食パンのフライパンを使った焼き方!簡単で美味しい方法とアレンジレシピ
食パンをフライパンで焼く、フライパントーストが人気!トースターがなくてもフライパンを使って、食パンが美味しいトーストになります。簡単で美味しくなる焼き方と、朝食にもおすすめのフライパントーストのアレンジレシピも紹介しています。
目次
フライパンで焼く食パンが美味しいくなるワケ
食パンはトースターやグリルがなくても、フライパンがあれば美味しく焼くことができます。フライパンをしっかりと熱してから焼くことで、食パンが短時間でトーストされるので、水分がパンに残って、表面はさっくり、中はふっくらと焼けて、美味しいトーストになります。徐々に温度が高くなるトースターよりも、フライパンで焼く食パンの方が、一気に焼き上げるので美味しくなるのです。
トースターでも食パンが美味しく焼けるものもありますが、トースターまでは揃えていなくても、フライパンさえあれば、負けないくらいに美味しい食パンが焼けます。バターを全面にしっとりと染みこませることもできるので、硬く冷たいバターが、トーストにのせてもなかなか溶けないということもありません。あまり調理に時間をかけたくない朝食にもおすすめです。
簡単なフライパンでの食パンの焼き方
フライパンで食パンを美味しく焼く簡単な焼き方です。材料は、食パン1枚、バター大さじ1弱。作り方は、フライパンを加熱して、温まったらバターをいれて溶かします。そこに食パンを入れて、片面60秒ずつ焼いたらできあがりです。真ん中を少しおすようにすると、食パン全体の表面がカリッと焼きあがり、食感も楽しめます。
基本のフライパントーストレシピのポイントは、フライパンをしっかりと温めておくこと。冷たいうちに食パンをおくと、焼きあがるまでに時間がかかってしまい、食パンの水分が少なくなってしまって、ふんわりと焼けません。油がなじんでいたり、テフロン加工のフライパンならバターがなくても、シンプルに焼きあげられます。
時短でふっくら食パンが焼ける焼き方
もっと時短で食パンを焼けるよう、フライパンを使った焼き方もあります。フライパンを中火にかけて、サラダ油かオリーブオイルを薄くなじませて温めます。そこにバターをいれて、半分くらい溶けたら食パンを入れて、90秒。焼き色がついたら裏返してさっと焼けばできあがりです。
オイルとバターで、少しカロリーは高くなりますが、オイルがあることでさらにフライパンの表面が高温になります。そうすることで、食パンのミミと表面はサクッとしていて、中は水分がほどよくあってふんわりとした食感のトーストを、短い時間で焼けるのです。
フライパンで食パンアレンジ
フライパンで食パンアレンジ「フレンチトースト」
定番のフレンチトーストも、フライパンで焼くからこそ、焦げ目もついて美味しく焼けます。基本レシピの材料は、食パン2枚、牛乳1/2カップ、卵1個、砂糖大さじ1、バター大さじ0.5。深さのあるお皿に卵を割り入れ、砂糖、牛乳を合わせてよく混ぜ、そこに食パンを浸して、両面に卵液をよく含ませます。
フライパンを加熱して、バターを入れて溶かしたら、卵液に浸した食パンを入れて90~120秒ほど焼いたら、裏返して90秒焼けば出来上がりです。アレンジレシピで、インスタントコーヒーを卵液に混ぜたり、シナモンやバニラエッセンスを加えたりして、好みの風味付けも楽しめます。
朝食用により時短にしたい時には、前の晩に卵液にパンを浸して、冷蔵庫においておく方法もあります。この時の食パンは厚切りがおすすめです。またバゲットなどをスライスして、同じように前の晩から卵液にひたしておくと、中まで味が染み込み、カフェのようなフレンチトーストが焼けます。
フライパンで食パンアレンジ「プリントースト」
人気の「プリントースト」も簡単で美味しく、フライパンで焼けます。食パンとプリンがあればできる簡単レシピで、スイーツの味わいもあっておすすめです。フライパンを熱して、そこに食パンをいれて少し温めたくらいで裏返し、そこにプリンをのせます。プリンを崩しながら食パンに広げて焼き上げればできあがりです。
プリンの材料が、フレンチトーストと同じものなので、簡単フレンチトースト風に仕上がります。甘さもあるので、朝食なら1枚でもお腹を満足させてくれます。フライパンさえあれば、アウトドアでもスキレットなどをつかって、食パンとプリンでフレンチトーストが焼けます。
フライパンで食パンアレンジ「目玉焼きトースト」
