梅酢の効能がすごい!作り方は簡単・保存方法や使い方レシピも紹介

梅干しは、昔ながらの伝統食です。その梅干しを作る過程で出来る「梅酢」。みなさんは知っていますか?この「梅酢」実は健康にとても良いのです。食べ物で体をキレイにするのにふさわしく、使い方さえ覚えれば便利な調味料として健康管理にも活かせます。今回は、梅酢の良さを知ってもらうために梅酢の作り方や梅酢を使ったレシピなど健康をサポートする内容を紹介しています。梅酢を使うことによって健康管理にも役立たせることが出来ますので、是非、梅酢を活用してください。

梅酢の効能がすごい!作り方は簡単・保存方法や使い方レシピも紹介のイメージ

目次

  1. 1梅酢の効能がすごい!
  2. 2梅酢とは?
  3. 3梅酢の効能や効果
  4. 4梅酢の作り方
  5. 5梅酢の使い方とレシピ
  6. 6梅酢を飲んで健康をサポートしよう!

梅酢の効能がすごい!

梅酢の効能はすごいんです。疲労回復や整腸作用、殺菌や解毒効果、血圧やコレステロールの調整、血糖値の上昇を抑える作用など、健康効果は群を抜いています。やはり健康でパワフルな毎日を過ごすためには健康管理は欠かせません。梅酢の効能で体を活性化させることによって健康を保てるようなので作り方や使い方、保存方法を知って是非、梅酢にチャレンジしてください。

梅酢とは?

梅酢とは、塩と梅でつくる梅干しをつくる過程で発生する液体のことです。自然に液体として上がってくる梅のエキスを「白梅酢」と呼び、その白梅酢に赤シソを加えたものを「赤梅酢」と呼ぶそうです。100%梅から抽出された液体なので梅の栄養素がたっぷり含まれています。医者いらずなどといわれるように、古くからその効能が認められています。

梅酢の効能や効果

梅酢には健康管理のための様々な効能や効果があります。血糖値の上昇を抑える効果や、血液をサラサラにし血圧を正常にする効果。免疫力を高めてがんを予防する効果。他にも、カルシウムの吸収を助け骨粗鬆症の予防など様々な効能効果があるとされています。しかも健康に良いだけではなく、女性にも嬉しい、ビタミンC効果で肌荒れ防止、血流や代謝が良くなりやせやすくなるというダイエット効果もあるようなのです。

クエン酸による疲労回復効果

梅酢にはクエン酸による疲労回復効果も期待されています。健康だと思っても代謝が悪いと疲れを感じたり、細胞の老化のスピードを早めたり、病気の原因にもなります。そこで活躍してくれるのが梅酢です。梅酢のクエン酸の効能で代謝を活性化させ、疲労回復だけでなく、老化の防止、疲れにくい体づくりなど健康管理にも役立つ幅広い使い方をすることが期待できるのです。

食中毒予防にもなる殺菌や解毒効果

梅酢には食中毒の予防にもなる強力な殺菌力や解毒効果があります。おにぎりやお弁当に梅干を入れるのもこの殺菌作用で微生物の繁殖をおさえるためのようです。そしてこの強力な殺菌や解毒効果はノロウィルスなど食中毒の原因となる菌に対する予防も効果を期待できるようなので、この効能を活かして健康管理のため毎日の食事に取り入れる使い方を覚えることで食中毒予防を心がけていきたいものです。

梅酢で健康管理

梅酢は胃腸の調子が悪い時にも効果を発揮します。胃腸の活性化で便秘や下痢にも効果があるようです。運動不足と不規則な食生活、ストレス、睡眠不足からくる便秘。風邪、疲れによる体調不良、食事の量の変化、精神的なストレスが原因と考えられる下痢。梅酢には胃液の分泌を正常にして食べ物の消化吸収をよくする効果があると言われています。便秘がちの人も、下痢になりやすい人も両方に作用が働くので健康管理に役立ちます。

肝機能に優しい梅酢

梅酢には肝臓を保護し、強化する働きがあると言われています。殺菌作用により肝機能障害を改善する効果が期待できます。他にウイルス性肝炎に対しても抑制効果のあることが確かめられているようです。梅酢は肝機能を高め、アルコールなどの処理能力を促進するため、健康を維持させて、なおかつお酒を飲む方には心強いのではないでしょうか?

