなどを使ったフレーバードウォッカも多種多様に作られるようになりました。
原料はもちろんのことどんなフレーバードを使うかで仕上がりに大きな違いが生まれるために、ブレンダーの腕が出来を大きく左右するのが特徴です。中にはウイスキーのように樽詰めにして熟成させたり、フレーバーを加えてから樽詰めにするなどさまざまな方法で作られています。
世界4大スピリッツの一つ
ウォッカは世界4大スピリッツのひとつです。スピリッツとは醸造酒を原料として蒸留することで作られる蒸留酒の事を指していいます。水とアルコールの沸点の差を利用してアルコールを抽出したものがスピリッツなのです。蒸留酒は世界に多くの種類がありますが、中でも有名な4つを指して4大スピリッツといいます。
ウォッカはこの4大スピリッツのひとつに数えられ、他にジン、ラム酒、テキーラの3つがあります。それぞれ生まれた地域と原料に違いがありますが、純度が高く世界で愛されている蒸留酒のため4大スピリッツと称されているのです。
ウォッカの産地別原料や味の特徴
ウォッカの発祥には諸説あるものの今や世界中で作られている人気のスピリッツのひとつです。そんなウォッカは産地によって原料や味にもそれぞれ特徴があります。世界各地で作られているウォッカについて原料とともに特徴をまとめてみました。
ポーランド
ウォッカというとロシアこそがウォッカの発祥の地と思われがちです。ですが実際にはポーランドのほうがウォッカの発祥の地といわれていて、歴史のある古い蒸留所が多いことでも知られています。ポーランドでは原料を穀物や砂糖などの定番にこだわらずに、常に試行錯誤を重ね続けてさまざまなフレーバードウォッカをも生み出しています。
そのため銘柄はもちろんフレーバードの種類も豊富です。ポーランドのフレーバードで多いのはハーブとスパイスを使ったものです。世界中からさまざまな香辛料を仕入れては日々研究を重ねています。価格の幅も広くて高級なものからリーズナブルなものまで多くの銘柄が揃っています。ただしアルコール度数の高いものが多いのも特徴です。
ロシア
主に小麦を原料としたすっきりとした癖のない口当たりが特徴です。他国の銘柄との大きな違いは白樺の炭を使うのはもちろん、ろ過工程を2回以上繰り返しているものが多いことです。より純度の高いものを求めてろ過工程を複数回経るのが一番の違いなのです。別名「命の水」とも呼ばれるほど欠くことのできないお酒でもあります。
ロシアは世界最大のウォッカの生産国であり、スッキリと軽い口当たりの銘柄が一般的で多く出回っています。アルコール度数の高さから常温保存にも優れています。さらにカクテルベースとしても非常に優秀で、日常的に飲めるものから辛口なカクテルにも使えるものまで揃っています。初心者でも扱いやすいですがアルコール度数は高めです。
スウェーデン
生産量の多い北欧の中でスウェーデンもウォッカ消費国として有名です。当然のように製造所も多く、世界的な銘柄として「アブソルート」や「レベル」などがあります。スウェーデンと他の国の違いは「プレミアムウォッカ」が多いことです。厳選した原料を使っているため世界的に愛好家が多いのが特徴です。
滑らかでふくよかな口当たりで、ドライフルーツを使っている銘柄が多く見られます。カクテルベースとして優秀なのはもちろんのこと、ストレートやロックといったその口当たりを楽しむ飲み方にぴったりのウォッカです。穏やかな甘さと酸味のバランスが良い初心者におすすめのアイテムです。
ウクライナ
かつて旧ソ連の一部でもあったウクライナは文化的影響も色濃く受けています。ウォッカもそのうちのひとつで、ロシア産と良く似たスッキリとした飲みやすい銘柄が多いのが特徴です。その製造方法もさまざまな銘柄があるだけでなく、品質の高さの割りに価格が比較的リーズナブルなのが特徴でもあります。
ウクライナで最も国民に親しまれている銘柄が「ミールナ」です。ロシア伝統のものはもちろんのこと、チェリーや唐辛子、ナッツなどを原料に風味を足したフレーバードも多数生産しています。比較的安価でそのまま飲んでもカクテルベースにしても美味しいので、初心者にもおすすめの銘柄でもあります。
