節約ご飯のレシピ！一人暮らしの一週間分の献立やご飯のお供など紹介！

一人暮らしをしていると、何かとお金がかかって仕方がないという方も多いのではないでしょうか？その中でも、一人暮らしの食費にはびっくりされる方も多いといいます。中には、1週間のうちの半分以上を外食であったり、家でご飯を作るのが億劫になってしまってついついコンビニでお弁当を買ってしまったり・・・そのようなことが続いてしまうと、1ヵ月の総支払の食費がかなり加算されるといえるでしょう。

1週間の半分以上を外食やコンビニ弁当で済ましている方と、1週間の半分以上を自宅で調理したご飯を食べている方とでは、倍以上の食費の違いがあります。食費は、努力次第で抑えれるものです。お金を有効的に使うためにも自宅でご飯を作ってみませんか？今回は、節約ご飯のレシピを紹介していきたいと思います。節約ご飯であってもボリュームの出る料理にするだけで満腹になることができます。参考にしていきましょう。

まず、いままで外食やコンビニ弁当の多かった生活の方が急に1週間全てのご飯を自炊するのは難しいといわれています。生活スタイルが180度変わってしまうわけですから、ご飯を作るという使命に負けてストレスが溜まってしまってもおかしくありません。そのストレスから、ご飯を作るのは諦めてしまおうか？という気持ちになってしまってはもったいないです。ストレスを溜めないためにも、まずは数日間のみ予定を立てましょう。

最初に自炊に取り掛かるのにおすすめの献立を立てる期間は5日分と言われています。この5日分は、平日の5日間の献立として立ててみましょう。仮に、平日に急なお誘いがあって外食する際は、土日に献立を回すことができます。1週間の献立を立ててしまうことによって、急なお誘いがあった場合に上手く対処できず、献立用の食材を無駄にしてしまう可能性もあります。そのようなことがないようにまずは5日間の献立を決めましょう。

節約ご飯の魅力はなんといっても、旬の食材を楽しめることにあります。なかなか、旬の食材を使用した料理が思い浮かばないという方でも、旬の食材の調理方法を知っているだけでご飯を作るのが楽しくなることでしょう。また、旬の食材は旬の時期にたくさん収穫や採れる時期だからこそ、普段よりも手が出しやすい金額になっていることが多いので、その分の節約にもつながるでしょう。

肉類を購入する際に、節約に最もつながりやすいのが鶏の胸肉やミンチ肉がお手頃な価格で購入できるのでおすすめです。ご飯にボリュームを出すには、やはりお肉が欠かせません。ボリュームが出て、尚且つコストを抑えて節約志向のご飯を目指す方には、紹介した鶏の胸肉やミンチ肉を使用した料理をレパートリーに増やしてみましょう。1週間に1食は少し贅沢な料理のために牛肉を取り入れるとご飯にメリハリがつきます。

一人暮らしをしていると、やはり料理は節約志向になってくることでしょう。そんなときに、安い食材でボリュームがしっかり出せる食材を覚えておきましょう。野菜で言えば、もやし、しめじなど。お肉は先ほども伝えたように、鶏の胸肉やミンチ肉がおすすめです。魚は、旬の時期に一品でおかずにすることができるサンマやサバなどが挙げられるでしょう。野菜や魚は、時期によっては高くなるので値段を比較して購入しましょう。

一人暮らしの節約料理に欠かせないのが、缶詰です。日持ちするため家を空けがちな一人暮らし世帯でも、管理が簡単といえるでしょう。中でも、シーチキンややきとり、サバの味噌煮などアレンジ次第で美味しい料理に生まれ変わることのできる缶詰が多くあります。缶詰を使用することで、面倒な下準備が要らないのも魅力といえるでしょう。缶詰は、チラシ掲載などで安くなる時があります。タイミングを見てストックしましょう。

一人暮らしの自炊で一番注意しなければならないのが、栄養面です。節約を意識しすぎてしまうせいか、節約ご飯と言いながらも毎日同じようなご飯であったり、安い食材のみを使用して栄養面に気を配れない方も多数います。自炊では、栄養面にも耳を傾けてみましょう。どの食材にどのような栄養成分が含まれているのかなど調べるのも楽しいものです。新しい料理を引き出したりレパートリーも増えることでしょう。

