食パンでサンドイッチを作る基本・切り方まとめ!おすすめは何枚切り?
食パンで作るサンドイッチは手軽に作れて持ち歩きも簡単。綺麗な断面が並んでいると見た目でも楽しめます。柔らかい食パンを切るのはとても難しく、頑張って作っても最後に潰れてしまっては台無しです。そこで今回は綺麗な断面のサンドイッチを作れる切り方を紹介します。
目次
食パンで作るサンドイッチ
一言にサンドイッチと言っても、パンの種類から具材まで様々です。バケットやロールパンを使ったサンドイッチや、一品を挟むシンプルなサンドイッチから野菜をたっぷりはさむ今話題のわんぱくサンドなど。その中でも今回は食パンを使ったサンドイッチに注目しました。
一体何枚切りの食パンで作るのがベストなバランスなのでしょうか?綺麗な断面が作れる切り方や、バランスの良いサンドイッチの簡単レシピ、サンドイッチに合う献立などを紹介します。
サンドイッチの作り方
いざサンドイッチを作ろうと思っても何を挟むか迷います。その他にも何枚切りを使うか、サンドイッチだけでは少し物足りないかも…どんな献立を用意しようか、などいろいろと悩みます。そんな時ぜひ参考にしてください。
まずはサンドイッチ具材の準備
やはりサンドイッチは中身が重要。1つの材料もいいですが、数種類の具材を挟めば見た目も良く、美味しく仕上がります。たくさんの色が入っているときれいなので、色別に食材を紹介します。
黄色の食材
ゆでたまごをつぶしてマヨネーズと和える基本的なサンドイッチです。ゆでたまごにお好みの量のマヨネーズと塩を和えれば完成するのでとても簡単です。食パンとの相性もとてもいいです。
茹で卵から作るのが少し面倒という時には電子レンジで簡単に茹で卵が作れる方法もあります。ぜひ試してみてください。最近では厚焼き玉子を食パンで挟むサンドイッチも人気です。レシピは人それぞれですが、食パンにからしマヨネーズを塗ってだし巻き玉子を挟むのがおすすめ。
こちらの動画のレシピは、出汁は顆粒だしをつかって、焼かずに電子レンジで過熱をするのでとても手軽に作れるレシピです。かぼちゃのサラダは、ゆでたかぼちゃにクリームチーズ、マヨネーズを加えて和えます。残ってしまったかぼちゃの煮物アレンジしてサラダにするとより美味しくできます。こちらも簡単で、パンとの相性はばっちりです。
チーズも食パンと相性抜群。スライスチーズは食パンに合うサイズなので使いやすいです。ハムやベーコンを入れるときは必須といっても過言ではないほど格段に美味しくなります。食パンに直接乗せることで野菜の水分が食パンにうつるのも防げるので一石二鳥です。
緑の食材
きゅうり、レタスなど、シャキシャキ食感の野菜とお肉などの具材を一緒に挟むとさっぱりとする上に食感が出て美味しく食べられます。また、アボカドやホウレン草などもどんな食材にも合って万能です。
赤の食材
人参を千切りにして塩でもんで、しんなりさせてから、お酢や砂糖を加えれば簡単にキャロットラペが出来上がります。サンドイッチに加えれば見た目も鮮やかで断面も美しく、カリカリした食感も加わるので歯ごたえがあり、変化のある味に仕上がります。レーズンを入れるレシピもありますのでお好みで加えてみるのもいいです。
BLTサンドはとてもメジャーな事でも分かるように、ほどよい酸味がベーコンなどの肉類とよく合い、シャキシャキのレタスと合わせると更にバランスが良いです。栄養価も高く、サンドイッチに最適な野菜なのでぜひ取り入れてみてください。
ベーコンやハムはサンドイッチの定番です。濃いめの味が食パンとよく合います。ベーコンはお好みでコショウを振ってカリッとするように軽く炒めておきましょう。
茶色の食材
