長ネギの保存方法/期間は?常温/冷蔵/冷凍別に保存のコツを解説!

長ネギの保存方法を知っていますか?スーパーでは常温で販売しているため、常温で保存する家庭が多いのですが、長ネギには長持ちさせる正しい保存方法があります。常温、冷蔵、冷凍に分けて長ネギの保存方法のコツを紹介します。またそれぞれの保存期間についても紹介します。長ネギはカットしないと冷蔵庫に入りませんが、白ネギや葉ネギのどの部分をカットすれば良いのか、カットするときのコツや賞味期限の見極め方についても紹介します。

長ネギの保存方法/期間は?常温/冷蔵/冷凍別に保存のコツを解説!のイメージ

目次

  1. 1長ネギ(白ネギ)の正しい保存方法を知っている?
  2. 2長ネギの保存方法【常温】
  3. 3長ネギの保存方法【冷蔵・野菜室】
  4. 4長ネギの保存方法【冷凍】
  5. 5保存方法別の賞味期限と保存期間
  6. 6長ネギをカットして保存する方法
  7. 7長ネギを乾燥保存する
  8. 8長ネギを土の中で保存する
  9. 9長ネギが悪くなった状態
  10. 10長ネギを上手に保存して長持ちさせよう!

長ネギ(白ネギ)の正しい保存方法を知っている?

鍋の具材や炒め物などだけでなく、白髪ネギなど薬味としても大活躍する長ネギは家庭料理の必需品です。一般的に白ネギと呼ばれる根深ねぎと緑色の葉の部分の葉ねぎに分かれます。栽培時に土の中にいるのが白ネギです。

長ネギは長さがあるため保存方法に困る食材です。カットすると傷みやすくなるとそのまま常温で保存したり冷蔵庫に寝かせて保存するのが一般的です。そんな長ネギの正しい保存方法を紹介します。

長ネギの保存方法【常温】

長ネギはサイズが長いため、そのままの状態で冷蔵庫に入れるのは困難な食材です。販売している状態も常温であるため、常温保存をする家庭が多いのが特徴です。

保存場所

長ネギは冬の野菜です。11月から2月頃が旬です。そのため長ネギは寒い環境を好みます。常温で保存する際の保存場所は冷暗所にするのがコツです。夏場は暑くなりがちなので常温での保存はあまり向きません。数日中に使い切る必要があります。

保存方法

冷暗所での長ネギの保存方法は、新聞紙で包むのがベストです。周囲の空気をシャットアウトした状態で水分が蒸発しないようにするためです。袋に入って販売されている長ネギの場合には、袋から出して新聞紙に包みなおして保存するのがコツです。

長持ちさせるコツ

常温で長ネギを保存した場合、保存状態が良好な冬場であれば、3週間程度の期間保存できます。夏場は1週間程度の保存期間が限界です。長持ちさせるためには立てて風通しの良い場所に置いておくことが必要です。

長ネギの保存方法【冷蔵・野菜室】

野菜は冷蔵保存すると常温で保存するより長持ちします。最近の冷蔵庫はチルドルームや野菜室など野菜の保存に適した環境が整っています。

保存場所

冷蔵庫の中で長ネギの保存場所に適しているのはチルドルームや野菜室です。野菜に必要な水分をできるだけ失わないようにコンロルールしている部屋です。長ネギもそのままの状態で保存するのであればチルドルームや野菜室がおすすめですが、ジップロックを使用する保存方法では、通常の冷蔵ルームでも構いません。

保存方法

冷蔵庫の中で長ネギを保存する際には、そのままの長さでは入りません。そのためカットして保存します。白ネギと葉ネギの境目付近で切断するのがベストですが、冷蔵庫の大きさによっては1/3サイズでも問題ありません。

チルドルームや野菜室にはそのまま保存できますが、通常の冷蔵室で保存する際には、ジップロックに5cc程度の水を長ネギと一緒に入れて保存します。空気を出して密閉して保存します。

長持ちさせるコツ

野菜室やチルドルームで保存した場合には、10日程度の保存期間が保てます。長持ちさせるためには立てて保存するのがおすすめです。ジップロックで保存した場合には、3週間程度の期間保存できます。長ネギを使うたびに水を新しくすることが長持ちさせるコツです。

長ネギの保存方法【冷凍】

食品を長く保存したいのであれば、冷凍保存がおすすめです。そのままの状態を長期間保つことができます。冷凍保存の際の注意点は解凍方法です。解凍方法によってせっかくの保存状態がダメになってしまう可能性もあります。

保存場所

冷凍保存する際には、冷凍庫を使用します。冷凍庫を開け閉めした時に温度変化の多い入り口付近やドアのポケットではなく、温度変化の少ない冷凍庫の奥で保存するのがコツです。

保存方法

冷凍保存する際には、冷蔵保存と同じように長ネギをカットしてジップロックに入れて保存します。ジップロックの袋のサイズに合わせて長ネギをカットします。空気を抜いて密閉した状態にして冷凍庫に保存します。

長持ちさせるコツ

冷凍保存で長持ちさせるためには、温度変化を与えないようにすることと空気を抜いて密閉させることです。一ヶ月程度保存することが可能です。小分けにして冷凍すると使うときに便利です。

