2018年11月19日公開
2024年08月19日更新
ナンの簡単人気レシピ!本格ナンがお家でも楽しめる作り方を紹介!
ナンをお家で手作りしてみませんか?難しそうに見えるナンも、実は自宅で簡単に作ることができます。ナンはインドなどで食べられているパンの一種です。日本ではカレーと合わせて食べることが多く、インド料理店やファミリーレストランなどで食べたことがある人も多いのではないでしょうか?今回は自宅でできる本格ナンのレシピから、発酵いらずのナン、フライパンでできるナンなど手軽に作れる人気レシピまで紹介します。作り方のコツや、朝ご飯やパーティーにぴったりなリメイクレシピもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ナンの人気レシピが知りたい!
ナンをお家で手軽に作ってみませんか?ナンはインドなどで食べられているパンの一種です。インドではタンドゥールという窯の内側に貼り付けて焼きます。平たく楕円形で、ところどころ膨れているのも特徴です。
日本ではカレーを食べる際に提供されることが多く、インド料理店やファミリーレストランのメニューにもあります。学校給食のメニューとして取り入れられていたり、冷凍食品としてスーパーで販売されたりもしています。
今回は、自宅で簡単に作れるナンの人気レシピを紹介します。オーブンで焼く本格的なナンや時間のかからない発酵いらずのナン、手軽にフライパンで焼くナンなど様々なレシピを紹介していきます。
さらに、子供も大好きなチーズ入りのナンや、朝ごはんやパーティーにもぴったりの簡単でお洒落なリメイクレシピもまとめています。簡単に美味しいナンができるレシピなので、ぜひ参考にしてください。
自宅で簡単にできるナンのレシピ
ナンをお家で作るなんて大変そう!と思っていませんか?作るのが難しそうに見えるナンも、実は自宅で簡単に作ることができます。
ナンはインドなどで食べられているパンの一種で、材料は主に小麦粉と塩、水、酵母です。国によってヨーグルトや牛乳、油などを入れることもあります。さらに、卵や砂糖、スパイスを加えたものもあります。
自宅でできる本格ナンの作り方レシピ
まず最初に紹介するのは、自宅のオーブンを使って簡単に作れる本格ナンの人気レシピです。本格ナンの生地を伸ばすときは麺棒は使わず手で伸ばしていきます。紹介する本格ナンのレシピはヨーグルト多めの甘めのナンなので、子供から大人まで美味しく食べられそうです。材料は4枚分です。人数やシーンに合わせて調整しましょう。
- 強力粉140g
- 薄力粉60g
- 砂糖またはハチミツ15g(大さじ1と2分の1) ※ハチミツのほうがよりしっとり焼き上がります
- 塩3g
- インスタントドライイースト2g
- プレーンヨーグルト60g
- サラダ油10g(大さじ1)
- 水70g
- 強力粉、薄力粉、砂糖、塩、インスタントドライイーストはホイッパーなどを使ってよく混ぜておきます。
- プレーンヨーグルト、サラダ油、水、(ハチミツを使う場合はハチミツも入れて)をよく混ぜて、1に加えます。
- 粉気がなくなるまでボウルの中でよくこねます。
- 台の上に生地をだして、さらにこねていきます。薄力粉が多い生地なので、力を入れすぎないようにこねましょう。
- 表面が滑らかになったらボウルに戻し、そのまま一次発酵させます。発酵時間は30℃前後で約50分間ほど。発酵時間は季節や生地の温度によっても変わります。約2倍弱になるまで置きます。
- オーブンを250℃に予熱します。今回のレシピは二次発酵の時間が短いので、事前に予熱しておきましょう。また、家庭用オーブンなので、天板を逆さにして予熱します。
- 生地を4等分にして表面が軽く張るような感じに丸めます。1個あたり85~90gになります。ベンチタイムは15分ほどとります。
- 緩んだ生地を両手で引っ張るようにして伸ばし、成形します。生地は一気に伸ばさず、少しずつ伸ばしていきます。
- 生地をすべて伸ばしたらオーブンシートに並べます。少し休憩させて、再度伸ばしていきます。
- 生地は手で伸ばしていき、最終的に二等辺三角形のような形にします。
- まな板や段ボールなどの上にオーブンシートを敷きます。オーブンシートの上に生地を乗せ、10分ほど二次発酵の時間をとります。
- 250℃のオーブンで5分焼きます。オーブンに入れる際は、二次発酵させた生地を乗せたオーブンシートをまな板から滑らせるようにして入れます。
- オーブンが2段になっている場合は、同時に焼きましょう。
- 焼きあがったら完成です。
焼く前にナンの生地を伸ばすコツ
