ネギの賞味期限は?腐った時の見分け方と正しい保存方法

ネギには賞味期限の記載が無いため、どれくらいの期間が食べられるのか分からない方も多いでしょう。ネギはあまり日持ちはしないので、常温・冷蔵・冷凍の保存方法が挙げられます。ネギの賞味期限が切れて腐るとどのようになるのかも解説していきます。

ネギの賞味期限は?腐った時の見分け方と正しい保存方法のイメージ

目次

  1. 1ネギの賞味期限が切れた!
  2. 2ネギの賞味期限切れはいつまで大丈夫?
  3. 3ネギの正しい保存方法【常温・冷蔵】
  4. 4ネギの正しい保存方法【冷凍】
  5. 5新鮮なネギの選び方
  6. 6賞味期限切れのネギが腐っているのか判断できるようになろう

ネギの賞味期限が切れた!

刻みネギがお皿に入っている

ネギを含めた野菜には賞味期限の記載のされていないものが多く、賞味期限は見た目や味などで見分ける必要が出てきます。ネギの賞味期限が切れたと判断するには、どのようなポイントに注目すると良いのでしょうか?野菜は腐ると見た目や味などに変化が出てきます。

あまり日持ちをしないイメージのある葉物野菜の中でも、デリケートな印象を受けるネギの賞味期限について詳しく解説をしていきます。またネギの正しい保存方法を確認して、賞味期限が切れないように使い切ることを意識していきましょう。

ネギの賞味期限切れはいつまで大丈夫?

明確な賞味期限の記載のされていないネギは、保存方法などでも賞味期限が変わってくるとされています。また既にカットのされているネギはパックに賞味期限が記載されていることもあるので、そちらの期限を目安にしてみましょう。ネギそのものの賞味期限が切れている、腐っているのを確認する方法や口コミまで併せて見ていきましょう。

ネギの賞味期限は?

長ネギが密集している様子

ネギの賞味期限はどれくらいなのか気になる方も多いことでしょう。ネギには袋で販売のされている場合、多くは賞味期限の記載がありません。また、畑などで採れたネギを貰った際にも当たり前に賞味期限は分かりません。

期限の記載されている商品として、スーパーで販売のされているカットのされたネギに関しては賞味期限の記載が唯一されています。1本売りの場合の賞味期限はどれくらいなのでしょうか?ネギの賞味期限は一般的に見て1週間前後とされています。

こちらは保存方法によっても異なってきますので、確約した期限ではないですがこの期間で食事に使用するのがおすすめされています。保存状況によっては1週間よりも早く腐る状態になってしまったり、それ以上の期限持つものもあります。

一概にはいえない期限ではありますが、次に紹介をしていく見分け方を参考にネギを口にするのか否か決めると良いでしょう。

ネギが腐った時の見分け方

虫眼鏡を使う女性

ネギは腐ることにより、におい、見た目、味に変化をもたらします。それらの見分け方のポイントを抑えておくことで、腐っているのかを確認することができます。ネギが腐るとどのような変化をもたらすのか、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。いずれも、どれか一つに当てはまるのであれば、口にしない方が賢明といえます。

におい

ネギは腐ることにより、異臭を発します。その異臭は生ごみの香りよりも強烈とされているので、部屋の中でどこかから異臭がする場合にはネギが腐っているのかを確認してみましょう。常温で保存をしている場合には、どこから異臭を放っているのか中々見つけられないという声もありますので、ネギを保存している場所をまずは確認してみましょう。

見た目

異臭を放つほど腐ると、見た目は既にドロドロになっているでしょう。水分が全体から出ており、その水分の色は茶色になりネギ本来の姿を見ることはできません。ここまでなると廃棄するのが当たり前になりますが、これ以外にも見た目で判断するポイントがあります。

ドロドロの見た目になる前にネギの白い部分が残ったままでも、中の部分に水分が出てしまっていることもあります。その場合は異臭はまだしなくとも、中は腐っているので食べない方が賢明です。

見た目やにおいで腐っていることが分かるので、口にする方は少ないですがその味は飲み込めない不味さだといいます。腐ることで水分と香りが滲み出るため、味にも変化が及びます。そのため見た目とにおいが腐るポイントに当てはまっている場合は、口にするのは控えた方が良いでしょう。

賞味期限切れの後に食べた人の口コミ

基準の賞味期限が切れてしまったネギを実際に目にした方の口コミでは、やはりまずにおいで気付く方が多いようです。中には見た目では腐るポイントがあまり見つからないが、賞味期限が切れていたネギを火にかけるとにおいが出てきたという方もいます。ネギはある程度の賞味期限を守って、過ぎてしまったら廃棄するのが賢明です。

ネギの正しい保存方法【常温・冷蔵】

ネギは腐るのが意外にも早いので、購入したり貰ったりした場合に気付いたら腐っていたという方も少なくありません。腐るポイントとして保存方法が関係しているともいわれています。ネギを正しく保存できているでしょうか?