梅酢の効能で老化防止

梅酢のクエン酸は、新陳代謝を良くして体内の老廃物の排出をうながしてくれます。これにより、むくみが解消したり美肌や老化防止など健康にもつながります。またポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分が含まれるようなので内臓の老化の原因である女性の大敵シミやシワ、くすみなどにも効くということです。さらに腸の働きを活発にし、便通の改善にも効果があるとされ、健康管理が大切な女性に嬉しい効能が期待できます。

梅酢で免疫力UP

体を酸性にしてしまう食品(肉や魚など)の多い生活では血行不良などの悪循環で免疫力も低下し健康には程遠く病気にかかりやすい体になってしまいます。梅酢はアルカリ性食品でほんの少し食べるだけで酸性を中和することが出来る優れもののようです。血液やリンパの流れをよくして、免疫力をあげると、病気になりにくい体になるので健康管理にはピッタリです。

梅酢の作り方

基本の白梅酢の作り方

梅干し作りの過程でできる白梅酢の作り方です。赤シソを入れずにつくる梅干しは白梅干しと呼ばれます。白梅干しは赤紫蘇入りの梅干しの工程を省き、そのまま土用干しをします。上品な仕上がりの梅干しになるようです。減塩にする場合は消毒を丁寧にしても白くカビることがあるようなのでこまめにチェックしてあげてください。

保存性を高める赤梅酢の作り方

梅干し作りの過程でできる赤梅酢の紹介です。赤しその使い方は6月~8月ごろだけ出まわり、おもに梅干し用の色付けとして利用されます。梅干しと一緒に漬けると鮮やかな赤色に変わるのが特徴です。赤しそには防腐力と強い殺菌作用があるので、梅干しの保存性を高めるのに適しています。また、消化吸収をよくする作用もあり色付けだけではなく梅干しとの相乗効果で健康に良い効果をアップさせてくれています。

3つの材料で作る梅シロップ 

次にご紹介するのは梅シロップの作り方です。梅干しを作る過程でできた梅酢ではなく飲みやすい梅シロップです。材料は・青梅100g・氷砂糖200g・酢200mlです。甘さはお好みで調整してください。お酢は穀物酢やリンゴ酢などお好きなもので可能です。耐熱ガラスの容器を使用する使い方がやりやすいですが、ジップロックでも大丈夫です。容器はアルコール消毒を忘れずに行いましょう。

梅シロップの作り方

「作り方」梅のヘタを取り、洗って丁寧に水気を拭き取ります。アルコール消毒したお好みの容器の中に梅を入れす。容器の中に梅と氷砂糖を交互に入れます。最後にお酢を入れて冷暗所に保存します。1日1回振り混ぜるとカビの予防になります。ジップロックの場合は混ぜる時袋に穴があきやすいので注意しましょう。約3週間ぐらいでできあがりです。その後、梅は取り出して使ってください。

梅酢の保存方法

梅酢の保存方法は、煮沸消毒しておいた瓶に入れて保存します。アルコール殺菌でもOKです。蓋は金属だと腐食してしまうので注意が必要です。梅酢の保存は直射日光や高温多湿をさけて冷暗所もしくは冷蔵庫とされていますが、冷蔵庫保存のほうがより安心です。小分けにして冷蔵保存すると料理に使う時などにすぐに取り出せるので、冷蔵庫のほうが使い勝手がよいのではないでしょうか?

梅酢の賞味期限

梅酢の賞味期限は、衛生的な状態で一年ぐらいは問題なく持つそうです。酢の殺菌力があるので、冷蔵庫で保存する必要性はさほどないようですが、安心して保存するためにも出来れば冷蔵庫での保存方法を選びましょう。冷蔵庫だと夏場に冷たい梅酢を飲むことが出来るのでより美味しく感じられるのではないでしょうか。常温で1年以上たっても問題ないようです。じっくり寝かせると酸味が和らぎます。

梅酢の使い方とレシピ

梅酢をうがいに使って風邪予防に

梅酢には様々な健康的な使い方があります。梅酢をうがいに使って風邪予防も出来るのです。夏場などクーラーのあたりすぎなどで喉の調子が悪いと感じる時に、コップに少量の梅酢を入れうがいをすると、梅酢の殺菌作用で喉をラクにしてくれます。梅酢の殺菌作用は強力なので数滴でOKです。口内炎や口臭にも効き目があります。このような使い方を覚えると冬場の風邪予防など年間を通して役立ちます。

梅酢を使った漬物も人気

梅酢は万能選手です。梅酢の酸味と甘みの味わい、様々な効能で料理としての使い方も満載なのです。梅酢を使った漬物もそのうちのひとつです。とても人気があります。健康によく万能な調味料として作り方を覚えて日々の健康管理にも役立てましょう。梅酢の即席漬けの作り方は、なす、きゅうり、大根などの野菜を薄切りにして梅酢を少量かけてもむだけで完成です。ビニール袋さえあれば手間も省けて簡単です。

生姜の梅酢漬けの作り方

(材料)生姜適量・梅酢適量(作り方)生姜を水で良く洗い汚れを落とします。生姜は薄く皮を剥き千切りします。生姜に軽めの塩をしてなじませる。沸騰したお湯に塩をなじませた生姜をさっとくぐらせてザルにあげ水気をきり煮沸消毒した保存容器の中に生姜を入れ、梅酢を適量注ぎそのまま冷蔵庫で1~2週間ほど保存。時々、生姜全体に梅酢がまわるように容器を上下左右に振ってください。その際こぼれないように注意しましょう。