朝食にもおすすめなのは、目玉焼きも一緒にのせて焼いてしまう簡単レシピ「目玉焼きトースト」。材料は、食パン、マヨネーズ、卵、バター。フライパンを加熱して温め、食パンをのせて片面を温める程度に焼きます。火を止めて裏返し、食パンの上に四角を描くようにマヨネーズで囲みを作り、そこに卵を割り入れます。フライパンを弱火にして、バターをいれ蓋をして蒸し焼きにします。卵が半熟状態だと、とろりとしてより美味しいです。
少し手間をかけて、卵を割り入れやすく、食パンをくりぬいてしまうレシピもあります。フライパンを加熱して、そこにミミのついた側の食パンをいれて、バター、卵、チーズなどを真ん中にいれて、くりぬいたパンを戻して焼きます。裏返して焼き上げれば、卵と食パンの間でチーズがとけてより美味しくなります。
卵、チーズだけでなくて、ハムやベーコンなどを加えれば、フライパンだけで栄養たっぷりの朝食向きの食パントーストができあがります。食パンにバターやマーガリンを塗って、そこにカレー粉、マスタードなどもぬっておくと、スパイシーなトーストが焼けます。
フライパンで食パンアレンジ「ホットサンド」
朝食だけでなく、ランチにもおすすめな簡単レシピは「ホットサンド」。薄切り食パンと、好みのサラダやハム、チーズなどの具材があればできます。薄切り食パンで具材をはさみます。加熱したフライパンにバターを溶かして、基本のフライパントーストのように焼くだけです。具材が多すぎると、裏返すときに崩れてしまうので、具材は少な目にしてミミの部分をフォークなどで潰すように押しておくと、中身がはみ出しにくくなります。
玉子サラダ、ポテトサラダなどを具材とするのも簡単でおすすめです。ハム、チーズサンドにもピクルスなどを加えたり、食パンの内側になる面にもマーガリン、マスタードを塗って、トマトや野菜をサンドすると、バーガーのような味わいも楽しめるレシピになります。
フライパンで食パンアレンジ「和風トースト」
食パンとあわせる食材は、和風のものもフライパンでトーストするとおいしくなります。食パンをフライパンで片面焼いて、裏返したら、そこにマヨネーズを塗って、シラスやチリメンなどをふりかけて焼き上げるだけの簡単レシピですが、塩気が効いたおつまみにもおすすめなトーストになります。焼き上がりにシソをふったり、溶けるチーズをのせても美味しいです。
納豆が好きな人には、アレンジレシピで、フライパントーストに、納豆、溶けるチーズやマヨネーズをのせて、再度、フライパンで蓋をして焼きあげます。焼きあがったフライパントーストに、バターの代わりに、味噌とマヨネーズを混ぜ合わせたものを塗ると、和風の食パンを味わえます。のりやシソをあわせると、焼きおにぎりのご飯をパンに代えた和食のようなトーストになります。
フライパンで食パンアレンジ「あんこバター」
朝食からスイーツにもなる「あんこバター」の食パントースト。フライパンで焼いた食パンに、バターをぬって、ゆであずきをのせるだけです。カロリーは気にせず、脳に糖分を補給できるので、仕事前にはおすすめのレシピ。バターを溶かして焼いたパンに、きな粉と砂糖をふりかける「きなこパン」も簡単にできます。
ホットサンドのレシピで、具材をマシュマロやチョコレートを使う焼き方にすると、スイーツパンが簡単に作れます。チョコレートは細かく刻むと、全体に溶けやすく、トーストとして焼く食パンに刻んだチョコレートをふりかけるのもおすすめです。サンドする場合は、チョコレートの固形分が残ると、パリッとした食感も楽しめます。
一人暮らしにもおすすめ食パンの冷凍保と焼き方
1斤のサイズで美味しい食パンを売るお店も増え、全部を早めに食べるのは難しい場合もあります。2~3日で食べきれればよいのですが、それでも残るような時には、好みの厚さにスライスして、1枚ずつラップをしてビニールバッグにいれて、冷凍してしまいます。
冷凍した食パンのフライパンでの焼き方レシピ。冷凍したパンの両面に水をふりかけます。霧吹きで拭くか、クッキングペーパーを水で浸して、軽く食パンをなでるように、表面を湿らせます。フライパンに食パンを入れ、中火で蓋をして2分。焼き色がついたら裏返して蓋をして2分ほど焼くだけです。最初から加熱したフライパンを使うと、中が冷たいまま表面が焦げてしまいます。水分を補うことでしっとり感が戻ります。
簡単レシピでフライパントーストを
フライパンでの食パンの焼き方をマスターすれば、簡単に美味しい朝食を作ることができます。トーストを焼くのとあわせて、目玉焼きやウィンナーなどを焼くようにすれば、フライパン一つで、おかずも焼けます。好みの食パンの厚さで、こんがりとふんわりを楽しめるフライパントーストを作ってみてください。