ねぎの保存は冷凍がおすすめ!やり方のコツと解凍方法に日持ち期間も!
健康に良い食材として知られるねぎは、冷凍保存をすればとっても長持ちします。切ったねぎの形に合わせて冷凍保存する方法が変わってきます。そんなねぎの常温で保存する方法から、冷凍保存や解凍する際の注意点などを紹介していきます。
ねぎの保存期限は?
悩んでしまうのがねぎの保存期間。長ねぎであれば、大体一週間が保存期間の目安です。刻んたねぎなどパックに入っているものであれば、賞味期限など記載がありますが、長ねぎなどそのままの状態の物は、賞味期限の記載がないこともあります。そんな時は、痛み始めのサインをチェックしたり、長く保存できる方法を取ったり、大体購入してから一週間を目安に使い切りましょう。
ねぎの痛み始めのサイン
ねぎが痛み始めると、先端の青い方から白く変色していきます。白く変色している程度であれば、その部分を切り落とし他の部分を食べる事ができますが、なるべく早めに使い切りましょう。また、表面が乾燥してカサカサになっている場合は、一番外側の皮を剥くと中身は新鮮な状態なのでそのまま料理に使えます。
保存期間を左右する・新鮮なねぎの見分け方
保存期間を左右する、新鮮なねぎの選び方を紹介します。まず表面がつやっとしてる物で、葉先までハリがありピンとしている物を選びましょう。くたっとしている特徴のねぎもありますが、基本的な長ねぎはこの方法で選びます。そして細かく選ぶのであれば、白い部分が真っ白で、緑の部分が鮮やかな緑色をしている物を選びます。使い道によりますが、白と緑の比率も、白い部分が多めの物を選ぶとよいでしょう。
ねぎが腐るとどうなるの?
痛んだ状態であれば、切り落とせば食べる事ができますが、腐ってしまっては食べる事はできません。しっかりと保存していても、使わないと腐ってしまうのが野菜です。保存期間を過ぎてしまい、ねぎが以下のような状態になってしまっていたら、諦めて処分しましょう。
ねぎが腐ってしまったサイン
ねぎが腐ってしまうと、粘り気が強くなりネバネバのドロドロ状態に。そして汁気も出てきます。もともと新鮮なねぎにもトロっとした健康に良い成分はありますが、腐ってしまった粘り気・汁気は身体にとっては毒で、お腹を壊してしまう原因になります。
そして、ねぎ類は元々匂いがきつい食べ物ですが、腐ってしまったねぎはこのねぎ独特のつんとした匂いではなくなります。ねぎの物ではない異臭を放ちだし、腐るにつれて徐々にその臭いも酷くなっていきます。こんな状態になってしまっては、お部屋にも臭いが染みてしまい、食べるとお腹を壊す原因になるので潔く処分しましょう。
基本的に腐った野菜や野菜くずをゴミに出して処分する際は、生ごみ・可燃ごみのどちらでも大丈夫です。地域によって差がある場所もあるので、気になる方は調べて処分してください。
ねぎの長期保存には冷凍保存がおすすめ
長期で保存できて、一番長持ちする方法が冷凍保存をすることです。冷凍保存したねぎは1か月程と、とても長持ちします。切ったねぎや刻んだねぎなど、色々な状態で冷凍保存することが出来、使う料理に合わせて切って保存しておくことで、料理の手間が少なく大変おすすめです。また、そのまま長ねぎの状態で冷凍保存をしても、使う際に料理に合わせて切ることが出来ます。
手を加えずそのまま冷凍保存
そのままの状態で冷凍保存しておけば、使う時に作りたい料理に合わせて使うことができます。使い道が決まっていない時におすすめです。準備するものは長ねぎとジッパー付きの保存袋です。
長ねぎを洗い、水分をしっかり拭き取ります。ジッパー袋に入る大きさに切り、保存袋に入れ、なるべく空気を抜くように閉じて、冷凍庫で保存します。使う際は解凍を行わず、そのまま切ってください。
刻みねぎの冷凍保存の仕方
刻みねぎは、冷蔵の場合2~3日程度しか持ちませんが、冷凍保存をすることによって、1~2週間持たせることが出来ます。刻みねぎを冷凍する際に気を付けて欲しいのが、ねぎに含まれている水分や、長ねぎを切る場合、軽く洗った際につく水分です。せっかく刻んだねぎ同士が、くっついて凍ってしまう原因になり、使いたい量だけ取り出せない…ということもおこります。
長ねぎを洗った際はしっかりと水分を拭き取り、上の刻んだねぎを冷蔵保存する方法で水分を軽く切ったり工夫をする事をおすすめします。自宅で切ったねぎも、タッパーで売られている刻みねぎも、ビニール袋に入れ一時間程冷凍し、袋ごと振ってバラバラにすることで、固まって凍ることを防げます。一度でしっかりパラパラ状態にならないという場合は、2回、3回と一時間置きに振るとしっかり分かれやすくなります。
パラパラの状態になったら、ジッパー袋やタッパーに移し替えて保存してください。使いたいときにさっと取り出せて使えるので、大変便利です。
冷凍保存したねぎの使い方
冷凍保存したねぎは冷凍庫から取り出せば、自然解凍で素早く溶けてくれますが、逆に解凍して使うと水分でべちゃっとして扱いにくいです。基本的には解凍は行わず、そのまま料理に足して使う事をおすすめします。冷凍したねぎはとても溶けやすいので、手早く扱うことがコツです。使う直前で冷凍庫から出したり、解凍する必要があっても料理を始める際に取り出せばOKです。
冷凍した長ねぎの使い方
まず長ねぎを切り分けた物は、鍋などの煮物やお味噌汁などに凍ったままいれて使う事が出来ます。保存袋に入れる際に、それぞれの長さに切っておくと包丁を出す手間もなく大変便利です。
長ねぎをそのまま冷凍した場合は上でも紹介した通り、使う料理に合わせてその時々によって、解凍はせずに切ります。解凍してしまうとべちゃっとしていて切りにくいです。
冷凍した刻みねぎの使い方
そして、冷凍した刻みねぎはうどんやラーメン、お豆腐などに薬味としてプラスします。特に刻みねぎは溶けだすのが早いので、あったかいスープに入れればすぐに食べられますし、豆腐に乗せる程度であれば、少し凍った状態でもひんやりしていて美味しく頂けます。
ごま油と絡めて冷凍すると使い勝手がいい
さらに、保存袋に水ではなくごま油やオリーブオイルを入れ、ねぎと絡めて冷凍保存しておく方法もおすすめです。チャーハンやお好み焼きなどに使うと、ごま油の風味などがプラスされ味わいが深くなります。もちろんそのままサッと炒めても、ご飯が進む一品が完成します。こちらも解凍せず、そのまま調理をしていただいて大丈夫です。
ねぎの冷凍保存まとめ
ねぎの保存方法の紹介いかがでしたか?常温保存でも長持ちはしますが、やはり冷凍保存の方が保存期間がグッと伸びます。基本的に解凍は行わずに使う事をしっかり忘れないようにしたいポイントです。豆腐を使った、掛けるだけの一品も是非取り入れてくださいね。油を使う際は、油はねに気を付けて調理を行ってください。