きゅうりの梅酢漬けの作り方

材料・きゅうり4本・しょうが1片・梅酢1カップ・水1カップ・お酢1/4カップ・砂糖大5・醤油1/4カップ・作り方きゅうりはよく洗ってジップロックなどの袋に入れ少量の塩を加えてよくもみこみます。そのあと袋の空気を抜きます。30分程度経ったらきゅうりを取り出して洗い、水気を切って千切にしたしょうがと事前に沸騰させておいた調味液を混ぜ一晩冷蔵庫で漬込んで完成です。

梅酢で作る長芋の漬物

材料・長芋250~300g・梅酢大さじ1.5・白だし大さじ1・砂糖小さじ1・作り方、長芋の皮を剥き、長さ4㎝位の短冊切りにします。切った長芋と調味液をジップロックなどの保存袋に入れ、良く混ぜて冷蔵庫で5時間ほど味をなじませます。器に盛り付けて出来上がりです。

梅酢を飲んで健康管理

梅酢には、梅の栄養素がたっぷりと詰まっています。昔から、お米を炊く時に加えたり、万能調味料として料理の風味付けや様々な料理など幅広い使い方をしてきました。食中毒が増える夏場にかけて、料理に活用すると便利です。クエン酸が豊富なので、運動をする人や疲れやすい人など、夏バテ予防に薄めてドリンクとしてそのまま飲んでも効果があります。作り方も簡単です。

梅酢ドリンクの作り方

梅酢は濃い原液なので、お好みの濃さにうすめて飲んでください。炭酸割梅酢ドリンクの作り方、梅酢大さじ1・はちみつ大さじ2・炭酸60cc・グラスに梅酢・はちみつを入れ、最後に炭酸を入れて出来上がりです。牛乳割り梅酢ドリンクの作り方梅酢大さじ1・はちみつ大さじ2・牛乳250ccこちらもグラスに梅酢・はちみつを入れ牛乳で少しづつ混ぜはちみつが溶けたら出来上がりです。

梅酢ドレッシングの作り方

梅酢簡単ドレッシングの作り方・梅酢:薄口醤油:油(お好きな油、米油、ごま油、オリーブオイルなど)を1:1:2の割合で容器に入れ振り混ぜます。お好みでゴマを加えると風味がUPします。梅酢でマヨネーズドレッシング(材料)卵1個・サラダ油200cc・マスタード大さじ1・梅酢大さじ1・砂糖小さじ1/2(作り方)容器に卵、サラダ油、マスタード、砂糖を入れ泡立て器でよく混ぜる。梅酢を入れ再度よく混ぜたら出来上がり。

万能梅酢だれ

お魚、お肉、お野菜どちらでも万能ダレでアレンジ可能です。材料・梅酢30cc・酒50cc・みりん50cc・しょうゆ10cc。あとはお鍋で少し煮詰めるだけで出来上がりです。お肉やお魚の場合炒める工程で加える時には煮詰める必要はありません。どんなお料理もさっぱりといただくことができ暑い夏には夏バテ防止にもなるのでぜひ万能梅酢だれ試してみてください。

鶏のささみの梅酢焼き

淡白なささみと梅酢は相性良好です。(材料)鶏のささみ3枚・青紫蘇:3枚・梅酢大さじ2・砂糖小さじ2・醤油小さじ1・片栗粉大さじ3・サラダ油小さじ2(作り方)ささみはスジ切りをし食べやすい大きさにします。ジップロックやビニールに梅酢と砂糖、醤油、ささみを入れ味をなじませ30分以上漬け込みます。ささみに片栗粉をまぶし、油をひいたフライパンで弱めの中火でこんがりと焼き、千切りにした青じそを散らせば完成です。

イワシの梅酢煮

(材料)イワシ3尾・梅酢大さじ2・酒大さじ6・みりん大さじ1と1/2・砂糖小さじ2・醤油大さじ1・生姜の薄切り一片(作り方)イワシは尾と頭を落とし内臓を除きます。ウロコと血を流すように洗って水けをふき取り4等分くらいの筒切りにして調味料と一緒に圧力鍋に入れます。蓋をして圧力弁が上がって20分くらい煮込みます。自然に圧力弁が下がったら蓋をとって3~5分くらい汁を煮詰めて完成です。
 

梅酢からあげ

暑い夏のさっぱりからあげです。(材料)とりもも肉300g・※[生姜のすりおろし少々・ニンニク一片・醤油 大さじ2・砂糖 大さじ1・梅酢 大さじ1/2・酒 大さじ1]・小麦粉適量・揚げ油適量(作り方)とりもも肉に※[〜]の材料を揉み込み30分以上漬けます。漬け込んだ肉に小麦粉をつけて、170度ぐらいの油で3分ほどじっくりきつね色になるまで揚げます。油の音が軽い音になり、泡が細かくなってきたら出来上がりのサインです。

梅酢を飲んで健康をサポートしよう!

いかがでしたか?梅酢は様々な効能で健康をサポートする優良食品です。毎日の食事に多用することにより様々な健康効果が期待されます。使い方のコツさえ心得れば健康管理に役立つのではないでしょうか。料理の調味料として、免疫力をあげる良薬として、これから梅酢を体のお守りとして幅広く利用したいものです。

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