フィンランド
北欧という寒い地域柄で身体を温める飲み物が好まれるため、フィンランドもスウェーデン同様にウォッカの消費国です。寒さ対策もあってアルコール度数の高さから国民の間に自然と浸透していったのです。フィンランド製のウォッカの特徴は、その自然が生み出す豊かなミネラルウォーターを贅沢に使って作られていることです。
フィンランド産の大麦を原料として作った非常に純度の高いお酒で、クリアですっきりとした飲み心地が特徴です。「氷堆石」という氷河の国ならではの自然の恵みを使ってろ過された天然氷河水を仕込み水として使っているため、その透明度は世界一といわれるほど澄んでいます。フィンランドのプレミアムウォッカといわれる所以です。
アメリカ
寒冷地以外でもウォッカの生産が盛んなのがアメリカです。世界的にも有名な銘柄がある中でも一番有名なのが「スカイウォッカ」です。サンフランシスコ生まれの銘柄で、アメリカで人気のカクテルである「マティーニ」の愛好者をターゲットにした銘柄でもあります。不純物が無いため透明度が高くキレもあるため飲みやすい銘柄です。
アメリカでは脂っこい料理にも合うお酒が好まれるため、小麦を原料に使ったスッキリとして飲みやすさを追求したウォッカが好まれます。「クレーターレイク」という銘柄も人気で、10回ものろ過工程を経たその透明度の高さが好まれています。
オランダ
北欧との貿易が盛んだったオランダでも歴史あるウォッカの蒸留所があります。昔から上質な小麦や大麦といった原料を仕入れやすい国柄だったため、1691年に「ノレット蒸留所」が創業して「ケテルワン」という銘柄を作ったのが始まりでした。シルクのような繊細な口当たりが特徴で貴族の間でも人気の銘柄でした。
このような背景から特に高級なプレミアムウォッカとして有名で、高級ホテルやバーなどでの利用が多いことから今までの概念を覆すといわれるほどです。この銘柄の製造方法は蒸留した原酒とさまざまなフレーバー・アルコールをブレンドすることです。最も適したカクテルは「ブラッディメアリー」といわれている銘柄でもあります。
ノルウェー
ノルウェーの銘柄の多くは原料にじゃがいもを多く使っているのが特徴です。国産銘柄でも10社以上がじゃがいもをメインの原料に使っているのです。ノルウェーの自然を反映した各銘柄は本物の水のようにクリアで爽やかと評判です。ピュアウォッカだけでなくフルーツやハーブのフレーバードも豊富にあるのが特徴です。
仕込み水には数千年かけて溶け出した氷河の水を使用して製造していますが、そんなノルウェーの銘柄は一度に作る本数が少ないことから入手困難な銘柄が多いのです。そのため高級バーやレストランなどでの提供が多く、おすすめの割り方はトニックウォーターなどの炭酸を使う方法です。柑橘系を足すことで清涼感を増すことができます。
フランス
フランス産のウォッカはその美食文化を取り入れた仕上がりのため基本高級銘柄が多く、さまざまな料理に合うのが特徴です。その中でも最も有名な銘柄が「グライグース」で、全世界で4000万本近い販売規模を持ったブランドです。世界中に愛好家がいるだけでなく日本でもファンの多い銘柄でもあります。
そのほかでは「シロック」というプレミアムウォッカも人気の銘柄です。このウォッカの特徴はフランスのワインの製造技術を盛り込んでいることで、フランス産のぶどうのみを原料に使って高級ワインの製造法である「低温抽出法」を採用しています。そのため華やかでフルーティな軽やかな口当たりに仕上がっている銘柄です。
モンゴル
モンゴルで一番有名な酒造メーカーがモンドセレクションでも何度も金賞を受賞しているチンギスです。そのチンギスシリーズでも特におすすめの銘柄が「モリタェチンギス」というウォッカなのです。意味は「馬に乗っているチンギス」でボトルにはチンギスハーンが部下たちと馬に乗っている姿が描かれています。
ピュアウォッカらしい飲みやすい味わいが魅力でアルコール度数は39度と強めです。「2日酔いにならないウォッカ」のキャッチコピーで都市部の人々の支持を得ている銘柄でもあります。遊牧民の間で人気なのは「アルタントゥルー」で、こちらもモンドセレクションで最高金賞を受賞したことのある由緒ある銘柄でおすすめです。