ナンの生地を伸ばすときのコツは、まずは手で伸ばしていくことです。本格ナンは平たく、表面がところどころ膨れています。手を使って伸ばしたほうが本格ナンのようになり、食感も楽しむことができます。また、麵棒を使うとせっかく発酵した生地から空気を出してしまいます。本格ナンにするなら、指の腹を使って伸ばして作りましょう。
ナンの生地を作るときのもう一つのコツは、生地を広げるときにあまり強く押さないようにすることです。生地を一気に伸ばそうと強く押してしまうと、出来上がったナンの食感が固くなってしまうようです。生地を伸ばす際少しずつゆっくりと伸ばしていくことも、本格ナンを作るためのポイントです。
ナンをオーブンで焼く時のコツ
ナンの生地をオーブンで焼くときのコツは、オーブンシートを広げる場所を工夫することです。まな板や段ボールなど平らな板の上にオーブンシートを敷くと良いでしょう。本格ナンのレシピでは、生地は20cmほどの長さの二等辺三角形の形に広げます。長さのある生地を250℃のオーブンの中に入れるとなると、火傷の危険があります。
それを防ぐために、まな板や段ボールなど平らな板からオーブンシートごと滑らせるようにしてオーブン内に入れるようにします。スムーズにオーブンの中に生地を入れることができるので、本格ナンの形で生地を焼き上げることができます。
焼いたナンは冷凍保存することもできます。焼く前の生地は冷凍保存できないようですが、焼いたナンは冷凍保存可能なのでたくさん作っておくのもオススメです。冷凍保存した生地は、この記事の後半で紹介するナンのリメイクレシピにも使えます。
ナンのその他簡単人気レシピ
続いて紹介する人気レシピも、ナンを手軽にお家で作りたい!というときにぴったりの簡単レシピです。子供にも人気のチーズ入りのナンのレシピ、発酵要らずでフライパンで焼ける時短レシピ、魚焼きグリルで手軽にできるレシピなどを紹介します。どれも美味しいナンが作れると人気のレシピになっているので、ぜひ参考にしてください。
発酵不要で時短でできる人気レシピ「発酵要らずのお手軽ナン」
思い立ったときにすぐ作れるのが魅力の、発酵要らずの簡単レシピです。発酵時間がないので、時間を気にせず作ることができます。オーブンではなくフライパンで焼くというのも手軽に作れるポイントです。外側はパリっと、中はもちっとしたナンが簡単にできます。材料は約2枚分です。
- 強力粉100g
- 薄力粉50g
- ベーキングパウダー5g
- 砂糖少々(加糖ヨーグルトを使用する場合は入れない)
- 塩少々
- ヨーグルト120g
- サラダ油5cc
- ボウルに強力粉、薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れてよく混ぜたら、ヨーグルトとサラダ油を加えます。
- 粉っぽさがなくなってひとまとまりになるまでこねていきます。
- フライパンの幅に合わせたクッキングシートの上に生地を乗せ、平たく成形します。
- フライパンにクッキングシートごと乗せて、こんがり焼き目がつくまで焼いていきます。
出来上がりのナンを大きめにするか小さめにするかによって、生地を分けましょう。形をハート形にしたり、中にチーズを入れたりするのもオススメのようです。
子供も大好き!人気の簡単レシピ「チーズナン」
子供にも人気で、思わず手が止まらなくなるチーズ入りのナン。生地はこねなくても簡単に作ることができます。また、フライパンで焼くのでオーブンのように時間がかからず、忙しいママにも人気のレシピになっています。中からチーズがとろりと出てくるナンが作れます。材料は2人分です。
- 強力粉200g
- バターまたはサラダ油16g
- 牛乳または豆乳150ml
- ドライイースト小さじ2
- 砂糖大さじ2
- 塩小さじ3分の1
- とろけるスライスチーズ8枚ほど
- 耐熱ボウルにバターと牛乳をいれ、ふたをしないで電子レンジ600wで約1分(人肌くらい)温めます。
- 小さな泡だて器で混ぜて、バターを溶かします。ドライイーストも加え、良く混ぜて溶かします。
- 砂糖と塩を加えます。
- 強力粉の3分の1ほどを加え、泡だて器でダマがなくなるまで混ぜます。
- 残りの強力粉を加えて、菜箸でぐるぐる混ぜていきます。
- まとまってきたらラップをして電子レンジ弱(150w)で30秒温めます。
- 電子レンジから取り出したら、そのまま20分休ませます。
- 1.5~2倍に膨らんだら、上から軽く押してガス抜きをします。
- 台にしっかりめに打ち粉をし、生地を出します。
- 打ち粉をしながら麵棒で厚さ5mmに伸ばしていきます。丸くしなくても良いです。