ここではネギを常温や冷蔵で保存する場合の、正しい保存方法を解説していきます。すぐに料理へ使用したい場合には、常温もしくは冷蔵での保存がおすすめといえるでしょう。

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常温保存

常温保存をしておくと、ネギがすぐに腐るイメージを持つ方も多いことでしょう。常温保存に向いているのは、根っこの部分に土が付いているネギです。畑から採れたままの姿をしている場合は、土が根っこに付いているものも多いでしょう。スーパーで購入できるのはほぼ洗浄されているため、常温保存には不向きです。

土のついているネギは、新聞紙に包んで直射日光が当たらない場所で保存をすると良いとされています。風通しが良い場所で立てて保存をすることで、1週間とされているネギの賞味期限は約1ヵ月程まで伸ばすことが可能です。長く保存をした場合、食べる前に見た目とにおいを必ず確認した上で料理に使用するようにしましょう。

そのまま冷蔵保存

そのままの状態で冷蔵保存をするのは、スーパーなどで購入をした土の付いていないネギにおすすめです。土が付いていないことにより、あまり日持ちをしない特徴を持っているので常温保存ではすぐに腐る性質を持ちます。そのため冷蔵庫内での保存がおすすめされており、常温よりも少しですが日持ちします。

冷蔵庫で保存をする場合には、ネギを新聞紙で包み、その後ビニール袋に入れて立てた状態で保存しましょう。夏場は必ず冷蔵庫内が好ましいですが、冬場であれば冷暗所でも保存が可能です。

万能ねぎの場合には、新聞紙を少々湿らせておくことで、より日持ちするとされています。保存期間やおよそ1週間になりますので、早めに食べ切るのがおすすめです。

刻んで冷蔵保存

ネギは刻んで料理に加える機会が多いため、予め刻んでおいて料理にすぐ使用できるようにする方も多いことでしょう。刻んだネギを冷蔵保存する際にも、いくつかのポイントを抑えておくことで腐るスピードを若干遅くして、日持ちできます。

刻んだネギはタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存される方も多いですが、そのタッパーに入れる前にネギの下にキッチンペーパーを敷くことが日持ちさせるポイントです。キッチンペーパーはネギから出る水分を吸ってくれるので、水分が溜まらずに保管することができます。

キッチンペーパーは数日で水分を吸ってしまうので、日持ちさせるためにも2日に1回は取り換えるようにしましょう。

ネギの正しい保存方法【冷凍】

ネギをあまり使用しない家庭の場合、数本販売されているネギは少々多いと感じることでしょう。そんなときにおすすめできるのが、冷凍をする方法です。ネギは意外にも冷凍に向いている野菜になり、冷凍されたネギが販売されているのを見かけたことがある方も多いでしょう。自宅で簡単にできるネギの冷凍保存のポイントを紹介していきます。

ネギを冷凍保存する場合、おおよその賞味期限は約2週間~1ヵ月と日持ちが効きます。そのため、この期間を目処に食べ切るようにしましょう。期間を過ぎると旨味が無くなり、冷凍焼けなどの心配も出てきます。冷凍焼けや乾燥しすぎてしまっている場合には、料理に使用することなく廃棄するようにしましょう。

そのまま冷凍保存

スーパーの冷凍コーナーなどで販売のされているネギは、ほとんどがカット済みです。そのため、ネギを冷凍するときにはそのままの状態ではなく、カットしてからでないと冷凍できないのでは?と思う方も多いようです。実はネギ自体はそのままの状態でも冷凍保存することができます。

そのまま冷凍しても、解凍することなく包丁を使用してカットできるので調理にも役立つでしょう。ネギをそのまま冷凍する時は、長いままではなくある程度の大きさにはカットするのが良いでしょう。半分、もしくは3等分にしてから密閉袋に入れて冷凍をしましょう。

