モッツァレラチーズのカロリー1個でどれくらい？糖質量も調査！

ピザやパスタなど、イタリアン料理などでよく目にするモッツァレラチーズ。モッツァレラチーズとはイタリア語の「引きちぎる」=「mozzare」が由来とされています。原材料は本来水牛の乳で作られていましたが、生産量が少ないことから牛の乳でも作られるようになりました。「チーズ」と聞くとカロリーが高いイメージがありますが、実はチーズの中でモッツァレラチーズはカロリーは低くダイエットにもおすすめの食材です。

モッツァレラチーズ100gのカロリーは250kcalです。この250kcalはカマンベールチーズやプロセスチーズといった他の種類のチーズと比べると低いです。モッツァレラチーズといっても製品によってカロリーは多少異なりますのでそちらも見比べていきましょう。

カロリーという言葉に敏感になっているダイエットをしている方も多いのではないでしょうか？この、多くの女性または男性が気にしているカロリーですが、カロリーの意味を知っていますでしょうか？カロリーは、エネルギーまたは熱量ともいいますが、そちらの単位として扱われています。このエネルギーとは、水を1L用意し、その水の温度を1度上げるのに必要な量が1キロカロリーと言います。

電化製品や、自動車などのエネルギーになる電気エネルギーやガソリンのように、人間にもエネルギーを摂取して身体を動かすような仕組みになっています。そのために、カロリーという表記が人間世界には表示されています。ダイエットをしていてカロリーを気にしている方も多くいますが、摂取カロリーを気にすることも大切かもしれませんが、実は摂取カロリーよりも消費カロリーの把握も大切になってくるといいます。

仮に、120キロカロリーの食べ物を食べた後に、運動やトレーニングで120キロカロリーの消費をしたとします。その場合は、身体の中にエネルギーは残らず全てが消費されますが、少しのカロリーを消費せずに残っていた場合は残ったカロリーがそのまま脂肪に変わります。そのため、消費カロリーにも注視することがすすめられています。

ですが、摂取カロリーは目に見て計算ができていても消費カロリーはなかなか計算が難しいと言われています。運動やトレーニングで〇キロカロリーの消費をしたといっても、本当にその分のカロリーを消費しているのかは正しいと言えません。なので、食べるもののカロリーも気にして、消費カロリーにもしっかり目を向けてみましょう。ここからは、モッツァレラチーズのカロリーについて説明していきます。

モッツァレラチーズの製品別に特徴とカロリーを見ていきましょう。明治モッツァレラ6Pチーズは、三角の形をした手が汚れにくくそのまま食べても美味しく召し上がれます。1個あたり49kcalです。

北海道日高乳業のモッツァレラチーズは、北海道産生乳を使用しています。カロリーは100gあたり252kcalです。スーパなどでもよく見かける森永乳業のクラフトフレッシュモッツァレラは、100gあたり248kcalです。だいたいの商品が一袋200kcalで販売されています。

ここで他の種類のチーズのカロリーを見ていきましょう。チーズの中で最も高いカロリーはパルメザンチーズの100gあたり475kcalです。その他のチーズの100gあたりのカロリーは

• チェダーチーズ：423kcal
• クリームチーズ：346kcal
• プロセスチーズ：339kcal
• カマンベールチーズ：310kcal

だいたい300kcalから500kcalのチーズが多い中で、モッツァレラチーズのカロリーは100gあたり250kcalは、チーズの中でも低カロリーということがわかります。

チーズ以外の乳製品のカロリーもチェックしてみましょう。チーズの原材料でもある牛乳は100gあたり67kcalです。生クリームは乳脂肪のもので100gあたり433kcalです。バターは100gあたり745kcalです。チーズは乳製品の中で特別カロリーが高いものでもなく、低いものでもないということがわかります。乳製品はチーズ同様、たんぱく質やカルシウムといった栄養素も含んでいます。