では、ここからは一人暮らしの節約料理でおすすめのレシピを紹介していきましょう。1週間のレシピを例として紹介していきたいと思います。一人暮らしの節約料理の献立を立てる際の参考にしていただけたらと思います。栄養面もバランスよく考慮して献立を立てていきましょう。

まだ休みの感覚が残ってしまっている月曜日は、ほくほくの煮物で疲れを癒しましょう。メインには、「鶏肉とじゃがいもの煮物」です。レシピを紹介していきましょう。用意する材料は、鶏肉（モモ肉でも胸肉でもOK）1/2、じゃがいも2個、だし小さじ1/2、水3/4カップ、砂糖大さじ1.5、しょうゆ大さじ1、油小さじ1です。下準備として、鶏肉とじゃがいもは一口大のサイズにカットしておきましょう。じゃがいもは水にさらします。

鍋に油を敷いて鶏肉の表面が色が少し変わる程度炒めます。このとき、長時間炒めてしまうと鶏肉が固くなってしまうので気を付けましょう。色が変わったのを確認したら、じゃがいもも入れて軽く炒めます。炒めたら、水を入れて調味料のだし、砂糖、しょうゆを入れて10分ほど煮込みます。このとき沸騰させる必要はありません。弱火寄りの中火で煮込みましょう。鶏肉とじゃがいもに味がしみこんだら完成です。

付け合わせには、「青菜とじゃこのお浸し」をプラスしてみてはいかがでしょうか？材料は、青菜（ほうれん草や小松菜やチンゲン菜）2束、釜揚げしらす2つかみ、だし少々、醤油小さじ1、かつおぶし適量です。青菜は、サッと湯煎に通して色が鮮やかになったら取り出します。3cmにカットして青菜全体に醤油とだしが回るよう混ぜ合わせてお皿に盛ります。青菜の上からしらす、かつおぶしを乗せたら完成です。

1週間のレシピのうち1日以上は魚料理を献立に入れましょう。日本食といえば魚です。栄養もたくさん入っているので、献立に入れ込むことで、栄養を補えるといえるでしょう。魚料理のメインとして「鮭のレンジ蒸し」を紹介していきましょう。このレシピは、忙しい人にもおすすめの簡単時短レシピになっています。材料は、鮭1切れ、えのき適量、玉ねぎ適量、水小さじ1、コンソメ小さじ1/4、塩コショウ少々、バター10gです。

作り方は、えのきとたまねぎは食べやすい大きさに切りましょう、鮭には水、コンソメ、塩コショウを合わせたものをかけます。耐熱皿に、えのき、玉ねぎ、鮭を乗せてバターを全ての食材に振り分けます。ラップをかけて、600Wの電子レンジで2分30秒ほど加熱したらできあがりです。付け合わせも一緒に調理できるので、時短かつ美味しい一品が出来上がります。鮭の大きさによっては加熱時間を延ばしましょう。

日本食といえば、やはり味噌汁ではないでしょうか？「えのきとたまねぎの味噌汁」を紹介しましょう。付け合わせと同じ材料で作ることができるので無駄のない献立になり節約となります。材料は、えのき50g～80g、玉ねぎ1/4、だし適量、味噌適量、水適量です。水をはった鍋にえのきと玉ねぎを入れて火を通します。沸騰させないよう注意しながらだしと味噌を入れて味を調節したら即席の味噌汁が完成です。

週の中盤には麺類を取り入れてみましょう。「塩焼きそば」のレシピを紹介します。材料は、焼きそばの麺1袋、豚小間切れ5切れ、もやし1/2、ねぎ適量、鶏ガラの素小さじ2、しおこしょう少々、油適量です。やきそばの麺は、レンジで1分ほど加熱を行いましょう。フライパンに油を敷いて、豚肉を加熱します。豚肉に火が通ったら、もやしネギを入れて炒め、麺を加えましょう。調味料で味を調えたら完成です。

麺料理は、一品で満足のできる料理なのでスープを付け合わせに選びましょう。「たまごワカメスープ」を紹介します。材料は、たまご1個、わかめ少々、水2カップ、鶏ガラスープの素小さじ2、塩コショウ適量、ごま油小さじ1です。沸かした水にわかめを入れてごま油以外の調味料で味を調えます。その後、たまごをかき混ぜながら回し入れ、最後にごま油で味を引き締めましょう。中華なスープの完成です。