解凍すると水っぽくなってしまうため解凍せずに凍ったままそのまま使うのがコツです。手早くカットして料理に使用するのが美味しさを保つコツです。

保存方法別の賞味期限と保存期間

長ネギの保存方法は常温、冷蔵、冷凍の三種類があります。一番長い保存期間が冷凍保存です。使い切る期間から逆算して保存方法を選ぶのがベストです。

冷蔵

冷蔵保存の場合は、保存方法によって保存期間が異なります。野菜室やチルドルームには長ネギをカットしてそのまま保存することができます。手間暇がかからないのがメリットです。保存期間は10日程度です。

ジップロックに入れ水を加えて保存すると同じ冷蔵保存でも保存期間を長くできます。3週間程度の保存が可能です。水をこまめに入れ替えるのがコツです。

冷凍

長ネギの冷凍保存の保存期間は一ヶ月程度です。できるだけ瞬間的に冷凍するのがコツです。長ネギのシャキシャキ感は一か月経過しても失われません。

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常温

長ネギを常温で保存する際には、冷暗所で保存しますが夏場は1週間の保存期間となります。冬場の寒い時期で且つ保存状態が良ければ、3週間程度保存することができます。

長ネギをカットして保存する方法

長ネギはカットしないと冷蔵庫に入らないサイズです。長ネギはどこでカットして保存するのが良いのでしょうか?カット方法とカット後の保存のコツを紹介します。

カットする部分

長ネギを保存する場合、常温以外の保存方法ではカットして保存します。冷蔵保存や冷凍保存の場合には、カットしてもしなくても保存期間に影響はありません

カットする場所は、一番好ましいのは白ネギと葉ネギの境目部分です。白ネギと葉ネギの境目でカットしてもまだ長い場合には、さらに短くカットします。カットする場所は問いません。

ラップで包む

長ネギを冷蔵や冷凍保存する場合には、カットしてラップで包むのが効果的です。ラップの代わりに密封できるジップロックなどを活用する方法もあります。長ネギをそのまま冷蔵や冷凍すると水分が蒸発して乾燥してしまいます。水分を保持するためにラップなどで包むのが正しい保存方法です。

立てて保存

長ネギは立った状態で育っています。保存は育った状態と同じ状態にすることで野菜にストレスをかけることなく保存できます。横にすると立ち上がろうと余計なエネルギー消費をすることになります。

水に浸ける方法

冷蔵保存する際には水に浸した状態でジップロック内で保存するのが長持ちさせるコツです。抜ける水分が発生する一方適度な水分を補充させることで鮮度を保たせることができます。ただし水も適度に交換し新鮮な状態にしておくのがポイントです。

長ネギを乾燥保存する

長ネギは乾燥させて保存させることも可能です。長ネギを乾燥させると保存期間を伸ばすことができるだけでなく甘みも増して美味しくなる効果があります。

カットする

長ネギを乾燥して保存するためには、長ネギをカットする必要があります。小口切りや斜め切りにするのが一般的です。白ネギも葉ネギも同じようにカットします。みじん切りにして細かくする方法もあります。

天日干し

カットした長ネギを天日干しにします。ざるやネットなどを用いて重なり合わないように長ネギを散らします。軽く塩を振って2~3日天日干しにします。天日干しで完全に乾燥させるのは初心者には難しいため、冷蔵庫などに入れて完全に乾燥させます。

冷蔵保存

完全に乾燥できたら、乾燥ネギを保存します。保存は冷蔵庫で行います。ジップロックやタッパーなど密封できる容器を用いて冷蔵保存します。使う時の事を考慮して小分け保存するのがコツです。

保存期間

乾燥ネギの保存期間は約一ヶ月です。乾燥ネギの用途はスープや味噌汁などに限定されますが、みじん切りにして保存した場合には、各種薬味にも利用できます。

長ネギを土の中で保存する

長ネギの保存方法の裏技ともいえるのが土の中に保存する方法です。ひげが残っている長ネギであれば、土中での保存が可能です。

やり方

長ネギを土に戻して保存する方法があります。長ネギの長さ分の豊富な畑が必要ですが、驚くほど長持ちさせることができます。長ネギが埋まっていた時のように白い部分を土に埋めます。この方法が利用できるのは根がついている長ネギだけです。

土に埋めて水を与えれば、長ネギは本来の成長する環境に戻り成長を始めます。大量に長ネギがある場合には、土に埋め戻すのが一番の方法です。

保存期間

長ネギを土の中に保存する場合の期間は夏場では10日前後で常温保存より少し長い程度です。夏場は長ネギの成長環境に適していない為です。逆に冬場は一ヶ月程度保存することが可能です。長ネギの旬である冬場は一番望ましい環境であるためです。

長ネギが悪くなった状態

スーパーで販売している生鮮食品には賞味期限がついていません。見た目や匂い、味などで賞味期限を判断する必要があります。長ネギの賞味期限が迫っていることを判断できるのは、カットした時に粘り気が出る、汁気が出る、異臭がする状態です。

乾燥状態はまだ賞味期限範囲内で皮を向いたり、端をカットすることで食べることができますが、異臭や粘り気は賞味期限が過ぎている状態のため、食べずに破棄することをおすすめします。

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長ネギを上手に保存して長持ちさせよう!

長ネギは味噌汁や鍋、煮物、焼き物などには欠かせない野菜です。薬味としても重宝されています。長ネギは常温保存をしている家庭が多いのですが、冷蔵や冷凍保存する事で長持ちさせることができます。土に埋めて賞味期限を伸ばす方法もあります。

長ネギはサイズが長いため保存方法を悩ませる野菜ですが、上手に保存すれば、長持ちさせることも可能です。長ネギを正しく保存し、美味しい状態を長持ちさせましょう。

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