煮込み料理やスープなどの火を通す料理に対して使用したい分をカットして使います。サクサクと包丁で簡単にカットできるのも魅力ポイントといえるでしょう。使い切る目安はおおよそ1ヵ月です。

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刻んで冷凍保存

冷蔵保存でも紹介した刻んだネギは、冷凍での保存も可能です。刻んだネギは凍るまでの間に水分が出てくることで、塊のようになってしまった経験をした方も少なくありません。市販の刻み冷凍ネギのようにパラパラになるのがやはり理想でしょう。自宅で自分で刻んで冷凍をする際には、まず刻んだネギをタッパーなどに入れて半冷凍ほどにします。

一度冷凍庫から取り出し、タッパーを振ってから再度冷凍庫に入れます。これを2~3度繰り返してから冷凍することにより、パラパラとした刻み冷凍ネギに仕上がります

塊の場合は量の加減ができなくなりますが、この方法で作ったネギであればパラパラの状態なので使用する量を自分好みに調節することが可能です。これまで刻み冷凍ネギに失敗していたという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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油をからめて冷凍保存

「油をネギに絡めるとは?」と思う方も多いことでしょう。実は、パラパラの刻みネギを作る方法の一つに油を絡めるという方法が存在しています。オイルコーティングをすることにより、ネギ同士が滑り合いくっつかなくなります。その状態で冷凍をすることによりパラパラのネギのまま、調理に使用できます。

作り方は簡単で、密閉袋などに刻んだネギ、または3~4cm幅に切ったネギを入れます。そこへごま油かオリーブオイルを適量入れましょう。全体にオイルが行き渡ったら、そのまま冷凍庫の中にいれて完了です。炒飯やパスタといったオイル系の料理にそのまま使用することができ、ネギ自体にもオイルの香りが付いているので調理の幅も広がります。

新鮮なネギの選び方

ネギを日持ちさせたいのであれば、まずは購入する段階からスタートしていると考えましょう。購入する段階で少々劣化しているネギを購入してしまうと、当たり前に賞味期限は短くなります。

そのため新鮮なネギを選ぶポイントを踏まえておくことで、自宅で保存する際にも日持ちします。ネギ全体を見て、新鮮であることを確認した上で購入しましょう。

葉の部分の特徴

ピンと伸びた青ネギ

葉に関しては、青ネギを選ぶ際の参考にしましょう。青ネギはやはり葉の部分が多いことから、葉が一番大切な部分です。葉が青々として元気がある、そして鮮やかな色に加えてつやが感じられるのかもチェックするべきポイントです。

新鮮な青ネギの葉は、白い粉のようなものが付いている特徴を持ちます。真上にピンと伸びた青ネギを探してみてください。

白い部分の特徴

長ネギが大量に並んでいる様子

白い部分が多いのは長ネギでしょう。長ネギは青ネギと比較すると白い部分が多いので、そこへ注目していきます。まず白い部分がしっかり引き締まっているのを確認しましょう。硬めくらいが丁度良く、ぶよぶよしているのであれば、水分が若干出てしまっている可能性があります。

引き締まっているのを確認したら、白い部分が均一の大きさであることを確認しましょう。上から下まで太さが均一なものが理想です。

白と緑の境目がはっきりしている

長ネギが並べられている様子

こちらも長ネギに値する項目ですが、長ネギは上部分が緑で下部分が白色です。この2色の境目に注目したことがあるでしょうか?境目はグラデーションのようになっているものではなく、はっきりと色が分かれている方が理想的です。ネギの栽培には日光が当たらないように盛り土をします。

盛り土のされていない上部分は日光に当たるため緑色をしていますが、盛り土のされている部分は白色です。この盛り土は手間のかかる作業になりますが、しっかり盛り土を行なっている長ネギは境目がはっきりとしているといいます。

賞味期限切れのネギが腐っているのか判断できるようになろう

青ネギを刻んでいる

ネギは賞味期限が切れることで、様々な変化をもたらします。日持ちはあまりしないことから、適切な保存方法を見つけるのが良いでしょう。ネギは料理のわき役になりがちですが、栄養も豊富に含まれているため人間には欠かすことのできない薬味です。ネギを最大限に愉しむためにも、賞味期限を把握して美味しい内に食べるようにしましょう。

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