モッツァレラチーズは低カロリーですが、栄養素が豊富に含まれています。ここでモッツァレラチーズの栄養素について見ていきましょう。モッツァレラチーズにはたんぱく質、カルシウム、脂質、ナトリウム、ビタミンB2やビタミンAや亜鉛など多くの栄養素が含まれています。チーズにはたんぱく質と一緒にアミノ酸も含まれているため脂肪燃焼の効果があります。骨や歯、爪を作るうえで大切なカルシウムも豊富に含まれています。

糖質とは、糖を主成分とする炭水化物のことを指します。人間に必要なエネルギー源ともいえますが、ここ最近では、この糖質を制限するダイエットが流行っています。そのため、糖質を気にする人も多く、今やカロリーよりも糖質を気にする人の方が多いと言えるでしょう。以前までは、炭水化物抜きダイエットと称されていたダイエット方法ですが、今では糖質抜きダイエットと称されることも多くなっています。

ですが、この炭水化物と糖質には少しの違いが生じます。炭水化物は主にご飯やパンや麺類に多く含まれており、日本人の主食となる食べ物に多く含まれています。また、その他にも多数の食材にも含まれているということは知っている方も多いのではないでしょうか？では、糖質とは一体どのようなものになるのでしょうか？炭水化物と糖質はイコールだと思っている方も中には多いですが、実は違うのです。

糖質とは、炭水化物を作り出すエネルギーのひとつです。炭水化物は、この糖質と食物繊維が合わさったことで炭水化物となると言われています。ダイエットをしている方の糖質の摂取量は、平均して1日に80g～120gの摂取量が薦められています。では、モッツァレラチーズ1個に含まれる糖質はどれくらいなのでしょうか？ここからは、モッツァレラチーズの1個の糖質や1個意外についても紹介していきます。参考にしてみましょう。

モッツァレラチーズの糖質は、100gあたり4.2gです。糖質の値は低く、たんぱく質は高いことから「低糖質・高たんぱく」の食材と言えるでしょう。低糖質高たんぱくのことからダイエット中の食事にも向いていると言えます。

カロリーや糖質の量からみてもモッツァレラチーズはダイエットにおすすめなのがわかります。ただ単に「低カロリーで低糖質」といわけではなく、モッツァレラチーズに含まれている他の栄養価もみてダイエットにおすすめできます。

モッツァレラチーズにはダイエットに良い栄養素が多く含まれています。まずは「たんぱく質」です。たんぱく質を摂取すると基礎代謝をアップさせ消費カロリーをあげることができます。次に「カルシウム」です。カルシウムにはダイエット中のイライラした気持ちを抑えてくれる作用があります。

他にも肌荒れなどに効く「ビタミンB郡」なども含まれています。しかし低糖質・高たんぱくだからと言って、モッツァレラチーズだけ食べれば良いということではありません。

モッツァレラチーズは低カロリー高たんぱくだからと言って、モッツァレラチーズ1個を食べれば良いというわけではありません。モッツァレラチーズには「乳酸菌」「塩分」も多く含みます。そのため、食べ過ぎてしまうとお腹を壊したり、体がむくんだり、モッツァレラチーズの食べ過ぎは逆にダイエットに良くないのです。単体で1個そのまま食べるというやり方ではなく、料理の材料のひとつとして考えるのがおすすめです。

栄養価も高くダイエットにもおすすめのモッツァレラチーズを使ったレシピを紹介します。モッツァレラチーズの味にはくせがないのでいろんな食材と合わせたり、少し手を加えるだけでさらに美味しくいただけます。サラダにしたりお酒のおつまみ、メイン料理の材料としてなど試してみてください。

カプレーゼは手軽に作ることができ、モッツァレラチーズを使ったレシピとしても有名です。材料は、モッツァレラチーズ、トマト、塩こしょう、オリーブオイルです。作り方はトマトとモッツァレラチーズを薄切りにして並べます。そこに塩こしょう、オリーブオイルをかけて出来上がり。アクセントで塩こしょうの代わりに黒こしょうに変えたり、お好みでバジルを足したりしても良いです。サラダとして、おつまみとして最適な一品です。