食パンと相性抜群の照り焼きチキン。野菜と一緒に挟めばボリューム満点でランチなどにもぴったりです。マヨネーズや粒マスタードをプラスして更にアレンジも加えて、いろいろなバリエーションで楽しんでみてください。
カツサンドは定番商品です。シンプルにカツだけ食パンに挟んであるイメージがありますが、トンカツの横によく添えてあるキャベツは脂肪分解の働きもあるので一番おすすめの組合せです。ソースをかけて粒マスタードや辛子マヨネーズなどを塗るとまた違った味が楽しめます。
意外な組み合わせのしょうが焼きとパン。食パンと相性が良く、前日の夕食にに残ったしょうが焼きを翌朝食パンにはさんで朝食にしてみると飽きることなく楽しめます。キャベツやレタスなどの野菜とマヨネーズを加えるとより美味しく仕上がります。
コロッケサンドも定番です。惣菜で購入しても安価でとてもお手軽で美味しいサンドができます。こちらもキャベツなどの野菜と一緒に挟むと食感がでて美味しくなります。
ハンバーグは子供にも大人気。トマトやレタス、玉ねぎなどともよく合うので野菜もたっぷり摂れます。
差し色に紫
紫キャベツは見た目も華やかで味にクセもないので使いやすい食材です。あまり普段の料理には使わないかもしれませんが、普通のキャベツと同じで扱いやすく、一気に普段と違う鮮やかなサンドイッチになるので一度使ってみてください。
紫玉ねぎはちょっとした辛みがアクセントになって味を引き締めてくれます。見た目だけでなく味の変化も楽しめます。
キャベツ、紫キャベツやサニーレタスなどの野菜、ハムやチーズ、カツなど野菜+タンパク質を組み合わせると美味しく出来上がります。お好きな具材を用意しましょう。野菜は洗ったらしっかり水気をしっかり切って食パンに水分が染み込まないようにすることが大切です。
食パンを用意する
食パンにマーガリンやバター、マヨネーズなどを塗って油分でコーティングして生地に水分が染み込まないようにします。食パンと言ってもいくつかの種類があります。どんなものがあるか見てみましょう。
角食パン
一般的な真四角のサンドイッチを作るなら角食パンを使います。耳を落として使うことが多いですが、もちろんそのまま使ってもOK。ボリュームが増してお腹いっぱいになります。
イギリス食パン
こちらはイギリス食パン。角食パンよりも軽い触感で、サクッとするのでトーストにしてサンドイッチにするのもおすすめ。カットせずにそのまま食べたい形です。豪快に食べてみましょう。
サンドイッチ用食パン
サンドイッチ用食パンを使うのは一番便利です。何枚切りかは選べず12枚切りのみですが耳が落としてあるのですぐに作れます。
食パンの耳を切るか残すか
食パンの耳は切ることが多いですが、あえて残してもボリュームが出ますし、食パンの味もしっかり残ります。こだわりの食パンの場合はあえて残して、トーストしてからサンドイッチにするホットサンドもおすすめです。
何枚切りの食パンを使うか
薄めの12枚切りを使うのが主流だったサンドイッチですが、最近では具だくさんの分厚いサンドイッチが流行っています。一体何枚切りの食パンを使えばいいのでしょうか?中身の量に合わせて何枚切りを使うか考えてみましょう。
12枚切り食パンがおすすめのレシピ
よくスーパーなどで見かけるサンドイッチ用の食パンは12枚切り。コンビニなどで売られているサンドイッチもこのサイズです。12枚切りの食パンに挟むのは、卵、ハムチーズ、ツナキュウリなど2種類くらいまでがおすすめです。このくらいの中身の量ですと、しっかりと食パンの味も楽しめます。
8枚切り食パンの具材
普段食べるのにちょうどいいのがこのサイズではないでしょうか?これくらいの厚さがあれば3~5種類くらい中身があっても美味しいです。写真はレタス+卵+ベーコン、レタス+コーン+マッシュポテト。その他にも定番のベーコン+レタス+トマトや、レタス+海老+アボカドなどいろいろな組み合わせがあります。