日本産や韓国産もある
日本ではウィルキンソン・ウォッカという白樺の炭でのろ過工程にたっぷり時間を割くことで実現させた、純度が高くて透明感あふれる日本発祥のウォッカです。ストレートでもカクテルベースとしても万能振りを発揮する銘柄で、初心者が迷ったらまず買って間違いのないおすすめの銘柄でもあります。
またロシア発祥のスミノフですが日本で取り扱っているものの多くは韓国製のものです。スミノフブランドはその販売量は堂々の世界1位ながら製造元は世界各地にあるのです。その飲み口は癖がなくクリアな味わいでスミノフを好んで飲む人も多い一流銘柄です。
ウォッカと世界4大スピリッツの違い
ウォッカが4大スピリッツのひとつということは先にも紹介した通りです。では他の4大スピリッツにはどんな特徴があってそれぞれ何が違うのでしょうか?それぞれの特長や違いをまとめてみました。
テキーラ
テキーラはスピリッツの中では誕生したのはずいぶんと遅く、登場したのは18世紀半ばごろといわれています。テキーラの原料はサボテンというイメージの人も多いですが、実際にはアロエに良く似た竜舌蘭という植物から作られます。テキーラが誕生したきっかけは18世紀のメキシコで大きな山火事が起こった際に、焼け跡に転がっていた竜舌蘭から甘い香りの汁が滲んでいたことから、蒸留酒を作ることを思いついたとされています。
味の特徴
テキーラの原料である竜舌蘭は別名アガペとも呼ばれています。そんな竜舌蘭のみを原料として作られるテキーラですが、熟成具合によってその口当たりは大きく変わります。最上級のアネホになるとトロッとした上品な糖の甘さとコクのある旨味を楽しむことができるといいます。
製法
テキーラは収穫した竜舌蘭を30時間以上かけて蒸しあげたら1週間放置し、その後石臼ですり潰して汁を絞り取ります。絞り汁を発酵させて原酒を作ったら蒸留器で最低2回多いときは3回蒸留されて作られます。テキーラの製法は法律で定められているため条件を満たしたもののみがテキーラとして認められるのです。
ジン
ジンはオランダ生まれのスピリッツで当初は薬用酒として使われていました。もともとは薬用酒ということからもわかるように、ボタニカルと呼ばれている薬草類を加えて作られるのがこのジンというスピリッツの最大の特徴なのです。「ジン」という名前は原料の薬草の「ジュニパーベリー」から来ているといわれているのです。
味の特徴
薬草由来の独特の香りや鋭い切れ味のような口当たりが特徴でカクテルのベースとしてとても優秀です。そのため徐々に嗜好品としても広まっていった結果、現在ではカクテルの材料として最も多く使われているもののひとつになっているのです。
製法
大麦やライ麦、じゃがいもなどを原料とした原酒を作り、その原酒を使って連続蒸留器でアルコール度数の高いスピリッツを作ります。そこにジュニパーベリーなどのボタニカルを加えて単式蒸留して香り付けされて完成となります。
ラム酒
西インド諸島が原産地と考えられているスピリッツで17世紀には作られるようになっていたとされています。イギリス海軍が兵の士気を鼓舞するためにラムを支給したり、海賊船においても船員の不安やストレス緩和のための強壮剤としてラム酒を積んでいたとすることから、ラム酒は海の男のイメージの強いお酒でもあるのです。
味の特徴
海の男のイメージとは遠くかけ離れてその味は非常に甘いのが特徴です。中にはカラメルのように甘いものもあります。そのためラム酒はラムレーズンのようにお菓子作りにも良く利用されるお酒なのです。甘党の人にも良く合うお酒といえます。
製法
砂糖を精製するときに出る廃糖蜜やサトウキビの絞り汁そのものを原料としてアルコール発酵させた後、蒸留と熟成を経て作られます。製法がいくつかあり連続式蒸留法か単式蒸留法のどちらで作るかでも風味が変わるので、製法を確認してから試してみて好みを見つけるのもおすすめです。
ウォッカのおすすめ銘柄
ウォッカを飲みなれている人にはすでに好みの銘柄があることでしょう。ですが初心者が飲むのであればどんな銘柄がおすすめなのでしょうか?いくつかおすすめのウォッカの銘柄をピックアップして紹介します。