モッツァレラチーズとトマトの相性はとても良く、トマトに含まれているリコピンもダイエット効果があります。カプレーゼはそれぞれの食材が持っている栄養素をより吸収することができます。カロリーも低く美容にも良い料理です。女性にはおすすめしたいレシピのひとつになっており、トマトが好きな方は、ぜひ積極的に献立に取り入れてみてはいかがでしょうか？

こちらのレシピは、トマトとアボカドとモッツァレラチーズのサラダです。材料は2人分でトマト1個、アボカド1個、モッツァレラチーズ一袋です。全て食べやすい大きさに切り、オリーブオイルと塩こしょうを混ぜたドレッシングをかけ軽く和えて出来上がりです。お好みでレモン汁をかけても良いです。

こちらのレシピは、糖質控えめブレッドを使います。中にはモッツァレラチーズ、ハム、レタスなどを挟んであります。卵を追加してもボリュームが増えます。糖質控えめブレッドと低糖質のモッツァレラチーズを使い野菜などもたくさん入れて栄養かつボリュームのあるサンドイッチで、糖質制限のある方にもおすすできるサンドイッチです。

意外と簡単に作ることができるモッツァレラチーズのフライです。材料はモッツァレラチーズ、小麦粉、卵、クレイジーソルト、パン粉、揚げ油です。作り方は、まずモッツァレラチーズを食べやすい大きさに切り、ビニール袋に入れクレイジーソルトをかけ混ぜます。ビニール袋を使うことで手も汚れません。

その袋に小麦粉を入れて混ぜ、あとは一般的な揚げ物と同じ工程で卵・パン粉をつけてフライにしていきます。チーズが飛び出すのを防ぐために、衣はしっかりとつけるようにしましょう。一口食べると、とろけたモッツァレラチーズがあふれ出し、美味しく食べられることができます。また、おつまみにも作る方が多く、ワインにも合うおつまみのひとつとして好まれています。

こちらはお餅の代わりにモッツァレラチーズを使っています。低カロリーで低糖質のモッツァレラチーズを代用し、お雑煮も作れちゃいます。お正月や暖まりたいときなどにおすすめのレシピです。味にくせがないのでしつこくならないのが特徴です。このレシピは白味噌で作っているので色合いも綺麗です。

このモッツァレラチーズを使ったお雑煮はお餅とそっくりで、飾り包丁を入れたにんじんなどでとても華やかなお雑煮になっています。お雑煮のお餅は必須というダイエットをしている方でも、気軽に本物そっくりのお雑煮を食べることができます。モッツァレラチーズなので少し酸味を感じますが、しっかりお餅同様に伸びることで、お餅を食べている感覚になるのです。

ダイエット中でもデザートが食べたいという方におすすめです。こちらはモッツァレラチーズ以外にクリームチーズも使って作ります。土台となる部分にはクラッカーを使います。その他の材料は、バター（無塩）、きび糖、たまご、生クリーム、コーンスターチです。

作り方は、砕いたクラッカーに溶かしたバターを合わせ、型の底に敷いて冷蔵庫に入れます。固める間に、ミキサーでクリームチーズ、モッツァレラチーズ、きび糖、卵、生クリーム、コーンスターチを順番に入れて混ぜます。混ぜたものを冷やして固めた土台に流し入れ、オーブンで湯煎焼きをして出来上がりです。

モッツァレラチーズは低カロリー・低糖質でダイエットにも向いています。また、栄養価も高く体にも良いです。単体でそれだけ食べるのはおすすめしませんが、オリーブオイルを使って腹持ちをよくしたり、他の食材と摂取することによってダイエットにも健康にも向いている食材なので、いろいろアレンジしながら食べてみてください。