1週間の献立に困ってしまったときは、焼き物系のおかずを取り入れてみましょう。木曜日のレシピのメインは「豚肉の照り焼き」です。材料は、生姜焼き用の豚ロース3～5枚、醤油大さじ1、水大さじ1、砂糖小さじ2、だし少々、油小さじ1、キャベツ2枚、ミニトマト2個です。キャベツは千切りにしておきましょう。豚肉に、醤油、水、砂糖。だしを合わせたものに漬けておきましょう。油を敷いたフライパンで焼いたら盛り付けます。

豚肉の照り焼きにおすすめが「じゃがいものスープ」です。材料は、じゃがいも1個、玉ねぎ1/8個、にんじん1/6本、水1杯半、コンソメ小さじ2、こしょう少々、塩ひとつまみです。野菜は1cmかくにカットして茹でましょう。火が通ってきたところで、調味料で味付けを行ったら完成です。

金曜日の献立は、1週間の自分にお疲れ様を評して簡単なレシピで早めに眠りにつきましょう。そんなときにおすすめはどんぶりメニューです。今回紹介するのは「鶏そぼろ丼」です。材料は、鶏ひき肉100g、たまご1個、だしひとつまみ、砂糖大さじ1.5、醤油大さじ1、水大さじ3、塩ひとつまみ、のり1/4枚、ご飯1杯分です。

フライパンを弱火で温め、鶏ひき肉を入れてほぐすようにして鶏そぼろを作りましょう。鶏ひき肉に火が通ったら、だし、砂糖、しょうゆ、水を入れましょう。弱火で数分煮詰めたら、別のフライパンでたまごを細かく炒ります。塩を振って味を調えたら、ご飯を持ったどんぶりにのりをちぎって乗せて、たまごと鶏ひき肉を乗せたら完成です。

鶏そぼろ丼には、シンプルな「トマトサラダ」をプラスしてみましょう。トマトを8等分に切り、そこに塩、こしょう、酢、味の素、サラダ油で整えたドレッシングで和えたら完成です。

土曜日や日曜日は、5日間の食材で余ったものを使用したり、5日間のうちに外食があったりしたらその曜日の献立を土曜日や日曜日に移すようにしましょう。そうすることで、食材を余すことなく使い切ることが可能となります。節約ご飯は、食費を節約するのも大切ですが、購入した食材を余すことなく使用するのも節約ご飯の大切なことになります。

残り物レシピのコツは、残っている食材をまずは確認しましょう。残っている食材の確認を行ったら食材が、焼く、煮るなどの調理方法のどれが一番合うのかを考えましょう。その際に、献立に食材が足りない場合は、足りない食材のみを買い足し調理を行います。買い足しをする際に、よけいなものまで買ってしまうと次の週の献立がややこしくなり、食材を余らしてしまう原因に繋がりますので注意しましょう。

安価で購入できる缶詰は、節約レシピの際のご飯のお供にはぴったりの一品を作ることができます。シーチキンであれば、オムレツ、サラダ、炒め物に使用できます。シーチキンを調理に加えるだけなので、料理が苦手な方にもおすすめの缶詰です。そのほかにも、やきとりの缶詰はたまごと合わせて煮込み焼きすることで簡単にどんぶりのお供になります。缶詰は、すでに味付けのされているものなので、さまざまな料理に使用しましょう。

最近節約志向の方の中で流行っている作り置きは、日曜日などの休みの日に作り置きを作っておくことで、そのほかの曜日の調理時間が短縮されます。仕事の帰りが遅い方や、なかなか調理に時間が取れない方は作り置きという方法が有効かもしれません。作り置きは、和食がメインになりやすいので栄養の管理でも役立ちます。さまざまな作り置きを研究して、作り置きを献立に組み込んでみてはいかがでしょうか？

今回は、一人暮らしの方におすすめの1週間の節約レシピを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？今回は一人暮らしの方へ向けたレシピを紹介しましたが、ファミリー世帯、二人暮らしでも分量を変えることで人数分となり、節約レシピとして活用できることと思います。ぜひ、節約レシピを参考に、食費を安定させて金銭の流れを上手くつかむようにしましょう。