6枚切り食パンは盛りだくさんに
厚めの食パンの時は思いきってたくさん挟んでみましょう。ボリュームたっぷりでランチにぴったりのサンドイッチができます。
何枚切りを用意するか迷ってしまうところですが、小腹を満たす程度の軽食の時や、パーティーなどで他の献立がある場合は12枚切り。しっかりランチやお弁当にするなら6枚切りにするなど、用途によって何枚切りの食パンを使うか決めましょう。たくさんの具材を挟むときは、何枚切りでも耳は残しておくのがおすすめです。乗せる面積も広く、具材がはみ出てしまうのも防いでくれます。
食パンに合うソースの簡単レシピ
市販のマヨネーズやケチャップを入れるだけでも美味しいですが、時にはソースも手作りしてみるとこだわった分、より美味しく感じられます。動画で分かりやすく簡単に作れるレシピをいくつかご紹介します。ぜひ一度挑戦してみてください。
マヨネーズ
卵1個、酢小さじ2、塩小さじ1/2 、サラダ油200ccをバーミックスで攪拌するだけの超簡単レシピです。これだけ簡単にできれば1度は試してみる価値ありです。なかなかマヨネーズを作ろうとは思わないと思いますが意外と簡単に作れます。油や塩の量を調節したりもできるので、オリジナルの味を作れます。いろいろ試して楽しんでみてください。
タルタルソース
玉葱やピクルスを刻む分、マヨネーズよりも手間はかかりますがその分美味しさは倍増!唐揚げなどにかけたり他の献立にも活用できるので便利です。こちらは丁寧な説明付きの動画です。ぜひ参考にしてみてください。
マヨネーズ300g、卵Ⅿサイズ2個 、玉ねぎのみじん切り100g、ピクルス30g、砂糖5g、レモン1/8、ホワイトペッパー少々。玉葱を水にさらした後しっかりと水分を取り除くのがポイントです。水っぽくならないよう注意しましょう。
シーザードレッシング
マヨネーズ1:牛乳1、ブラックペッパー少々、バジル少々、にんにく1かけ分、レモン汁牛乳の1/10位を混ぜ合わせて2分置いた後、粉チーズ適量を合わせて完成!サンドイッチに挟み切らなかった野菜にかけてシーザーサラダも作れます。
たまねぎドレッシング
材料は玉葱100g、白ワインビネガー100cc、サラダ油300cc、塩ふたつまみ、白コショウ少々とシンプル。しかもミキサーにかければ完成する簡単なレシピです。驚くほど簡単にできますので試してみてください。サラダにも使えるので便利です。体に優しいオリーブオイルで作れるドレッシングのレシピが紹介されています。
サンドイッチの具を挟む
中身と食パンが用意できたらいよいよ挟む作業。具材をおく順番で断面の綺麗さが変わる重要な行程です。同じ色が並ばないよう、考えながら重ねていきましょう。平たんに並べるのではなくすこしずらしながら並べると断面が綺麗になります。
ここで一番重要なのが、水分を食パンに移さないということ。ソースなどを食パンに直接塗ってしまうと食パンがべちゃべちゃになってしまいます。水分が出てしまうトマトなどの野菜も食パンから遠ざけるようにしましょう。
サンドイッチの切り方
何枚切り食パンを使っても、薄いサンドイッチはそのまま切ってもきれいに切れますが、厚くなるにしたがって中身が出てしまったり意外と難しい工程です。簡単な切り方のコツを知れば、仕上がりもきれいになります。
ラップに包んで切る
一番手軽で簡単な切り方です。完成したサンドイッチを少し強めの力でラップにくるんで包丁で切ります。食パンがつぶれてしまうのが心配ですが、多少押した方がまとまって見た目も綺麗に仕上がります。押しすぎには気を付けてください。
ワックスペーパーで包んで切る