ウィルキンソンウォッカ
安い価格で本格的なウォッカを楽しむのであれば「ウィルキンソンウォッカ」がおすすめです。白樺の炭で時間をかけてろ過して作られているためピュアでクリアな口当たりを楽しめます。オン・ザ・ロックからカクテルまで幅広く楽しむことができます。
口コミの評判も良い銘柄で「安い価格で美味しく飲める」おすすめの銘柄です。初めて飲む人や毎晩の晩酌用としても試す価値のある銘柄です。アルコール度数は40度と50度があるので好みで選ぶことができます。
アブソルート
スウェーデンを代表する究極ともいえるプレミアムウォッカです。肥沃な土壌と冬の気候が作り上げたスウェーデン南部産の良質な冬小麦を使用し、原料の選定からボトリングまでの全工程を一元管理システムで製造しています。ピュアで自然な口当たりが魅力的で海外進出を果たして以降世界中で人気となっています。
口コミでも評価は高いのでお酒上級者から初めて飲む人にもおすすめできます。初心者だからこそ最初に飲む銘柄はきちんとしたものから試してみることで、本当のウォッカの味を知ることができることでしょう。
スミノフ
元々はロシア皇帝御用達ながらもロシア革命でフランスを経てアメリカに亡命したウォッカブランドです。現在では世界で最も広いシェアを誇る銘柄でもあります。何度もろ過を繰り返すことで雑身や濁りを徹底的に取り除いた無色透明のクリアなテイストで、どんなカクテルにしてもその美味しさを引き立ててくれます。
基本的にはスミノフですが、ロシア文字や英語表記によれば「スミルノフ」と表記されることもしばしばあります。ロシア国外で多く飲まれているちょっと変わった経歴を持つウォッカです。
スカイウォッカ
アメリカを代表するウォッカでその名の通りのブルーカラーのボトルが目印になっています。クリアな口当たりを実現するために蒸留を4回、ろ過を3回するなど手間をかけて作られています。カクテルにしても邪魔にならないシンプルな味わいで飲みやすい銘柄です。
安い金額で手に入ることから少ない金額でお酒を楽しみたい人にもおすすめの銘柄です。カクテル用に美味しい銘柄を探している人にはぴったりのウォッカですのでぜひ試してみてください。
ウォッカのおすすめの飲み方
ウォッカを初めて飲む人にとってはどうに飲むのが一番良いか迷ってしまうのではないでしょうか?そんなときにはまずはカクテルにして飲むのがおすすめです。ウォッカは強いお酒なので、いきなりそのまま飲むよりもカクテルで楽しむほうが飲みやすいのです。ウォッカを使ったおすすめのカクテルをいくつか紹介します。
スクリュードライバー
ウォッカをオレンジジュースで割った定番のロングカクテルです。「スクリュードライバー」とはねじ回しのことで、油田の労働者たちがウォッカとオレンジジュースをねじ回しで混ぜて飲んだことからこの名前が付いたとされています。とても口当たりの良いカクテルですが、初めて飲む場合にはウォッカを少なめにしてみると良いでしょう。
ウォッカマティーニ
「カクテルの王様」と呼ばれる「マティーニ」のベースをジンからウォッカに変えたものです。クセのないウォッカで作ることでよりスムーズな味わいとキレを生み出すことができます。アルコール度数はかなり高いカクテルのためお酒に弱い人や初心者は避けたほうが良いですが、お酒に強い人にはぜひ試して欲しいカクテルです。
ウォッカリッキー
ライムの香りと酸味が爽やかなロングカクテルです。「リッキー」とはスピリッツにライムの果肉とソーダを加えて作るカクテルのスタイルのことで、飲み手がマドラーで好みの味加減になるようにライムを潰して楽しむカクテルです。スッキリとした後味が楽しめるカクテルでウォッカの濃さも調節できる、初心者にもおすすめのカクテルです。
ウォッカの原料や産地の特徴を飲み比べてみよう
ウォッカはその原料や産地、製造方法でもさまざまな特徴がはっきりと出るお酒です。一方でとても飲みやすいだけでなくカクテルなどのアレンジも自由自在のお酒でもあります。ウォッカの原料による味の違いも楽しみながらさまざまな味わい方を試してみてください!