- スライスチーズを乗せて、しっかりと包んで閉じます。
- 麵棒でフライパンに収まる大きさに伸ばします。
- フライパンで弱火で焼きます。まん丸にしたい場合は、手で押して調えます。片面を焼いたらひっくり返し、ふたをしてこんがり焼けたら完成です。
生地を捏ねずに作るレシピなので、手軽にナンができます。生地を麵棒で伸ばす際は、台に打ち粉しっかりしておくのがポイントのようです。生地を伸ばしたあと、台からはがれにくくなってしまうので気を付けましょう。
魚焼きグリルで焼く!もちもち食感が人気「簡単にできる本格ナン」
本格ナンが簡単にできるこちらの人気レシピでは、窯焼きのようなナンを作ることができます。魚焼きグリルで焼き、もちもちとした食感のナンに焼き上げています。材料は8枚分です。
- 中力粉(または強力粉と薄力粉を半々)400g
- 塩小さじ1
- 38℃くらいのぬるま湯240ml
- ハチミツ(または砂糖)大さじ1
- オリーブオイル大さじ2
- ドライイースト小さじ2
- ベーキングパウダー小さじ1
- 中力粉、塩、ベーキングパウダーをボウルに入れて混ぜます。粉類は振るわずそのまま使用して良いです。
- ぬるま湯にハチミツとドライイーストを入れてよく混ぜます。
- 1のボウルに2を入れ、菜箸などでざっと混ぜます。
- オリーブオイルを加えてボウルの中で手でこね、ざっとまとめます。
- ボウルに濡れ布巾をかけて電子レンジの発酵機能を使って30分発酵させます。夏場は常温発酵でも良いです。
- 包丁に生地が付かない程度に打ち粉をして、生地を8等分します。
- 生地を薄く伸ばしてオリーブオイルを塗ったアルミホイルにのせます。
- 温めておいた魚焼きグリルで1枚ずつ強火で片面20~30秒ずつ焼きます。
こちらのレシピでは、ベーキングパウダーがない場合は入れなくても本格ナンが作れます。魚焼きグリルで焼くときのポイントは高温で一気に焼き上げることで、焦げ目がついて本格ナンに仕上がるようです。
残ったナンで作れる簡単リメイクレシピ
お家でナンを作ったら、次の日の朝ご飯やパーティーにリメイクしてみるのはいかがですか?手軽にリメイクできるレシピを紹介します。おしゃれにリメイクしたナンで、家族や友達をあっと驚かせてみましょう。
朝ごはんにもぴったり「ナンでピザトースト」
家にある材料でパパッと作れるナンのピザトースト。少ない材料でできるので、忙しい朝にもぴったりです。冷凍保存しておいたナンでも作ることができる、便利な人気レシピです。
- ナン
- 細切りチーズ(シュレッドチーズ)
- トマト
- しめじ
- 塩
- ブラックペッパー
- バジル
- イタリアンパセリ
- オリーブオイル
- トマトはスライスしておきます。
- ナンに細切りチーズを適量乗せ、その上にトマトとしめじを乗せる。
- 全体に塩とブラックペッパーを適量振りかけ、オリーブオイルもかけます。
- オーブントースターで5分ほど焼き、バジルやイタリアンパセリをのせます。
パーティーレシピにもおすすめ「手作りナンでナンタコス」
スパイシーな味わいで人気のナンタコス。レタス、トマト、お肉、手作りのソースと色とりどりです。華やかでおしゃれなナンは、パーティーにもぴったりです。材料は4人分で、1人分のナンは直径約18cmです。
- 牛ひき肉300g
- 玉ねぎ1個
- コンソメ12g
- カレー粉小さじ2
- 塩、こしょう適量
- レタス100g(約3枚)
- ミニトマト12個
- トルティーヤチップス塩味8枚
- マヨネーズ70g
- トマトケチャップ30g
- ナン
- 玉ねぎを細かくみじん切りにします。
- 玉ねぎがしんなりするまで弱~中火で5分ほど炒めます。
- 牛ひき肉を加え、肉に火が通るまで炒めます。
- カレー粉とコンソメを加えて、水分が飛ぶまで15分ほど炒めていきます。
- 水分が飛んだら、塩こしょうで味を調えます。
- マヨネーズとトマトケチャップを混ぜてソースを作ります。
- ナンの上にミートソース、細切りにしたレタス、細かく切ったミニトマト、細かく砕いたトルティーヤチップスの順に乗せ、仕上げにソースをかけます。
ナンのレシピをマスターして自宅で作ってみよう!
今回はお家で本格ナンが作れるレシピを紹介しましたが、いかがでしたか?自宅のオーブンやフライパン、魚焼きグリルで焼くレシピ、発酵いらずの時短レシピ、チーズ入りやリメイクレシピなど、様々な人気レシピを紹介しました。お店で食べるのも良いですが、自宅で手軽に作ることができれば楽しい食卓になりそうです。人気レシピを参考に、ぜひお家でナンを作ってみてください。