用量はラップで包む場合と同じ切り方ですが、好きな柄のワックスペーパーで包むことで一気に華やかでおしゃれな印象になります。また、脂分の多い具材を包んだ時に油分をはじいてくれるので綺麗な見た目を保てます。そのまま食べても、食べこぼしをキャッチしてくれるので食べやすさの面でもおすすめです。
ワックスペーパーがない場合はクッキングペーパーで代用可能です。
分厚いサンドイッチはピンを刺して
具だくさんのサンドイッチは、ラップやワックスペーパーで包んだ後にピンを刺してから切ると、具材がばらつかず、綺麗な状態を保つことができます。ピンによって季節感を出すこともできるのでパーティーなどにはあえて使うのもおすすめです。
サンドイッチの形
食パンを対角線で切って四つの三角形。食べやすいサイズでいろいろな種類を楽しめます。パーティーなどにいい切り方です。
斜めに切って三角形2つ。コンビニなどで売られている形です。切った後もずれやすいので注意が必要です。
横半分。きれいに切ることができて断面を見せるのにいい切り方です。安定するので盛り付けしやすく、おすすめの切り方です。
サンドイッチに合う献立
沢山の具材が入ったサンドイッチなので、それだけでも満足という方も多いかと思いますが、合わせて他の献立も取り入れれば、より食卓も華やかになります。サンドイッチに合うスープやサラダなど簡単レシピも紹介します。
温まるスープ
サンドイッチだけでは物足りないというときにおすすめの献立はスープです。便利なインスタントのスープはたくさんありますが、意外と簡単に作れて体にも優しいのでぜひ手作りしてみてください。
よくご家庭に常備してあるジャガイモ、ウインナー、タマネギ、ニンジンを使って簡単に作れるレシピが紹介されています。
コーン缶1缶、水100cc、コンソメ小さじ1、塩コショウ少々、牛乳200ccと材料はシンプルですが市販品とは違った自然のおいしさです。ブレンダ―を使うので漉すより簡単で体に優しいレシピです。
簡単にトマトジュースで作れるレシピです。玉葱、じゃがいも、セロリ、キャベツなどのお好みの野菜をオリーブオイルで炒めて、コンソメと水を加えて沸騰させます。さらにトマトジュースを加えてからひと煮立ちさせて塩こしょうで味を調えれば完成です。
野菜たっぷりのサラダ
野菜には摂り過ぎというものはなかなかないもの。たっぷり摂取して健康になりましょう。
揚げ物
手づかみで食べるサンドイッチの横にフライドポテトがあるとついつい手が伸びてしまいます。片手でつまめて食べやすく、美味しいので人気があるのもうなずけます。その他にも唐揚げなどもあっさりしたサンドイッチにはよく合います。
サンドイッチの盛り付け
献立を考えたらサンドイッチと組み合わせて献立に合わせて盛り付けしてみましょう。乗せ方やお皿によって雰囲気が変わります。いろいろと試して楽しんでみてください。
サラダと
カラフルでたっぷりなサラダとの組み合わせで野菜不足解消です。緑や赤が入るサラダは見た目にも華やかで食欲をそそります。
ワンプレートで
カッティングボードの上にスープとサラダを乗せるだけで一気におしゃれになります。ワンプレートにぎっしりの野菜とスープを盛り付け。その他にもお好きな献立を乗せて彩りましょう。これだけたくさん食べてもほとんど野菜なので罪悪感はありません。
サンドイッチボックスに入れて
使い捨てのボックスに入れれば、カフェのテイクアウトの様になります。お弁当やピクニック、持ち寄りのパーティーなどにおすすめです。切り方もひと工夫するとおしゃれです。
食パンで作るサンドイッチはアレンジ無限!
いかかでしたでしょうか?食材やソースの作り方から挟む順番、切り方や献立まで紹介しました。アレンジは無限大です。食パンの何枚切りを使うかで食材の量も献立も変わってきます。時にはこだわりの食パンを用意して、ぜひいろいろな種類を作ってサンドイッチの奥深さを味わってみてください。